ぐっどぼーいの俺とばっどがーるな妹   作:寿垣遥生

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遥生です。今日はばっどがーるの番ですぞ!キミプリと交互に交互連載して何かばっどがーるを挟んでるからか執筆してて気が楽なんですよね。それでキミプリの方にもブーストかかるからやっぱり交互連載方式は正解ではないかと思いました。キミプリしか連載してなかったらシリアス続きのところに突入してるので大変だったでしょう…やはり、息抜きのばっどがーるは良きですな。

そんなこっちは2話分の最後となるお話です。もちろんおまけも付いているので最後までお楽しみあれ!

では、また後書きで…


#6 ウチの妹は水鳥先輩の連絡先を知りたいようです

side秀

 

 幼稚園訪問の翌日の朝の通学路、俺は今日も優や涼と一緒に3人で学校へと向かう。その道中で優と俺は涼に昨日のことを話していた。

 

「…ということがあってね!」

 

「ふぅ〜ん。」

 

「恐れ多くもこの塵芥が先輩からのお礼を賜ることができるんだって♪」

 

「へりくだりすぎだろ!?」

 

 優の自慢(?)に対して涼が激しくツッコミを入れる。俺も涼もこのような痛いアトリストとしての彼女のことはちょっと面倒だと思うし、リアクションというかそういうのがオーバーなんだよな…神格化しすぎである。

 

「何言ってるの?本来なら言葉を交わすことすら…!」

 

「タンマ、電話だ…もしもし?」

 

『やっほー、涼風さん♪』

 

 優の言うことを遮り、涼は着信に応じる。その相手とは何と水鳥先輩…どうやらLINEだけじゃなくて通話でもやり取りもいつの間にかやっていたようだ。まあ、恐らく水鳥先輩のことだからいつもやり取りする時はあの人主導なのだろう。

 

「何ですか、鳥先輩…忙しいんで切りますよ?」

 

『ちょっとちょっと切らないで!ちゃんと用事があるんだから…』

 

「どうせまたしょうもない用事でしょ?」

 

『いやいや、今日のは…(以下略)』

 

 そんなこんなで涼と水鳥先輩は漫才感覚で先輩が楽しそうに、一方の涼は面倒くさそうに通話を進めていく。何やかんやでこの2人、仲良くなれたんだな…しかし、その一方で優は水鳥先輩と通話している涼に嫌悪の目を向けていた。

 

「はぁ…」

 

「お前、いつの間にか水鳥先輩と電話する仲にまでなったのか。あの人と話してると楽しいだろ?」

 

「別に…秀兄はよくあの人と楽しそうにお話しできるよね?私は正直ダルくて半分ぐらい聞き流してた。」

 

「まあ、慣れるまでは大変だよな。水鳥先輩はユーモアが有り余ってるからもうハマった時は面白くて面白くて…もっと仲良くなってみれば分かるはずだぜ?」

 

「秀兄がそう言うなら仲良くなれるように努力…しようかな?」

 

「何で涼ちゃんが先輩の連絡先知ってるの…」

 

「いや、違う…これはあの人があの時勝手に!」

 

「前から連絡先を知ってるお兄ちゃんといい涼ちゃんといいこの泥棒猫どもめ…いや、猫じゃもう済まされない。2人は猫じゃなくて虎だよ、この泥棒虎(どろぼうこ)ども!」

 

「「泥棒虎!?」」

 

 優は俺達が水鳥先輩と連絡し合ってることを知り、泥棒猫ならぬ泥棒虎という訳の分からない種族を生み出して怒鳴りだす。どんな形で仲良くなっても泥棒扱いとかコイツの怒りの沸点は低すぎじゃないだろうか?

 

「そう言うんだったら早いうちに俺から連絡先を聞いとけば良かっただろうが…とりあえず、お前に連絡先入れてやるからスマホ貸してみろ。」

 

「ダメだよ!それ先輩の許可いるんでしょ?」

 

「まあ…そうだけど?」

 

「私が先輩の連絡先を欲しがってるのがバレちゃうじゃん!」

 

「めんどくせぇやつだ…」

 

「うん、私…優の相手するの嫌になってきたかも。」

 

 優は俺が水鳥先輩の連絡先を彼女のスマホに入れようとすると何かと理由をつけてごねる。マジでコイツは水鳥先輩のことになると面倒なオタクになるものだ…こんなどうしようもないやつでも俺は優の兄なものだから相手しないといけない。優の兄って結構辛いもんだよ…今にも男はつ〇いよのテーマソングが流れてきそうだ。

