能力と式神使いの嘘つき先生   作:モグラパラダイス

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漆ノ巻:奴隷特攻と少女達との救出

アヤネ「セリカちゃん?セリカちゃん、いる?」

(ピンポーンピンポーン)

アヤネ「セリカちゃーん?どうしたんだろう、電話にもでないし……。」

アヤネ「スペアキー、どこだっけ……。」

(ガチャ)

アヤネ「セリカちゃん……?まだ帰ってないのかな?」

アヤネ「……こんなこと、一度もなかったのに。」

アヤネ「ま、まさか……!!」

ノノミ「電話はしてみました?」

アヤネ「……はい。でも数時間前から、電源が入ってないみたいで……。」

シロコ「バイト先で定時に店を出たみたい。その後、家に帰ってないってことかな。」

ノノミ「こんな遅くまで帰らないなんてこと、これまでなかったですよね……?」

シロコ「まさか……ヘルメット団の連中?」

アヤネ「え!?ヘルメット団がセリカちゃんを……!?」

シロコ「とりあえず待とう。ホシノ先輩と先生が調べてるから。」

アヤネ「……。」

 

(ガチャッ)

ホシノ「みんな、お待たせー。」

アヤネ「ホシノ先輩!先生!」

夜羽「ただいま。」

シロコ「どうだった、先輩?」

ホシノ「先生が持ってる権限を使って、連邦生徒会が管理するセントラルネットワークにアクセスできた。」

アヤネ「セントラルネットワークに……先生、そんな権限までお持ちなのですね……。」

ホシノ「うへ〜もちろんこっそりだけどね。バレたら始末書だよー?」

アヤネ「ええっ!?だ、大丈夫なんですか、先生?」

夜羽「問題無し!セリカのためなら命すらも安物だよ。」

アヤネ「先生……。」

ホシノ「連絡が途絶える直前のセリカちゃんの端末の場所、ここだったよー。」

ノノミ「ここは……砂漠化が進んでいる市街地の端の方ですね?」

シロコ「住民もいないし、廃墟になったエリア……治安が維持できなくて、チンピラばかりが集まってる場所だね。」

アヤネ「このエリア、以前危険要素の分析をした際にカタカタヘルメット団の主力が集まっていると確認できた場所です。」

アヤネ「ということは……やはりカタカタヘルメット団の仕業……!!」

ホシノ「なるほどねー、帰宅途中のセリカちゃんを拉致して、自分たちのアジトに連れて行ったってことかー。」

シロコ「学校を襲うくらいじゃ物足りなくて、人質を取って脅迫しようってことかな。」

ノノミ「考えていても仕方ありません!急いでセリカちゃんを助けに行きましょう!」

シロコ「うん。もちろん。」

ホシノ「よっしゃー、そんじゃ行ってみよー。」

夜羽「さて、ここは私の出番かな。雪」

雪「移動時間は?」

夜羽「3分以内」

雪「みんなは?」

夜羽「シロコとホシノは私が、雪はノノミを」

雪「Yes、My Master。」

 

(ガタン、ガタン)

セリカ「う、うーん……。」

セリカ「……へ?」

(ガバッ)

セリカ「!?」

セリカ「こ、ここは!?私、さらわれた!?」

セリカ「あ、う……頭が……。」

(ガタン、ガタン)

セリカ「ここ……トラックの荷台……?」

セリカ「ヘルメット団め……私をどこに連れて行くつもりなの……。」

セリカ「暗い……けど、隙間から少し光が漏れてる。」

セリカ「外……見えるかな。」

セリカ「……砂漠……線路!?」

セリカ「線路がある場所って……ま、まさかここ、アビドス郊外の砂漠!?」

セリカ「……そ、そんな。ここからじゃ、どこにも連絡が取れない!もし脱出してしまっても、対策委員会のみんなにどうやって知らせれば……。」

セリカ「どうしよう、みんな心配してるだろうな……。」

セリカ「……。」

セリカ「……このままどこかに埋められちゃうのかな。誰にも気づかれないように……。」

セリカ「連絡も途絶えて……私も他の子たちみたいに、街を去ったって思われるんだろうな……。」

セリカ「裏切ったって思われるかな……。」

セリカ「誤解されたまま、みんなに会えないまま死ぬなんて……。」

セリカ「そんなの……ヤダよ……。」

セリカ「……。」

セリカ「う、うわあああっ!?」

(ドゴーン!)

