1,「原罪」
この世界の者は、生きている限り業を背負って生きていくことになる。
どんなに小さな生き物でも必ず罪が定められる。
どんな善人でも必ずだ。
そしてその罪というのは、三歳でつけられる。
罪は罪名により、いろいろな意味がある。
「未来を定められた者」「前世を継ぐ者」「罪名の権能により特殊な力を持つ者」
そして希少種「抗う者」
さて今回はどんなENDが待ってる?
「!!!!!」
今日は特段変な夢を見た。
現在の時刻は、「八時三十分」
「遅刻ギリギリか,,,」
そんなことを考えながら私は、学校に行く準備を進める。
「私の罪ってなんでこんなに面倒なんだろう」
「希少種 夢」
「こんな罪ほしくなかったな」
まあ罪なんて、何にもほしくはないんだけどね
学校まで歩いて行き、校門の前につくと変な感覚がした。
「またか、、、」
?「えーい!ほう今日は濃い赤ですか、、、」
「やめてソフィア」
ソフィア「おはよーう!」
「なんで一人で歩いてるの?ボッチなの?」
この特大ブーメランをかましているのは、ソフィア
「抗う者 宇宙(そら)」の罪を背負う元気な少女だ。
彼女は珍しい権能持ちで、「空」の権能を持っている。
いま私が何をされたかというと、、、
「毎朝、毎朝私のスカートめくるのやめてくれない?」
そうこいつは私のスカートを、毎朝めくってくるのだ。
ソフィア「ごめんって、でもあんたがそんなエッチな下着付けてるのが悪いんだよ?」
「そんなの関係ない!」
ソフィア「そろそろ守護者が来ちゃうよ!早くいこ!」
「ちょっと待って!はやい」
この世界には、奇妙な存在がいくつか存在する。
その一人が守護者だ。
罪人がはびこる世界を守る者。
守護者とは、大体そのようなものだろう。
だが私的には奇妙に思う。なぜ罪人であるわたしたちをすぐにでも殺してしまわないのだろうか。
まあそんなことを考えていてもしょうがない。
先を急ぐこととしよう。
なんてったって今日は「あの日なんだから、、、」
?「みんな揃ったか?今日は不定期で行われる、あれの日だ」
?「何か質問のあるものはいるか?」
?「開始時間は十時三十分だ。自由にしてな」
?「ただし!遅れたやつは即流な」
誰も手をあげない。やっぱりこんなもの、だれもやりたくもないんだ。
先ほどの人は古宮先生。原罪は不明、素性も不明。
私的にこのクラスで最も謎なのは、古宮先生だ
だって、、、いやいいや
ソフィア「また来たみたいだね。流(ながし)が」
そう不定期ではあるが、この学校では流というものが行われる。
内容としては「罪人を一人選び、専用の機械で投票、その者の罪は流される。」
というものらしい
今までの脱落者は三人。元々十五人だったクラスメイトも今は十二人
だが流された後はどうなるのか。
それは誰も知らない。
現在の時刻は九時十五分
私はここで、みんなの罪を聞きに行ったほうがいいのだろうか?
〈〈〈YES〉〉〉 〈NO〉
「じゃあ聞きに行こうかな」
そうして私は聞きに行くことにした。
「にしても、罪を聞きに行くなんて、だいぶ非常識なことしちゃってるよね私」
ソフィア「それな!私も思うわ」
「厄介なのが来てしまった、、、」
ソフィア「きこえてんぞ?だいぶ声に出しちゃってるよ?」
「陽キャなあんたは、私のとこなんてこなくてもいいんじゃなーい?」
ソフィア「いいのよあんたのとこが、一番落ち着くんだから」
そんな戯言を無視して、わたしは一番の人の元へ向かった。
「こんにちは、ココアさん?」
「こんにちわ^o^]
こいつはココア、最近おじさん構文に興味を持ち出したただの変人だ。
「早速なんだけど、あなたの罪を教えてくれない?」
ココア「そんなに私のことが気になるの?しょうがないわね」
ソフィア「普通に教えてくれるんだ」
ココア「私の罪は、、、」
そんなこんなで私は時間いっぱいまでクラスメイトを探った
そういえば伝え忘れていた。どうしてわたしが、こんなにも必死で探っているのか。
それはこの学校の特性にある。なんとこの学校では、
「一位になんでも願いをかなえられる権利が与えられる」
一位ってのはつまり、最後の一人になることだ。
おっと時間が来たみたいだ
裁定ノ刻
「流」開始 10:30
終了予定時刻11:30
この流では、生徒間で話し合いが行われる、
そしてこの話し合いで最も重要となるのが
「原罪」だ
強力な原罪や、自分にとって不利益となる者をつぶすことが大事になる。
投票に関しては、多数決での決議となる。
とりあえず、だ。今調べたみんなの罪名、能力をまとめることとしよう。
全十二名
1,私(望愛) 「原罪 夢」「悪夢を見なくなる程度の権能」
2,ソフィア 「原罪 抗う者」 「空の権能」
3,ココア 「原罪 定めし者」 「鍵の権能」「能力不明」
4,ノエル 「希少種 正義」
5,エミア 「渡世 砂の惑星」
6,七音(なの) 「原罪 ソノラ」「音の権能」
7,愛心(あいす) 「原罪 天理」「気候」
8,サリン 「原罪 信念」
9,ハカ 「渡世 ピーク」
10、天使 「原罪 楽園の支配人」
11、五十嵐 「希少種 常世」「偽の権能」
12、ひまり 「定めし者 救世の主」 「紋章の権能」
聞き込みをしたところ、大体こんなものだ。
わたしが思うに、危険な順で行くと
最、11,12
中、10、3,4
小、9,7
こんなところだろうか
それでいうとわたしは、危険要素ゼロだから大丈夫そう!
