ルビを振る漢字は違いますが、大体似た感じです。
・・・・・・説明させてもらおう。
俺は学校に通う人間だ。女子力が高いと評判だが・・・そこは今は関係ない。
問題は、だ。体育で疲れた体で階段を駆けおりたのに問題があった。
そう、自他共に認めてるこの俺の体にそれは厳しかったらしく、ふらついてこけてしまった。
普通はそこで大怪我か最悪死、そうだろ?だが俺は違った。
ゲームにありそうなシチュが起き、今ここにいる。
メタく言えば・・・恐らく、幻想郷、だ。
遥季「・・・もういいだろ、これ」
と呟く。己の頬をつねってもここが現実であることを証明していたから。
遥季「どうするんだこれ・・・。もう詰み入ったぞ。焦る時通り越して絶望だぞ・・・」
ただただその場に立ち竦んで、これが詰みだと確信する遥季。
天を仰ぎ、右手を伸ばす。すると近場から、
??「あんた、さっきからなに言ってるの?馬鹿なのかしら」
と言う声がした。
咄嗟に顔を向けて、
遥季「し、失礼だな!体は出来て無くても頭は出来てる!」
と思わず叫ぶ。
すると相手はより一層呆れて、
??「・・・駄目じゃない。というかそんな奴初めてよ」
と言った。それから続けて、
??「まぁ・・・どうやらこっちに来たってことはあの紫のせいなのね。典型的な神隠しだわ」
そうそれが当たり前のように言った。
遥季「い、いや。俺にわかるように説明してくれないかな。あと神隠しって・・・おいおい、どこのゲームだよ」
肩をすくめ、それでもなお動揺を隠せずにいる。
??「分かるようにって・・・今のが十分でしょう?」
と答えてから、
??「・・・神隠し、よ。あぁ、この幻想郷から帰るのはあんた1人じゃ無理ね」
と言った。
―――もちろん俺は「ど、どうしてこうなった」と言った。
改めて説明させてもらおう。
ここは幻想郷って言う現代じゃ忘れ去られた妖怪などが集う場所だ。
だから、色んな妖怪がいる。鬼や小人、信じられないだろうが烏天狗や化け狸などもいるらしい。
さらには常識と非常識を分け隔てる壁こと博麗大結界があるときた。
もはやここは・・・人智から離れた場所にある、と思う。
遥季「なるほどな・・・そういうことか。チュートにしては十分だな」
そう言ってうなずく。
霊夢「チュートとかよく分からない単語はやめてちょうだい。あとあんた」
指を指される。やっぱり体型か?
霊夢「男のくせにその体たらくって・・・よく落ちてきて大丈夫だったわね」
・・・遥季(男)は目に涙を堪えながら、
遥季「・・・し、辛辣な言葉だな。つらいよ。ま、まぁ・・・ある程度はできてるんだ。霊夢、そこはちゃんと説明したろ?」
と答えた。声はどこか震えていたが。
霊夢「そりゃそうでしょう?趣味が料理、裁縫、花。いくらなんでも男やめてるわよ」
苦笑いを浮かべながら言う。
遥季「自覚してるよ。んでも体は酷いんじゃないかな。これでもある程度はいけるんだぜ?」
両手を必死にふりながらある程度は出来てる、と証明しようとしている様子。
しかし、それを看破したのか、
霊夢「そんなんじゃ駄目よ。・・・まっ、面白そうな男ね。鍛えてあげるわ」
と言った。
遥季「鍛えるとか・・・勘弁してくれよ・・・」
今にも泣きそうな声でそう呟いたのは彼、遥季だった―――
はい、ようやく霊夢との合流及び自己紹介をしあいました。
さて、この引きこもりやニートと大差ない男はどこまでいけるのでしょうか?
楽しみにしなくていいです(真顔