ブルアカ世界に狂信者を入れてみた   作:カニバルキャンディー

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ウォルト・ディズニー


逆境の中で咲く花は、この世で最も美しい。

 皆さんが外に出かける気配を感じたのでストーキング中です…

私も誘ってくれてもいいじゃないですか…!なんですか…私が規則の鬼とか言うんですか!

仕方ないじゃないですか!私3年生でシスターフッドの№2ですよ!?それなりに威厳というものが必要で会って…

 

 オフの日は私だって規則とかそこらへん融通利かせますって…正しさだけじゃ人はついてきませんし

今は現代なんですから買い食いとかちょっとのスリル求めて夜の出歩きとか全然許可しますよ??私もたまにしてますし

 

「そんなこんなで私は皆さんの護衛を建物の上からしています…なんで喋ってるかは寂しいからですね!」

 

 来る間に買っておいた午後の紅茶を口に含みほっと一息…なんで私暖かいの買ったんでしょうか?夏なので滅茶苦茶暑いです

なんて考えていたら1kmぐらい先にそこそこ大き目な爆発音と爆風。

あら珍しい、ここじゃ爆発程度日常茶飯事ですがあの規模はなかなかないですね

 

「シスターアイ発動!説明しましょう!単純に神秘で身体能力底上げして視力上げてるだけです!」

 

 手元で聖書を一枚燃やして、身体能力を底上げし、ジーと目を凝らすと美食研究会のクズ共が橋の方で爆発を起こしながら逃げている。

手に持っているものは光り輝くマグロ…確かハナコさんが言っていたゴールドマグロでしょうか?

おそらく食べたいからって盗みに入ったのでしょうね、ゲヘナのクズ共はよくやる手です

もちろんこの後何が起きるかはわかっていますよね?

 

 武装は万全、覚悟も上等、殺意は溢れんばかりに抑え込む

持たれていたフェンスに飛び乗り、悪魔を殺すべく飛び立とうと足に力を入れるが

先生たちの方を見るとハスミと一緒に車に飛び乗り爆発した方向に走り去る

 

「なるほど…エデン条約の関係でシャーレの部として行動してくださいと言ったところですか…そんなの無くても先生は手伝ってくれそうですけど」

 じゃあ私も便乗しますか、個人的に殺意と狂気に、ラベル貼り付けるのは嫌いなのですが…利用できるものはしたいですし。

そのままビルの上を忍者さながら飛び回り補習授業部の後ろをついていく

 

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「接敵!ヒフミとコハルは左右に展開!ハナコは後方で援護を!先生!指示を!」

アズサが叫び先生に指示を仰ぎ、それぞれが銃を構えた美食研究会と補習部の間に銃剣が大量に降り注ぎ壁のように視線を遮るッ!

 

Hey teacher&damn devils(はぁい、先生ととクソ悪魔共)

「”アンも来てたんだね、いつから気が付いてたの?”」

「むろん最初からです、酷くありませんか?こんなに楽しい虐殺なら私も誘ってくださればよかったのに」

 

 頬を吊り上げ楽しそうに先生側の方に飛び降りる

銃剣を袖口から取り出し懐から拳銃を引き抜くと同時に美食研究会からの銃撃により壁になっていた銃剣が砕け散る。

 

それぞれが遮蔽物に隠れる中、アンは堂々と正面に立ち飛んでくる弾丸をぶった切るッ!

 

「我々は神の代理人、神罰の地上代行者、戦闘を開始する」

「あなたが居ると私の役目が無くなるんですけど…」

 

 ハスミがポツリとつぶやいてインペイルメントを構え発砲っ!

