ブルアカ世界に狂信者を入れてみた   作:カニバルキャンディー

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不明


休暇も時には必要だ、健全な精神で居られるために

神塚アン

『先生、神様は信じますか』

 

"いきなりだね、どうしたの"

 

神塚アン

『シスターとして迷える先生を導いてあげなければお思いまして』

神塚アン

『そして次の休みシスターフッドでミサをやるのでお誘いをと』

 

"ぜひ行かせてもらうよ…それと導くのは先生の仕事だと思うんだけど…"

 

神塚アン

『いえ!聖職者こそが!迷えるもの悩んでいるものを導くのです!ぜひ少し話しませんか?』

 

神塚アン

『絶対に損はさせません!』

神塚アン

『私の主があなたの悩みをすべて解決できるアイディアを出してくれます!』

神塚アン

『これ言うたびに警戒されるんですけど私が悪いんですかね…』

神塚アン

『確かに私は背丈は大きいし警戒されるのはわかるんですが…』

 

"確かにアンは背は大きいけど、他人を威圧するようなことはしてないよね?"

 

神塚アン

『無論です!神に仕えるものとして戦闘時以外は他人を害することは決してしません!』

神塚アン

『普段の私があんまりアレなのでサクラコと一緒であまり信じてもらえませんが…』

神塚アン

『そんなに我々は胡散臭いですかね…』

神塚アン

『私もサクラコみたいにいろいろやった方がいいのでしょうか…』

 

"アンはどうしたいの?"

 

神塚アン

『正直なところあまり必要性は感じていませんが、私のせいでシスターフッドがそういう怖いところと思われるのはちょっと…』

神塚アン

『それを踏まえてミサでお待ちしています』

 

絆イベント

『アンの絆ストーリーへ』

 

 

──────────────────────

 

「お待ちしておりました、先生」

 

 微笑みながら頭を下げるのは長身の女性と言っていい彼女

神塚アン、優しそうな笑みを浮かべこちらの手を引いて案内してくれる

 

「今日はシスターフッドのミサなんです、とはいっても堅苦しいものではなく!他の学校の方も招いて我々はこんな活動をしていますよ~ってアピールですね!」

 大聖堂の中を見ると他のシスターがバザーを開いたり炊き出しをしたり聖書を分かりやすく解説などをしている

確かにこれは堅苦しくもなく入りやすい、入口を見るとトリニティだけでなく他の学校の制服を着ている生徒がちらほらと見える

なんと一般の人たちも楽しそうに周りをきょろきょろと見渡している

 

だが、アンが横を通るたびシスターがメイドのようにカーテシーをし頭を下げ、別のメイドは銃を取り出し目の前に構え直立不動

 

「違うんです先生、私は実行部隊なのでその部隊の子たちなんです、私が強要してるわけじゃ無くて訓練してると自然とそうなるんです!怖いところじゃないんです!

そもそも彼女たちは私の部隊じゃないですし、いえ確かに数人潜んでいて私の号令1つで簡単にこの場所占拠できますけどそれは護衛として出会って私がやりたいわけじゃなくて…!」

 

 少しだけ慌てたように私の方に振り返り苦笑い

アンのそんな顔は初めて見た、いつもキリっとした顔をして敵に対しては好戦的な笑みを浮かべて戦いに行く、そんなところしか見たことないのだが。

彼女の珍しい表情を見られて嬉しい

 

「く…仕切り直しましょう!」

「そろそろお祈りの時間です!この神聖さを見てもらえれば先生もきっとシスターフッドが健全な組織だってわかってもらえるはずです!」

アンに言われて一番前の席に座らせてもらい祈る

薄く目を開けると正面で祈りのポーズをしているアンがこちらを見て聖母のような笑みで微笑みを向ける

 

「しっかりとお祈りできましたか?では、いまからパーティーです!」

 

その後アン達と美味しくパーティーをして、シャーレに戻った

 

 

──────────────────────

 ここはゲヘナ、無法が法であり力こそが正義のキヴォトスでも屈指の危険地帯

自由と混沌を愛し責任と無法を勘違いした悪魔たちの学校

巨大なパンケーキが跋扈し弾丸と爆弾が当たり前のように降ってくる、トリニティがヘドロだとすればゲヘナはニトログリセリン

弱肉強食ではなく弱肉殲滅

 

 そんな危険地帯に1人のシスターが悠々と歩く、数人が喧嘩を売りに行き全員が壁に貼り付けにされてたッ!

