ウマ娘 XYZダービー 〜新宿の種ウマ伝説〜   作:ローマン

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 現在、youtubeでシティーハンターの初期エピソードが配信されていますね

 シティーハンターといえばGet wildですが、個人的に一番入りが良かったのは第1話だと思ってる作者です

 それでは、本編どうぞ!!







頭が切れるB

 

 

 

 

「……来てくれたか、たづなちゃん。」

 

「冴羽さん、私に御用というのは?」

 

 

 

 翌日、獠はトレーナー室にたづなを呼び出していた

 

 理由は、彼女に聞きたいことがあったからだ

 

 

 

「早速本題だがたづなちゃん、ナリタタイシンのデータを見せてくれることは可能かな?」

 

「申し訳ありませんが、他トレーナーの情報を勝手に開示することは出来ないんです。」

 

「……たづなちゃん、俺はトレーナーじゃなくシティーハンターだ。もしかするとこれはタイシンちゃんの命に関わることかもしれない、だから頼む。」

 

「……分かりました、上層部に問い合わせてみます。」

 

 

 

 通常、ウマ娘のデータを他人に開示することは禁止されているが、タイシンの命に関わる事態であることや獠がボディーガードであることを考慮され、たづなが上層部への確認を取ってくれることになった

 

 後は良い結果が返ってくることを祈るばかりである

 

 

 

「さて、後はタイシンちゃんの動向を……」

 

「冴羽、少しいいか?」

 

 

 

 たづながトレーナー室を去っていったと同時にやってきたのは、ビワハヤヒデだった

 

 

 

「ハヤヒデちゃんか、どうした?」

 

「少し気になることがあってな……」

 

「タイシンちゃんがやってる音ゲー……のことかな?」

 

「何故そのことを?」

 

「やっぱりか。」

 

 

 

 獠はタイシンのやっているスマホゲームに、何か原因があるのではないかと考えていた

 

 その予測は、どうやらハヤヒデも同じのようだ

 

 

 

「スマホを見ながらってのが引っかかってな。俺の方で少し調べてみたんだが、2週間ほど前からどうも怪しいアプリが出回ってるそうなんだ。」

 

「怪しいアプリ?」

 

「あぁ、そいつがタイシンちゃんをおかしくさせている原因かもしれないが、何せそのアプリについての情報がほとんど出回っていない。」

 

「はっきりとした確証がないわけか。」

 

「その通り。それと今たづなちゃんにタイシンちゃんのデータを見せてもらえないか相談中でね、許可が降りればもう少し分かると思うんだけどなぁ〜。」

 

 

 

 獠が目をつけていたのは、最近闇市場に流れている謎のアプリ

 

 しかし素性がほぼ不明であり、これがタイシンに関係しているかはまだ断定できない

 

 

 

「そうだ、クリークなら何か知ってるかもしれない。」

 

「誰だい、そりゃ?」

 

「タイシンと同室のスーパークリークというウマ娘だ。今は教室にいるだろうか。」

 

「よし、そうと決まれば早速話を聞いてみるか。」

 

 

 

 こうして獠とハヤヒデは、タイシンと同室であるスーパークリークへと話を聞きに行くのだった

 

 

 

 

 

 

____________________

 

 

 

 

 

「クリーク、少し話を聞きたいんだがいいか?」

 

「いいですよ〜。」

 

「おっ、ハヤヒデどないしてん?」

 

「タイシンの様子について知りたくてな。」

 

 

 

 学園を歩いていると、同級生たちと談笑しているスーパークリークの姿を見つけた

 

 彼女は他に2人のウマ娘と話しているようだ

 

 

 

「初めましてだな。俺の名前は冴羽獠、最近この学園にやって来たシティーハンターってのは俺のことだ。」

 

「ほぅ、アンタが噂のシティーハンターかい?」

 

 

 

 そこに話しかけてきたのは、江戸っ子なウマ娘

 

 イナリワンだった

 

 

 

「あたしはイナリワン。噂には聞いてるぜ、スピカやリギルの事件を解決したって。」

 

「へぇ〜、凄い方なんですね。」

 

「なんや、よう知っとるな、イナリ。」

 

「シティーハンターを知らないようじゃあ、タマ公もまだまだだな。」

 

「なんやと〜!?」

 

「まぁまぁ、イナリちゃんもタマ公ちゃんもそうギスギスするなって。」

 

