女子力の高いゲーマーな俺が幻想入り   作:雨宮陽花

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里へ行って軽くみるだけの話です。
買い物?なんのことでしょう。


Hの悲劇/里への見学

翌日、俺は人間の里を案内してもらうことになった。

それで・・・今、その入り口にいるんだが・・・。

遥季「ど、どんだけ階段あるんだよ・・・。道も険しいとか・・・俺を殺しにかかってるのか?」

もうすでに俺は死にかけていた。

霊夢「・・・・・・ねぇ、そんなに歩いていないと思うんだけれども」

呆れた声でそう言う霊夢。

まったくそのとおりだ、と俺は思う。

しかし・・・あの距離でもお前が先陣をきって俺のことを気にせず進めばそうなるんだよ。

遥季「お前がどんどん先に行くからだろ・・・。俺の体力もたねーよ・・・」

里の遠くを見るような目をしながらぼそっと呟いた。

すると苦笑いを浮かべ、

霊夢「それでもあんたは体力がなさすぎなのよ。なにをどうしたらそうなるわけ?」

と、かなり呆れた様子で言った。

遥季「・・・ごもっともでーす・・・」

かなり疲れたような声でそう返した。

 

元気に歩く霊夢の後ろに歩く幽霊かゾンビを思わせる歩きをする俺。

周りからしたら俺が心配されたと思う。というか現にそのまなざしが向けられている。

大丈夫だからその目をやめてくれ、と言う気にはなれなかった。

甘味処、とやらに霊夢が入っていくので俺も入った。

霊夢「遥季、あんたはそこに座ってなさい」

そう指示されたので座る。うなだれてる様子からして起こられたとかと勘違いされそうだが。

暫くすると団子とお茶を買った様子の霊夢が隣に座る。

霊夢「あんた・・・せめて歩いてる時に体力を戻し解きなさいよ」

団子を食べながらそういわれる。

遥季「無理難題おしつけないでくれるかな、霊夢。俺、泣きたくなるから」

男がそんなしょっちゅう泣いていいものではないが・・・と内心思いながら2つあるうち、俺の方においてある湯呑みを手にする。

遥季「あ、熱いな、これ」

思わず口にしてしまう。

霊夢「・・・え、あんた・・・そういう経験すらないの?呆れるわ」

お団子がささっていた串をこちらに向けながらそう言ってくる。

遥季「悪かったな、俺は学生と専業主婦とやらをしてるようなもんだからこういう経験をする機会があんまりないんだよ」

言い終えてからお茶を飲んでみる。・・・いがいと美味しいもんなんだな。

霊夢「あんたが?って・・・それって1人暮らしってわけなのかしら。親はどうしたのよ」

串を皿におき、2つ目を手にしながらそう尋ねる霊夢。

遥季「ん?あぁ、親はまだ生きてる。んだけど、俺がしたいって言ったら認めてもらえた。ただそれだけのことだ」

再度お茶をすすってみる。・・・おぉ、凄い。日本茶か?これ。

霊夢「それはもうちょっと力つけてからにしなさいよ。だらしないわね」

団子を食べながら、冷静にそうつっこむ。

遥季「・・・霊夢さん、霊夢さん。僕のその痛い所をあまりつつかないでもらえませんかね?」

思わず敬語になり、本音を呟く。

霊夢「んならそれを治しなさいよ。本当呆れるわね・・・。まぁ、それでも使えないわけじゃないから居候してもらうわよ。どうせあんた帰っても誰もいないでしょうし」

・・・霊夢さん、霊夢さん。お願いだからそういうところつつかないで、と思った俺は、

遥季「痛いところばっか言うんだな・・・。はぁ・・・分かったよ、いりゃあいいんだろ?あー・・・なにして暇つぶしとかするか。花か?」

と言った。すると、

霊夢「花って・・・あんたねぇ。まぁ・・・オススメを言うとここで買うか幽香のところにでも行ってみたらどうかしら?」

俺は霊夢に顔を向け、

遥季「へぇ、その幽香とやらならなにかと話が通じるってわけなんだな。よし、今度時間があったらいくか」

と言う。すると、

霊夢「いいけども、気をつけることね。あんたじゃ油断しなくても一瞬でしょうから」

と言われた。その間に3本のお団子を食べたようで先に帰ってしまう。

俺は慌てて後をついていった。




そんな感じの2話です。
遥季ェ・・・
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