流石の暢気しているゲヘナ生もこれにはビビる!だけどこれで怯むようではゲヘナの名折れ!

次々に喧嘩を売り銃を撃ち戦車砲をぶっ放すッ!

それらをすべて踏みつぶし蹂躙し叩き潰すッ!

 

 

「処刑人が暴れてるぞ!手が空いてるやつは全員立ち向かえ!」

「くははは!上等だカス共ッ!一切合切何もかもすべてを打ち砕いてくれようッ!」

 

 死体のように気絶したものが辺りに散らばらりそれを踏みながら銃剣と拳銃を構える

そんなアンの正面に居るのは雑多な銃を構えながらこちらを威嚇しているゲヘナの生徒たち

 

 さぁ、皆殺しだ!撫で切りにしてくれよう!100万の死体を山に立てそこに十字を立て供養してやろうッ!

悪魔共には過ぎたものだッ!

 

 

「そこまでにしておきなさい…あなた達どうしてそう…見境なく喧嘩を売るのかしら…アンもむやみに買わないで頂戴」

「無理な相談だ、私が聖職者で貴様らが悪魔である限りな」

 

 こつんと無駄にデカい羽で背中を叩かれ私を見上げてくるのは今日食事の約束をしていたヒナ

それよりも…コイツ遅刻してきたな…まったく…時間は守るものだぞ

 

「あなた達もさっさと消えなさい、私たち2人を相手にしたくないでしょ?今日の彼女は…ちょっとイラついてるわ」

「お前が遅刻してきたんだろうが…もういい行くぞ」

 

ちょうどいい位置にある硬い角を引っ張りながら強制的に歩かせる

羽で背中を叩かれるが知ったことか…ところで足はどこにあるんだ?コイツが居るということは何か乗り物できたはずだろうが…

 

「ちょっと痛い…!貴女の伸長で引っ張られると痛いの…よ!」

「ぐぉ…だからってヘッドバッドをするな…角が脇に刺さるだろうが…」

 

 乗って来たであろうハマーの助手席に投げ入れ運転席に乗り込む、鍵なんてお上品なものはこのキヴォトスでは付けない

訂正付けても爆破されるかショットガンでこじ開けられるから付けても意味がない

 

「場所は?」

「5キロ真っすぐ言ってそのあと左に10キロ…貴女って紅茶派だったわよね?」

「珈琲は泥水だろ」

「本物の珈琲を飲ませてあげるわ」

 

 言ってろとケラケラ笑い30分ほどでゲヘナにしては古びた喫茶店に到着する

珍しい…ゲヘナは近代化が進んでいる…直ぐに建物が崩壊するから新しくなるだけだがなそれとそこそこの頻度で爆発物が飛んでくる

カランとベルの音を響かせながらドアを開けると古びた内装と美味しそうな匂いがしているゲヘナ2人が居る以外にお客さんはいない…隠れた名店というやつか

店名が…イエローフラッグ?またおもしろい名を

 

「風紀委員長とシスターフッド?どういう組み合わせ?ジュリわかる?」

「さぁ…?フウカ先輩こそ何か知ってませんか?ヒナさんと仲がいいじゃないですか?」

 

 テーブル席に座りメニューを開く…ふむ…パンケーキが美味しそうだ…イチゴのソースをかけて頂きますかね!

