ウマ娘 XYZダービー 〜新宿の種ウマ伝説〜   作:ローマン

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 Youtubeで現在配信されている、【みどりのマキバオー】を初めて観たのですが、めちゃくちゃ面白いですね!

 主人公のたれ蔵のモチーフは、タマモクロスらしいですね

 中の人&モチーフ馬繋がりで、フジキセキと海坊主の絡みを描いてみたい…







動き出すスイーパー

 

 

 

 

「……これが全てよ、迷惑をかけてしまってごめんなさい。」

 

 

 

 翌日のチーム・リギルの練習日

 

 リギルメンバーと獠と冴子の2人も呼び出され、ハナは全員の前で自分の身に起きていたことを全て話した

 

 

 

「トレーナー、頭を上げてくれ。」

 

「シンボリルドルフ……このことを、まずはあなたに話しておくべきだったわね。」

 

「それは違うと思われます、トレーナー。」

 

 

 

 そこで言葉を挟んだのは、エアグルーヴだった

 

 

 

「チーム・リギルは、トレーナーとウマ娘の2人3脚でレースに挑んでいます。」

 

「トレーナーが私たちの悩みを聞いてくれたおかげで、前に進めてる奴もいるんだ。」

 

「前にトレーナーさんが言ってくれた言葉、今でも凄い支えになってるんですよ?」

 

「だからってトレ公は1人で抱え込む、それは違うんじゃないのかい?」

 

「そうよ! 私たち、マブダチを超えた関係でしょ!?」

 

 

 

 自分を卑下していたハナに、彼女の担当ウマ娘たちは次々と言葉を紡いでいく

 

 

 

「皆……!」

 

「ハナさんの担当ウマ娘たち、皆良い子ね。」

 

「そこでだ、諸君!!」

 

 

 

 広がる感動ムードの中、いよいよ獠の一声で本題に移る

 

 

 

「ハナちゃんを襲った真犯人はまだ捕まっていない。」

 

「おや? 昨日たづなさんを誘拐した犯人は捕まえたとボクは聞いたが?」

 

「確かにたづなさんも無事に保護したわ、けど肝心の犯人3人組はお金で雇われただけの小物だったのよ。」

 

「つまり、まだトレーナーさんが狙われる可能性があるってことデスか!?」

 

「そういうことだ、油断はできない……そこで皆の力を借りたいんだ。」

 

「私たちの力ですか……?」

 

 

 

 獠の提案は、真犯人を捕まえるためにリギルの力を借りたいとのことだった

 

 

 

「さっきの話にもあった通り、たづなさんを攫ったのは組織の下っ端だった。上部組織については……冴子、説明してくれるか?」

 

「例の組織は、海外への人身売買を目的に営利誘拐を行っているとして、警視庁がマークし続けていたの。けど中々尻尾を現さなかったわ。」

 

 

 

 冴子の説明によると、ハナを攫った組織は営利誘拐を専門としており、中々その実態が掴めずにいた

 

 

 

「私たちの予想では、奴らはトレセン生を狙って再び仕掛けてくるはずよ。」

 

「そ、それじゃあエルたちはどうすればいいんデスか〜!?」

 

「そこでだ。誰か1人、組織の人間と接触するための囮になってもらいたい。」

 

「囮捜査ですか?」

 

 

 

 組織の全貌を暴き出す為獠たちが考えた作戦は、ウマ娘の内の誰かが囮になるというものだった

 

 

 

「ちょっと待って! 私は反対よ、担当ウマ娘をそんな危険な目に遭わせるなんて許さないわ。」

 

「確かにこれは危険な任務だ、無理強いはしない。」

 

「なるほど、ならその役目、私が引き受けようじゃないか。」

 

「か、会長!!」

 

 

 

 獠たちの作戦に否定的な意見が上がる中、声を上げたのは生徒会長であるルドルフだった

 

 

 

「シンボリルドルフ、正気なの!?」

 

「トレーナー、ここで組織を抑えない限り、学園の安全は保障できません、これは生徒会長としての私の意見です。」

 

「会長……」

 

「エアグルーヴ、私は生徒たちに活き活きとした学園生活を送ってほしい、ただそれだけなんだ。」

 

 

 

 ルドルフは生徒会長として、トレセン学園の危機を見過ごすことはできなかった

 

 だからこそ、危険を承知での決断だった

 