まず当然のようにアンが弾丸の雨の中を突っ込みそれにつられアズサも前に出る。

 

「ッ!処刑人相手に正面から分が悪いですね!」

「どォした!この間のリベンジと行こうぜ!!」

 

 ハルナの懐に一気に飛び込む、即座に反応しようとSRを振り回すが数テンポ遅い

銃のストックを右手で掴み取りそのまま左手でショートアッパー、想定していなかったのか面白いように顎にクリーンヒットし顎が跳ね上がる

流れるような動きで掴んでいた銃を離し、右手でがら空きの喉に向かって掌底を叩き込む、呼吸が止まり心肺蘇生の代わりに全力の前蹴りが胸にぶち当たり後ろの藪に突き刺さり気絶。

 

「会長!?」

「ジュンコ!よそ見しちゃダメ!」

 

 イズミが重機関銃で弾幕を張りながら叫ぶが、運が悪くジュンコの頭にヒフミの弾が直撃し一撃で意識が明後日の方向に吹き飛ぶ。

そして1人が崩れれば残りも容易に崩れ落ちる。

 

 重機関銃の雨をくぐり抜けてハスミの弾丸がイズミの腕を撃ち抜き、続けてアズサの死をもたらす弾丸がイズミの胴体を撃ち抜き意識を消し飛ばす。

後は数の暴力を生かしアカリに弾丸の雨をぶつける。ものの数分で全身に弾丸を浴びてこちらも意識が消える

 

「Amen!良い闘争だァ」

 

────────────────────────

 気絶している美食研究会の首根っこを掴み、そのまま地面に投げ捨てる

ハルナに関しては割と強めに攻撃与えておいたからな、2時間はまともに動けんだろう。

 

「お疲れさまでした、先生、そして補習授業部の皆さん、おかげさまで事態を無事に収集することができました」

「ハスミ私は?私も頑張りましたよね?」

「アナタは勝手に行動するタイプでしょうに…」

 

戦闘のテンション冷めやらぬままワイワイと盛り上がり

その中で比較的冷静なハナコさんが首を傾げながらハスミさんに質問

 

「ところであの方々はこの後どうなるのですか?」

「本来ならば私たちの方でこの後の処遇を決めるのですが…今回は時期が時期なので、ゲヘナ風紀委員会に託そうかと」

 

「”なるほど…”」

「はい、そこで、先生にもう1つお願いがあるのですが…エデン条約の事を考えると、ここから先も私たちが能動的に動くのは少々避けたいところです

ですので、風紀委員会への引き渡し…この部分を先生にお願いできませんでしょうか?この形なら政治的な憂虜がだいぶ減るのです」

 

 任せてと先生が頷く、さて行きますか

地面で気絶している美食研究会のメンバーを掴み上げ引きずりながら引き渡し場所に向かう

 

誰か手伝ってくれません?結構重たいんですけど

 

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

 最終的に一輪車に美食研究会を乗せました、本当は車とかの方が良かったんですけど…なかったので

ちなみに私の立ち位置は先生の隣です、ハスミさんとかが離れててくださいとか言ってましたけども

流石にゲヘナの風紀委員会が出てくるなら私1人くらい置いておかないと心配ですし。後途中で美食研究会が目を覚ましたら危ないですし

防衛手段がない人間をゲヘナ近くに置いて置けませんよ?

 

 少しの間先生とお話ししているとトリニティとゲヘナを繋ぐ橋の向こうから重低音が響いてくる

明らかに改造されたハマーH1、なかなかいい趣味してますね…シスターフッドも導入してくれませんか?

 

そこから出てきたのは銀髪の少し背の低い看護服を着た少女

 

「…お待たせしました、死体はどこですか?」

「半分死んでるのならここにありますよ、今からでも死体にしてもかまいませんが」

「”絶対にダメ”」

 

「……失礼、死体ではなく負傷者でしたね、たまに混同してしまって…え~納品リストには、新鮮な負傷者3名と人質1人と書かれていましたが…」

 

 あれ?そういえば人質の方どこ行きました?えっと…私は確保してないんですけど…?

おそらく人質ってフウカさんですよね?どこかで迷子になってるんでしょうか…まぁ、勝手に帰るんじゃないですか?

