━━小説『MINECRAFT つながりの山』より(□に入るの言葉が知りたいのでしたらこの本を買ってみて下さい)
よければこちらも見て行ってください.
hitmanと他作品とのクロス短編集です(目標:赤バー(要は評価付けて下さい)):
https://syosetu.org/novel/402130/
後日、子ウサギ公園にやって来たスティーブ。
そこでは会話が行われていた。
「‥‥‥朝のニュース、凄いですね」
「う、うん。朝からクロノスを中心に報道が‥‥‥。
も、もしリーク元がバレて襲撃しに来たら、どうすれば‥‥‥?」
「別に関係ない。私たちはやるべきことをやっただけだ。
そうだよな、サマー先生」
「ええ、そうね。写真を加工したうえで、匿名にしたからまずバレることは無いわ」
シッテムの箱でライブニュースを見ると、そこにはこう書かれていた、
『恐るべき手口! カイザー悪質商法!!』
あの後、撮った写真の中にカイザーの過去の違法な取引の資料が映っていたのがあり、それに気づいたスティーブは「せっかくだから、カイザーに痛い目合わせておこう」ということで細工をしたうえでリークをした。
多分カイザー側にはバレるだろうけど、証拠を作ってないから訴えられないし、"本来の目的"のカモフラージュにもなるのでやるだけ損はなかった。
トークのメッセージでジェネラルから「やりやがったな(意訳)」と送られてきたときは煽り返えそうかと思ったが、チェスをやりたいのでいい感じの返しをしておいた。
どこぞの理事とは違ってそこまで外道でもないし公私を分けている優秀な指揮官だ、面白い奴である。*1
「にしても対応が速い。まぁカイザーだからと言えばそれだけだけど」
「トカゲの尻尾切りだね」
モエの言葉にガイが補足する。
そうえいばガイとサマーはしばらくは子ウサギ公園にまた新しいログハウスを建てて一緒に過ごすみたいだ。
今後は賑やかになるのかな。
<スティーブ>ついでにカイザーの再開発も規模が縮小したしありがたいと言えばありがたいね
「よくあの状況からその結果を持っていけましたよね」
<スティーブ>まーじで大変だった
ミヤコが感心気味なのも無理もない。
本来の理想としては再開発は中止してもらいたかったのだが、ジェネラルが粘りに粘ってスティーブとの本気の
まあ何度も言うが本来の目的は達成したのでそこまで期待はしていなかったが。
「ともかく、作戦が成功したことでSRTの名前も少し回復しましたので今回の成果は大いにあったと思います。」
ミヤコはそう締めくくった。
正義と言うものは解釈の難しい概念である。
しかし、彼女の中の「正義」は聖火の如く燃えている。
連邦生徒会の本部ビルの防衛室長室。
不知火カヤは内心舌打ちをしていた。
「‥‥‥やはり面倒なことになりましたか。しばらくはカイザーとの接触は控えるべきですね」
机の上に置かれた資料を見る。
そこには今回の事件の3分の1ほどの全貌が載っていた。
「相変わらず、私は人にも幸運の女神にも微笑まれたことはありませんねぇ‥‥‥。
そう思いませんか、ユキノさん」
「‥‥‥それは前にも‥‥いや、後者は初耳だな」
影から狐耳のセーラー服を着た少女たちが集まって来る。
暗躍する部隊と言えば良いのだろうか。
「恐らくカイザーとのつながりはまだ怪しまれている程度。これなら計画の日時をずらせば支障は無さそうですね」
「相変わらずね、信じられる仲間を増やすこともしたらどう?」
「そうですね‥‥‥ああ、それで、あなた方『FOX小隊』から見た先生の評価はどうでしょうか?」
カヤからの問いにユキノは少し苦い顔をしながら答えた。
「単純な戦闘で言えば遠距離戦はこちらが、中・近距離戦はあちらに分があるな。
それに加え周囲の探知能力が異常だ、まるで他視点から見ている*2ようなレベルでだ」
「それほどまでですか‥‥‥」
「私もユキノちゃんと同意見かな。しかもあの先生は遠距離のカバーとしてアリウスを用意できるのが厄介かな」
「そう、それもある。」とカヤは内心思った。
シャーレが急成長した要因の一つ、「アリウス全吸収」。
トリニティに吸収されるのが良かったのだが、シャーレ、ひいてはマインクラフターに吸収されたため連中が急成長した。
まだ先生がキヴォトスに来てから浅い頃には飛び道具は弓とクロスボウしかなかったのだが、アリウスが銃火器の使い方をマインクラフターに徹底的に教えたのか、最近では最新鋭の銃火器を使い始めている者がほとんどだ。
対応に急がれる防衛室の胃が痛い理由の一つだ。
