あれは四角い先生? 【現在1年間休載中】   作:メタ(ル)

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ライフが尽きても無限に復活できますが、死んだあとアイテムは地面に散らばります。急いで元の場所に戻り、大切なアイテムを回収しましょう!


━━統合版 ロード中tipsより





強力な破壊力は無限死者蘇生から

<スティーブ>アリス、ドでかいのを撃ってやれ!

 

アリス「はい! 今の私は無敵です!」

 

 

 

ガキーン!!

ガキーン!!

ガキーン!!

ガキーン!!

 

 

<スティーブ>いいぞー!もっとやれー!

 

 

ガキーン!!

ガキーン!!

ガキーン!!

 

 

 

次々と消費されていく不死のトーテム。

撃っては消費して、撃っては消費しての繰り返しである。

 

こうなった経緯はすごく単純であった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

<スティーブ>アリス砲で壊そう

 

 

それはスティーブのチャットから始まった。

黒服から情報を持ち帰ったスティーブ。

それを元にミレニアムへとやって来たスティーブはすぐにこのチャットをしていた。

 

 

「えーっと…つまり先生はあのレールガンでバリアを壊そうと?」

 

「いや、でもアレはそこまでの威力を誇るものでは‥‥‥」

 

 

 

<スティーブ>名もなき王女の権能

 

「!?」

 

<スティーブ>アリスの持つ箱舟の概念をそのレールガンに取りつける(エンチャントする)

 

 

黒服からの話、そこでスティーブはあることを思いついていた。

どうやらあの巨大要塞型Mobはある箱舟のコピーした存在らしい。

どこかの生物が言っていたことには「コピーが本物に勝てるワケがない」というものがある。逆も然りではあるが。

ならばコピーの存在にはオリジナルの物をぶつければバリアを無視して直接攻撃できるのではないかという仮説を立てた。

しかし絵面だけで考えると船に船を(物理的に)ぶつけるというなんともシュールな光景を想像するだろう。

それに何度も体当たりし続けていたとしてどちらかが倒れるまでに時間切れでキヴォトス崩壊が起こる可能性が高いだろう。

 

なら箱舟だから武装を取り付ける、ということも発想はあったのだが、生憎マインクラフターにはその術がなかった。

ならばどうするかと考えていると、あることをひらめいた。

 

そう言えばこの世界(ワールド)は、『概念』や『神秘』という名のエンチャントを生徒自身が自由に武器に付与できるということをだ。

 

例えば、アルやヒナ。

彼女らの武器に付与されているのは順に『神秘・爆散Ⅱ』と『神秘・拡散Ⅳ』が妥当だろう。

自由に付与できると言っても慣れる必要もあるし、こちらのエンチャントとは違って不可解な点が多い。

また、これは後々の物語で語られる百漣という旧式のライフルも分かりやすい例だろう。

あれに付与されているのは『概念・アンデット特攻Ⅴ』、対(アンデット)に特化された概念だ。

 

と、このようにキヴォトス内では独自のエンチャントを生徒たちが付与していることが多い。

ということはアリスが自分の持っている武器に『概念・箱舟』というエンチャントを付与さるとどうだろうか?

 

 

「つまり先生はアリスに自身の権限を以てバリアを破壊するということであってるかしら? 合理的と言えば合理的だけど、かなり危険よ」

 

「ええ、これには私も同感ですね。まず前提条件としてアリスが<key>を調伏するのが絶対条件です。もし失敗すればあの時と同じようなことが起こります」

 

<スティーブ>そうだ

 

<スティーブ>もちろん解決策はあるよ 強引だけど

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

ある空間にて━━

 

 

 

ピッ ピコッ

 

 

 

ウィーン

 

 

 

<GAME OVER>

 

スライム:どれほどの猛者でも我が政権には敵わない!

 

 

 

 

 

「‥‥‥理解不能。なぜスライムが聖剣を‥‥いえ、漢字も間違えていて‥‥‥エラー、エラー‥‥‥」

 

「頑張ってくださいケイ!これが終わったら今度発売されるミネラルクラフトダンジョンズⅡの予習として初代を一緒にプレイしましょう!」

 

「一体私はどうしてこんなことを‥‥‥」

 

 

この空間はアリスと<key>の共有している脳内空間である。

しかしその場には、

 

 

<スティーブ>次ミネラルクラフト:ストーリーモードをプレイしない?

 

「はい、先代勇者! 確かにそっちもルート分岐がたくさんあって面白いですからね!」

 

 

なぜかスティーブもここに居た。

こうなった理由はいたって単純だった。

<key>の調伏、普通に暴力で脅して調伏するのも良かったのだが、なぜかそれをやったら色々終わってしまいそうな電波を受信したスティーブはへロブラインから聞かされたあるマインクラフターを思い出して説得方面にシフトすることにした。

しかし相手はAI、説得に応じないどころかこちらに敵意をむき出してくる可能性が高いだろう。

ならばAIの機能をバグらせて無理やりに<key>をアリスの制御下に置けばスムーズにことが上手く進むだろうと思い、以前のアリスをバグらせた原因の一つとされるTSCを始めとするク〇ゲーをプレイさせエラーを吐かせ続けることを開始。

ただここで少し予想外だったのは意外にも<key>はシンギュラリティに到達しているらしく、一般人程度の感情を持っていたことだ。

あのkickコマンドによる<key>kick*1の後、どうやらこのAIは自身の存在理由が『鍵』ということでその存在理由に従い今度こそキヴォトスを壊すのかで判断を決めあぐねていたらしい。

 

というわけで作戦を少し修正、アリスもこの空間に入ってもらい続編のTSC2やミネラルクラフトなどの良作を共同でプレイさせて、仲良くなってもらう。

体内時計で1時間半ほど遊ばせ続けて二人の仲が良好になった時にこれからどうするか聞くと、「それでも…」とまだ判断を決めあぐねていたので最終手段に出ることにした。

 

 

<スティーブ>実体化させてツルハシで解体させるかレッドストーンランプで回路バグるかこのまま役割放棄して自由になるかどれがいい?