「タマ公やない! タマモクロスや!」

 

 

 

 関西弁で話すウマ娘……タマモクロスは自分の名前をツっコんで訂正した

 

 

 

「ゴホン……話を戻すが、最近のタイシンについて何か変わったことはなかったか?」

 

「そうですね……最近は髪を乾かしてあげようとしても逃げられちゃいましたし、ご飯を作ってあげようとした時も断られてしまいました。」

 

「ここまで聞いてると、いつものタイシンのようにしか聞こえねぇが。」

 

「でも、最近はスマホゲームに夢中なんです。私もそのゲームをやってみたいって伝えたんですが、タイシンちゃんは教えてくれなかったんですよ〜。」

 

「スマホゲーム……か。」

 

 

 

 最近のタイシンはスマホゲームに夢中で、世話焼きなクリークそっちのけなのだという

 

 以前チケットが話していた通り、タイシンの不調は彼女のスマホに原因があると獠たちは結論づけた

 

 

 

「皆、話を聞かせてくれてありがとう。」

 

「タイシンちゃんのこと、よろしくお願いします。」

 

「あぁ、タイシンちゃんは必ず俺たちが助け出す。」

 

「おぅ、頑張ってくれよ! ハヤヒデ、シティーハンター!」

 

「ウチらにも出来ることがあったら、いつでも相談しいや!」

 

「助かる!」

 

 

 

 獠とハヤヒデは、クリークたちの声に押されながらその場を後にするのだった

 

 

 

「……む? 皆、何の話をしていたんだ?」

 

「オグリ!? 今までどこに行ってたんや……?」

 

「食堂へラーメンをおかわりしに行っていた。あの人は……」

 

「シティーハンター、粋な心を持った都会のスイーパーでい!」

 

「イナリ。さっきから気になっとったけど、やけにシティーハンターに詳しいな……」

 

「なるほど、あの人はシティーハンターと言うのか。」

 

「フフッ、面白い方でしたね。」

 

 

 

 その後合流したウマ娘……オグリキャップにクリークたちは獠のことを教えたのだった

 

 

 

「やはりタイシンの様子がおかしかったのは、スマホゲームが原因で間違いなさそうだな。」

 

「あぁ、あとはたづなちゃんからのデータが見られれば……それにしてもハヤヒデちゃんは中々良い腕をしてるな。」

 

「ウマ娘としてなら当然だが、冴羽の仕事のことはよく分からないぞ?」

 

「ハヤヒデちゃんは頭が切れるし、探偵とか向いてるかもな。」

 

「だ、誰の頭がでかいって!? 私の頭はでかくないぞ!?」

 

「ん……? 頭が切れるなって言っただけなんだけど……?」

 

 

 

 

 

___________________

 

 

 

 

「獠、それって?」

 

「あぁ、ここ数週間のタイシンちゃんのデータだ。」

 

「それって、あたしたちが見ても大丈夫なの?」

 

「たづなちゃんから理事長への許可も取ってある。」

 

「それで、結果はどうだったの?」

 

「やはりというべきか、話で聞いた10日前から明らかに数値が変動している。」

 

 

 

 理事長の許可を経て提供してもらったタイシンのデータは、明らかに大幅な数値の変化があった

 

 これにより、タイシンの身に何かが起こっているということが明白になった

 

 

 

「それで、どうするのこれから? タイシンちゃんを尾行してみる?」

 

「そう言いたいところだが、これは電子機器を用いた一種の犯罪者の仕業かもしれない。」

 

「ハッカーとかの類かしら? それなら冴子さんに……」

 

「いや、警察に頼るより、もっと適任なのが居るぜ?」

 

 

 

 こうして獠は、ある人物へ連絡するのだった

 

 

 

 

 

 







 ハヤヒデの頭ネタはいつか入れてみたかった笑

 はたして、獠が連絡を取った相手とは……!?

 ヒントは、獠のマンションの隣で探偵事務所を開いている、あの人物の妹ですよ!





今後のお話に登場してほしいキャラは?

  • ナリタタイシン
  • ウイニングチケット
  • ビワハヤヒデ
  • メジロパーマー
  • ダイタクヘリオス
  • ライスシャワー
  • ミホノブルボン
  • ナイスネイチャ
  • ツインターボ
  • イクノディクタス
  • マチカネタンホイザ
  • 黒沼トレーナー
  • 南坂トレーナー
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