━━小説『MINECRAFT はじまりの島』より
副題「バタフライエフェクトは動けず困っている」
次の日、スティーブはガイたちとは別行動でテクテクと散歩していた。
途中、パトロールしていたキリノと会話をしながら歩いていた。
「あれからというものRABBIT小隊の様子はどうでしょうか?何か大きな要求とをしたり、暴れ出したりなど‥‥‥!」
<スティーブ>アメを与えてるから当分は大丈夫
「そ、そうでしたか…なら良かったです。デモを起こし、ヴァルキューレに対抗する方々でしたので、もしかしたらと思いましたが、杞憂でしたね」
最も最初は胃がないはずのスティーブが胃を痛めるかのような感情を持ったのだが、スティーブは語らない。
「あ、ところで最近この辺りで変な噂があるんですよ。それもあってここのパトロールに来ていたのですが…」
<スティーブ>へー、ちなみに内容は?
「はい。どうやらこの辺で、武装した
<スティーブ>まぁそういう奴らもいるわな
「普通の
<スティーブ>なるほど
クラフターの世界では定住地を持つクラフターもいるが、定住地を持たない放浪生活をするクラフターもいれば、乞食擬きのようなクラフターもいる。
故にマインクラフターは定住地の有無は特に思うところがないのだが、後半の強力な武装が気になった。
スティーブがキリノに尋ねるとそのラインナップの一部を見せてくれた。
見ればその中のほとんどが軍事部が欲しがりそうな最新鋭のいかにも高価な見た目をした銃火器の数々。
クラフターでもない一
考えうることとしては
カヤが第三者を通じて流している線も考えられるのだが、こんなことをした結果の一つとして、あちこちで武装者による暴動が起きて防衛室案件になって自分で自分の首を絞めるというような意味の分からない状況に陥るためありえないと判断した。*1
「もし何かありましたら、ご連絡をお願いします!あ、それと、D.U.の一区画でクラフターが花火を打ち上げている件どうにかしてください!住民から苦情が来てますので!」
<スティーブ>はいよ(RABBIT小隊に依頼で頼んどくか)
返事をするとキリノは再びパトロールに戻っていった。
戻る最中、「財政難の改善の件ありがとうございました。」と言い忘れていたのか言ってきた。
それに対しスティーブは首を下に向けて返事をした。
<スティーブ>(それで、
<スティーブ>(数は3、路地裏入ったら透明化で倒すか)
<スティーブ>━━で、お前らが噂の放浪者団体か?(剣を首筋に当てながら)
「は、はい…殺さないで‥‥‥」
スティーブがしたことは簡単な作業だった。
入り組んだ路地裏に入るとすぐに透明化のポーションを飲み相手に消えたと誤認させる。
それによって注意が散漫していたところに多分死なないだろと普通の鉄の剣で攻撃し、気絶させた。
倒しても気絶するだけなのはやはり不愉快だとスティーブは思った。
その後リードで巻いた状態で今に至るのだが、武装がとても豪華だった。
赤冬の親衛隊が装備するようなレベルのAK-12にセミナーが今度採用予定だったMP7A1、恐らくは拘束手段として用意していたであろうS-315*2などだ。
自分で使うのも良いが、軍事部に渡しておこう。あいつらなら有効活用してくれるはずだ。
そんでもって話し合いをしていくと、こいつらの正体が判明した。
この行商人か行商人のラマのような飾りをしているのがデカルトとかいう奴で、「所確幸」という団体のリーダーだそうだ。
「所有せずとも確かな幸せを探す集い」‥‥‥はっきりと言おう、我々マインクラフターとは相容れない存在だ。
所有せずとも確かな幸せがある?そんなわけがあるか。
だれしも欲は持ってるし、「幸せ」も解釈次第では「もの」になるから矛盾している。
何なら「もし欲なんてものがないなら食欲を始め、物欲、生存欲がないに等しいから生きてる時点でおかしいよね?」などと言ってみたら見事に沈黙している。
それでこの似非カルト集団の話を一応聞くと、どうやら他のクラフターに配布している廃棄弁当は元々こいつらが頂戴していた物だったらしく、勝手に廃棄弁当を盗ったとして怒っているそうだ。
ほらもう矛盾してる「無所確」なクセして人並みの欲求を持ってるじゃないか。
これも指摘しようとしたが、とりあえず話を聞くと今度は「うちらの集団に入ってほしい」だの「焼肉弁当をくれ」だのと要求して来た。
そんな要求に応える気も無いので「NO」と返事をして後始末が面倒なので早速ヴァルキューレに連絡して身柄を引き取ってもらった。
まぁ物資だけは豪華だし、今度軍事部とレイドしよ。*3
RABBIT小隊に攻めさせる?
