能力と式神使いの嘘つき先生   作:モグラパラダイス

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めっちゃ出すの遅なってもうた……


拾参之巻:利息返済と情報収集

アヤネ「あ、先生。雪さん。おはようございます。」

アルたちとの戦闘の後日アビドスに向かう途中アヤネに会った

あの時ちょっとムカついたからって申し訳ないとは思うし先生としてやってしまったとはおもってる

夜羽「おはよう。アヤネさん。」

雪「おはよう〜!アヤネちゃん!アヤネちゃんはこんな朝早くから何処に行くの〜?」

アヤネ「え?こんな朝早くからどこへ、ですか?」

アヤネ「えっと、今日は利息を返済する日でして……色々と準備があるんです。」

なるほど、とうぜん借金があるなら利息があるか

アヤネ「早めに登校して返済の準備もしないとですし、今後計画も見直さないとなので……。」

アヤネ「あ、そういえば。昨日の方々の情報が見つかりました。後ほど学校で詳細をご確認いただけますか?」

とんでもなく仕事が早い。昨日戦ったばっかなのに今日情報が入る、これはあっちの世界にもいてほしいくらいの人材だ。

アヤネ「ゲヘナ学園の生徒だったのですが、」

そこで話が途切れる。アヤネの目線の先にいたのは

ムツキ「あっ、先生じゃん!おっはよー!」

アヤネ「な、ななっ!?」

ムツキだった。これにはさすがのアヤネもおどろいてる。そりゃそうだなんせ昨日戦った相手が今目の前にいるのだから

ムツキ「じゃじゃーん!どもどもー!こんなところで会うなんて、偶然だね!」

(すりすり)

夜羽「重い、苦しい、離れてくれ。」

ムツキ「あははー!ん?重い?苦しい?ちょっとだけガマンだよー、先生。」

雪「そうだそうだー!不満なら変われー!」

アヤネ「な、何してるんですか!離れてください!」

ムツキ「おっと、引っ張らないでよー。」

アヤネがムツキを引き剥がしてくれた

ついでにそこのバカもしばいてくれないかな……

ムツキ「……誰かと思いきや、アビドスのメガネっ娘ちゃんじゃーん?」

ムツキ「おっはよー、昨日ラーメンで会ったよね?」

アヤネ「その後の学校の襲撃でもお会いしました!どういうことですか?いきなりなれなれしく振る舞って……。」

確かに不思議である。昨日は敵対的だったのに今日は友好的だ。

アヤネ「それに、メガネっ娘じゃなくて、アヤネです!」

ムツキ「ん?だって私たち、別にメガネっ娘ちゃんたちのことが嫌いなわけじゃないし。」

ムツキ「ただ、部活で請け負ってる仕事だからさ。仕事以外の時は仲良くしたっていいじゃん?」

なるほどほんとに公私はわけてるのか。

アヤネ「いっ、今さら公私を区別しようということですか!?」

ムツキ「別にいいじゃん。それに「シャーレ」の先生は、あんたたちだけのモンじゃないでしょ?だよね、先生?」

夜羽「まぁ、仲良くしてくれたら嬉しいな……。」

そんな私の言葉はムツキに

ムツキ「あはは、それはムリかなー。こっちも仕事だからねアルちゃんがモチベ高くてさ、てきとうにやると怒られちゃうから。」

アル。この襲撃のリーダー。私は過去のトラウマと重ねてしまいどうも彼女が苦手だった。自分も同じだとはわかってる。ただ、何も罪を犯したわけでもないアビドスへの襲撃がどうしても許せなかった。

雪「おい、顔。生徒の前だぞ。」

夜羽「あぁ、すまん。」

いつの間にか私はそんな注意を受けるような顔になってたらしい

ムツキ「ま、いつかうちの便利屋に遊びにおいでよ、先生。アルちゃんもみんなも、きっと喜ぶからさ。」

ムツキ「それじゃ、バイバ〜イ。アヤネちゃんもまた今度ね。」

アヤネ「また今度なんてありません!!今度あったらその場で撃ちます!」

ムツキ「はいはーい。」

そういって去っていこうとするムツキに私は

夜羽「ムツキさん!」

ムツキ「ん?なぁに?」

夜羽「アルさんに、あの件はごめんね。って伝えといて!」

別にあの時の自分の選択に後悔はないただそれでもアルには酷なことをしたその謝罪である。

その伝言を聞いたムツキは「まかせて〜!」といい去っていった。

アヤネ「何ですかあのひとは……!」

怒るアヤネをなだめながら学校に行った

 

銀行員「……お待たせしました。変動金利等を諸々適用し、利息は788万3250円ですね。」

銀行員「全て現金でお支払いいたたきました、以上となります。」

銀行員「カイザーローンとお取引いただき、毎度ありがとうございます。来月もよろしくお願いいたします。」

(ブロロロ……)

今何をしてたかというと利息の返済である。まぁ聞いた通りの馬鹿げた金額の利息なので5人でよく返していけるなと思う。

アヤネ「……。」

ノノミ「……。」

ホシノ「はぁ、今月も何とか乗り切ったねー。」

シロコ「……完済まで後どれくらい?」

アヤネ「309年返済なので……今までの分を入れると……。」

セリカ「言わなくていいわよ、正確な数字で言われるとさらにストレス溜まりそう……。」

セリカ「どうせ死ぬまで完済できないんだし!計算しても無駄でしょ!!」

みんなもいつもよりピリピリしてる気がする。

アヤネ「……。」

ノノミ「ところで、カイザーローンはなぜ現金でしか受け付けないのでしょうね?わざわざ現金輸送車まで手配して……。」

確かにそうだ。輸送車の手配なんて相手からしたら負担にしかならない。

何か「現金」でなければ理由があるのか?