それだけ無能ってことだけどね、、、
ではそろそろ本題に入らなければならない。
それじゃあ今回はこの人を、、、
ひまり「わたしは今回の投票は、五十嵐さんにしようと思う!」
「っな!」わたしが思考をしていると、ひまりがそう言いだした。
五十嵐「あら、どうしてそう思ったのかしら。」
ひまり「私が思うに、この会議では今後最も厄介になるであろう人を、リタイアさせるためのものだと思うんだ。」
私「五十嵐には悪いけど、罪を開示させてもらうよ」
私「五十嵐の原罪は希少種、常世。」
ひまり「権能に関しても偽の権能と、正直よくわからないものとなっている。」
ひまり「私の意見に異論のある者はいるかな?」
ノエル「意義あり」
ひまり「どうしたんだい?ノエル君」
ノエル「あたしは、あんたに入れさせてもらうよ、ひまり」
ひまり「それはまた、どうしてだい?私は、救世主なんだよ?」
ノエル「理由なんて一つだあんたのその紋章の権能。
ノエル「あたしはそれの能力を知っている。」
ノエルはそんなことを知っているんだ。もし仮に、今回ひまりちゃんがいなくならなくても
その情報があるだけで、今後強く出れる可能性がある、、、
じゃあ今回は、ひまりちゃんの権能を知るだけで十分か、、、
ノエル「そいつの権能は、、、」
前半終了の知らせ
とても都合の悪いタイミングで前半が終了してしまった。
いまだひまりの能力を知ることはできていない。まあ気にすることでもないか。
まだ時間はあるのだから。
さてここからは、本格的に誰を流すかということになる
私は今回は、五十嵐でいいと思っている。
そんなことを思っていた矢先に、五十嵐がとんでもない発言をした。
五十嵐「べつにいいわよ?」
べつに、いい?それは投票してもいいということだろうか
ひまり「それでは五十嵐さんに投票ということでいいだろうか?」
五十嵐が自ら名乗り出たことで、拒否するひとはいなかった。
そうして、我々に選択権が譲渡された。
だが本当にこれでいいのだろうか。
なにか裏があるような気がする。
まあ、そんなことを気にしていてもしょうがない。
そしてみなが五十嵐に投票し、いつものようにただ流されて終わるのだと思った。
だが今回は違った
古宮「今回から流の内容を変更させてもらう」
「理由はもちろん、お前らの緊張感を高くするためだ」
何が行われるのか、と思ったとき。
地面が激しく揺れだし、謎の十字架が現れた。
「なにを、するの?」
私は少しだけ冷や汗をかいてしまっていた。
とてもいやな気がしていたからだ。
どうやら、私の予想は的中していたらしい。
古宮「今回から、お前らの流しの方法は死刑という形になった」
古宮「もちろん、全員違う処刑方法、それも罪にあったものにする予定だ」
こいつは楽しみにしてろ、とでも言いたげな顔でこちらを見ていた。
古宮「今回は五十嵐のためにBBQの準備をさせてもらった」
「実は私の趣味はBBQをすることなんだ」
そんなことをいい、先生は流(死刑)を始めた。
流 開始 ※「微グロかもです」※
先生は五十嵐を十字架に括り付け、足元の俵に火をつけた。
その直後のことだ、聞きたくもない悲鳴とともに、
鼻をつんざくような肉を焼くにおいが、私の元へ漂ってきた
そのうち五十嵐の声が聞こえなくなり、閉じていた眼を開けると
地獄の業火に焼き尽くされ、原形もわからないほどに
焼かれた五十嵐の死体が私の目に移りこんだ。
こんな世界であってもこんな光景を目にすることはない。
こんなものを見てしまった私は、深く気絶をしてしまった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作者のLqrdeです。
初投稿&いきなり思いついた物語ということもあるので、
ぶっ飛んだ急展開や、早すぎる物語の展開などがありますが
暖かく見守ってほしいです。