━━JAVA版1.8(14w17a)スプラッシュテキストより
「改めまして、連邦生徒会防衛室の不知火カヤと申します。主に行政の安全保障周りの担当をしている者です」
「へぇ」
サマーが手に金のニンジンを持ちながら話半分に相槌を打つ。
不知火カヤ、連邦生徒会の防衛室長、要は役所のお偉いさんである。
スティーブは以前連邦生徒会内の人物を把握するために数度彼女と会ったことがある。
最初見た時の感想としてはピンク髪のアホ毛で平たいという外見からホシノの同族*1かなと思った。
ただ、日々
それもあって、スティーブはカヤに対して好印象を持っていない。
そんなことを思っている内にカヤが日ごろの感謝を述べてきた。
胡散臭すぎる。
ついでと言わんばかりにSRTの解説を始める。
「あなた方は来たばかりですのでご存じないかと思いますが。ここキヴォトスの各学園自治区は基本は連邦生徒会の干渉を然程受けません。そして、各自治区には治安維持を担当する組織があります」
「風紀委員だっけ?」
「はい、ゲヘナの風紀委員がその一例ですね」
ガイからの問いにすぐにカヤが答える。
「D.U.や他の管理されていない自治区はヴァルキューレの管轄に。しかしながら、そこで犯罪を犯した者が他の自治区に逃げ込み、管轄上の問題が起こってしまうことがありました。それを解決するために組織されたのが『SRT特殊学園』」
「なるほど」
「彼女たちは連邦生徒会長によって、犯罪が発生した際には「いつ・どこで・どんなとき」でも、即時の対応が許可されています」
改めて聞くとよくこの時まで廃校にならなかったと思う。
エリート集団だと言っても所詮軍事部以下*2で自主的に動くのが苦手な
今の今まで連邦生徒会長ありきであったため、そういう超法規的なことが許されていたのだろうが、そのトップたる連邦生徒会長が居なくなるとどうなっただろうか?
大抵の奴らは自主的に動くことをせずにただヴァルキューレに編入するという流水のある
自主的に動いたRABBIT小隊とFOX小隊の面々は
状況が状況だったからなのかもしれないが、他にも手段はあったはずだ、とスティーブは思った。
例えば、赤冬の工務部が日々行っているのに近しい『言葉によるデモ』、あまりお勧めではないが連邦生徒会の自分たちだけが繁栄していればいいと思っている上層部に媚びを売る、FOX小隊であれば「ワカモ逮捕」を交渉のカードにして自分たちの有用性を訴えるか脱走した七囚人の逮捕に割り当てるなどをすれば、多少の延命にしかならないかもしれないが、ひとまずのSRT存続を確立することができる。
まぁ我々マインクラフターからすれば「そんなの関係ねぇ!!」で無視して活動するか脅すが。
あのコマンド少女こと連邦生徒会長とSRTは歴史でよく見る独裁者とその独裁者が居なくなった後の滅びゆく都と同じようなものだと思えてくる。
ん、どうしたアロナ?そんな不貞腐れた顔をして?*4
<スティーブ>それで、SRT再開についてはどう思う?
「私としましては連邦生徒会の戦力が戻る点では良いと思いますが、指揮権のトラブルがどうしても起こりますので五分五分ですね。‥‥‥ああ、ですが現状学籍を残すぐらいはできますよ」
<スティーブ>そりゃよかった、それと処分はこっち任せでいいか?
「ええ、もとよりそのつもりでしたので。では、先生━━彼女たちのことをよろしくお願いしますね?」
沼地バイオームの水のように
これに対してスティーブは、
<スティーブ>あいよ
ただ一言、感情を表に出さず3文字の言葉を述べた。
それをチャットで書き終わるとカヤはその場から去っていった。
「随分彼女を毛嫌いしているようだけど何かあったの?」
ガイが尋ねて来る。
ムシャムシャと金のニンジン食べながら。
<スティーブ>内通だよ、カイザーの機械共と
そう、実はスティーブはカヤがカイザーとつるんでいるのは既に知っているのである。
きっかけは数カ月前、
そこからは適当にカイザー系列の幹部を捕まえて拷も…ではなくてOHANASIをしたらまさかのビンゴであった。
やはりカイザーも一枚かんでいたか。
幹部の1人が恐らく上からの指示でカヤとジェネラルが握手している写真を持っていたのでありがたく頂戴している。
知将のような雰囲気のカヤだが普通に相手に弱みを握られているのである。
「あれ?じゃあそれでさっきのカヤって子逮捕できるじゃない、どうしてしないのよ?」
サマーが疑問を投げかけて来る。
確かに状況証拠もその気になれば作れるし、物的証拠も写真以外にもその気になれば用意できるのでやろうと思えばすぐに逮捕できてしまう。
だが‥‥‥
<スティーブ>あいつな━━仕事が出来るんだわ
「「あ‥‥‥。」」
2人は察してしまった。
スティーブからの話では連邦生徒会の大半は碌に仕事をやらずにシャーレや他の部署に投げかけて来る。
しかし、カヤ率いる防衛室はまともに仕事をしているのだ。
もしこのカヤが逮捕されると防衛室は一時崩壊し仕事が出来る状態ではなくなってしまう。
するとそれらの仕事はどうなるだろうか?
