━━小説『MINECRAFT さいはての村』(イギリスのロックバンドビートルズのメンバーの呼び名)より
ほぼオリ主化してるスティーブですが、どうしたらスティーブもといマインクラフターらしくなりますかね?
ジェネラルがカッコイイことをしている時間から少し遡る。
スティーブは子ウサギ公園へと赴いていた。
今からやることには人手が居るが、その中でも重役をRABBIT小隊にしてほしいからだ。
「‥‥‥それで、作戦内容としてはカイザーのデータセンターに侵入した後、書類の撮影がメインで、」
「
<スティーブ>yes、もちろんサブ目標の方も報酬は出すよ
「しかし、よろしいのでしょうか?書類の撮影はカイザーが悪だくみをしている証拠になるので分かりますが、後者は直接出せばよいのでは?」
<スティーブ>んー、これは
「そうですか…」
さて、ここで少しおかしいことに気づいた読者もいるだろう。
今言った作戦はRABBIT小隊を使うために言った表向きの依頼内容である。
では、裏側は?というと、サブ目標がメインである。
カイザーの方のリベートの書類も形式は同じであると思われるため、ヴァルキューレにあった書類をコピーした物に「武器の売買(癒着の証拠)」ではなく「無償の善意の支援(ただの寄付)」と名目を変えることであら不思議、ヴァルキューレは厳正中立な組織というレッテルのままである。
しかもこれはカイザー側は無償で警察に寄付したことになるので、バレたらバレたで一部の層から賞賛を受けれるため変更に気づいたところで世間の風当たりが良くなっているから「これは嘘だ!」と言うことはほぼほぼありえないだろう。
「[チームチャット]正直スティーブの作戦はぼくは好印象を抱かないけど、仕方ないと言い聞かせるべきなのかな?」
「[チームチャット]そうね、実際言ってないだけで本当のことを言ってるのだから。」
一方、本当の作戦内容を知っている、チームチャットをしていたガイとサマーは微妙な表情をしていた。
本当の作戦内容を伝えずRABBIT小隊の正義感を利用しているスティーブに好印象は抱いていない。
しかし、言ってることは本当であり、ヴァルキューレの生徒を思った作戦でもあるので何とも言えない複雑な心境をしていた。
こればっかりは呑んでくれ、とスティーブに頭を下げられているので協力する気ではある。
RABBIT小隊は屋内に入り依頼内容から作戦目標を立てようとしている。
「みなさん、まず初めに
ミヤコの声と共に他3名が頷く。
これはガイとサマーから得た教訓をもとに動くやり方だ。
そのまま計画書をトウヒでできたテーブルに置く。
「計画としまして、先生方がアリウスの部隊と共にデータセンターに行くのと同時に、私たちはそのアリウスに変装してそのまま侵入します。」
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「侵入後、指定された場所に辿り着き次第書類の撮影をすることをメイン目標とします。」
「待て、その移動の最中は隠密で行動するが、バレた際の動きはどうする?」
「た、確かに‥‥‥。その辺はどうするの?」
計画書に書かれていないことをサキが指摘し、ミユが肯定する。
こうした指摘も作戦を立てる上で重要だ。
「なるほど‥‥‥それでしたらサイレンサーを付けた
すみません先生方、もしよければ先ほど述べた2点を借りることは出来ますでしょうか?」
<スティーブ>ok、スタンガンを3丁、カードリッジ6個ならあげれる
「ありがとうございます。では準備物として以降後述する
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「話を続けます。メイン目標を達成次第私たちは撤退又はサブ目標に移ることとなりますが、ここで
スティーブ先生に質問です、この作戦下でのサブ目標の
<スティーブ>状況にもよるけど、7割方やってほしい。それとあくまで最優先順位は メイン目標>サブ目標≧撤退 と考えてほしいかも*1
「付け足しだけど、撤退手段としてエンダーパールを支給できるわ」
「分かりました。ではサブ目標も優先的にやるとして、後は臨機応変に対応することにします」
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「最後に、この2点が成功次第私たちはその「エンダーパール」による撤退の他に「そのままアリウスに紛れ込む」、「屋上からヘリに乗り込む」等の3つのパターンでこれも適宜状況に合わせて選ぶとします。
質問がないなら次に進みますがいかがですか?」
一同は特に返事をせず、納得した顔で見ている。
「分かりました、次に
まず━━」
時刻 01:36
場所 カイザーデータセンター前
<スティーブ>ドーモ、シャーレです。捜査しに来ました
「邪魔をするなら帰れ‥‥というのが百鬼夜行式の返し方だが、まあいい、初めましてスティーブ教諭*2、私はカイザーコーポレーションの幹部兼SOFの上級士官であるジェネラルだ、以後お見知りおきを」
<スティーブ>こちらこそ。で、そろそろ始めて良いかな?