飲み物はやはり紅茶…ダージリンを…

 

「私は果物たっぷりパンケーキにするわ、飲み物はエスプレッソ」

「私もパンケーキにしよう、イチゴのソースをたっぷりと飲み物はダージリン」

「却下、貴女もエスプレッソにしなさい、私のおすすめだから」

 

 手をひらひらさせながら了承、店員の老ロボットに注文、しばらくダラダラとお喋り

最近あったことや学業、新しく発売された銃や剣やコスメ…私はあんまり使わないけど最低限身なりの為にマリーから聞いたりするんですよね

私は美人系でヒナは可愛い系なので趣味は驚くほど合わないですけども

 

そんなこんなダラダラしているとお目当てのケーキが来る

たっぷりとソースをかけてナイフで切り分け口に入れる…ん!ふかふかでソースも濃厚!パウンドケーキみたいな重厚感…これ美味しい!

作り方教えて欲しいぐらいですよ!材料が違うのでしょうか…

そして問題の珈琲を口に含む…

 

「む…あんまり苦くないです…」

「ここのは苦みが少なくて美味しいのよ?」

「私は紅茶の方が好きですが…ここは偶に来てもいい気がしますね…」

「そう…ならよかったわ」

 

そういって妙に様になるように珈琲を飲むヒナ

こいつ妙に飲み慣れてるな…仕事柄飲むのか?

 

「ねぇ、前から気になっていたのだけど、貴女の聖書ってなに?」

「信仰を導いてくれるもの」

「そういうことじゃないわ…ほら、よくやるじゃない?空中に投げたり燃やしたりとか」

「ん~やれるからやってるだけですし…ほら、貴女もビーム出したりするじゃないですか、あんな感じ」

「そんな感じなのね」

「そんな感じですねぇ…」

 

 食事を再開する、もしゃもしゃと美味しい食事に頬を緩ます

また他愛のない話しながらパンケーキを食べ終わる。

瞬間ドアが蹴破られゲヘナ生徒の強盗が入る

そしてお決まりのセリフを言いながらショットガンを店内に向ける

 

店内にいた全員がこの幸せの空間をぶち壊したものをぶち壊すために

一斉に銃剣を重火器を拳銃をショットガンが取り出される音がする

 

火薬と硝煙と血と油の香りが彼女たちの青い青春

今日も今日とて暴れよう!それが青春なのだから

 

 

──────────────────────

 美しい花畑、格式高い建物の数々、普通の人間の人生を数回は遊んで暮らせるであろうレベルの調度品の数々

それらが素晴らしいレベルで融合しゾッとするような美しき景観を誇っている

キヴォトス最大の高校トリニティ総合学園

 

だが、この学校は混沌、暴力がすべてのゲヘナとは別方向に狂っている学校だ

ここでは格式と実家の力がすべて、権力があれば下級生でも上級生を顎で使える

まぁ…お嬢様の悪い所を煮詰めたような場所

 

 差別・偏見・排他・陰謀・周りを見れば自身より優れたものを数の力で引きずり降ろし、叩き潰す

格が上なら偏見で1人にして

力が強かったら差別で孤立させ

それがトリニティという学校の正体

 

 1年の時神塚アンはそれに真っ向から喧嘩を売った、イジメを受けている生徒がいるなら生徒を守り、いじめをしていた生徒を徹底的に叩き潰した

差別されている生徒がいるならばシスターフッドで匿い仲間を作った

陰謀はその圧倒的力をもって首謀者事叩き潰した、そのおかげかトリニティの学内で表立って虐め等をやる生徒は激減した

誰だってそうだろう、我々は群だから強いのだ個にされると途端に弱くなる、誰だってファーストペンギンにはなりたくない

 

だけども虐めは無くならない、だって楽しいのだから!

 

「きゃははは!」

 

 発砲音が数発鳴り響くうめき声を漏らしながらシスター服を着た1人の少女が倒れ込む

ここは校舎裏人気もなく多少のトラブルがあっても誰も気が付かない

 

「あんたむかつくんだよ!あのイカレシスターに影に隠れてさ!」

 

 倒れ込んだ彼女を囲むように3人のトリニティの生徒たちが彼女を何度も蹴る

ぐったりとした彼女の髪の毛を掴みそのまま顔を持ち上げ地面に叩き付ける

 

 また下品に4人が笑う、愉しそうに愉快そうに何がおもしろいのか

実際おもしろいのだろう弱者を嬲るのは!

