━━小説『MINECRAFT はじまりの島』より
正直カルバノクで絡ませるネタが思いつきづらいんですよね。
カルバノクのメインテーマの「正義」はクラフターにとって「知らん?美味しいの?」なので。
「あの‥‥先生、聞きたいことが‥‥‥。」
公園の入り口付近で生活安全局のキリノとフブキの2名が問いかけて来る。
「SRTのスナイパー排除までは無線で聞いたから分かるよー。でもさ━━」
RABBIT一同「「「「‥‥‥。」」」」(全員気絶)
「「他3名の倒し方だけ雑すぎない!」」
<スティーブ>そうか?
前回の話でミユを倒したスティーブ。
ここからボコボコタイムが始まるのかと思いきや、いつのまにか倒れていた。
その理由は数分前に遡る‥‥‥
遡る事数分前、ミユを倒したスティーブはミユが落としたドロップを確認していた。
『狙撃銃』に『弾薬』、『通信機』まで。
この狙撃銃を使いたかったスティーブだが、さすがに子供の物を盗んで使うほど落ちぶれてはいないので今度ガンショップで買おうかと思案中である。
さて、ここで一番興味を引いたのは通信機だ。
右クリックで無線機として使用できるのだが、ついでと言わんばかりに他の仲間がいる座標をインプットしてくれているいい機能を持ったアイテムだ。
<スティーブ>残りの場所はと
<スティーブ>ん???
スティーブは首を傾げた。
あれ?
急に一人の反応が消えた‥‥‥なんで?
~~~
side:ミヤコ
やってしまった。私、月雪ミヤコは後悔している。
慢心していた、油断していた、言っちゃえばそうだ。
公安局の生徒に奇襲をかけて一戦交えるところまでは良かった。
うん、そこまでは良かった。
ただ、戦いに集中しすぎたのがいけなかった。
他の隊員たちは他の持ち場で移動するときは連絡を取り合っていた、そしてこの公園には民間人は現在いなかった。故に、ここにやってくる者は全て敵だ。
そうして、公安局の生徒と共にいた獣人系の…恐らくは協力者だろう何かにめがけて銃弾を放った。
それがいけなかった。
ウギャァー!ウギャァー!ウギャァー!ウギャァー!
ウギャァー!ウギャァー!ウギャァー!
ウギャァー!ウギャァー!ウギャァー!
「!?」
それは命中した瞬間、金色の剣を取り出した。
明らかにこちらに敵意をむき出してきた。
それが1体だけなら良かった。
ブタのような鳴き声と共に四方八方から同じ見た目、金属製の防具を所々身にまとった仮称:豚人間が集まってこっちに向かってきた。
私はそれらに向けて銃弾を放った。
でも、倒しても倒しても数が減らなかった。
数十体の豚人間は私めがけて金の剣を次々と振り翳した。
そここらは覚えていない。
というか思い出したくもない。
1対大多数、数の暴力による集団リンチ、それは私のある意味トラウマになった。
~~~
side:スティーブ
<スティーブ>あ、そっか
思い出した。
あの地点付近、まだゾンビピグリンいたな。
そういや50体近く召喚したっけ。
無謀な挑戦だっただろうなぁ~。
<スティーブ>それじゃ残り2人は、凸るか
~~~
side:サキ&モエ
迂闊だった。
私たちはそう思わざるを得なかった。
まさか、敵が真正面から、それも重武装で。
黒亀組風に言うならカチコミしてくるとは思わなかった。
<スティーブ>たのもー
「は、敵襲!?」
「罠は?何で作動してないの?」
<スティーブ>
「嘘だろ!撤去したら発動するトラップもあったはずだ!」
この時私たちは考えもしなかったが、あの理不尽の権化たるマインクラフターと呼ばれる存在なら無傷で地雷撤去できるなと後から理解してしまった。*1
このままCQCに持ち込もうかと考えていた矢先‥‥‥
パリン
モクモク~~
「「毒ガス!?」」
<スティーブ>せっかくの残留型が。防具貫通できるから良いけど。
あの四角い者は教職者なのかと疑ってしまった。
火炎放射ならゲヘナの温泉開発部の奴が使ってるからまだわかるが、毒ガス攻撃を平然と行ったことには狂気を感じてしまった。
すぐにガスマスクを付けたが、遅かった。というか、無駄だった。
なぜかガスマスクを貫通して毒素が体内に入って行く。
外の世界の技術の進化は恐ろしいものなのだろう。
体内、それも臓器にダメージが入って来る。
こうなれば装備しているアーマープレートもただの重りでしかない。
