ブルアカ世界に狂信者を入れてみた   作:カニバルキャンディー

10 / 28
コンラッド 「ノストロモー」


神は男のために、宗教は女のためにある

さて朝です、時刻は朝5時取り合えず手早く玄関前の掃除を終わらせて

朝のトレーニングを開始、昨日は技術面だったので今日は単純なウェイトトレーニング、腕立てとか腹筋とかですね!それらを終わらせ、シャワーを浴びて時計を見ると大体7時

 

「朝ご飯でも作りましょうかね!朝の食事は一日の元気の源!トリニティですし皆さん洋風がいいでしょう!パンとスクランブルエッグにソーセージと行きますか!」

 

 鼻歌を歌いながらキッチンに向かい料理を作っていると運動を終えたと思われるアズサさんがひょこっとこちらを覗いている

苦笑しながら手招きして少し余っているソーセージと一口サイズに切った野菜を渡す

 

「もう少しで朝ごはんなので今はそれで我慢してください、シャワー浴びてきたら皆さんを起こしてくださいね」

「私だけこんな豪華なもの食べていいのだろうか…」

「別に構いませんよ?我々の宗教も食事制限なんてありませんし、アズサさんも恐らく同じ宗派でしょうし」

 

 優しく頭を撫でてついでに頬も撫でる…ぷにぷにで気持ちがいいですね…汗かいても甘い匂いしますし…今度私にもシャンプーとか教えてもらえませんか?

少しだけ恥ずかしそうにしてる顔をもう一度だけ撫でてアズサさんが小走りで逃げていく、子供は可愛いですねぇ…年齢2歳しか変わらないはずなのですが??

 

「そこらへん先生どう思います?私って老けてるように見せますか?」

「"責任感が強いから皆が頼るんじゃないかな?私は可愛い生徒だと思うけど"」

「なんだか上手い事避けられてる気がしますけど…あ、ご飯てきたので先生机に運んでもらってもいいですか?」

 

 わかったよ、の声を聴きながら先生に料理を運んでもらい冷蔵庫から牛乳を取り出しコップに注ぐ

しばらくしたらワイワイと楽しげな喋り声と共に皆さんが食堂に集まり、食事を開始!

私は神に祈り皆さんはいただきますの声…いいですね…私基本上の人間なのであんまりこういう…みんなと集まってご飯食べるが少ないんですよねぇ…

サクラコとかマリーとかならオフでも一緒に遊んだりするんですけど…一般のシスター達には怖がられてるというか恐れ多いと言われるというか…ヒナタは最近図書館の方に行くので付き合いが悪いんですよ!

 

そんな肝心でご飯を食べ終わり9時ぐらい、いよいよ補習授業部の本番です!

 

「お待たせしました、ではそろそろ始めましょうか…では初めに!こちらを見てください!」

 

髪の毛が跳ねてるヒフミさんが音頭を取り、それに続くように皆さんが返事をする。

ヒフミさんが指さす方を見る…なんで黒板見させるんでしょうか?

 

「…今日は補習授業部の合宿!その大切な初日です、私たちは大変な状態で、ともすれば慌ててしまいがちな状況ではありますが……

難しく考える必要はありません!」

 

「一週間後の第二次特別学力試験で合格する!それだけです!」

宣言するヒフミさんを補習部の皆さんが神妙な顔をして頷き次の言葉を待つ。その間に私は合宿が始まる前に作って置いた

テストを皆さんの机の上に配る

 

「今から。模擬試験を行います!これはアン様が作ってくれた特別テスト!何ができて何ができないのか、今どのくらいの立ち位置なのかがこれ一枚ですぐにわかります!」

時間は60分!100点満点中60点を取れば合格の本番と同じ条件、私と先生は試験官の立ち位置、まぁ…プレッシャー与えるぐらいしかできないのですが…

 

「"じゃあ、試験!開始!"」

 

 先生に音頭を取ってもらいテスト開始です!

皆さん頑張れ~と昨日の夜ついでに手作りしておいた小さな旗を振りながら音もなく応援!私には…私にはこれしかできない…!

 

60分経過!模擬試験終了して先生に採点をお願いし…20分ほどして採点が終了。

「では先生、結果発表をお願いします!」

 

「"うん…行くよ、ハナコ6点不合格、アズサ33点不合格、コハル15点不合格、ヒフミ68点合格"」

 

これは酷い…4人中3人が不合格とは…まぁ!初日ですし!最悪詰め込んでテストの時だけ思い出していただければ…

ですが…それでは次のテストにまた落第してしまう…!!

