ウマ娘 XYZダービー 〜新宿の種ウマ伝説〜   作:ローマン

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 この度、ウマ娘とシティーハンターのクロスオーバー小説を描いてみました、ローマンです

 ウマ娘にハマったのは最近なのですが、観ているうちにシティーハンターとコラボしたら面白いんじゃないかと考え、今に至ります

 アプリ版もプレイしていますが、ひとまずはアニメ準拠で描いていこうと思います

 まずはプロローグ回です

 どうぞ!!







プロローグ
トレセン学園のXYZ


 

 

 

 

 〜新宿駅〜

 

 

 

 

「ほう……」

 

「トレセン学園からの依頼みたいね。」

 

 

 

 新宿駅の一角にある伝言板

 

 そこには依頼内容と住所、そしてXYZと記されていた

 

 それを眺めていたのは、裏社会でシティーハンターと呼ばれる冴羽獠と相棒の槇村香

 

 一般人からの依頼を引き受け、殺しや探偵、ボディーガードなどの仕事をしている

 

 

 

「獠、分かってると思うけど、くれぐれもウマ娘たちには手は出すんじゃないわよ……!?」

 

「わ、分かってるって〜! 俺は18歳未満の子には手を出さねぇって知ってるだろ? だがあのトレセン学園にはきっと……超美人でもっこりなトレーナーがいるに違いない!!」

 

「獠! あんたって奴は〜! 天誅〜!!」

 

「ぐぎゃ〜!?」

 

 

 

 獠は美しい女性に対し、よくナンパやセクハラを仕掛けるため、いつも相棒の香が100tハンマーでお仕置きしている

 

 お約束の流れだ

 

 

 

「とにかく、早く依頼人に会いに行くわよ!」

 

「は、はぁ〜い……」

 

 

 

 制裁を受けた獠を連れ、香は伝言板に書かれた住所……

 

 トレセン学園へと向かうのだった

 

 

 

 

 

 

_____________________

 

 

 

 

 

 〜トレセン学園〜

 

 

 

 

 

「ここが、トレセン学園……!」

 

「やっぱデケぇな〜。」

 

 

 

 トレセン学園へ到着した獠たちは、その敷地面積の大きさに驚く

 

 地方の学園とは比にならない

 

 流石、日本最高峰の中央トレセン学園である

 

 そして依頼人は、この学園の関係者なのだという

 

 

 

「おい、ウマ娘の嬢ちゃん。」

 

「俺たちと来てもらおうか。」

 

?「あ? 何だ、お前ら?」

 

「獠、あれ……!」

 

 

 

 その時、ウマ娘が複数の男たちに絡まれているのが見えた

 

 会話を聞く限り、ただのナンパではなさそうだ

 

 

 

「うがぁぁっ!?」

 

?「ほーん、意外と大したことねぇんだな。」

 

「く、くそっ!」

 

「覚えてろ!」

 

「あら? あの娘凄いわね、追い払っちゃった……」

 

「ウマ娘は人間よりも遥かに筋力が強い、俺たちの出る幕じゃなかったな。」

 

 

 

 そのウマ娘は男の手首を掴んで捻ると、そのまま男たちを退散させた

 

 仕事上、このような時は助けに入るのが多かった獠たちにとっては、少々意外な結末だ

 

 

 

?「ん? あんたら、うちの学園に用か?」

 

「あぁ、トレセン学園で1番偉い人を知らないか?」

 

?「1番偉い人つったら……理事長先生だな!! よ〜し、このゴルシ様についてこ〜い!!」

 

「早っ!?」

 

「流石はウマ娘だな。」

 

 

 

 ゴルシと名乗るウマ娘は獠たちを置いたまま、走って行ってしまった

 

 その時、緑の服を着た女性に声を掛けられる

 

 

 

?「あの、うちの学園に何か御用ですか?」

 

「え、あぁはい、あたしたち冴羽商事の者で……」

 

「うひょ〜! 久しぶりのもっこりちゃ〜ん!!」

 

「待ちなさい、獠!」

 

 

 

 獠は話しかけてきた綺麗な女性に心を奪われるが、すぐさま香に止められる

 

 

 

?「冴羽商事って、もしかして伝言板の……!」

 

「ということは、あなたが依頼人の……?」

 

「トレセン学園理事長秘書、駿川たづなです。」

 

「たづなちゃんか、俺が新宿の種ウマ、冴羽獠だ。」

 

「……はい?」

 

 

 

 獠はそう自己紹介すると、たづなは大きく間をおいて聞き返した

 

 

 

