能力と式神使いの嘘つき先生   作:モグラパラダイス

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めちゃくちゃ久々の投稿です


拾玖ノ巻:「また」

(ヒフミと共にアビドスにもどり、全員で書類の確認を行っていた。)

(バン!!)

セリカ「なっ、何これ!?一体どういうことなのっ!?」

セリカが机を叩き叫ぶ。

ノノミ「……!!」

シロコ「現金輸送車の集金記録にはアビドスで788万円集金したと記されてる。私たちの学校に来たあのトラックで間違いない。」

シロコ「……でも、その後すぐにカタカタヘルメット団に対して「任務補助金500万円提供」って記録がある……。」

原因はこれである。集金記録に「あるはずのないもの」があるのだ。

ノノミ「ということは……それって……。」

雪「あいつらはみんn)

セリカ「私たちのお金を受け取った後に、ヘルメット団のアジトに直行して任務補助金を渡してたってことだよね!?」

雪の言葉を遮りセリカがいう。……なんか隣で負のオーラ出してしょげてる奴はほっといて問題は……

アヤネ「任務だなんて……?カタカタヘルメット団に……?」

そう、この疑問である。見た感じこっちの世界でいうチンピラのような立ち位置……だと思うがそんなんに金払ってする依頼って……

アヤネ「ヘルメット団の背後にいるのは、まさか……カイザーローン?」

シロコ「……。」

セリカ「……。」

ヒフミ「……。」

三人が黙り込む。

ノノミ「ど、どういうことでしょう!?理解できません!学校が破産したら、貸し付けたお金も回収できないでしょうに……どうしてそのようなことを……?」

ホシノ「ふーむ……。」

シロコ「この件、銀行単独の仕業じゃなさそうだね。カイザーコーポレーション本社の息がかかってるとしか思えない……。」

ヒフミ「……はい。そう見るのが妥当ですね。」

だとしたら面倒だ。なんせ聞く感じ大量の戦力をもってるだろうからな。……今のうちにアーブルに"隠蔽"を頼んでおこう。

 

ヒフミ「みなさん、色々とありがとうございました。」

ヒフミがお礼を言って去る。そもそもヒフミはこの件とは無関係……とは言えないか、銀行強盗したし。それでも本来関わらない人だったからここでの別れは当たり前なのだ。

雪「また強盗しようね〜!」

(ビシッ)

デコピンが雪に当たる。もちろん能力で加速してるためそこそこの威力だ。

夜羽「アホ言ってないでアーブルのとこ言ってこい。」

雪「っっっっ!!ひっどい!クソ主!」

ノノミ「変な事に巻き込んでごめんなさい、ヒフミさん。」

ヒフミ「あ、あはは……。」

ホシノ「今度遊びに行くから、その時はよろしくー。」

こいつら……、向こうの許可とかはあいのか?

ヒフミ「はいっ、もちろんです。」

あ、いいんだ。

ヒフミ「まだ詳しいことは明らかになっていませんが……これはカイザーコーポレーションが、犯罪者や反社会勢力と何かしら関連があるという事実上の証拠になり得ます。」

ヒフミ「戻ったら、この事実をティーパーティーに報告します!」

ヒフミ「それと、アビドスの現在の状況についても……。」

ホシノ「……。」

ホシノ「まー、ティーパーティーはもう知ってると思うけどねー。」

夜羽「まぁ他校とはいえ上層だからな。周りのことは知ってるだろ。」

どっかの誰かさんみたいにな。

ヒフミ「は、はいっ!?」

ホシノ「あれほどの規模を持つ学園の首脳部なら、先生の言ってた通り把握してると思うんだよー。みんな、遊んでばかりないだろうしさ。」

ヒフミ「そ、そんな知っているのに、みなさんのことを……。」

優しいな、ヒフミは。はぁ……こっち奴らが向こうにもいてくれればな……

ホシノ「うん、ヒフミちゃんは純真で良い子だねー。でも世の中、そんな甘くないからさ。」

ヒフミ「……。」

ホシノ「ヒフミちゃんの気持ちはありがたいけど、そっちに知らせたところで、これといった打開策が出るわけじゃないしかえって私達がパニクることになりそうな気がするんだよねー。」

ヒフミ「そ、そうですか……?」

ホシノ「ほら、今のアビドスって廃校寸前じゃん?トリニティとゲヘナみたいなマンモス校からのアクションをコントロールできる力がないんだよー。言ってる意味、わかるよね?」

やっぱりホシノは普段がのほほんとしてるがこういう時はものすごく頼りになるな

ヒフミ「……サポートするという名目で悪さをされても、それを阻止できない……ってことですよね。」

ヒフミ「……そうですね、その可能性もなくはありません。あうう……政治って難しいです。」

ノノミ「でも……ホシノ先輩、悲観的に考えすぎなのではないでしょうか?本当に助けてくれるかもしれませんし……。」

本来はホシノがいうのだろうが……

夜羽「ノノミさん、その考えは辞めたほうがいい。こっちの世界の話になるが能力者なんかの戦闘員の一番多い死因は裏切りだ、ヒフミさんがちがとわかってても警戒しておきな。」

シロコ「……。」

ヒフミ「……。」

厳しいが、万が一が大事な世界にいたもんでな……こういうのは警戒させておかなきゃ不安が残る

ヒフミ「では……。」

ヒフミ「えっと……。」

ヒフミ「本当に……1日で色んな出来事がありましたね。」

シロコ「そうだね、すごく楽しかった。」

セリカ「……楽しかったのはシロコ先輩だけじゃないの?」

ヒフミ「あ、あははは……私も楽しかったです。」

ホシノ「いやぁー、ファウストちゃん、お世話になったね。」

ヒフミ「そ、その呼び方はやめてください!」

ノノミ「よっ、覆面水着団のリーダーさん!」

アヤネ「みなさん……ヒフミさんが困ってるじゃないですか。」

ヒフミ「と、とにかく……これからも大変だとは思いますが、頑張ってくださいね。応援してます。」

ヒフミ「それでは……みなさん、またお会いしましょう。」

そういいヒフミとは別れた。「また」そんな言葉聞いたのは久々だったな。

アヤネ「みなさんお疲れ様でした。今日はゆっくりやすんで、明日改めて集まりましょう。」

ホシノ「解散〜。」




次はいつになることやら
次回もお楽しみに!

夜羽、雪の外の世界での事件解決の小説があったら見る?(時間軸はキヴォトスから一時的に外に戻り事件に挑む)

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