「ああ、捜査のことか。それなら構わんよ。
ただし、メインサーバーのある8階と13階の資料室はやめてくれ。
そこを見る場合は越権行為として対処する」
敬語染みた口調でジェネラルはスティーブたちを迎える。
それに対して生徒を連れたスティーブたちがぞろぞろと入って行く。
「(武装はカスタムのスコーピオンとSIG系列のAR‥‥アリウスの部隊か。チッ、シャーレめ、厄介な駒を使ってくれる)」
内心ジェネラルは舌打ちした。
今現在配置しているSOFの隊員は正面切っての制圧を主に行う部隊だ。
ダーティー寄りのゲリラ戦を行うアリウスとは相性が悪い。
幸いにもあくまで捜査だからなのか"偵察兵"仕様の武装をしている者しかいないので正面からやり合って勝てる見込みはある、とジェネラルは判断する。
<スティーブ>(RABBIT小隊にアリウスの武装も渡しておいて正解だった。余計怪しまれてたな)
一方のスティーブは内心冷や汗をかいていた。
アリスクと強襲部隊がベッドウォーズ体験をしているから、偵察・隠密寄りの行動をとれる面々をスバルに紹介してもらって正解だった。*3
前者だとより一層警戒されていたであろう。
ちょっとお金を出してお高い変装キットをRABBIT小隊に使わせたが、必要経費だったと考えておこう。
ジェネラルに言われるがままに19階の社長室的な場所に連れて行かれ、他のアリウスの部隊の皆は捜査を開始した。
「さてスティーブ教諭よ、今回の処理の不備の件について話し合おうじゃないか」
<スティーブ>構いませんよ
「(ここで先生は足止めさせてもらう!)」
<スティーブ>(足止めだな)
ジェネラルの目的はスティーブの足止めである。
アリウスの部隊共は最悪部下に任せればいい。
指揮官を持たない兵士は動きが遅くなる。
スティーブの目的は書類の一部偽造である。
カイザーが有利でヴァルキューレが不利のものから両者をwin-winの関係にするための改ざんである。
そして、こちらも
つまるところ、お互いに指揮者の居ない駒による勝負である。
━━本当にそうだろうか?
時刻 01:45
場所 3階 監視室
「ガッ‥‥‥!」バタンッ!
「うぅ‥‥‥」バタンッ!