 

「…ところで貴方は?1人はシスターフッドの処刑人でもう片方は大人の組み合わせですか」

「”えっと…私は”」

 

「その方は、シャーレの先生」

 

 助手席から出てきたのはキヴォトス最強の名前を好きにする少女

私の宿敵にして腐れ縁、まさかコイツが来るとはな、せいぜいアコが来ると思ったのだが

 

「”ヒナ”」

「久しぶりね、先生?いつぶりかしら?アンも久しぶりこの間の喫茶店以来?…ところでここで何をしていたの?」

「”ちょっと頼まれちゃって、私が引き渡した方が政治的にいいって言われちゃってね”」

 

「なるほど、このタイミングでお互いに政治的な問題にしないために、先生が…アンはなんでいるのよ…あなたレベルが居たら不味いんじゃないの?」

「興味が無いなァ、そもそも誰が私に意見ができる?」

 

 本質的に私より上はサクラコしかいないからな、ティーパーティーが文句を言ってきても知るかで済ませられるし

暴力に訴えてきたらそれこそシスターフッドの得意分野だ

ゲヘナが訴えてきたら…どうにでもなる…だがマコトは直接言わずに綿布で首を絞められているように工作されるだろうな。

 

「まったく…そこのバーサーカーは無視して問題にしたくないのはこちらも同じ、だからこそ。公的には今回こうして風紀員会ではなく、こっちの救急医学部が来たってことになっている

私は基本的にただの付き添い」

 

「……救急医学部の部長、氷室セナです、以後よろしくお願いいたします、先生、死た…いえ、負傷者が居たらいつでもお呼びください、送料は頂きませんので」

「救急医学部はゲヘナの中でも特に政治的な部分にかかわりが薄い立場にいる、そこに居るアンもたまに頼るぐらいよ?だから今回こうしてお願いしたの」

「一応トリニティにも救護騎士団があるんですけど…正直私よりもヤバいですよ?あそこ」

 

 大規模な戦闘が起きたとき私の部下達救護されてましたからね

私もされそうになってミネさんと殴り合ったせいで戦闘以上の被害出ましたし…私と殴り合える救護騎士団ってなんですか!?

 

「政治ごっこは風紀委員長にお任せします。私は死体以外に興味がありませんので」

「負傷者でしょう?それに、本物の死体を見たことないでしょうに」

「はい、負傷者でした、それに関しては風紀委員長も見たことないでしょう?」

 

 ヒナがさりげなく目を逸らす…

いやぁ…我々はありますよ?というか作る側でしたし?私はシスターフッドの裏方として、ヒナは情報部でいろいろ見てますし

そもそもゲヘナとトリニティの戦争でさりげなく私は殺してましたし、それに雷帝時代では裏に行けばゴロゴロ転がってましたから

 

 雷帝の信者とか自爆特効兵器に吹っ飛ばされそうになったり

雷帝産の欠陥品をぶっ放してその衝撃で手足千切れててそれでも向かってくるから邪魔だからそれを殺したりしてましたからねぇ…あ、もちろん表には出せませんよ?

流石の我々でもキヴォトスから追放されてしまいますし

 

「……とにかく…美食研究会は貰っていくわね」

 

おっとヒナから余計なこと言うな的な目線を向けられてしまいましたね

流石に私も言いませんって

 

一輪車を蹴り倒し、美食研究会を地面に転がす、美食研究会がよろよろと立ち上がり服に付いた埃を払う

 

「……ふふっ、ヒナさんお久しぶりですわね、セナさん、私の声おかしいと思いますので診てもらっても」

「ハルナ…相変わらず…いや…詳しい話は帰ってからで」

「あら、やはり救急医学部の方でしたか☆ちょっと腕の角度がありえない方向に曲がっているのですが、診ていただけます?」

「うぇっ、酔った…お腹痛いのもあって吐きそう…」

 

 ヒナの顔がどんどん険しくなっていきますね…私が言えた義理は無いですが割と大切な時期なのに普通にテロしに来てますからね…ゲヘナじゃなかったら救出なんてしてくれなかったんじゃなかったですか?

しかも両陣営の組織のトップ出てきてますし…

ヒナの頭でも撫でておきましょうか…流石に可愛そうになってきましたし…次はトリニティで美味しい紅茶でもご馳走しましょうかねぇ…

 

「なんだか、美食研究会がもう1人足りてない気がするけど…面倒だからいいわ、アン適当に処理しておいて」

「はぁ…仕方ない、次は美味しい食事を奢ってください」

「こほん…いろいろと配慮していただいてありがとうございます、先生、今度ゲヘナにいらした際には何か美味しいものでおもてなしいたしますね」

 

 ヒナが半ギレで美食研究会を車の後部座席に蹴り込み舌打ち

だいぶストレス溜まってますね…今度大暴れしてガス抜きでもさせてあげましょうか

 