 

 

ケイ「最後の択でお願いします」(即答)

 

 

<key>にとってかなりのトラウマ…というよりかは苦い思い出であるツルハシやレッドストーンランプで脅しをかけたら一発だった。

まあもうあと一押しだったし、脅さなくても協力してくれそうだったけど。

 

 

さて、そんな感じに<key>を制御下に置いたアリスはスティーブと共に最高高度まで建築されたアビドスにあるビルの屋上まで来ていた。

 

 

<スティーブ>あ、撃つのは良いけどこれ持ってて

 

「これは‥‥?」

 

<スティーブ>手に持っておくと死を無効化できるアイテム

 

<スティーブ>一発撃ったら消費されるから、また落ちてるの拾って再度撃つを繰り返して

 

「なるほど! 高威力の武器を連射する裏技(人力)ですね!」

 

 

アリスに渡されたのはマインクラフターが重宝する『不死のトーテム』。

killコマンド以外であればどんな攻撃を受けてHPがゼロになろうがその場で死なずに復活するというアイテムである。

本来であれば森の洋館や襲撃イベントでやって来るエヴォーカーを何体も討伐しなければ今ある量のトーテムは入手できないのだが、襲撃TT(トラップタワー)不思議な力(バグ技・無限増殖)でたんまり集めていたのである。

 

 

カンカンカンカン!!

 

 

<スティーブ>ついでに無限も付けといた。これで連射できる

 

「おお!これでどんな敵がやって来ても負けることはありませんね!」

 

 

ついでに無限のエンチャントも光の剣に付与しておいた。

あのバカ威力のレールガンを連射できるから相当強くなっただろう。*2

こうして武器の強化をし終え、たくさんのトーテムがドロップしているビルの屋上からアリスは

 

 

「AL-1Sに接続された利用可能なリソースを確保するため、全体検索を実行‥‥‥リソース領域の拡大。リソース名『ウトナピシュティム』の全体リリース━━100マンエクサバイトのデータを確認」

 

「‥‥‥現時刻をもって、プロトコルATRAHASIS稼働。コード名『アトラ・ハシースの箱舟』起動プロセスを開始します」

 

「王女は鍵を手に入れ、箱舟は用意された。」

 

 

名もなき神々の王女、AL-1Sが承認します━━ここに、新たな聖域(サンクトゥム)が舞い降りん━━━━!」

 

 

 

「光よーーー!!!」

 

 

 

ドォォォン!!

 

 

 

ガキーン!!

 

 

 

<スティーブ>はい次!(トーテムを渡す)

 

 

 

二射目、光よーー!

 

 

 

ドォォォン!!

 

 

 

ガキーン!!

 

 

 

<スティーブ>はい次ィ!!

 

 

 

 

ドォォォン!!

ドォォォン!!

ドォォォン!!

 

 

 

ガキーン!!

ガキーン!!

ガキーン!!

 

 

 

 

そうして今の状況に至る。

 

ここまで連射しているとさすがのアリスも毎回光の剣を動かすのも疲れてきたのでたまたま持ってきていた丸石で固定砲台のように固定できる部分を作ってあげた。

おかげで効率も3倍に上がってスムーズに連射できている。

隣で望遠鏡を覗いていたサオリ*3によればあのバリアにヒビが入っているらしい。

後もう少しだ。

 

 

 

「これで、100回目! 以下略の光よーー!!」

 

 

 

 

ドォォォン!!

 

 

 

 

ガキーン!!

 

 

 

パリン

 

 

 

試行すること100回目。

ついにバリアを破壊することに成功した。

 

 

「ついに、やりました。クエスト完了です!」

 

 

これにはアリスもニッコリだ。

意外と硬かった‥‥‥。

 

 

<スティーブ>いよいよ本陣突撃だ

 

<スティーブ>せっかくだしソロで挑ませてもらお

 

 

というように自らをハードモードにしていくスタイルを取ったスティーブ。

どうやら彼は余裕で討伐するらしい。

 

 

 

 

 

次の実績を解除しました

発射はこれで

 

次の実績を解除しました

強力な破壊力

 

 

 

 

 

 

*1
パヴァーヌ2章

*2
後日ミレニアムからクレームの電話が‥‥!

*3
こういう時にアリウスの生徒は役に立つ




用語・元ネタ解説:

・不死のトーテム…森の洋館や襲撃イベントでスポーンするエヴォーカーからドロップするアイテム。オフハンドまたはメインハンドに持っている状態で死ぬと不死のトーテムが発動し死を超える(その場でいくつかのバフ+アイテムが散らばらないで復活する)。クソ強い。



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