モニターから流れる映像を機械の目を見開いて監視をしていたSOFの隊員が気絶する。
そこにはアリウスの斥候が居た。
「こちらβ、監視室を占拠完了。これより映像の改ざんに入る」
『分かったわ。やっちゃって!』
「えーっと、確かこのミレニアム製のUSBをここに挿入っと‥‥‥」
瞬間、モニターが揺れたが、すぐにおさまった。
そして、モニターの一部は同じ映像が流され続け始めた。
「改ざん完了。」
『それじゃあそのまま撤退するときに一緒に去って」
『[チームチャット]第1段階完了したわ、他2人』
時刻 01:47
場所 コンクリートビル*4屋上
『[チームチャット]第1段階完了したわ、他2人』
「[チームチャット]聞こえたよ、サマー。こっちも指示するね」
「連絡お願いね、モエ」
「了解~、あー…みんな作戦開始ね。現状イレギュラーは無いよ」
時刻 01:48
場所 13階 階段前
side:ミヤコ
『あー…みんな作戦開始ね』
モエからの連絡を私は受け取ります。
第1段階完了の合図と次の作戦開始の合図です。
『現状イレギュラーは無いよ』
幸いにもイレギュラーは起こっていない。
不確定要素があったら誰だって困るものだとミヤコは思う。
予め熱源反応で出た瞬間エネミーがいないことを確認済みであるので、そのまま扉を開けて廊下に入ります。
そして近くにあった空室に入ります。
「エリア確保。モエ、この階に居るエネミーの数は?」
『えっと、12階と14階にいるアリウスの部隊による探知だと計8人。ツーマンセルで3組、単独で2人』
となると最高でも2人はスタンガンなしで制圧をしなければならないですね。
おおよその位置はスマホに随時流れて来るのでそこから考慮しうると、
「部屋を出てすぐの角にいる一人は排除しましょう」
早やを出て足音を悟られずに曲がり角手前に待機。
幸いにも相手は後ろを向いています。
「(サキ、お願いします)」
「(分かった)」
ハンドサインでサキに指示を出し、エネミーを気絶させます。
後7人。
そのまま気絶したエネミーを近くにあった大型ロッカーにしまいます。*5
メイン目標の地点まであと10m。
待ち構えるは2人組です。
「ここ最近警備ばっかだよな、俺たち」
「ああ、慈愛の怪盗の予告会場の警備が次の任務だろ。困ったもんだぜ」
日常会話をしているようで警戒心は薄いです。
しかし片方だけを倒すともうあた方が通報するので、同時に倒す必要があります。
「(ミユ、3カウントで仕留めます)」
「(りょ、了解)」
2人ともスタンガンを構えの姿勢を取る。
そして照準を定める。
「3…2…1…
撃たれたエネミーは体を痙攣させながら倒れました。
さすがはミユ、悪天候下で1km以上の狙撃を成功させた逸材ですので射撃が上手いです。
今度はリネンワゴン*6に2人を収納します。
そうしたらいつのまにか資料室に辿り着いていました。
「トラップは‥‥なし。2人とも写真撮影と共に内部の敵の排除を」
データによると広い資料室には2人組と単独の3名が巡回しています。
スタンガンのカードリッジの装填を終え、先にエネミーの排除に動きます。
「(前方に敵、排除します)」
パチッ
「3…2…1…今だ!」
パチッ
パチッ
所詮カイザーは機械兵士です。
電撃にはめっぽう弱いですので、楽々気絶させて毎度の如く大き目の機械的なロッカーに収納しました。
前に面白半分で購入したFPSとステルス系のゲームもたまには役立つものです。
パシャッ
パシャッ
「書類の設置完了」
言っている内に作業が全て終わりました。
ところでこの資料、中身は見てませんが内容は何だったのでしょうか?
依頼人とのやり取りで中身は見せられないと言ってましたが。
まぁ見るのは止めておきましょう。どこかの偉い人が「好奇心は猫を殺す」などど言ってましたから。
資料室から抜け出した後は残りのエネミーが進路を邪魔していたので、持っていた閃光弾でやろうかと思いましたが、これは隠密任務。
そういうことなので、前に2年の先輩方が使っていたお手軽な陽動をやります。
ピンッ! カラン
「何だ?」
「空薬莢か、他の隊員が落としたものか。」
空薬莢を投げることで注意をそらすやり方です。
この隙に階段前まで突破、目標はメイン・サブ共に達成です。
「こちらR-1*7、作業を終えました。次の指示を」
時刻 01:55
場所 コンクリートビル屋上
『こちらR-1、作業を終えました。次の指示を』
「聞こえたよR-1、他の様子を見てる感じ誰も怪しんでないからそのまま下階のγと合流して先生の話が終わり次第撤退して」
『分かりました。通信切りますオーバー』
「聞こえた、ガイ先生?目標達成ね」
「聞こえたよ。達成したんだね、良かった」
感極まっていたガイだが次の行動はすぐに起こした。
「[チームチャット]目標達成したよ、後は"仕上げ"お願い、サマー」