 

 

「冴羽、一つ疑問に思ったことがあるんだが……」

 

「何だい、ブライアンちゃん?」

 

「この作戦の囮は、私たちウマ娘である必要があるのか? 囮なら香さん辺りでも務まるだろう?」

 

「香がそもそも囮に向いていないことは置いといて……皆はウマ娘として世間から注目を集めている。チーム・リギルとなれば尚更だろう。そこでその知名度を利用した作戦だ。」

 

「ワォ! ワタシたちの知名度をサカテに取るんデスね!?」

 

「相手の裏を掻く戦法、お見事ですね。」

 

「というわけで、よろしく頼むよ、シティーハンター。」

 

「皆、協力を感謝するわ。」

 

「……」

 

「ハナちゃん、ルドルフちゃんのことは俺たちが命を懸けても必ず守る、約束だ。」

 

「冴羽さん……!」

 

 

 

 獠の決意にハナの心は揺らぎそうになる……

 

 

 

「ところで冴羽さん……その前に、私の下着を盗んだことに対しての罪悪感はないのかしら……!?」

 

「ひっ!? ハ、ハナちゃん! その話は後で〜……!」

 

「問答無用! 待ちなさ〜い!!」

 

「そ、それは香のハンマー!? いつの間に〜!?」

 

 

 

 その後、獠はハナへの謝罪を済ませ、作戦を許可してくれましたとさ

 

 

 

 

 

____________________

 

 

 

 

「ボス。例の3人、警察に連行されたそうです。」

 

「そうか、まぁいい、あいつらは我々の手駒に過ぎん、さて次の獲物を探すぞ。」

 

 

 

 ここは、冴子の追う拉致専門組織のアジト

 

 中では、ボスと部下が新たなターゲットを探すべく、話し合っていた

 

 

 

「そう来ると思って、もう既に目星をつけている者が居ます!」

 

「ほう、誰だ?」

 

「聞いて驚かないでくださいよ〜?」

 

 

 

 部下がスマホで見せたのは、とあるネットニュースの記事

 

 そこに書かれていたのは……

 

 

 

「トレセン学園の生徒会長シンボリルドルフが行方不明。現場には書き置きが残されており、内容は学園生活やレースに出走することへの不満などが書き綴られていたという……か。」

 

「いかがなさいます?」

 

「姿を消したと判明したのが今日か……よし、次のターゲットは決まりだ。」

 

 

 

 こうして彼らは、学園から姿を消したというシンボリルドルフに目をつけるのだった

 

 

 

「しかし、よろしいのでしょうか? トレセン学園には、最近凄腕のボディーガードが雇われたと聞きましたが。」

 

「我々の手駒なら勝ち目はなかっただろう、だからこちらも凄腕のボディーガードを用意した。そうだろう、ファルコン?」

 

「あぁ、俺の手にかかればな。」

 

 

 

 ボスから少し離れた長机でウイスキーを煽っていたのは、獠とは因縁のライバルである海坊主だった

 

 どうやら海坊主は、彼らに雇われたらしい

 

 

 

「俺の仕事は何だ?」

 

「ターゲットの誘拐は我々だけで行う、君は私たちを守ってくれればいい。」

 

「なんと、それは随分と役不足だな。」

 

「ごちゃごちゃ言うな! こっちは高い金払ってるんだぞ!?」

 

「フン、こっちはこっちで好きにやらせてもらう。」

 

「何を……!」

 

「分かった、そこまで言うのならファルコンの実力を見せてもらおうじゃないか。」

 

 

 

 ボスの部下とは折り合いの悪い海坊主だったが、早速彼らの犯罪に加担することになった

 

 こうして、チーム・リギルと誘拐犯たちの元に凄腕のスイーパーが集うのであった

 

 

 

 

 

 







 獠と海坊主が敵対関係になる構図

 結構シティーハンターではあるあるですよね

 それでは次回もお楽しみに!!





今後のお話に登場してほしいキャラは?

  • ナリタタイシン
  • ウイニングチケット
  • ビワハヤヒデ
  • メジロパーマー
  • ダイタクヘリオス
  • ライスシャワー
  • ミホノブルボン
  • ナイスネイチャ
  • ツインターボ
  • イクノディクタス
  • マチカネタンホイザ
  • 黒沼トレーナー
  • 南坂トレーナー
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