誰かが発砲したばかりの熱々の薬莢を握らせる、肉が焼ける匂いとシスターの絶叫が響きそれが彼女たちの嗜虐心をくすぐる

これは単純なゲームなのだ強者が弱者をイジメるという

 

だがこの場所はゲヘナよりも簡単に弱者と強者が入れ替わる

 

 まず1人が轟音を立てて壁にめり込む、ギャグマンガならありがちな描写だろうだが、現実にされると異常な光景だ

アンが前蹴りをぶちかましいとも簡単にその光景が生み出された

 

「な!なんでここが…!あ、貴女!私が誰だかわかって…!?」

次に繰り出されるのは銃剣、恐るべき速度で投げられたそれは何かを言おうとした女子生徒の肩を貫きそのまま壁に貼り付けにする!

次々に投げられた銃剣が昆虫の標本のように四肢を突き刺されながら悲鳴の絶叫を上げる。

 

最後の1人が立ち上がって逃げようとした瞬間アンの拳銃から銃弾が吐き出され両膝が破壊される

キヴォトスの住人であろうと関節にダメージを受ければその部位は一時的にだが使えなくなる

 

「もう大丈夫ですよ、私が来ました」

「アン様!うぅ…ごめんなさい…私…撃てませんでした!怖くて…」

 

涙目になりながら抱き着いてくるシスターをアンは優しく抱きとめ安心させるように背中を撫でる

 

「いえ!それは美徳です!他人を思いやれる、他人の気持ちがわかる…このキヴォトスではそれはどんな強い力よりも強力な力になります」

両膝が砕かれ泣き叫びながら這っている女子生徒の背中を銃で撃ち抜いて動きを食い止める。

 

「ですが、自身の身は自分で守らなければなりません、幸い的はあります、銃は持っていますか?」

「持ってないです…いまいちピンと来なくて…」

「では!私の銃を使いましょう!さぁ、構えて」

 

 パニッシャーを持たせ構えさせる、そっと小さな手を私の掌を上からかぶせ狙いを定める

貼り付けにされたままの女子生徒に狙いを定めガオンッ!と重低音を響かせ彼女の横腹に当たる。

パニッシャーは拳銃だが単純な威力だけならライフル弾なんて目ではない威力、それが至近距離で当たったのだ絶叫の1つも漏らすだろう

 

「狙いは頭ではなく胴体を狙いましょう…頭は小さいですが胴体は多少外れてもどこかには当たります」

「はい!」

「反動は私たちの筋力だったら問題ありませんよ?もしダメでも私が支えますから」

 

もう一度引き金を引かせる、その瞬間指一本分上にあげ狙いを正確にする

今度は見事鳩尾のど真ん中に弾丸が突き刺さり吐しゃ物を吐き出し意識が消える

 

「お見事!2回目で真ん中を当てるのはなかなかできませんよ!」

「アン様のおかげです…!まだ自信は付きませんが…勇気は湧いてきました!」

「良いことです、ここは私が片づけておきますので、貴女は銃を…選んできてください、サクラコ様かマリーに私の名前をだせば案内してくれますよ…オススメはオートマチックです…リボルバーは初心者向けではないので。」

 

 ありがとうございます!と頭を下げながら去っていくシスターそれを慈愛に満ちた目で見つめるアン

少女たちに振り返ると微笑みから慈愛と優しさを器用に取り除いた笑みを浮かべる

 

「あ…ひぃ!わ、私のうちがどれだけトリニティに寄付しているかわかってらっしゃる!?シスターフッドもその恩恵を!」

「だからどうした天使共、主にお祈りは?金を握りしめながらガタガタ震えて命乞いをする心の準備はOK?」

 

銃剣を取り出し嘲笑いながらぶちのめす、トリニティだとよくある日常だ

 

 

 




そろそろ週一更新に戻ってもいいかな?とか思ってる作者です

感想高評価お待ちしております!!
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