「あ、あはは! 気にしないで下さい! それとあたしは助手の槇村香です!」

 

「は、はぁ……」

 

「獠! あんた、なんて自己紹介してるのよ!?」

 

「えぇ〜、たづなちゃんはウマ娘の指導者なんだしいいじゃ〜ん……」

 

 

 

 獠はいつもの勢いでたづなにアプローチしてしまったため、思いっきりたづなに引かれてしまった

 

 依頼人との初対面がこれではまずいと、香は動く

 

 

 

「と、とにかく! たづなさんの依頼、お聞きしますよ!」

 

「はい、最近トレセン学園で様々な問題が起きていて……詳しくは理事長室でお話しします。」

 

 

 

 こうして、たづなの案内で獠と香はトレセン学園の理事長室へと招かれる

 

 中にはこの学園の理事長、秋川やよいの姿があった

 

 

 

「歓迎ッ! 君たちが噂のXYZだなッ!?」

 

「あぁ、冴羽獠だ。」

 

「理事長の秋川やよいだ! よろしく頼むッ!」

 

(この人が理事長さんなのね……)

 

「ではさっそく、依頼内容を紹介させていただきますね。」

 

 

 

 香は幼い容姿のやよいが理事長であることに、少し面食らった様子だった

 

 獠とやよいはお互い自己紹介をし、秘書のたづなは依頼内容をまとめた資料を広げていく

 

 

 

「こ、こんなに!?」

 

「大量ッ! 確認を忘れずになッ!」

 

「なるほど、トレセン学園だけでこんなに……」

 

「あくまでも理事長の耳に入ったものだけでこれです、もしかすると……」

 

「他にも依頼人がいるかもしれないってことか。」

 

 

 

 用意された資料には、ウマ娘のプロフィールと依頼内容が事細かに書かれていた

 

 しかし、あまりにも数が多過ぎるため、一気に依頼を解決するのにはとても時間がかかる

 

 

 

「理事長、俺からひとつ提案がある。」

 

「何だッ!?」

 

「トレセン学園に、伝言板を掲示してみるのはどうだろうか?」

 

「伝言板と言いますと、生徒たちにお知らせを伝える案内板ならありますが……」

 

「ならそれでいい、そこに悩みがある生徒は依頼内容と連絡先、そしてXYZと書き込むよう指示してくれ。」

 

「了解ッ! シティーハンターの望み、叶える!」

 

 

 

 こうして、新たにトレセン学園の案内板がシティーハンターの依頼を受ける伝言板として活用されることになった

 

 

 

「ねぇ獠、これって依頼料はどこから出るの?」

 

「なぁに、簡単なことさ。」

 

 

 

 そう言って獠は立ち上がると、そっとたづなの両手を掴む

 

 

 

「あ、あの、冴羽さん……?」

 

「たづなちゃん、俺たちの依頼料は君のもっこり一発だ、そうすればこの話は……!」

 

「やっぱりその手だったか〜!! このもっこり大将め〜っ!!」

 

「ふぎゃ〜っ!!?」

 

 

 

 ここで、香の代名詞でもある100tハンマーが獠に炸裂した

 

 獠は理事長室の壁にめり込んでいる

 

 

 

「見事っ! これなら安心して任せられるな!」

 

「香さん、冴羽さんより強いんですね……!」

 

「へ? あ〜いやいや! これは単なるお仕置きみたいなので〜……」

 

 

 

 シティーハンターと恐れられる獠を香がハンマーで制圧したため、たづなは驚いた表情を浮かべ、やよいは見事ッ!と書かれた扇子を広げる

 

 こうして、冴羽商事は新たな依頼を引き受けることになったのだった

 

 

 

 

 

 







 とまぁ、プロローグなので理事長やたづなさんとの顔合わせ的な感じのお話でした

 次回から、チーム・スピカ編が始まります!

 メインで描くキャラはアニメ1期同様、スペシャルウィーク、サイレンススズカ、そして沖野トレーナーの3名です!

 もちろん、今回少しだけ登場した彼女もしっかり出番はありますよ!

 こんな感じですが、楽しんで頂ければ嬉しいです!

 それでは、次回もお楽しみに!!





今後のお話に登場してほしいキャラは?

  • ナリタタイシン
  • ウイニングチケット
  • ビワハヤヒデ
  • メジロパーマー
  • ダイタクヘリオス
  • ライスシャワー
  • ミホノブルボン
  • ナイスネイチャ
  • ツインターボ
  • イクノディクタス
  • マチカネタンホイザ
  • 黒沼トレーナー
  • 南坂トレーナー
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