 

「じゃあ、もういらんのね…折角秀兄が親切心で鳥先輩の連絡先を教えるってのに。」

 

「うっ…い、いるぬ!」

 

「「どっち!?」」

 

 涼から水鳥先輩の連絡先をいらないかと問われると優はいるのかいらないのかよく分からない『いるぬ』という答えを返す。まさにどっちなんだい案件なんだよな…なかや〇き〇に君のギャグではないけど。本当に高校に入学してから人生迷いっぱなしの優である…

 

「そ、そもそもお兄ちゃんと涼ちゃんは連絡先を聞くという儀式の重要さを分かっていない!」

 

「「は?」」

 

「自慢じゃないけど、私は友達いないマンなので。」

 

「それ自慢じゃねえだろ。アホか、てめえは!?(頼む、もうこれ以上醜態は晒さないでくれ…兄である俺が恥ずい!)」

 

「…で、優は結局何が言いたいの?」

 

「とにかく、私にとって連絡先を聞くというのは麺とスープがこだわりのラーメン屋さんでチャーハンのみ頼むぐらい大変なの!」

 

「いや、それは例えが微妙だろ…チャーハンが好きだからチャーハンを頼む人だっているだろうし。」

 

「そうかもしれないけど、先輩相手となると高級レストランでプロポーズするぐらい大変なことなんだよ!」

 

「もういっそプロポーズしろよ!!」

 

 優は頓珍漢な例えで水鳥先輩の連絡先を知ることの大変さを語る。しかし、これはツッコミどころ満載につき俺と涼はそれにツッコミを入れざるをえなかった…ラーメン屋でチャーハンだけ頼んでも別に悪くないし、連絡先を聞くのはプロポーズと比べてしまえば簡単なことではないだろうか?

 

「俺に携帯貸してみろ。どれだけ連絡先を交換してるか見てやる…」

 

「あっ、お兄ちゃん!?」

 

 俺は優から携帯を借りてフレンドリストをチェックする。しかし、面々は俺、涼、ADC、涼の姉、優谷家家族会議のグループLINE、そして父さんと母さんのみ…それ以外の連絡先は一切なかった。

 

「優、これマジ?ほぼ身内じゃん…」

 

「違うもん、身内以外からもちゃんと来るもん!優しく定期でお得情報を教えてくれるし。」

 

「それはよく通ってるお店の公式だろ!」

 

「携帯返して!そう言うお兄ちゃんはどうなの?私のお兄ちゃんなんだから友達いないマンブラザーズじゃん!」

 

「いや、俺は結構連絡先交換しててな…水鳥先輩を含めて生徒会の人達の全員入れてるし、グループLINEも入ってる。あとはクラスのグループLINEも入ってて…あと、狩栖とは何故か個人的にやり取りしてるってところだ。」

 

 俺は優に自分の携帯のフレンドリストを見せつける。これを見た彼女はフレンドの圧力に押されて怯えてしまう…これでも俺は一応世間的には陽キャの部類なんだよな。優はたまに俺のことを『陰キャ眼鏡』とか言うけど、全然陰キャですらないのだ。単に俺は悪目立ちを嫌ってるだけである。

 

「全然陰キャじゃない…だったら涼ちゃんはどうなの!?涼ちゃんこそ友達いないマンブラザーズじゃん!」

 

「ああ、私は優と秀兄さえいれば…」

 

 涼は優からの問いに答えようとするも言葉を詰まらせてしまう。優と俺がいれば良いとでも言いたいのだろうか…しかし、そう答えてしまうと優がつけ上がってしまう。まあ、俺はこう言われても嬉しいだけだがな…

 

「えっ、涼ちゃん…どうしたの?」

 

「いや、私は優の子守りで忙しいし。秀兄はその仲間ってところかな…」

 

「子守り!?」

 

「素直じゃねえな。照れくさいんだろ?」

 

「照れてないから。それは良いとして…」

 

「良くないよ!?」

 

「優は結局どうしたいん?」

 

「えっと…できれば先輩に悟られず、さり気なく、それっぽく聞きたい。」

 

「いや、姑息すぎるだろ…ワルもワルなら堂々と聞き出せよ?」

 

「じゃあ、矢文とかどうかな?」

 

