〜紫関ラーメン跡地〜
(モクモク……)
ムツキ「ゴホッ、ゴホッ……うわあ、建物が無くなっちゃったよ?」
カヨコ「ケホッ……これは一体……。」
アル「ゴホン、ゴホン……う、うああ……。」
アル(な、何これ!?何が起きたの!?)
ムツキ「……アルちゃん……マジで?マジでぶっ潰しちゃったの?」
アル「え……え?」
困惑するアルを置いてムツキが続ける
ムツキ「情にほだされるからって、あんなに優しくしてくれたラーメン屋さんを吹っ飛ばしたの?やるじゃーん!?」
ムツキ「これぞまさに、血も涙もない大悪党!そんじょそこらのザコには到底できない鬼畜の所業!悪人中の悪人じゃん!」
アル「え、う?……あ?」
ムツキ「これがハードボイルドなアウトローって奴だね!!すごいよ、アルちゃん!見直したよ!」
そんなムツキの言葉にアルは、
アル「へ……あ……?あ、あははは!とっ当然でしょう!冷徹無比!情け無用!金さえもらえればなんでもオッケー!それがうちのモットーよ!!」
そのように返す、返してしまった。
???「そういうことだったのね!!」
聞き慣れた声が響く。
アル達が疑問に思うと声の主が来る。
セリカ「あんたたち……!!よくもこんなひどいことを!!」
シロコ「……。」
ノノミ「……。」
アヤネ「大将の無事を確認できました!幸い無事だったので、近くのシェルターに案内済みです!」
アビドスの皆だ。
セリカ「……ってことは、大暴れしていいってことね?」
セリカ「あんたたち、許さない。ぜーったいに許さないから……!!」
アル「!?」
ムツキ「おっと噂をすれば。」
カヨコ「……ちょっとタイミングはズレちゃったけど、どうせいつかは白黒つけないといけない相手だし。」
カヨコ「確保しておいた傭兵をこっちに呼ぶ。」
その時、雪が走って来て言う。
雪「シロコちゃん達後ろにさがっt」
アル「……そっ、そうよ!!これでわかったでしょう、アビドス!私がどんなに悪党かを!」
しかしその言葉はアルに遮られる。
次に言葉をだしたのは
夜羽「なるほどな、てめぇらかこの爆破。」
夜羽だった。しかし何か違う、いつも見ている姿ではない。そして気づく夜羽がいつも欠かさず咥えている棒付きのキャンディ。それがタバコに変わっていることだ。
雪「シロコちゃん達下がるよ。急いで!!」
雪がシロコたちを避難させようとする。だが……
セリカ「で、でもこいつらを……」
セリカが何か言おうとするが、
雪「急いで!!このままだと巻き込まれてもおかしくない!!」
いつもはっちゃけてる雪の言葉に圧倒され下がる。
そしていつの間にか傭兵と呼びに行ったカヨコもかえって来てる。
夜羽「雪、コレ持っててくれ。」
雪「……殺すなよ。」
前回とは違い雪の言葉に重みを感じる
。
夜羽「まさかココに俺の嫌いな奴がいるとは……お前は多少高い評価をしてたんだけどな。」
その言葉の後呟く。
夜羽「加速、80%」
目の前から夜羽が消える。
気づけば傭兵達の近くまで来ていた。
夜羽「「九重式柔術 桜鏡劣花」」
傭兵が吹き飛ぶ。しかし夜羽はいない
夜羽「「九重式柔術 刺棘薔薇」」
夜羽の足が腹にあたる。
九重式柔術。夜羽の世界にて、九重家が代々継いできた柔術。特徴はカウンター、奇襲などの相手の隙を一撃で仕留める攻撃型の柔術である。
〜視点変更〜
セリカ「ね、ねぇ、先生って何者なの?あんなこと今までしてこなかったじゃん。」
セリカの質問に雪は
雪「広範囲の技じゃなくてよかった……あ、あいつのことね。」
雪「そうだね今のあいつの職業ってなんだと思う?」
そんな回答が決まりきった質問を出す。
シロコ「先生じゃないの?」
当たり前だ。シャーレの先生それが夜羽なのだから。しかし雪は、
雪「うーん半分正解。」
と返す。そして来るのは当然の疑問。
シロコ「半分?」
それに対し
雪「……こっちの世界には能力がある話はしたよね?」
ノノミ「は、はい。雪さんや先生がつかってますよね?」
そして雪は話し始める。
雪「能力があるってことはそれを使った犯罪もある。それを取り締まる組織
「対異能犯罪組織」
全五部隊からなる組織、その組織の襲撃事件から全員が生還するとある年の選抜入隊者全員が副隊長の「豊作の年」が一人、現在「五帝」と呼ばれ「壊虐の暴帝」と呼ばれる第三部隊副隊長を務めるのがみんなの先生、麗季夜羽よ。」
次回、便利屋68戦!!
次回もお楽しみに!!
夜羽、雪の外の世界での事件解決の小説があったら見る?(時間軸はキヴォトスから一時的に外に戻り事件に挑む)
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