劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズに、ゴールドシップ役の上田瞳さんがモブ役で出演されているのを最近知りました
「……来たか。」
「野崎さんは何て?」
「上村から連絡があったそうだ、香は先に海坊主たちと合流してくれ。」
「分かったわ!」
翌日のレース当日
野崎トレーナーから上村の指示があったと連絡を受けた獠は、香を先にチーム・スピカの元へと向かわせた
「野崎トレーナー、来てくれたな。」
「冴羽さん……」
場所は移り、穴場のBAR
昼間だったこともあり、客はバーテンダーを除けば2人だけだ
「俺から言いたい事は一つ、あんたは犯人の要求通りに動くんだ。」
「は、はい……それじゃあ……」
「あぁ、少々危なっかしいかもしれないな、だがスズカちゃんを狙う犯人を捕まえるためだ、協力してくれるか?」
「……分かりました、彼女の力になれるのなら何だってやります。」
「その意気だ、さて、俺は先に準備しておくか……」
こうして獠は野崎トレーナーと別れ、チーム・スピカよりも先にある場所へ向かうのだった
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「それじゃあトレーナーさん、行ってきますね。」
「あぁ、自分を信じて走ってこい! スズカ!」
レース前のパドック
そこには、レースに出走するスズカとチーム・スピカのメンバー、そしてトレーナーの姿があった
「スズカさんが本気で走れるよう、私たちがしっかりサポートします!! だから安心して下さいッ!!」
「フフッ、ありがとうスペちゃん、おかげで不安が吹き飛んだわ。」
スズカを除いたチーム・スピカの面々は、1人1人笑顔を送る
身の安全を危惧されているスズカが出ると決心したレース
チームの一員として、獠や海坊主から特訓を受けたスペたち
全ての準備は整っていた
「俺はスズカを地下バ場まで送ってくる、皆は先に観客席に行っててくれ。」
「それなら心配要らないよ! ゴルシが場所取りしてくれてるから!」
「ゴールドシップさんに任せたの、少々不安を感じてきましたわ……」
「ゴルシ先輩、忘れてないといいんだけどな……」
「キタサンもいるから大丈夫でしょ……多分。」
「とりあえず、行ってみましょう!」
こうして、チーム・スピカは観客席へと向かい始めるが……
「スペ、ちょっといいか?」
「はいッ! 何でしょうトレーナーさん!」
「獠からの伝言なんだが……」
そこで、トレーナーは獠から告げられていた伝言をスペに話した
「俺と香さんもスペの側につく、頼まれてくれるな?」
「勿論です! スズカさんのためなら、私頑張りますッ!」
スペからの了承を得られたトレーナーはそっと微笑み、スズカを地下バ場まで送るのだった
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「さて、皆来たな。」
「ゴルシ、これって……?」
一方、応援席へと辿り着いたテイオーたち
先に準備をしていたのは、ゴルシとキタサンだったはずなのだが……
「よぉ、集まってもらって悪いな。」
「冴羽さん? それに皆さんも。」
「大事な話をする、今日ここへ……確実にスズカちゃんを狙う輩が現れる。」
「ほ、本当か!?」
「あぁ、例の野崎トレーナーに連絡があったんだ。」
現在、野崎トレーナーは別行動を取っており、犯人である上村の言う通りに動いてもらっているとスピカには伝えられた
「それで、その黒幕が何をしようとしてるのか検討はついてるの?」
「可能性があるとすれば……爆弾を使うのは確実だ。」
「ば、爆弾!?」
黒幕の上村は爆弾を用いた手口を、過去何度も行っている
そして犯行はスズカたちのレース中に行われると断言し、そのための作戦を獠は考えてきていた
「美樹ちゃんにはテイオーちゃんとマックイーンちゃん、海坊主にはウオッカちゃんとスカーレットちゃん、そして俺にはゴルシちゃんとキタちゃんについてもらう。」
「あれ? そういえばスペちゃんは?」
「香と水面下で作戦実行中だ。」
「え〜!? なんかそれ秘密の特殊部隊みてぇじゃねぇか〜! 今からでもスペと変わってくれよ〜!!」
「大丈夫だ、ゴルシちゃんにもとっておきの見せ場を用意してある。」
「本当か!? ならゴルシの708ある必殺技で倒すぞ〜!!」
「必殺技、どんだけあるんですの!?」
いつものゴルシの冗談が炸裂し、マックイーンが突っ込む
何気ない光景だが、ある意味チームをリラックスさせる効果があることを獠は見抜いていた
「さて、レースも始まりそうだし、そろそろ分かれましょ?」
「あぁ。」
「それと皆には通信機を預けておく、これでどこでも連絡可能ってわけだ。」
獠が渡したのは、小型の通信機
これで広いレース場の中でも、やり取りができる
こうして、獠たちの作戦も始まった……!
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「さぁ遂に始まりました! 実況は私、赤坂がお送りします!」
「注目は6番、1番人気サイレンススズカ、実力は完全に上位ですね。」
こうして、スズカたちの出走するレースの開催が宣言された
観客席は大勢の人々で賑わっており、中でも1番人気のスズカへの声援は非常に大きい
そしてレース場の各地で、スピカのメンバーは張り込みをしていた
「それにしても、何だその変装は……?」
「ゴルシ先輩から教わった、チーム・スピカの変装術の一つよ!」
海坊主、ウオッカ、スカーレットの3人は、例の変装をしながら張り込みをしていた
だが、これでは色んな意味で目立ち過ぎてるような気がした海坊主である
「これがあれば、誰からも怪しまれずに張り込みできるぜ!」
「だからって、サングラスとマスクというのは……」
「海坊主さんこそサングラスしてるじゃない、それに今時迷彩服だなんて、ますます怪しいわ。」
「ぐぬっ……」
確かに言われてみれば、身長2m越えの迷彩服でサングラスの格好は色んな意味で目立つだろう
これが海坊主のトレードマークではあるが、この作戦には適していないのは明白だ
「ファルコンったら、なんだか目立ってない……?」
「仕方ありません、私たちは変装なしでいきますわ!」
「そうだね! ボクたちは素顔のままで勝負だ!」
この様子を見ていた美樹、テイオー、マックイーンの3人は変装はしないことにした
「さて、俺たちはこのパトロールタワーから見張りだ。」
「ここって、私たちも入っていいんですか?」
「今回は特別に許可を取ってある、しかしここからの眺めは中々見られないだろうぜ〜。」
獠、ゴルシ、キタサンが張り込んだのは、走路における障害物や違反行為がないかを高所から確認するパトロールタワーだ
「ところでりょー、さっきから何を組み立ててるんだ?」
「これか?」
獠が組み立てていたのは望遠鏡のようなものだったが、しばらく部品を組み立てていくと……!
「こ、これって……!」
「うっひょ〜! ライフルじゃねぇか!! なぁなぁ一発撃ってみてくれよ〜!!」
「まぁよっぽどのことがなきゃ撃たないさ、それにこのライフルは……」
獠がそう言いかけた途端、スコープ越しにある景色が見える
それは、周りを警戒しながらスタンド席へと現れた野崎トレーナーだった
ゴルシの言う708ある必殺技……
元ネタが分かる方はいらっしゃるでしょうか……?
今後のお話に登場してほしいキャラは?
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ナリタタイシン
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ウイニングチケット
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ビワハヤヒデ
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メジロパーマー
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ダイタクヘリオス
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ライスシャワー
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ミホノブルボン
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ナイスネイチャ
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ツインターボ
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イクノディクタス
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マチカネタンホイザ
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黒沼トレーナー
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南坂トレーナー