 優は俺のアドバイスを聞いた上で矢文という答えを導き出す。コイツの中でワルとは一体どんな感じなのだろうか?俺というか世間の不良のイメージからかけ離れている。

 

「いや、いつの時代だ…」

 

「それじゃあ、お兄ちゃんが何か案を出してよ!」

 

「いや、俺は不良じゃないから分かんねえよ…涼に聞けって!」

 

「私も不良じゃないし。まあ、そうだなぁ…アンケートにかこつけて聞き出すとか。」

 

「詐欺!」

 

「わざとぶつかって示談金と連絡先を…」

 

「恐喝!」

 

「あとは…」

 

「涼ちゃん、足を洗って!」

 

「何で?」

 

「もーう、何でそんな物騒なことを思いつくの!?この生粋悪!」

 

「いや、こんくらい普通でしょ…そもそも悟られずさり気なくワルっぽくなんて大前提無理あるんだから正攻法じゃダメでしょ?普通でできないことをやるんなら多少のリスクを背負わなきゃいけないんじゃないの?大丈夫だって、別に人の命を奪うわけじゃないしお金を取るわけでもないちょっとしたイタズラの範疇だよ。いざバレた時でも実はドッキリでした〜っていえば喜ぶじゃない?そう考えるとリスクどころかメリットしかないんだ。」

 

「分かった、全部やってみる!」

 

「いや、お前ちょろいだろ…」

 

 涼の進言(?)を聞いた上でそれを全部やると宣言した。しかし、優のちょろさには呆れたものである…それと、涼はよく息継ぎせずに言いたいことをまとめたな。後半が早口気味だったけど、これがアニメのアフレコとか何とかだったら凄いものである…それから優はその作戦の実行に向けて準備を進めるのだった。

 

 

 

