ウマ娘 XYZダービー 〜新宿の種ウマ伝説〜   作:ローマン

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 今回はウララ編になります

 それではどうぞ!!







ハルウララ

 

 

 

 

 〜商店街〜

 

 

 

 

「はぇ〜、今日は混んでるな〜。」

 

「そうね、今日は特売日とかじゃなかったと思うんだけど……」

 

 

 

 夕食の買い出しに出かけていた獠と香は、学園近くの商店街を訪れていた

 

 学園で仕事を引き受けてからはこの商店街を利用していたのだが、今日は特に客足が多い

 

 何事かと辺りを見渡してみると、1人のウマ娘を中心に集まりができていた

 

 

 

?「いらっしゃいませ〜! 今日は特売だよ〜!!」

 

「あら? あの娘は……」

 

?「あ! 今日はにんじんが安いよ〜!!」

 

「ウララちゃん、それじゃあそのにんじん何本か買おうかな。」

 

?「まいどありーっ!!」

 

 

 

 商店街で一際元気な声を上げながら農家のおじさんを手伝っていたのは、学園の生徒でもあるハルウララ

 

 どうやら香は、ウララと面識があるようで……

 

 

 

「知ってる娘なのか?」

 

「えぇ、ハルウララちゃん。前に商店街へ依頼に来た時、あの娘と一緒に野菜の直売を手伝ったことがあったのよ。」

 

「そうか、あの娘が……」

 

 

 

 獠も学園の生徒の資料には目を通し、ウララに関してもある程度の情報は入っている

 

 直接的に会ったのは今回が初だが、彼女の戦績についても獠は知っていた

 

 だが彼女が商店街の人たちから親しまれているのを見ると、獠も香もフッと頬が緩む

 

 

 

「こんにちは、ウララちゃん。」

 

「あ〜! おねーさ〜ん!!」

 

「わっ!? あはは、相変わらずウララちゃんは元気ね……」

 

「今日ね! 農家のおじさんの野菜、たくさん売れたんだよ〜!!」

 

(嬉しそうだなウララちゃん、香にも随分懐いているな……)

 

 

 

 香とウララのやり取りはまるで本物の姉妹のようで、商店街の人々はそれを微笑ましく見守っていた

 

 そんな様子を眺めた後、獠は商店街の路地裏に入っていく

 

 そこには、こじんまりとした店を構える男の姿があった

 

 

 

「よう、獠ちゃん。」

 

「久々だな、元気してたか?」

 

「あぁ、少し前までこの商店街は寂れちまってたが……あの嬢ちゃんが来てからまたここは騒がしくなっちまったよ。」

 

「ウララちゃんは、皆から愛されてるんだな。」

 

「その通りさ……ところで俺のところに来たってことは、何か情報をお求めなんだろ?」

 

「あぁ、近頃この商店街に現れるっていう悪徳な地主を懲らしめてほしいとか何とか。」

 

「あぁ、アイツのことか。アイツは裏じゃこの近辺の暴力団ともつるんでるらしい……ま、獠ちゃんにとっては敵でもないか。」

 

 

 

 獠がこの商店街にやって来た本当の理由

 

 それは、この商店街をある地上げ屋が狙っていたという情報を聞きつけたからで、この場所には顔馴染みの情報屋が居たため、獠は訪ねたというわけだ

 

 

 

「俺の知ってる情報はそれで全てだ。」

 

「助かるぜ、おやっさん。」

 

「何かお礼に渡せるものでもありゃ良かったんだがな……」

 

「報酬のことか? それならもう貰ってるよ。」

 

「何だって?」

 

 

 

 そう言いながら、獠は商店街の人々に囲まれるウララの姿を見ていた

 

 彼女の向ける笑顔が、更に人を笑顔にしている光景

 

 獠はこの景色を必ず守るという依頼を引き受けたのだ

 

 

 

「それじゃ、行ってくるぜ。おやっさん。」

 

「あぁ、達者でな。獠ちゃん。」

 

 

 

 こうして獠は、商店街を狙う地上げ屋のアジトへ歩みを進めるのであった

 

 

 

 

 

_________________

 

 

 

 

 〜トレセン学園〜

 

 

 

 

「へぇ〜、昨日そんなことがあったのね。で、何であたし抜きで依頼を引き受けたのかしら〜?」

 

「ご、誤解だって〜! 俺はただウララちゃんたちの為に引き受けたんだ! 帰りにちょっともっこり美女のお店で飲んだりしたけど……」

 

「おのれ〜! やっぱりか〜!!」

 

「わ〜! かおりしゃん、ご勘弁を〜!!」

 

?「あ〜! おねーさんと……シティーハンターだっけ?」

 

 

 

 そこに居合わせたのは、学園の制服を着こなしたウララであった

 

 偶然にも、獠たちの近くを通りかかったようだ

 

 

 

「ウララちゃん、昨日は大盛況だったわね!」

 

「うん! おねーさんが手伝ってくれたおかげで、おばさんたちすっごいニコニコしてたよ!!」

 

「よしよし、お疲れ様だったわね。」

 

「えへへ〜……!」

 

 

 

 ウララは香に頭を撫で撫でされながら、昨日の出来事を嬉しそうに話す

 

 しばらく香がウララを撫でていると、2人ともうとうとし始めた

 

 

 

「ふわぁ、今日は天気が良いわね……」

 

「お日さま気持ち良くて〜、むにゃむにゃ〜……」

 

(2人とも、昨日は商店街の特売を手伝っていたからな。疲れも溜まってたんだろう。今日はお日さまの下でゆっくりしてな。)

 

 

 

 ウララは香の膝を枕にし、香は獠にもたれかかって、そのまま2人とも静かに寝息を立て始める

 

 そんな2人を見守りながら、獠は久しぶりの日向ぼっこに徹するのであった

 

 

 

 

 

 

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イメージ主題歌

今日もウララかケセラセラ!

ハルウララ(CV.首藤志奈)

 

 

 

 

 

 

         CAST

 

 

 

 

      ハルウララ:首藤志奈

 

 

       冴羽獠:神谷明

 

       槇村香:伊倉一恵

 

 

 

 

 

 







 これにて、以前のアンケートで上位だったウマ娘のお話は以上になります

 ここからは、不定期で色々なウマ娘の個別回を描いていこうと思います

 それでは、また次回!!





今後のお話に登場してほしいキャラは?

  • ナリタタイシン
  • ウイニングチケット
  • ビワハヤヒデ
  • メジロパーマー
  • ダイタクヘリオス
  • ライスシャワー
  • ミホノブルボン
  • ナイスネイチャ
  • ツインターボ
  • イクノディクタス
  • マチカネタンホイザ
  • 黒沼トレーナー
  • 南坂トレーナー
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