────────────────────────

「……積載完了しました、出発の準備も出来ています」

「…少し待ってて…先生、トリニティで何をしているの?」

「”補習授業部って言うところの担任を…”」

「それはもう知ってる、いろいろ情報入ってきてるから…そうじゃなくてシャーレは中立的な組織だったはず…この時期にトリニティに居るとまるで…」

 

 まぁ、それはそうでしょうね、それを見越してナギサさんはシャーレを引き入れて尚且つ邪魔者を排除しようとしているんですし

私を入れた理由の表向きな理由はなんであれ我々はこんなに強大なんだ!シスターフッドすらも動かせる!って意思表示じゃないんですか?

にしては急ぎ過ぎだと思いますけども?やはりセイアさんが暗殺されかけたからでしょうね

 

上に立つ人間が身内1人暗殺された程度でそうなるから政治ごっこなんだよ

 

「なるほど…先生、結構複雑な状況に居るのね…トリニティの裏切者ね…アン目途はついてるの?」

「何人かには絞り込めはしている、が、私の独断で動いたら次は先生が私を止めに来るだろう?」

「”もちろん、アンだけに辛い思いはさせたくないからね”」

「そういうわけだ、私はあくまで見せ札、裏切ってくれるのならば正面から叩き潰せる」

 

正直裏切ってくる可能性は低いですけどね?

だから正直な話どちらでもいいってのが本音です。

 

「ところでこんな大事な話、私にしても大丈夫なの?」

「”うん、ヒナのことを信じているから”」

 

 赤くなりましたね…まぁ…我々は女所帯ですし優しくて頼りになる大人の男性が現れたらコロッと行ってしまいますよ

私ですか?好意はありますけどそれぐらいですねぇ…

 

「……そういうところが先生の悪いところ…」

 

先生もわかっていませんね…わかっていて無視してるのか…多分後者だと思いますけど…

いつまで誘惑に耐えられるか見ものですね。

 

「エデン条約が軍事同盟ね…まぁ…興味深い見方ではあるかもしれない、ただ、少なくとも私はそうは思わない、アレはれっきとした平和条約

例え上辺だけでもね、そもそも条約によって生み出されるETO…アレを武力集団ととらえたところで、アレはナギサが単独で統制できるようなものじゃない」

 

「万魔殿のリーダーであるマコトもナギサと同様の権限を持つことになる、それに他の組織も程度はあれど権限は持ちうる。

ねぇアン貴方はゲヘナの言うこと聞ける?」

 

「ぶち殺すな」

 

「そういうわけよ、そもそもの話、戦力だけって考えるならアンと私と剣先ツルギを連れてこれば大抵の組織を正面から潰せるわ

権力が欲しいならばそれこそティーパーティーだけじゃなくて他の組織と結託しないといけないのだけどね…」

「まぁ…前提としてマコトは誰かと協力するだなんてことができない質だから…」

 

「”じゃあマコトはどうしてエデン条約に賛同しているの?”」

「何も考えてないんじゃないかしら?権力に誇示して入るけど、その分取捨選択は上手いのよね…ほら…トリニティはゲヘナと別ベクトルで地獄でしょ?」

 

「明確に否定できないのが私たちの悪いところだな…ETOができても絶対内ゲバで崩壊する未来が見えるしその掃除をさせられそうだな」

 

 ヒナは自分の所の上に対して苦笑い、私は割とあり得る現実に苦笑い

先生は割と地獄だったことを理解して苦笑い

 

車からクラクションが鳴りヒナが呼ばれる

「今行く、じゃあお疲れ様、先生、アン、また」

「”うん、そっちも気を付けてね”」

 

ヒナが車に向かう途中で背中越しにポツリと呟く

「補習授業部のことは先生たちが守るのよね」

「”もちろん”」

 

「そう…またね」

 




感想高評価お待ちしております!

FGOでネモが神は間違えると言ってノアが否定しなかったことがありましたね
個人的には信仰心が強いから神様に船作ってってお願いされた人が否定しないのはちょっと違和感と言うか大丈夫かって思いましたけど…

唯一神がやった時点で過ちにはならないんですよね…
多神教なら過ちにできるんですけど唯一神でやると根底から信仰が崩れるので…
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