 

~~~~~~~~

 

 

 

 

「~♪」

 

 それから3日後の昼休み、ついに作戦を実行する日が来た。水鳥先輩は鼻歌を歌いながら飲み物を買うために校内の自動販売機へと向かう…そこで優が実行する作戦は吹き矢ならぬ吹きアポロ。陰に隠れてアポロチョコを水鳥先輩に当てて振り向かせ連絡先を聞き出す作戦だ…食べ物を粗末にするのではと不安視されるが、水鳥先輩の身体に当たったアポロチョコなら優は食べるのでフードロスの心配はないと見ている。

 

「ほら、来たよ? 」

 

「う、うん!」

 

「しっかり狙いを定めろよ?3日間練習してきたんだからな。」

 

「分かってる!行くよ…んんっ、ゴホッ!?」

 

「「優!?」」

 

 優が一発攻撃を仕掛けようとしたその時、彼女は強くアポロチョコを吸ったのかむせて悶絶する。このバカ!あれだけ吹き矢をする時は強く吸うなって忠告したのに…肝心な場面でポカしやがって。

 

「ん?あれ、優ちゃんと秀くん!何してるの?」

 

 とりあえず、何とか隠れようとするも俺と優の存在は見事に水鳥先輩にバレてしまった。涼に関しては木に完全に隠れてたのかバレてない…涼、マジで運良すぎだろ!俺と優が不憫でしかない。

 

「えっと、えとえと…先輩を矢で射ようとしてまして。」

 

「優!?いや、これはその…コイツが本当に変ですみません!後で厳しく言っておくので…」

 

「大丈夫よ、秀くん…怒ってないから。で、優ちゃんは私を射抜きたいんでしょ?この距離ならイチコロね…さあ、どうぞ♪」

 

 水鳥先輩に俺は謝るもむしろ笑顔で歩み寄り、腕を広げてからいつでも撃ってほしいと待ち構える。本当にこの人は聖人すぎだ…普通の先輩だったら絶対怒ってそうなシチュでもこの人は怒らないもんな。なんて器の大きなお方なんだ…

 

「すみません…食べちゃいました。」

 

「あら…そうなの。美味しかった?」

 

「はい、癖になる味です。」

 

 優はこんなにも積極的に迫る水鳥先輩を前にして緊張したのか矢(アポロチョコ)を食べたと打ち明ける。本当に何でも喋るし、変なことを言うし…優があまりにもアホすぎてフォローのしょうがない。

 

「でも、食べたんじゃ私を射れないわね…」

 

「えっ…あとは他にも当たり屋ができたらなぁと思って。」

 

「そうなの?」

 

(頼む優、もう喋らないでくれ。全部作戦喋ったらもう台無しだろうが…本当にウチの妹はポンコツすぎる!)

 

「ねえ秀くん…優ちゃんがどうして当たり屋になりたいと思ってるのか知ってる?」

 

「何か水鳥先輩の連絡先を知りたいということで涼から色々手を仕掛けてみろってアドバイスされたんですよ…それで、その一つで当たり屋になるってのがあるっぽいです。」

 

「お兄ちゃん!?」

 

「そう。でも、私の連絡先なら秀くんから聞けば良かったんじゃないかしら?秀くんじゃなくて私から聞きたい事情でも…あるのかなぁ。ほら、おいで?」

 

「えっと、ああっ…もうこうなったら、ドーン!なんて…」

 

 緊張した優はガチガチの状態ながらも腕を広げて待ち構える水鳥先輩の胸に軽くぶつかる。もう恥じらいも何もかもを捨てて優はとうとう遂行に至り…連絡先のためならもう何とでもの心意気なのが目に見えた。

 

「はい、ギューッ♪」

 

「コヒュッ!?」

 

 そして、水鳥先輩はそんな飛び込んだ優を思いっきり抱きしめるのだった。抱きしめられた優はコヒュってしまいもう天国に昇ったかのように晴れ晴れとした表情をしていた…本当に先輩の母性って凄いよな。俺も好きな女性からこうされたいなと思った…できれば水鳥先輩から。

 

(10分後…)

 

「とりあえず、これで良いかしら?」

 

 そんなこんなで優は水鳥先輩と連絡先の交換に無事成功する。これは俺の仲介のおかげか、それとも水鳥先輩が優を気に入ったからなのか…いずれにしても優が望んでいた結果になったと言える。

 

「良かったな、優。」

 

「うん!先輩、ありがとうございます…こんな平民の私に連絡先をくださるなんて。このことは一生忘れません!」

 

「そんなに泣いて喜ぶことかしら…でも、優ちゃんが喜んでくれて良かった。」

 

「すみませんね、水鳥先輩…妹の茶番劇に付き合ってくださって。」

 

「良いの、気にしないで…それにしても秀くんと優ちゃんって仲良しの兄妹よね。優ちゃんを見てると妹の面影が浮かんできて、微笑ましくなっちゃうの…」

 

「先輩に妹様がいるんですか!?神の妹となると是非会いたいです!」

 

「人間よ?私も妹も…」

 

 水鳥先輩が俺達の絡みを見て自分の妹を思い返すと、優が妹がいることを知って食いつく。そもそも水鳥先輩は人間なのだが、本当に優は彼女をガチで神様とか何かと思っている…まあ、それだけのスペックがあることは事実であるが。

 

「水鳥先輩の妹さんっておいくつなんですか?優と同じ雰囲気なら優と歳が近くて元気な子なんでしょうね…」

 

「それが優ちゃんと同じ高校1年生で同じ高校なのよ?もしも、機会があったら妹を紹介するわね…でも、人見知りだから優しくしてくれたら助かるかな。」

 

「俺も会いたいです!優、良かったな…妹さんとも仲良くなれるぞ?」

 