バカか、こいつらの武装を貰ったRABBIT小隊がまた暴動起こしたら最悪でしょうが。
天気は快晴‥‥‥とはいかなく雨が降っている。
『あー…本日のD.U地区では3年ぶりとなる大雨が観測され降水量は━━』
どこのチャンネルを見ても天気予報と今日の天気に関する話ばかりで、興味深い内容はほとんどない。
他の自治区でも雨が降っているらしいが、ここだけ雷雨並みに雨が降っている。
<スティーブ>そう言えば、ガイたちどうしてるだろ?
ここ2日間はRABBIT小隊の様子を見ているそうなのだが、果たして大丈夫だろうか?
彼らも相当数の修羅場をくぐっているので滅多なことが起きない限りは問題はないだろう。
<スティーブ>行くだけ行くか。
向かうは子ウサギ公園。
待ち受けるのは何だろうか。
「いやーこの拠点最高だねー…雨漏りもしないし、快適だし」
「暖炉、温かい‥‥‥」
「通信機材も持ち込んでおいた甲斐があったな。入れてなかったら今頃ダメになってたぞ」
「先生方にはまたお世話になりました。ありがとうございます」
「どういたしまして」
「これがなかったら今頃ボロボロだったろうね」
やはり問題はなかった。
というかログハウス作っておいて正解だった。
あのままテント*4だけだと「OWARI」になってた上に、連邦生徒会と机上の対決する羽目*5になりそうだったからよかった。
聞き耳を立てたところガイとサマーの冒険談を語っているようなのだが、全員喜怒哀楽の表情の変化が激しい。
「あ、来てたんだスティーブ」
<スティーブ>様子見だけど、問題ないな
「ええ、大雨は凌げるわよ。あ、凌げるで思い出したけど確かその村で襲撃が━━」
会話ははずんでいるようなので、これ以上いるのは邪魔だと思ったスティーブはそのまま戻っていった。
戻る最中にアロナから話しかけられる。
『良かったのですか?彼女たちと一緒に居なくて?』
<スティーブ>いいんだ、
『そう、ですか‥‥‥』
最後にアロナが何を思ったのかはスティーブは分からない。
RABBIT小隊にとってはスティーブよりももっと
故に、スティーブがこの第1幕ですることは裏方でテキパキとフラグを処理する作業だ。
先生として教えを導くのではない。
なおこの後、雨が鬱陶しすぎたため、スティーブがへロブラインを呼び出してウェザーコマンドで天候を晴れに操作したことでD.U.地区の住人が「また、やったのか。」*6と呆れていたのはここだけの話である。
デカルト「あれ私の出番は?」
<スティーブ>書くのめんどくさいから消えて
デカルト「‥‥‥。」
大雨「げへへ‥‥‥RABBIT小隊のメンタルを折ってやる!」
<スティーブ>大雨なんかに我々の建築が負けねーよ。
大雨「‥‥‥。」
という流れを1話に圧縮しました。
ここでバタフライエフェクトが起きなかったのは、「スティーブ(主人公)がデカルトたちと出会った。」、「大雨が降った。」ということが重要ですので、この2つが起きれば原作とは違う結末だろうが、「おおよそ原作通りに動いた」とキヴォトスが認識したことでバタフライエフェクトは起きませんでした(ご都合主義)。
用語解説:
行商人…エメラルドで様々なバイオーム関連のアイテムを交易してくれる、デスポーンするタイプの村人。敵モブに襲われそうになったら透明化ポーションを飲んだり牛乳を飲んだりするぐらい賢い。
行商人のラマ…行商人がスポーンするときについて来る装飾のなされたラマ。リードで引き繋がれているのでクラフターたちは取引よりもリードと革を入手するためのMobとしか見てない、本来とは違う用途で使われている綾麗奈Mob。
それと、よければ感想なりブックマークをつけるなり、捜索掲示板で紹介してくれるなどしてくれたら幸いです(強欲)。
最終編:一部ボスの倒され方
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ホド:TNT爆撃
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ホド:VSウィザー
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グレゴリオ:画面外で討伐
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グレゴリオ:VS寄生虫MOD
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グレゴリオ:まな板MODクラフター勢