本編は久々の投稿ですね
前回のあらすじでの某作品は分かりましたかね?
それでは、本編どうぞ!!
「獠、本当に大丈夫なのよね? 彼女たちを感謝祭に出しちゃって。」
「大丈夫だ。彼女たちの同意も得ているし、それに犯人が最も尻尾を出すタイミングだ、やるからには感謝祭の日しかない。」
ファン感謝祭が3日後に迫ったある日
学園への道中で、獠と香はあらためて作戦について話していた
不安は残るものの、タイシンたちからの許可もおりているため、決着はファン感謝祭でつけることで意見は固まっていた
「おっ? ありゃ、ストリートピアノじゃねぇか、久しぶりに〜……」
「獠? ピアノなんてあんた弾け……」
獠はピアノの前に腰掛けると、慣れた手つきで鍵盤を押してメロディーを奏でていく
これには、楽器に疎い香も驚いている
「あ、あんた、ピアノ弾けたの!? それにこの曲……」
「弾けるのはこの1曲だけだがな、俺もこの曲には何度も助けられた。」
「そうね、あたしたちの思い出がよみがえってくるみたいね。」
獠が弾いていた曲は、シンセサイザーを用いた先進的なサウンドで一斉を風靡した3人組バンドの有名な1曲
今なお多くのアーティストにカバーされ、4/8はこの曲の記念日にも指定されたほどだ
?「あたしをお呼びかしら、獠ちゃん?」
「来てくれたな、マルゼンちゃん。」
「マルゼンちゃん!?」
そこに現れたのはチーム・リギルのウマ娘で、以前も協力してくれたマルゼンスキー
獠のピアノの曲に反応するように、颯爽と現れた
「りょ、獠? どうしてマルゼンちゃんが……?」
「今回の作戦の協力者さ。」
「フフッ、今回もよろしく頼むわ、香さん!」
「よ、よろしく……」
香は何故マルゼンが協力してくれたのか、そして何故獠のピアノに反応するかのように現れたのかよく分からなかったが、きっと感謝祭で何か仕掛けるのだろうと察した
「さて、香はタイシンちゃんたちと合流しててくれ。」
「獠は?」
「俺はマルゼンちゃんと寄らなきゃいけない所があってな。」
「ちょっと! 仕事放り出してマルゼンちゃんと何処行く気なのよ!?」
「そ、それは〜……」
「怪しいわね……!」
「香さん、あたしと獠ちゃんは秘密の特訓をしなくちゃいけないのよ。信じてくれるかしら?」
「む、むぅ、マルゼンちゃんがそこまで言うなら……」
「やった! 香さん、これはオトメの秘密よ?」
獠が何か隠していることを疑う香だったが、マルゼンの乗り気な説得に押され、とりあえず信用することにしたのであった
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イメージBGM
春空BLUE
ウイニングチケット(CV.渡部優衣),ナリタタイシン(CV.渡部恵子),ビワハヤヒデ(CV.近藤唯)
(ウマ娘 プリティーダービー BNWの誓い EXTRA R 挿入歌)
「よし、一旦休憩にしよう。」
「うん。」
「だあぁぁ!! 疲れた〜!!」
一方BNWの3人は、学園併設のダンススタジオにて感謝祭へ向けたライブパフォーマンスの練習をしていた
普段は学園関係者以外は立ち入ることはできないのだが、特別に香は入ることが許可されたのだ
「それにしてもウマ娘って凄いわよね、レースに出た後もライブで歌って踊るんだもの。」
「……アタシはあんまり好きじゃなかったけどね。」
「そうなの?」
「まぁ、そう思うウマ娘はタイシンだけじゃないだろう。」
「アタシはレースもライブも大好きだよ!!」
「うん……でも今はアタシたちを応援してくれてる人たちがいるから頑張れる。香さんにも感謝してるよ。」
「あ、ありがとうタイシンちゃん。」
獠の名前が挙がらなかったことに香は引っ掛かったが、理由は大体察しがついてるので何も言わなかった
「だからアタシたちのライブ、絶対観てよね。」
「勿論よ、しっかりとタイシンちゃんたちのライブは見届けてさせてもらうわ!」
香は一生懸命練習する彼女たちを観て、感謝祭でのライブをしっかり目に焼き付けると誓うのだった
「ところで香さん! 香さんはどうやって冴羽さんと出会ったの!?」
「獠と?」
「言われてみれば気になるな、香さんも元々スイーパー?をしていたのか?」
「あたしは……あたしの兄貴が過去に獠と相棒を組んでいたの。」
「組んでいた……」
「……すまない香さん、無理に過去のことを……」
「大丈夫よハヤヒデちゃん。あたしは獠のパートナーとして支えていくと決めたから、兄貴もきっと見守ってくれてるわよ。」
