スペ&スズカ編、最終回です!
「サイレンススズカ、トップを独走! このまま首位を守りきるか〜!?」
「頑張れー!! スズカさ〜ん!!」
(見に行かなくちゃ……トレーナーさんが、皆が待っている景色を!)
大逃げの作戦でトップを走り続けていたサイレンススズカは、ここぞとばかりに更にスパートをかけていく
「ここでサイレンススズカもスパートに入った! まさに逃げて差す! 誰にも真似できない走りです!」
「いっけー!!」
「やあああぁぁ〜〜っ!!!!」
仲間たちの想いを背負い、サイレンススズカは全てを出し切る
そして……
「サイレンススズカ先頭! 多くの人たちの期待を背負って、今サイレンススズカが先頭でゴーーール!!」
「やった〜!!」
「スズカさん……!」
「スズカ……! お前は本当に……!」
「獠やったわ! スズカちゃん、1着よ!」
「あぁ、素晴らしいウマ娘だ、スズカちゃんは。」
客席は割れんばかりの声援で、スズカを祝福する声や拍手に包まれていた
その様子を見たスズカは目元に嬉し涙を浮かべながら、1着でゴールしたことを噛み締めるのだった
「さて皆、スズカの所へ行ってやろう! ウイニングライブまでそんなに時間はないぞ!」
「はいっ!」
こうして、トレーナーとチーム・スピカの仲間たちは、スズカの待つ地下バ場まで走るのだった
その道中、獠は海坊主と美樹に話しかける
「スズカちゃん、1着が取れて良かったわね。」
「あぁ、スピカの皆もよく頑張ってくれた。」
「海坊主の特訓の成果が出てたぜ〜、だがこれで相手が猫だったらどうなってたかな〜?」
「何を〜っ!?」
「まぁまぁ、一段落したことだし、私たちは先に冴子さんと待ってるわね。」
「そうね、じゃあまた後で!」
海坊主と美樹は冴子と合流する為、一旦獠たちとは別れて、ある場所へ向かう
そして獠たちはスズカを出迎えるため、スピカと共に地下バ場を目指すのだった
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イメージBGM
Find My Only Way
スピカ
(ウマ娘 プリティーダービー 第12話 ED)
「うぇ〜ん!! スズカさ〜ん!!」
「あらスペちゃん、よしよし。」
スズカの姿が見えて早々、スペは嬉しさのあまり彼女に抱きついた
そんな彼女をスズカは優しく撫でる
「スズカ、本当によくやったな。」
「トレーナーさん……私、走れて良かったです。」
「あの時はすまなかった……スズカの気持ちも聞かず、レースを棄権しようだなんて……」
「フフッ、過ぎたことはもういいですよ、それに今日は……」
スズカはスピカメンバーの顔を一人一人見つめる
「走っている時、皆の応援が聞こえたから頑張れたんです!」
「スズカさん……そんなの反則ですわ〜!!」
「おっ! マックイーンが行くならアタシも行っくぞ〜!!」
「スズカ〜!!」
「おし! ならオレも!」
「ア、アタシだって!」
「み、皆!?」
嬉しさのあまり、マックイーンを筆頭に全員がスズカに抱きついた
皆、同じ気持ちだったのだ
「その辺にしとけ、スズカが苦しそうだぞ?」
「フフッ、大丈夫ですよ!」
「スズカさ〜ん……!」
「そういえばあの時、一瞬スタンドが騒がしくなってましたが、何かあったんですか?」
「ん? あ、あぁ、ちょいとトラブルがあったらしいぞ〜?」
(きっと、冴羽さんたちが守ってくれたのね。)
本当はスズカを狙った犯人との戦いの一部始終だったのだが、本人は何となく何があったかを察していた
そしてスズカは、獠たちの方へと振り向く
「冴羽さんに香さん、そして海坊主さんに美樹さん、冴子さんにも伝えて下さい、本当にありがとうございました。」
「良いってことさ、1着おめでとう。」
「スズカちゃん、ウイニングライブも楽しみにしてるわね!」
「フフッ、楽しみにしてて下さいね。」
スズカは笑顔を見せながら、ウイニングライブのステージへと向かっていった
「さぁて、今回俺たちはこんなものを用意してきた!」
獠が取り出したのは、[サイレンススズカ万歳!!]と書かれた横断幕だった
このレースの為に自作した物である
「おぉ〜っ! 良いな〜それ!」
「ちょっと、目立ち過ぎじゃない……?」
「良いと思いますよ! 冴羽さん!」
「ま、スピカの想いを詰め込んだって意味なら、俺たちらしいな。」
「ファルコンたちも待ってるんでしょ? 早く行こ!」
「そうですわね、でもあの刑事さんにも見てほしかったですわ。」
「マックイーンちゃん、冴子もライブに誘ってある、皆で楽しもうぜ?」
「よ〜っし! そうと決まれば、最前列取ってくるぜ〜!!」
「ゴールドシップ先輩!?」
「おいゴルシ! 席なら海坊主さんたちが取ってくれてるぞ〜!?」
ウイニングライブの観客席の場所取りへ向かおうと、ゴールドシップは先に走っていってしまった
既に、海坊主たちが場所を確保してくれているのだが……
「あたしたちも行きましょ。」
「そうだな。」
こうして、スピカと獠たちもウイニングライブの観客席へと向かうのだった
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『きみの愛馬が!』
そして始まったウイニングライブ
披露される曲は[うまぴょい伝説]である
『ずきゅんどきゅん走り出しー』
(ふっふー)
『ばきゅんぶきゅん かけてーゆーくーよー』
『こんなーおもーいはー はーじめてー』
(321 Fight!!)