そう、シャーレに全て回ってくるのである。
別にマインクラフターは過労死しないから問題はないけど、それはそれで退屈すぎる。
さすがに襲撃やら暗殺やら革命やらを起こして来たら問答無用にマスゴミにリークした上でとっ捕まえるつもりではいるのだが。
ここにきて暇しているマインクラフターを今度こそ雑用として呼ぼうかと考えるスティーブであった。
<スティーブ>そんでもってどう?ここが自分らの居た世界だった?
「いや、違うね」
「違う」
と、スティーブからの質問に答える2人。
「ぼくたちの世界のアメリカ以上に銃社会が過ぎるし、ヘイローなんてものを付けてる人種はいなかったよ」
「ただキヴォトスの外の世界が私たちの居た世界の可能性はまだあるのよね。とはいっても確かめる手段はないけど」
キヴォトスの外の世界があるのはほぼ間違いないと見て良いだろう。
それは恐らくクラフターたちの居る世界とはまた異なっているだろう。
すぐにでも外の世界を確かめたいものだが、なぜか分からないが遠洋の彼方が朧気になっている。
エリトラで突破しようにも不可視の岩盤みたく白い霧状の何かが壁となっていて全く進めなかった。
言い表すなら「まだ語られるべき所ではない。」だろうか。
<スティーブ>はい、釈放。とっとと帰って
「‥‥‥はい?」
「え?処罰は?」
<スティーブ>ちょっと物資没収した
「地味な処分だな‥‥‥って、つまり私たちはSRTに戻れるのか?」
<スティーブ>お前ら自分たちがやったこと分かってんのか?
「「「「‥‥‥?」」」」
<スティーブ>わかれや!!
とりあえずこいつらは釈放してやった。
理由?
野放しにしたら面白いことしそうだから。
それに問題行動を起こしたら防衛室案件で
ていうか、こいつらデモ=正しいこととでも思ってるのか!?
軍事部系クラフターの感性よりもひどいんじゃない、か‥‥いや、そうとも限らないか。
奥の方で2人は「テロって何だっけ?」と首をかしげている。
「公園での作戦成功‥‥‥その功績の分、シャーレが処分を決めることになったということですか?」
<スティーブ>まぁ‥‥そだけど*5
「それで、先生は私たちに何をさせたいのですか?」
<スティーブ>知るか。シャーレの空き部屋使うか?物件ぐらいは紹介してやるよ。
「なんかムカつくけど、とりあえずもう休みたい。もうクタクタだよー‥‥‥。素直に物件を紹介してもらわない?」
「いえ、ここで先生に恩を売るのは得策ではありません」
と、歩いている内にいつのまにか入り口の前まで来ていた。
「てことで、私たちは今まで通りキャンプ生活をしますので」
「次会ったら、敵だからな!」
「というか既に敵じゃない?」
<スティーブ>アッ、ハイソウデスカ*6
ガイ「あれ、大丈夫かなぁ‥‥」
サマー「絶対問題起こす」
<スティーブ>だよなぁ‥‥‥
スタコラさっさと先ほどの公園に戻っていく光景を見ながら3人のクラフターは遠い目をするのだった。
今度から暇しているクラフター呼んで完全監視社会でも作ろうかな。
現段階ではカルバノクをどう終わらせるか迷ってます。
1章は何となく決めてはいるのですが、2章はRTAして後日談風の話を展開するか、ただただスティーブ&ガイ&サマーによるVSFOX小隊をするのかどうしようかなと。
最近筆がのらないなぁ‥‥‥
最終編:一部ボスの倒され方
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ホド:TNT爆撃
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ホド:VSウィザー
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グレゴリオ:画面外で討伐
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グレゴリオ:VS寄生虫MOD
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グレゴリオ:まな板MODクラフター勢