あれは四角い先生? 【現在1年間休載中】   作:メタ(ル)

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コンパスはスポーン位置を示します。道に迷わないよう、1つはクラフトしておきましょう!

━━統合版 ロード中メッセージより


赤い空(二度目)と荒らし

赤くなった空を見てスティーブは一言。

 

 

<スティーブ>ファ!?

 

 

思わず変なチャットをしてしまうスティーブ。

せっかく休みだったのにこの緊急事態で厄介ごとに巻き込まれるのが確定しているスティーブは怒っていた。

 

 

<スティーブ>ブラッドムーン状態にしたのはお前か!黒服!!

 

「ククッ‥‥いえ、残念ながら私ではないですよ、スティーブ先生。後、ブラッドムーンなんてものは知りません。」

 

<スティーブ>じゃあコマンド班のミスか?

 

「いいえ。これは『色彩』による人為的な侵攻です」

 

<スティーブ>は?荒らし?ホワリス突破しやがったか

 

 

また、荒らしか、とスティーブは内心ため息をつく。

この前コマンド班にホワリス作成してもらったのに突破して来たと思ったら別角度からだ。

 

 

「『色彩』が到来し━━狼の神がソレと接触したのです。

恐怖…いえ、正しくはテラーですか。その領域へと反転した彼女は、命あるすべてのものをあの世へと導く神「アヌビス」へとなり果て━━自身の本質の赴くままにこそ世界に終焉をもたらすことでしょう」

 

<スティーブ>なるほど、何言ってるのか分からん

 

 

スティーブは首を上に90度傾けた。

ここまで理解できたのは「荒らし」、「アヌビス」だけである。

 

 

<スティーブ>要は「荒らし」が「アヌビス」使ってワールドを壊そうとしてる。これで合ってる?

 

「ええ、かなり省いた言い方にはなると思われますが大体は」

 

 

あの赤い塔も荒らしの一種と考えると、案外クラフターと価値観は変わらない荒らしだと思う。

溶岩の柱の上に水をジャバーして丸石のオブジェ作るやつらと同程度のセンスだ。

黒服曰く「「名もなき神」が‥‥、「反転」‥‥、「秘儀と検証結果が奪われた」‥‥。」などと言っているがスティーブの得意分野はクラフトによる冒険である。神話の研究員ではない。

 

 

<スティーブ>主犯は誰?

 

色彩の嚮導者(プレナパテス)です。恐らく正体は‥‥‥おっとこれ以上語るのは止めておきましょう。

それにしてもこの場でフランシスが居なくて良かったです。彼が居ると後々危うい事態を起こしていたでしょう」

 

<スティーブ>誰それ

 

「ゴルゴンダの別人格ですよ。重大なダメージを負うと別人格に変わる特殊な体質なのが彼です」

 

 

へぇそうなんだ。

今度会ったあの額縁に松明を設置しようかな。

人格が変わって明るくなったりして。

 

 

 

「‥‥‥ところで、あなたはまだ『大人のカード』を使っていないんですね」

 

<スティーブ>これより凄いアイテム*1とか都市伝説*2が居るから使い時がねー

 

「ククッ‥‥‥まぁ使わなくて正解ですよ。1回ほどであれば使ったとしても結末が大きく変わることもありませんし。乱用した場合も‥‥‥もう既に私たちと同類のあなたからすれば効果は無いでしょうね」

 

<スティーブ>そだね、俺ならデメリットを無視できる

 

 

 

それでもこれは"まだ"使うべきではないと直感が言っている。

これを使うとしたら即席でコマンドを打ちこめない状況か、相手になりふり構っていられない時ぐらいだ。

黒服が"一応"色彩やら奪われたボスモブの情報を渡して去っていったのと同時、へロブラインがやって来た。

珍しく疲れている様子である。

 

 

<スティーブ>どした?

 

<へロブライン>アヌビスが予想以上に粘って来た。

 

<へロブライン>無人ヘリ凸させるの狂ってる

 

<スティーブ>マジか!

 

 

へロブラインを疲れさせたあたり、相当実力はある方なのだろう。

ただへロブライン曰く、「戦闘技術より攻撃にクリエ貫通する変なデバフ仕掛けて来るのがキツイ」とのことなので牛乳は持参確定である。

 

 

<スティーブ>アヌビスの正体は?

 

<へロブライン>アビドスのシロコとか言う奴の並行世界Ver、自分がこの世界のシロコとか言ってたけどこちとら都市伝説。相手の記憶を読み取るぐらいする。

 

<へロブライン>ちなむとかなり悲惨な記憶だった。スティーブ、見るか?

 

<スティーブ>後で見る

 

<スティーブ>それよりどうするかこの状況

 

 

まず単独では無理だ。

生徒も使うがそれでも補える人材が欲しい。

幸いにもあのいかにもな荒らし製の塔の一つは作業廚のクラフター連中が居る旧アリウス地区なので今頃解体してくれてるだろう。

連邦生徒会の方は何とかスティーブの名前を使うことで他の学園と協力体制には入ったそうだ。

それならばこちらも同じ手段を取らせてもらおう。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

マインクラフターの集まりどころである広場前。

その目の前にある近代風の建築物である駅の改札入り口にはその場に合わないネザーゲートと看板が置かれていた。

そこではたくさんのマインクラフターたちで埋め尽くされていた。

その理由はこれである。

 

 

 

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これに興味を持ったマインクラフターたちは透き通った世界(?)に入って行った。

マインクラフターと色彩による真っ向勝負が始まる。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

一方こちらは色彩陣営のシロコ(並行世界Ver)。

彼女はと言うと手負いの状態である。

 

 

「あの都市伝説、想像以上に強い‥‥‥」

 

 

ここで休息を取るとともに自身の手駒を再確認した。

 

 

 

「ケセドとホドは前回と同じく手に入った。けど、残り3体は知らない……、少し結果が違った影響でゲマトリアの所持していた物が変わってる?」

 

 

まだヒエロニムスの亜種のような見た目のものとシロ&クロと同じスランピアの道化師は分かった。

しかし、このセトの憤怒とかいうのはどう見てもデカグラマトンのものでもないし、神秘が強大過ぎたが故にアビドス砂漠にすぐに放り捨ててしまった。

が、一応守護者として起動してはいるようなので余計な心配は無用であろう。

 

 

「この世界が変わっているなら先生も‥‥‥。」

 

 

恐らくは違うのだろう、とシロコ*テラーは予想する。

もう既にゲマトリアとは違う遺物が混入している時点であのお人好しなシロコの想う先生ならあんな奴を野放しにしているわけが無い。

ならせめてこの世界が滅ぶ前に会ってみたい。

この世界の先生はどんなモノを持っているのだろうか。

 

 

 

「━━賽は投げられた。

 

 

 

 

 

 

 

進捗達成!

ならば戦うのみ*3

 

 

 

 

 

 

 

*1
コマンドブロック

*2
へロブライン

*3
解放条件:最終章を始める




用語解説:

ホワリス(ホワイトリストまたはセーフリスト)…サーバーでよく使われる単語。安全と確認されたアプリ、Webサイト、メール送信元、IPアドレスなどを事前に登録した一覧表のようなもの。

ブラッドムーン…元ネタはJAVA版にある『Blood Moon MOD』。赤い満月の時に敵が真のハードコアレベルで強化されるイベント。いくつか派生パターンがあり内容も異なることがある。

最終編:一部ボスの倒され方

  • ホド:TNT爆撃
  • ホド:VSウィザー
  • グレゴリオ:画面外で討伐
  • グレゴリオ:VS寄生虫MOD
  • グレゴリオ:まな板MODクラフター勢
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