セリカ「カハッケホッ……ケホッ……。」

セリカ「な、何っ!?爆発!?トラックが爆発した!?」

セリカ「砲弾にでも当たったのかな……一体何処から?」

セリカ「う……うぐぅ……。」

セリカ「うっ、ううっ……。」

(ドカーーーン!!!)

アヤネ「セリカちゃん発見!生存確認しました!」

セリカ「……あっ、アヤネちゃん!?」

シロコ「こちらも確認した、半泣きのセリカ発見!」

セリカ「!?」

ホシノ「なにぃー!?うちの可愛いセリカちゃんが泣いてただと!そんなに寂しかったの?ママが悪かったわ、ごめんねー!!」

セリカ「う、うわああ!?うっ、うるさい!!な、泣いてなんか!!」

シロコ「嘘!この目でしっかり見た!」

ノノミ「泣かないでください、セリカちゃん!私たちが、その涙を拭いて差し上げますから!」

セリカ「あーもう、うるさいってば!!違うったら違うのっ!!黙れーっ!!」

夜羽「無事で良かったよ。」

雪「加速率50%をきるくらいだからかな〜り急いだしね〜」

セリカ「な、何で先生まで!?どうやってここまで来たの!?」

夜羽「攫われたお姫様を助けるための特攻兵は奴隷の役目でしょ?」

セリカ「ば……ばっ……!」

セリカ「バッカじやないの!?」

セリカ「だ、誰がお姫様よ!!冗談やめて!!ぶ、ぶん殴られたいの!?」

雪(……あいつはやっぱり……)

ホシノ「うへ、元気そうじゃーん?無事確保完了ー。」

アヤネ「よかった……セリカちゃん……私、セリカちゃんに何かあったんじゃないかって……。」

セリカ「アヤネちゃん……。」

シロコ「まだ油断は禁物。戦術サポートシステムを使ってトラックは制圧したけど、まだここは敵陣のど真ん中だから。」

ホシノ「だねー。人質を乗せた車両が破壊されたって知ったら、敵さん怒り狂って攻撃してくるよー。」

アヤネ「前方にカタカタヘルメット団の兵力、多数確認!!」

アヤネ「さらに巨大な重火器も多数確認しました!徐々に包囲網を構築しています!」

ホシノ「敵ながらあっぱれ……それじゃー、せっかくだから包囲網を突破して帰りますかねー。」

セリカ「……気を付けて。奴ら、改造した重戦車を持ってるわよ。」

シロコ「知ってる、Flak41改良型。」

ホシノ「それじゃ……。」

ホシノ「行こうか?」

 

夜羽「ホシノさんは前線に、シロコさんとセリカさんはノノミさんの攻撃のあとに集中砲火、ノノミさんは前に走れ!雪!」

雪「わーってるわよ!」

各自に指示を出したあと血液で坂を作る、そこに雪が御札を貼りノノミが踏む瞬間。

 

"翔けろ、汝は風である。"

 

雪「四季呪札術秋式「秋風烈波」」

その術の発動とともにノノミが坂を上がる速度が上がる。

それに追いつき追い越すように夜羽も血の坂が駆ける

夜羽「雪!ノノミさんといっしょに弾幕を!」

駆け上がりながら指示を出し、夜羽は撃たれながら坂のてっぺんから急降下し、着地とともに

夜羽「「血凛刃(囲う者)」」

血の刃が円形に広がる。

夜羽「「血の膜(隠す者)」」

その声とともに自身を血で覆う

夜羽「ノノミさん!雪!撃て!」

ノノミ「は〜い☆」

雪「りようか〜い!」

 

雪「「鷹」」

 

雪「「羽影矢」」

その声とともにノノミの弾幕と雪の羽がヘルメット団を襲った。

さらに弾幕が終わった後シロコとセリカが残党を制圧していった。」

ヘルメット団「な、何で……あんなに撃たれて……ヘイロー無しに生きてるんだ……。」

夜羽「あ?俺はなんもしてねぇ。仕掛けがあるのは俺の帽子だ。」

夜羽「俺の帽子はD級異物「魔女と子供達」って言ってな。ダメージを肩代わりして許容ダメージを超えると止血して壊れるもんなんだよ。」

ヘルメット団「そんな……ズルを……。」

夜羽「悪〜い大人の基本は騙すことだ。次の授業までに復習するように。」




やりたいことの一つ、異物が出せて我満足なり!
次回もお楽しみに!

夜羽、雪の外の世界での事件解決の小説があったら見る?(時間軸はキヴォトスから一時的に外に戻り事件に挑む)

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