「うん!」

 

 そんなこんなで優と俺は水鳥先輩の妹を紹介してもらうという約束にこぎ着けることに成功。しかも、その妹は優と同い年ならより先輩との仲も深まりそうだし妹さんとも仲良くなれるから一石二鳥だ…優の高校生活もやっと軌道に乗り出した気がする。

 

「あっ、そういえば私からも優ちゃんに用事があるの。」

 

「はい。何事でしょう?」

 

「この間とっておきのお礼をするって言ったじゃない…」

 

「は、はい?」

 

 水鳥先輩は優にこの間の約束の話をする。確か前にそんな約束も優としてたような?まあ、コヒュらない程度のご褒美であってくれと祈るばかりだ…

 

「色々考えたけれど思いつかなくて。一応、首輪と犬耳は取り揃えたんだけど…これだけじゃ足りないよね?」

 

(犬耳と首輪が増えてる…優も優だが、この人もおかしいって!)

 

「だから、私が沢山愛してあげるわね…優ちゃん、ワンちゃんになっちゃえ♪」

 

「コヒュッ!?」

 

 そんなこんなで優は犬耳を付けられて水鳥先輩の犬となり沢山可愛がられるのだった…でも、連絡先を聞けただけでも大きな前進と言える。これで優に取り憑いていた過激派アトリストの亡霊は除霊され無事に浄化されたことだろう…ただ、不良への道はまたさらに遠くなったのは言うまでもない。

 

 

 

 

おまけ

『瑠璃葉るらに赤スパ投げてみた』(side秀)

 

 家に帰って宿題も夜飯も風呂も終えた俺は自分の部屋でクラスメイトで配信者もやってる瑠璃葉の配信をやっと観ることに…これまでは何度も表向きに観るとか言いつつもやんわり逃げてたが、今回こそは素直に観ることにした。アカウントの名前は俺の本名じゃないから今のところクラスメイトが配信を観に来てるなんて気づいてはいない…しかも『初見です』と挨拶してからずっと敬語なもんだから尚更俺と気づけないだろう。

 

(しかし、瑠璃葉の配信って同接多いな…まあこれだけ可愛いのは確かだし愛嬌もあるし。ただ、アンチも何かと多くてチャット欄は地獄絵図だな…)

 

『顔だけの女なんて酷いよぉ…でも、るーから顔を取ったら何が残るのかな?』

 

 瑠璃葉はアンチからのコメントを見てから泣き出してしまう。まずいな…これは配信の雰囲気が悪くなるばかりだ。こうなったら、優から回収した1万円を赤色のスーパーチャットとして投下する作戦を実行するしかない!俺はメッセージを込めた赤スパを瑠璃葉に投げた。

 

『あっ、えっ…赤スパ?タニユー(秀のアカウント)さん1万円ありがとう。『るーちゃんは顔だけじゃなくて性格も声も凄く可愛いです。初見ですけどファンになりました!あなたの可愛い全てで俺をメロメロ夢中にしてください。これからも配信に遊びに行きます!』…ぐすっ、嬉しい。ごめん…嬉しすぎて涙が止まらないよぉ…これからも可愛いるーを沢山見ててね!赤スパありがとう♪』

 

 瑠璃葉は嬉し泣きをしばらくした後に涙を拭き、画面の前の視聴者に笑顔でウインクをしてファンサをする。これに他のファンはメロメロでアンチまでもをファンにしてしまう勢いがあった…しかし、このファンサは何となくではあるが俺の前だけにやってたようにも見えたような気がする。気のせいかもしれないが…

 

(どうにしてもお前の配信を観てお前のファンになったことは事実だよ…これからも頑張れよな、瑠璃葉。いや、配信の間だけは『るーちゃん』って呼ぶか…)

 

 それからも俺は瑠璃葉の配信を最後までフルに楽しんだ。俺の赤スパ以降アンチコメが消え去り、良い配信の雰囲気作りに一役買ったことを誇らしげに感じ、彼女を救うことができて本当に良かった。今日の寝る前に飲む麦茶はより美味そうだ…




いかがでしたか?優ちゃんは原作と比べて比較的スムーズに連絡先の交換に成功しました。やはり、秀が見事な仲介役になってるからでしょう…ただ、ちょっと拗らせたり作戦をやろうとしたりと原作のように手間はかかりましたがね。しかし、この回をアニメで観てて凄いなと思ったのが涼ちゃんのあの早口マシンガンのところですよ。あれって中の人の(松岡)美里ちゃんは一発録りなのでしょうか?美里ちゃんって本当に若手オブ若手の中でも演技力は上位だと思います。キミプリでは泣きのシーンで共演者で次にセリフを言う人をもらい泣きさせましたから…それだけの演技力はギャグでも活かされてるのは流石の一言です。それで歌も上手いとかとんでもない若手だなぁと思ってますよ…

それでおまけはるーちゃんの配信を原作同様取り上げましたが、ここでは秀目線にしてアレンジも加えました。るーちゃんに赤スパを投げた結果どうなったのか…結論から言えばるーちゃんは初の赤スパに嬉し泣き。そして、涙を拭いてからのファンサでアンチが黙りました!YouTubeの配信は僕も結構観てますけど、赤スパで流れが変わることってしょっちゅうありますよね…まさにそれを組み込みました。るーちゃんはこの赤スパ主の正体が秀と知ったかどうか…それはまた別のお話です。

次回からはアニメの3話分をお送りいたします。感想、お気に入り登録、高評価の3点セットをしてまた次回もお楽しみに!
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