中二病みたいな文章になってしまった・・・
「よし、じゃあ起動するわね。」
パチュリーがそう言って床に刻まれたルーン文字に手をかざす。
「ええ、パチェ。さあフラン、始めるわよ。」
レミリアとフランドールも同じように手をかざす。
三人が同時に起動用の魔力を術式に送る。
ルーン文字が淡い光を発し、やがて部屋全体がその光に満たされる。
淡い光は月属性の魔法が放つもので、悪魔に力を与えるとされる、が、同様に白澤のような神獣にも力を与える。
やがて光は消え、部屋の中に闇が忍び寄る。
部屋を照らすのは旧式のランプ。窓の外には月。
吸血鬼にとっては最高の夜だろう。
「・・・成功ね。試運転も兼ねて明日まで展開させておくわよ。」
「この結界って館への門の役割も持ってるんですよね?」
「ええ、その通りですよ、美鈴さん。ですよね、パチュリー様。」
「じゃあ私はどっちの門を守れば良いんです?」
「この結界は私が解かないと解除できない仕組みになっているの。この門が破られる時にはもう内部に侵入されているってことだし、差し当たり美鈴、あなたは門番をクビで良いんじゃない?」
「私もそう思うわ。じゃあ美鈴にはメイドに戻ってもらおうかしら。」
「ちょちょちょ待ってくださいお嬢様!私門番のままが良いです!それにほら、門番居るほうが館としてこうなんか、格好良いじゃないですか!!だから、ね、私は門番のままで良いと思いますよ!咲夜さんもそう思うでしょう?ね?」
「私としては人手が足りないから美鈴がメイドに戻ってくれると嬉しいんだけど。」
「いや貴方時間止めれるから別に問題ないでしょ。」
「お嬢様、時間が止められても仕事量は減らないんですよ。最近は毎日26時間睡眠のはずなのに寝不足で・・・」
「咲夜さんそれ私よりも寝てるし良いじゃないですか。」
「あなたは居眠りして趣味の庭いじりして武術の鍛錬をしてるだけでしょうが!!」
「じゃあ美鈴、私の遊び相手になってよ。私太極拳に興味あるし。」
「妹様に戦闘技術は必要無いと思いますよ、だってほら、なんか火力で全て突破できそうですし。」
「ん~でも最近、あの酔っ払いの小鬼と戦ったとき危なかったんだよね。力が拮抗してたし。」
おそらく伊吹萃香のことであろう鬼を例にあげるフランドールに対して美鈴が正論で答える。
「鬼の大将と拮抗できる火力があるならそれで満足してください!」
「あらあら、主の命令を聞けないとは悪い門番ね、フラン、一緒に成敗しちゃいましょ!!」
「お姉さまと二人で一緒に戦うのって久しぶりな気がするわ。
それじゃあまず手始めに、禁忌、"フォーオブアカインド"!!」
「勘弁してくださいよ!!」
今夜もまた、少女たちの笑い声とともに夜が深くなっていく。