シロコ「……。」

セリカ「シロコ先輩、あの車は襲っちゃだめだよ。」

何か思いついたかと思ったら襲おうとしてたんか……。そしてそこのバカ式神何ダメなのか……。みたいな顔でしょげてるんだ。

シロコ「うん。わかってる。」

お、どっかのバカと違ってシロコはまともな案のようだ

セリカ「計画もしちゃダメ!」

シロコ「うん……。」

ホシノ「ま、とりあえず先に解決するべきは、目の前の問題の方でしょ。」

ホシノ「とにかく教室に戻ろうー。」

 

〜教室〜

アヤネ「全員揃ったようなので始めます。まずは、2つの事案についてお話したいと思います。」

教室に戻るとアヤネが話を切り出す。

アヤネ「最初に、昨晩の襲撃についての件です。」

襲撃……というと便利屋の子たちのことか?

アヤネ「私達を襲ったのは「便利屋68」という部活です。」

部活?どこかの学校にはあんなヤバそうな部活があるのか?

雪「ほんとにあの子たち学生?学生にしては物騒すぎない?」

同じようなことを考えてたのは私だけではなかった。そりゃそうだ雪も私と同じ場所から来たなら同じような考えをもっておかしくはない。

アヤネ「あはは……ゲヘナでは、かなり危険で素行の悪い生徒達として知られています。」

ごめんよ。チナツ君の学園だったか……

アヤネ「便利屋とは頼まれたことは何でもこなすサービス業者で……。」

アヤネ「部活のリーダーの名前はアルさん。」

アヤネ「自らを「社長」と称しているようです。」

アヤネ「彼女の下には3人の部員がいて、それぞれ室長、課長、平社員の肩書があるとのことです。」

なるほどほんとに会社だな。役職もある。

ホシノ「いやぁー、本格的だねー。」

ノノミ「社長さんだったんですね☆すごいです!」

アヤネ「いえ、あくまでも「自称」なので……それで今はアビドスのどこかのエリアに入り込んでいるようです。今朝も会いましたし……。」

夜羽「そうだね、前回は前座の勢力と発見が早かったから作を建てれたけど次はそうもいかない。」

それに……

夜羽「相手はこちらの人員がわかってるってのとセリカがバイトでいないこと、私達がいるかいないか調べれば相手がどんどん有利になる。」

実際情報は大事だ、情報一つで相手を完封できるケースも珍しくない。

故に、手数の有無を調べて奇襲なんてされたらたまったもんじゃない。

シロコ「ゲヘナ学園では、起業が許可されているの?」

アヤネ「それはないと思いますが……勝手に起業したのではないでしょうか。」

雪「……ウッソ〜となると随分思い切ったね〜。」

ノノミ「あら……校則違反ってことですかね。悪い子たちには見えませんでしたが……。」

夜羽「そりゃわからんさなんせ私なんかが先生してるだ。うまーく隠したりするかもしれない。」

……ホントに人は上手く隠す私がいい例だ。本当の自分をいったい生徒に、雪にどれくらい出せているだろう……。

アヤネ「ええ、今までかなり非行の限りを尽くしたようで、ゲヘナでも問題児扱いされているようです。」

アヤネ「そんな危険な組織が私たちの学校を狙っているのです!もっと気を引き締めないといけません!」

ホシノ「次はとっ捕まえて取り調べでもするかー。」

この件はみんな頼もしくてこっちも楽になる。次便利屋にあったらアル?にも謝らなきゃな……

アヤネ「はい、機会があればぜひ……。」

セリカ「ところでアヤネちゃん、何があったの?並々ならぬ恨みを感じるんだけど……。」

イヤーイッタイナニガアッタンダロウナー

アヤネ「……いえ、特に何も。続きまして、セリカちゃんを襲ったヘルメット団の黒幕についてです!」

そっちも調べがついたのか。やっぱ向こうでもアヤネいてほしいな……。

(ゴッ)

夜羽「いって!」

雪「ゴメン何か腹たった。」

何なんだコイツ……

アヤネ「先日の戦闘で手に入れた戦略兵器の断片を分析した結果……現在は取り引きされていない型番だということが判明しました。」

ホシノ「もう生産してないってこと?」

セリカ「それをどうやって手に入れたのかしら。」

あり得るのは裏取引的な奴だろう。もしくはパーツをかき集めて修理とかか?

アヤネ「生産が中止された型番を手に入れる方法は……キヴォトスでは「ブラックマーケット」しかありません。」

なるほどそういう場所があるのか

ノノミ「ブラックマーケット……とっても危ない場所じゃないですか。」

アヤネ「そうです。あそこでは中退、休学、退学……様々な理由で学校を辞めた生徒たちが集団を形成しており、連邦生徒会の許可を得ていない非許可の部活もたくさん活動していると聞きました。」

シロコ「便利屋68みたいに?」

となると雪か私が生徒を守りながらとかのがいいのかもな

アヤネ「はい。それから便利屋68も、ブラックマーケットで何度か騒ぎを起こしていると聞きました。」

ノノミ「では、そこが重要ポイントですね!」

アヤネ「はい。ふたつの出来事の関係性を探すのも、ひとつの方法かもしれません。」

雪「便利屋がいたら即鎮圧って手段も取れるしね。」

ホシノ「よし、じゃあきまりだねー。ブラックマーケットを調べてみよう。」

ホシノ「意外な手掛かりがあるかもしれないしね。」

 




皆さん今のところ見てくれているなら雪と夜羽どちらが好きですか?
次回もお楽しみに!

夜羽、雪の外の世界での事件解決の小説があったら見る?(時間軸はキヴォトスから一時的に外に戻り事件に挑む)

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