私たちが意識を失う前に見たのは片手で黒い禍々しい剣を持っていたかと思えば、ハチミツ*2を啜り飲んでいたあの四角い常識外の化け物が居た。
<スティーブ>━━っていうことをした。
「「うわぁ‥‥‥」」
それを聞いた生活安全局の2名は引いていた。
ちなみに横には苦笑いしているカンナとロープで縛っている敵対モブのように睨んでくるウサギたちが居る。
「‥‥‥貴方がシャーレの先生ですか?」
警戒した目でミヤコが分かりきっている質問を投げかけて来る。
<スティーブ>そだね。
と、3文字で答える。
それに対してミヤコは、
ミヤコ「‥‥‥先生。私たちは、あなたのような大人が嫌いです」
<スティーブ>あっそ
サキ「地獄に落ちろ。」
<スティーブ>残念!天国行が確定してるもんでね。*3
モエ「もう二度と会わないだろうね」
<スティーブ>意外とこの世界って狭いんだよね
ミユ「あ、えっと…その‥‥‥」
<スティーブ>無理に言わんくてええよ
ショートコントかなという会話が少しだけ続いた。
<スティーブ>はぁ‥‥‥
「気にする必要はありません。完膚なきまでに負けたことでイライラしているのでしょう。」
<スティーブ>いや、どちらかというと呆れてる
「と言いますと?」
<スティーブ>あんなのが特殊部隊の隊員だということが
まだ1年だからというのもあるだろう。
別にそこまでは良いのだが、また「大人」というワードをチョイスしてくる生徒が出た。
大人=悪人
子供=生徒
クラフターの価値観からしてもこの等式は意味が分からない。
主に
いや、それでも何で大半の生徒とここの大人連中は『成人しているか成人していないか。』という観点でしか見てこないんだろう。
クラフターには成人とかそういう概念はないから正直変な視点だなと思ってしまう。
「この後取り調べどうします?」
<スティーブ>小隊長の分だけやる。
場所は打って変わってヴァルキューレの拘置所。
取調室では今から自身の取り調べが開始されようとしていた。
そのうちの一人である月雪ミヤコは待っていた。
「‥‥‥。」
ガチャ
扉の開く音がした。
担当の尋問官がやってきたようだ、
「(担当官は『狂犬』でしょうk━━)え?」
思わず声に出してしまう。
それもそのはず、目の前には3体のマインクラフターが居た。
1人は先ほどこちらをボコボコにしたスティーブであるが、問題は後2人のクラフターだ。
スティーブとは違う、まるでボディペイントされたような
最初は3人体制で来たことに驚いたミヤコだったがすぐに警戒をする。
そのクラフターたちからはスティーブに引けを取らないぐらいの冒険者としての風貌があった。
そして、そのクラフターは
「初めまして。ぼくはガイだよ。」
「サマーよ、よろしく。」
他のマインクラフターとは違う、所謂転生者と呼ぶにふさわしいマインクラフター『ガイ』がその問いに答え、隣に同じくマインクラフターの『サマー』が続けて自己紹介をした。
町のお薬屋さん
用語・元ネタ解説:
・残留ポーション…スプラッシュポーションにドラゴンブレスを加えることでできるポーションの効果を一定時間投擲した場所に残留させておくポーション。何気にドラゴンブレスの入手が面倒くさくてサバイバルではあまり見かけない。
・ハチミツ入りの瓶…ハチの巣に瓶を使うことで入手できるアイテム。飲むことで毒の状態デバフを解除、食料ゲージを少し回復する。飲むときの音が妙にリアルだったりする。
ガイ&サマーについては次回説明します。
最終編:一部ボスの倒され方
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ホド:TNT爆撃
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ホド:VSウィザー
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グレゴリオ:画面外で討伐
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グレゴリオ:VS寄生虫MOD
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グレゴリオ:まな板MODクラフター勢