 

「これが私たちの現実です、このままだと、私たちの先に明るい未来はありません…ここからあと1週間!みんなで60点を超えるためには!残り時間を効率的に使っていかなければならないのです!」

「私たち2年生が1年生の勉強を教えます!先生とアン様にはそれの補助をお願いします!」

 

 先生は生徒たちの力で何とかさせたいと言っていましたが…私としては違います!だってここに使える人材が2人も居るんですから使わなきゃ損じゃないですか

確かに自主性を重んじるのはいいですけど…退学がかかっているので正直それどころじゃないですよ…まぁ、本気でわからなかったりもっと深く覚えたいなら来てくださいって言っておきましたけど

 

「なんと!ご褒美も用意してあります!えっと…あった…こちらです!いい成績を出せた方には、この!モモフレンズのグッズをプレゼントしちゃいます!」

 

 ヒフミさんがペロロ様バックから取り出したのは同じ仲間の可愛らしいぬいぐるみの数々…お、あの猫のぬいぐるみ可愛いですね…サクラコにプレゼントしてあげましょうか

私個人としては…正統派の可愛いのが好きなのですが…感性は人それぞれですし…私がずれてるだけかと思いきやアズサさんを除く全員が同じような反応…

 

「か…可愛い…!可愛いが過ぎる…!この目、表情が読めない…何を考えているのか全く分からない…!」

「さすがはアズサちゃん!ペロロ様の可愛さに気が付いてくれたんですね!そうです!そういうところが可愛いんです!」

 

みんなが割と引いてる中ヒフミさんが感極まりながらアズサさんに抱き着き、次々とキャラクターの説明

ハナコさんとコハルさんと顔を見合わせ同時に首を傾げる…ついでにアイコンタクト

 

これが噂のキモ可愛いってやつですか?私が流行りについていけてないんですかね?

 

私はキモいだけだと思います、最近の流行りは拮抗縛りですよ

 

気持ちいい!?何考えてるの!?エッチなのはダメ!

 

ダメですね。アイコンタクトしたけど変なのしか返ってきませんでした

取り合えず嬉しそうなヒフミさんの頭を撫でておいて勉強を始めましょうか…皆さん頑張りますよ!

 

 

────────────────────────────────

その後、夜遅くまで勉強です!

あ、私は晩御飯の準備です…サポートが私の仕事でもありますからね!性が付くものを食べてまた明日からの勉強を頑張ってもらいたいですね

という訳で今日のメニューは濃厚クリームシチューとバケットにサラダ…後どうしましょう…個人的にはあと一品追加したい…アスパラガスの肉巻きとかどうでしょうか?

 

「アン様、みんなで正義実現委員会に行きますので付いてきてくれませんか?」

「え?今ですか?そろそろ晩御飯の時間ですけど…」

「コハルちゃんが間違えて拾得物持ってきちゃったみたいで…」

 

 ヒフミさんが申し訳なさそうにはにかみながら事情を説明してくれる…なるほど…

そういえばコハルさんって拾得物の管理担当でしたっけ?ならそういうこともあるでしょう

 

「構いませんよ?みんなで行きましょうか、私車回しますので先に行っておいてください」

軽くヒフミさんの頭を撫でてトラックのカギを持ちエンジンをかけてみんなが待っているという正門の到着

クラクションを鳴らすと先生が助手席に座り、皆さんが荷台に座る…慣れましたけどこれ本来違法なんですよね

 

「"運転ありがとうね"」

「私結構運転好きなので大丈夫です、さぁ、皆さん出発しますよ~!」

 

 気持ちのいいエンジン音を奏でながら出発!先生と軽い雑談して時間を潰します。

 

 そのまま30分ほど走らせ押収品管理室に到着、先生とコハルさんが押収品管理室に向かう

その間私たちは待機!大人数で行っても邪魔なだけですからね…じゃあなんでみんなできたんだって話ですけど…ほら寂しいじゃないですか!

あ、帰りにコンビニでも寄って軽くお菓子でも買いましょうかいつもはダメですけど偶になら構わないでしょう。

そんなことを荷台に乗ってるみんなと話してると先生たちが手を挙げて帰ってくる

 

「"お待たせ、それじゃあ帰ろうか"」

「あ、コンビニ寄りましょう!飲み物がありませんでしたし」

「"いいね、私もアイス食べたかったんだ"」

 

なんて話をしながら合宿所に帰ります

ちなみに私はピノ、ヒフミさんはスーパーカップ、ハナコさんはガリガリ君、コハルさんは爽、アズサさんはアイスの実

先生はスイカバーでした!性格が出ますね。

 

────────────────────────────────

その日の夜運動も終わりお風呂に入り聖書を写本していると控えめにドアがノックされる

どうぞと声をかけるとそこには…えっと…少し刺激的な格好をしているハナコさんの姿…具体的にはぶかぶかのTシャツ一枚。

私そっちの趣味は完全にありませんよ?

