あれは四角い先生? 【現在1年間休載中】   作:メタ(ル)

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━━統合版 ロード中tipsより


暇だったので投稿。





総力戦
総力戦:シロ&クロ(なんてものはなかった)


静まり返った廃墟の遊園地。

ここスランピアと呼ばれる廃れた遊園地の一区画をスティーブは綺麗にしようとしていた矢先、突如として声を掛けられた。

 

 

「古来より、全ての感情には原初たる『起源の感情』が存在し、ありとあらゆる感情はそれを複製する形で表れているのだという」

 

「幸福、歓喜、熱望、憤怒‥‥‥いずれも、起源の感情のレプリカだということだ。」

 

 

カシカシと音を立てたヘルメットを2つかけれそうな防具立てが喋って来た。

装備しているのは紺色に染まった革装備だろうか。

 

 

「芸術家として、私はこの考えにインスピレーションを受けた。この感覚が私をどこへ導くのかはまだ分からないが、深く深く、高揚に満ちた‥‥‥」

 

<スティーブ>Who are you?(君は誰?)

 

「‥‥‥おっと、失敬。改めて、お初にお目にかかる、スティーブ先生。こんなみっともない格好で悪いが、出会えて嬉しい。私はそなたの友人ではないが、敵でもない。そしてそなたを助けることも無いが、邪魔をしようというわけでもない。」

 

 

その防具立ては服を整えるかのような動作をして遠回しなことばかり言う。

どうせ、ゲマトリアの構成員なのかなと推察は立てている。

 

 

「私の名は『マエストロ』。ゲマトリアの中ではそう呼ばれている」

 

 

ほーら正解だった。

適当に『バトルクライ』のエモートでもしておこ。

ていうか『マエストロ』か。音楽における作曲家や指揮者、芸術家とかのプロに敬意を表した言い方だったっけ。

 

 

「この閉鎖された遊園地には、かつての多くの人々の幸せが、歓喜が残滓として残っている。そしてそれらの複製(ミメシス)が今、ここに顕現した」

 

「捨てられたドールに、ようやく意味が付与されたのだ。」

 

 

こいつ、まさかと思うが、Mobにエンチャントを付けたのか。

ダンジョンズのMobのように‥‥‥。

 

 

「私はこれらをミメシスと呼称しよう。神秘の別側面として恐怖(テラー)の属性を持った、歓喜のレプリカだ」

 

 

ギシギシとさらにきしんだ音が聞こえる。

ミメシス、エンチャントの名称だろうか。

 

 

「さぁ、スティーブ先生。どうか、喝采の準備を」

 

 

スティーブは『拍手』のエモートをした。

 

 

 

 

SLUMPIA

 

SHIROKURO

 

 

 

シロ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

クロ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

それは目の前に現れた。

 

一つは大きな玉に乗ったネズミを思わせる白よりかは水色の道化師の人形。

 

一つは黒い鳥を従え、自身も黒い羽を持ち魔法の杖のようなものを持つ黒よりかは薄紫色の道化師の人形。

 

今宵、2つのボスバーの付いた人形がスティーブを襲おうとしていた。

が‥‥‥

 

 

<スティーブ>建築部、こいつら邪魔だよね?

 

<Xeec699(建築部)>そうですね。

 

<mackless323(建築部)>右に同じく

 

<スティーブ>だよな。ということでへロブライン

 

シュンッ!<へロブライン>呼んだか?(呼べばすぐにやって来る)

 

「おお…!都市伝説のテクスチャがここまで大きい存在が居るとは‥‥!!」

 

 

どこからともなくやって来た都市伝説ことへロブライン。

とてつもないテクスチャに興奮するマエストロ。

 

 

<スティーブ>こいつら殺って。ドロップアイテムはいらないから譲る

 

<へロブライン>了解した。ということで死ね

 

 

<へロブライン>/kill @e[name=SHIRO]

 

<へロブライン>/kill @e[name=KURO]

 

 

パシッ! パシッ!

 

 

 

シロ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

クロ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

へロブラインがチャットでキルコマンドを放つと、シロとクロは消滅した。

2体が居たところには杖みたいなものとボールみたいなものがドロップアイテムとして落ちていた。

 

 

「‥‥‥。」(´・ω・`)

 

<スティーブ>それじゃ、今回は見逃すからとっとと帰って

 

<スティーブ>建築部、復旧を進めるぞ

 

「‥‥‥。」(´・ω・`)

 

<スティーブ>早く帰れ、防具立て。これ以上居続けるなら破壊するぞ

 

「‥‥‥ああ、とてもお見苦しいところを見せてしまい申し訳ない。だが次こそは至高の芸術をお見せしよう。」

 

 

少し驚いたような防具立てもどきことマエストロはギシギシと音を立てながら闇夜に消えて行った。

 

 

<へロブライン>追跡は必要か?

 

<スティーブ>いや、構わない。特に誰にも被害は出てないし。それと、サンキューな。

 

 

へロブラインにそう感謝を告げ、スティーブたちは再びスランピアの建築を再開するのだった。

哀れ、マエストロ。マインクラフターがここに目を付けたばかりに‥‥‥

 

 

 

 

 




あれ?最終編のボスどうなっちゃうの?って思う方いらっしゃいますよね。
安心してください、黒服はビナーの代わりに地下生活者の遺産(ガチ)を持っていますし、スランピアにはもう1体人形がいるじゃないですか。


ちなみに、シロ&クロが落としたドロップアイテムをマイクラ風に能力などを付けるとこうなる。

シロの大玉…右クリックで使用すると周囲ランダムにボール状の爆弾を複数個落とす。また、シフトしながら右クリックで使用すると巨大なボール状の大玉を正面方向に2個転がし、命中した相手にダメージを与える。

クロの杖…右クリックで使用するとモブを攻撃してくれるカラス(ヴェックスのようなモブ)を召喚する。また、シフトしながら右クリックで使用するとコーヒーカップが3つ正面方向に突撃し、フリスビーのように戻って来る。なお、使用者本人にもコーヒーカップによるダメージが入ってしまうことが時々ある。


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