時刻 01:56
場所 子ウサギ公園
side:サマー(3人称寄り)
「OK、じゃあ上階の部隊は作業を開始しておいて」
『了解しました』
「‥‥‥ふぅ、とりあえず何とかなったわ」
サマーは疲れたようにダークオークの階段に座り込んだ。
RABBIT小隊の子たちには申し訳ないけど、書類の内容は見せれない。
故にコピーした物もファイリングしている状態でかつ見れないように細工がなされていた。
さて、そんなあからさまに違和感のある書類をどうやって違和感のない形にするかというと上階に居たアリウスの子たちが要となる。
件の書類が資料室の隣の印刷室に置かれているのはスティーブが脅し半分で作った内通者が教えてくれていた。
なので、ファイルから取り出した資料を再度回収後、件の書類を奪取し置き換えてもらう。
2度手間のかかる面倒な作戦だが、今のRABBIT小隊の子たちにはある程度経験値は稼いでもらいたいし、こんな「汚い作戦」の全貌を知ってほしくないのだ。
あの子たちのような眩しい正義は今後必要となる。ここで変に迷ってほしくは無いのだ。
当初の作戦はRABBIT小隊に作戦成功後全貌を教えるとスティーブは言った。
しかし、ガイとサマーは「今は早い」と反対した。
それに渋々肯定したスティーブ、お前人の心ないのかと思ってしまうレベルのクラフターである。
『作業終わりました』
「ああ、うん、ありがとう。後はスティーブの話し合いだけね」
時刻 01:57
場所 19階 VIPルーム
「━━以上のやり方なら前者のアフターケアが出来ていると思うのだがどうだろうか?」
<スティーブ>問題ないですよ。それなら連邦生徒会も何も言わないでしょうし
スティーブはある意味疲れていた。
相手が舌戦の強い指揮官であり長時間相槌を打つ作業だ、疲れるのも無理もないだろう。
しかも内容は土地と言うクラフターにとってほぼ無縁の内容である。
それが小難しい言葉による敬語の会話ならなおさらだ。
「[チームチャット]終わったわ、スティーブ、目標達成よ」
[チームチャット]<スティーブ>了解、話も良いとこだし切り上げる
<スティーブ>しっかりと改善策が出されていたので、私がこれ以上捜査する義務がありません。ですので、これにて私は引き上げましょう。
「おや、意外だな。てっきりまだ1時間ほど話を付けると思っていたのだが‥‥‥分かった。周囲の隊員にも話し合いは終わりだと告げておこう。
ああ、それと今度個人的にチェスを一局どうだろうか?」
<スティーブ>Okです。電話番号はこの紙に書いてますので
<スティーブ>(勝った‥‥‥!)
「(負けたな、これは。ある意味いい勝負だった)」
そうしてお互い部屋を退出した。
部屋には先ほどまで
時刻 02:00
場所 子ウサギ公園前
「‥‥‥作戦を終了します、お疲れ様でした」
「無事でよかった。お疲れ様、みんな」
カモフラージュ
わーいぴかぴか!
少し解説:
今回の作戦についてですが、スティーブにとっては正直どうでもいい&カイザーに少し嫌がらせ出来たらいいな程度で、ガイとサマーはRABBIT小隊に経験値を与えたいということでここまで回りくどい作戦になりました。
ちなみに、メタ的な話でこんな手間の回る作戦が実行されたのかと言うと、「バタフライエフェクトを発生させない」、「ジェネラルとある程度関係を持っておく」、「ネタ切れ」の3点があります。まぁ、最終編は頑張って面白くするつもりですので。
用語解説:
チームチャット…チームコマンドを使用することでチームメイトだけと会話できるチャット。サーバーでもよく使われる。チャットは距離時間関係なく会話できるので、事実上マインクラフターは電池の要らないトランシーバーを持ってるのと同義。今回はチームチャットのチームメイト同士しか見れない点を悪用した作戦。なので、ジェネラルが足止めしようがしまいがスティーブも遠隔で指示を飛ばせる。
コンクリート…コンクリートパウダーを見ずに隣接させることでできるブロック。全16色のバリエーションがあり、建築によく用いられる。
最終編:一部ボスの倒され方
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ホド:TNT爆撃
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ホド:VSウィザー
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グレゴリオ:画面外で討伐
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グレゴリオ:VS寄生虫MOD
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グレゴリオ:まな板MODクラフター勢