 

「夜分遅くにすみません…少し相談したいことがありまして」

「えっと…構いませんよ?どんな相談でしょうか?ここなら声も外に漏れないでしょうから安心してください」

 

 素早く聖書を片付けてハナコさんの話を聞く態勢に、こういうのは雰囲気も大事ですからね!

もしかしてこの間の私のお話で愚痴か何かを話してくれるようになったりしてくれたのでしょうか!だとしたらとても嬉しい事です!

組織に必要ないとは言いましたけど助けが必要ならば迷いなく我々シスターフッドに入ってもらいましょう!

 

「白洲アズサちゃんは恐らく他の組織と繋がっています、彼女はセイアちゃんしか知りえない言葉を知っていました

そしてVanitas vanitatum…彼女は明らかに宗教的教育を受けている」

「そのことですか、おそらくそうじゃないかって思っていましたよ?そもそも彼女の動きは本当の軍人のそれですし」

 

「ではどうしますか?まだ私たちに害を及ぼしていないですが遅かれ早かれ…」

「どうもしませんよ…過去が何であれ今はトリニティの生徒ですし、そもそも我々の情報を売るなんてトリニティじゃ日常茶飯事ですよ?

私レベルになると好きな食べ物から生理周期まで全部外部に流されてますし」

 

 1年2年の頃は流した人間の指の第一関節とか切り落としてたりキヴォトスの人間がギリギリ死なないレベルの拷問とかやりまくったりしましたけど

全然減らないから諦めたんですよねぇ…拷問道具?シスターフッドの前の組織なんだと思ってるんですか…そもそもキリスト教的に拷問は寧ろ得意分野ですよ?

普通にお嫁にいけない体にわざとして逃がしたりしたんですけど無駄でしたねぇ…

 

「………トリニティのお家芸でしたね…」

「そういうことです、そもそも武力なら先生と私が居ますし何にも心配しないでも大丈夫ですよ?

それよりハナコさんはもう少し真面目にテストを受けてください…」

「受けてますよ?勉強できそうに見えるだけです」

 

一年の頃から知ってる私を前にしてその設定まだ続けますか…まぁいいですけど…

 

────────────────────────────────

 次の日の朝、いつものルーティンを終えて朝ご飯を作る

さて…今日はコーンスープに熟成食パンとスクランブルエッグで行きましょう

後はサラダ、先生と私は少し足りないので追加で茹で卵と果物をカットしておきましょう

 

「それでミカ様はなぜここに居るんですか?」

「先生に会いに来たんだけどね、ちょっとナギちゃんの監視を搔い潜るために早く来ちゃったんだよね、おかげで朝ごはん食べそこねちゃったよ」

「手の込んだものは出せませんよ?」

 

 紅茶とコーンスープに焼いてない食パンを渡す

私個人的にボロボロこぼれるから焼いた食パン嫌いなんですよね…汚いとかじゃなくて片づけるのがめんどくさいですから

 

「え~焼いてないの?まぁいいや」

「だから手の込んだものは無理ですって、それより私には見つかってもいいんですか?私がナギサ様と繋がってるかもしれませんよ?」

「それは無いでしょ、シスターフッドの処刑人が私たちティーパーティーと繋がってる?」

 

 無い無いと紅茶を口をつけながら手を振るミカ様…あってますけど自分たちで言い切るんですか…

どうでもいいですけど、また何かあったら去年みたいに叩き潰せばいいだけですし、そういえばあの時のメンバー誰1人残ってないんでしたっけ?

何かやらかしたら久々に本気でティーパーティー相手に戦いましょうかね

 

「朝ご飯ありがと、じゃあ私先生が来るまでどっかに隠れてるから」

 

 軽く手を振って食堂から出ていくミカ様…フットワーク軽いですねぇ…

まぁいいです、そろそろ起きてくる皆さんの為にご飯を作らねば…!

 

 ふと昨日の晩、部下から受け取った報告書に目を通す、なるほど…試験に落ちたら補習授業部全員を退学ですか…

あのニワトリは何をそんなに焦っているのですか?いくらティーパーティーだと言っても4人を退学させるにはだいぶコストがかかるはずです。

そのまま資料に火をつけて灰をゴミ箱に叩き込む、トリニティの裏切者ですか…

 

え?この学校裏切者だらけじゃないですか?身辺整理してるのシスターフッドくらいですよ?

なんてことを考えていると先生たちが起きてきて慌てて朝食を作るのを再開する

 

なんてことない普通の日常

 

 




反応高評価お待ちしております
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。