余計なことを言ってしまったかと口を塞ぐハヤヒデだったが、香は気にしていないと前向きに声をかけるのだった
「ゔゔぅぅ〜っ!! がんどうじだぁぁ!!」
「チケットちゃん!?」
「あぁ、チケットは涙脆いだけだから心配しないで。」
香の話を聞いたチケットは、声を震わせながら号泣していた
彼女は感受性が高く、かなり涙脆い性格なのだとタイシンから教えられる
「まぁ……楽しみにしてて、冴羽にはあんまり見せたくないけど。」
「あれ? そういえば、冴羽さんは?」
「それが、今日駅のストリートピアノで出会ったマルゼンちゃんと何処かへ行っちゃったのよ。」
「何? 仕事投げ出して遊んでるの?」
「感謝祭が迫ってるから、獠に限ってそんなことはしないと思うけど……少し気になるわね。」
BNWの3人は獠がいないことに気付き、香が説明する
マルゼンと何処かへ行ってしまったことに、香は再び疑問を抱いた
その時、練習スタジオの扉が勢いよく開かれる
「よーっす! 練習やってっか〜!?」
「ゴルシちゃん! それに他の皆も。」
「どうも〜、香さ〜ん。」
練習スタジオに入ってきたのは、ゴルシを筆頭としたチームN
どうやら彼女たちも練習しにやって来たらしい
「さてと……休憩も済んだし、もう一頑張りするかな。」
「あぁ、タイシンちゃんもメンバーの1人だったわね。」
「タイシン、頑張れ〜!!」
「無理は禁物だぞ。」
休憩を挟んだタイシンは、ゴルシたちチームNの練習に混じっていった
ちなみにチケットとハヤヒデはBNW以外での出番は無いので、今日の練習は終了である
「あら香さん、練習の見学してたの?」
「麗香さん! えぇそんなとこ。」
「あら? 隣の娘は確か……」
「ミホノブルボンです。」
麗香と一緒に入ってきたのはミホノブルボン
チームNの1人で、彼女も今回の感謝祭でパフォーマンスに参加するはずなのだが……
「どうやらこの娘のトレーナーさんが、何処かへ行ってしまったようなのよ。」
「ブルボンちゃんのトレーナーさんが?」
「はい、マスターはしばらく席を空けると書き置きを残したままで……」
「もしかして、敵の仕業なのかしら……?」
このタイミングでタイシンと同じステージに立つウマ娘のトレーナーが行方不明という状況に、犯人との関連性を疑い始める
「ついでになるんだけど、こっちじゃ獠も何処かに行っちゃってね、も〜何が起こってるっていうのよ……」
立て続けに起こった不審な出来事に、香は頭を悩ませるのであった
獠がピアノで弾いた曲
もうお分かりですね笑
今後のお話に登場してほしいキャラは?
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ナリタタイシン
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ウイニングチケット
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ビワハヤヒデ
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メジロパーマー
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ダイタクヘリオス
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ライスシャワー
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ミホノブルボン
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ナイスネイチャ
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ツインターボ
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イクノディクタス
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マチカネタンホイザ
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黒沼トレーナー
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南坂トレーナー