「なるほど、では今度はRABBIT小隊についてはどう思いでしょうか?」
この問いにはユキノは少し渋い顔で答えた。
「私からしたら、未熟ではあるが実績を積んできている辺り成長株だとは思う、だが‥‥」
「だが?」
「今回の一件についてよく分からない。それもあって判断に困っている」
今回の一件、カイザーのリークはほぼ間違いなくRABBIT小隊がシャーレの入れ知恵で行ったものだ。
この情報を取れるタイミングはシャーレの捜査が行われた日なのだが、ここでよく分からない状況が発生する。
ジェネラルより語られたのは、スティーブが率いていたのは訓練されているアリウスの部隊だった。
この件の黒幕は間違いなくシャーレなのだが、ここで疑問が生まれる。
なぜアリウスではなくRABBIT小隊がリークしたのか。
訓練が未完了のRABBIT小隊よりも訓練の終わっているアリウスの部隊の方が情報入手の成功率が高く偽装したリークができやすい。なのに、RABBIT小隊が情報をリークしていた。
これはRABBIT小隊がアリウスに紛れていただけ or RABBIT小隊経由でリークさせて手柄を上げさせるということで説明が出来るのだが、そうすると今度は「なぜRABBIT小隊を変装させる必要がある」という疑問が生まれる。
シャーレの権限には生徒を一時的にシャーレの生徒として同行させる権限がある。
そのためRABBIT小隊がそのまま居たとしても何ら違和感がないはずなのに、ジェネラル曰く「アリウスしかいなかった。」と。
ハッキリ言って手間がかかりすぎているし、何の目的があったのかがあやふやすぎる。
「単にあの子たちに実績を積ませたいのかとも考えたけど、いくら何でも手間がかかりすぎてるでしょ?」
「素人が立てた作戦だとしてもここまでやって得られたものと釣り合っていないんだよね」
クルミとオトギがお手上げな様子で話している。
まぁ実のところ、ここまで手間をかけるのは「正義心」と「手柄」という単純な理由なのだが。
「まさか、監視しようにも全場所にクラフターが配置されてたのは予想外だったよ」
そう、FOX小隊は現場で情報収集が出来なかった。
良い感じに見れるスポットは軒並みスティーブ率いる冒険者系のクラフターが常に警戒態勢でいたので得られたのは雀の涙ほどの情報量だった。
故にFOX小隊は自分たちのはるか先に位置するマインクラフターと呼ばれる存在に「どうすれば勝てるのか?」と策をめぐらせていた。
「(今更引き返せるわけが無い。全ては、SRTの復活のために━━。)」
心の中でユキノは自分に言い聞かせるように呟く。
過去の栄光に縋りつきたい狐は赤黒い炎を宿していた。
side:スティーブ
シャーレで過ごしてかなり時間が立ったと思う。
今思えば濃い出来事ばかりで面白いことが沢山あったと、ここに来て良かったと思っている。
『何かを失ってもそれでも前へと進んだ物語』から始まり、『旅を始めた勇者の友情物語』、『疑心暗鬼・破局から希望・ハッピーエンドへとつながるはずだった介入者により筋道が変わった証明』と次の物語は『正義の在り方の追及』だろうか、もちろん書いていない物語も沢山あった。
今から語るのもその一つである。
ある日のスティーブはシャーレの地下室にあったチェスト擬きの整理の最中、ふと引き出しの中に紙が挟まっていることに気が付いた。
<スティーブ>手紙?
いつかの大乱闘に招待するような手紙の表と裏を見る。
差出人は不明だ、というよりもここに置かれてる以上、誰かが個人的に連邦生徒会の誰かに直接渡そうとしていたのだろう。
ともかく封を開けてみよう。もしかしたら差出人も送り先も分かるかも知れない。
<スティーブ>何々、「リンちゃんへ」 行政官あての手紙で、差出人は親しい口調の辺りコマンド少女*3か?
さらにスティーブはここから内容を閲覧していった。
閲覧し、閲覧し、閲覧し‥‥‥
<スティーブ>‥‥‥
そして、手紙の
<スティーブ>ふざけるなよ、馬鹿野郎
・
・
・
・
<スティーブ>人の心を理解しろや
兎と正義*4
最後の手紙のやつは最終編ラストのあの手紙です。
原作先生と違い脱出マップをしてるスティーブなら手紙ぐらい見つけれるだろと考えました。
内容はカルバノク後半で大雑把に語りますが、恐らく皆さんが思ってる内容だと思います。
明日は短編集を出します。
最終編:一部ボスの倒され方
-
ホド:TNT爆撃
-
ホド:VSウィザー
-
グレゴリオ:画面外で討伐
-
グレゴリオ:VS寄生虫MOD
-
グレゴリオ:まな板MODクラフター勢