『ずきゅんどきゅん 胸が鳴りー』
(ふっふー)
『ばきゅんぶきゅん だいすーきーだーよー』
『今日もーかなでーるー はぴはぴだーりん321 Go Fight うぴうぴはにー321』
(うーーFight!!)♪
そしてラストのサビではコール&レスポンスもあり、会場の熱気は最大まで高まっていた
「なぁ冴羽、香さん。」
「ん? どうしたんだトレーナー?」
「今回の依頼、引き受けてくれて本当にありがとうな。」
「良いってことよ、それが俺たちの仕事だからな。」
「フフッ、困った時はXYZよ、トレーナーさん! そうよね? 獠。」
「そうだな、受けた依頼は成し遂げる。」
「あぁそうだ、依頼料は……!」
「……依頼料ならもう貰ってるよ。」
「え?」
その場に居た、香、冴子、海坊主、美樹は互いに顔を合わせる
どうやら皆、獠の言葉の意味が分かっているようだ
「トレーナーさん、私たちに最高の景色を見させてくれてありがとう。」
「良い教え子だったぞ、トレーナー。」
海坊主と美樹の言葉に、トレーナーは辺りを見渡す
ウイニングライブに盛り上がる観客……嬉しさのあまりハグをし合う者、感動して涙を流す者、声援を送る者と様々だった
「「「「「「スズカ〜(さ〜ん)(せんぱ〜い)!!」」」」」」
「皆とっても嬉しそう、これが仲間の絆ってやつね。」
「けれど、中にはこんな華やかな景色を汚そうとする奴等も居るわ。」
「そんな奴等を掃除する……だからこそ、俺たちのような者がいるのさ。」
スズカへの歓声に包まれるウイニングライブの会場でそう言葉を並べながら、5人はライブ会場を後にしていくのだった
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最終回イメージED
Get Wild
TM NETWORK
(シティーハンター ED)
原作
Cygames、北条司
企画・小説
ローマン
CAST
冴羽獠:神谷明
槇村香:伊倉一恵
野上冴子:一龍斎春水
海坊主:玄田哲章
美樹:小山茉美
スペシャルウィーク:和氣あず未
サイレンススズカ:高野麻里佳
トレーナー:沖野晃司
トウカイテイオー:Machico
ウオッカ:大橋彩香
ダイワスカーレット:木村千咲
ゴールドシップ:上田瞳
メジロマックイーン:大西沙織
キタサンブラック:矢野妃菜喜
実況:明坂聡美
解説:細江純子
イメージOP
City Hunter〜愛よ消えないで〜
小比類巻かほる
イメージED
グロウアップ・シャイン!
スピカ
イメージBGM
FOOT STEPS
北代桃子
Find My Only Way
スピカ
劇中歌
うまぴょい伝説
ウマ娘
スペシャルサンクス
これまで「ウマ娘 プリティーダービー」「CITY HUNTER」に携わった全てのスタッフ、ファン、そして読者の皆様
投稿サイト
ハーメルン
ここまで読んで頂きありがとうございました!
最終回を記念し、本小説を描くに至った経緯をお話させて頂きますと、今年放送が始まったシンデレラグレイでウマ娘を知り、過去のシリーズも履修していくうちに、その史実を基にした内容とドラマに心を打たれ、どっぷりとハマっていきました
当初はウマ娘単体で描こうと考えていましたが、中々話が思い付かず……
そこでクロスオーバーで描いてみようとなり、面白そうだなと感じたのがシティーハンターでした(先駆者たちの作品も目を通し、非常に相性が良いなと元々感じておりました。)
世界観はウマ娘ですが、話の内容はシティーハンターっぽさを意識し描いてみましたが、いかがだったでしょうか?
そして、次回からはチーム・リギル編がスタートします!
ウマ娘たちとシティーハンターの物語は、まだまだ続きます!
それでは、乞うご期待!!
今後のお話に登場してほしいキャラは?
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ナリタタイシン
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ウイニングチケット
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ビワハヤヒデ
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メジロパーマー
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ダイタクヘリオス
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ライスシャワー
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ミホノブルボン
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ナイスネイチャ
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ツインターボ
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イクノディクタス
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マチカネタンホイザ
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黒沼トレーナー
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南坂トレーナー