仙人からの言葉を聞いて、俺はすぐに大天空寺から出て行く。
同時に、俺は周囲を見渡す。
それと共に、聞こえて来た爆音をすぐに探し始める。
しばらくして。
「どうやら、ここから聞こえるな」
『行きますか』
『早く行った方がいいな』
そうして、サクナヒメとココロワヒメの声を聞きながら、俺は急いで駆けだした。
その場所は公園であり、そこで行われている光景は壮絶な光景だった。
仮面ライダーゴーストとなったタケルと仮面ライダースペクターに変身したマコト。
だが、それで驚きを隠せなかったのは。
「2人が共闘している」
2人が戦っている相手は、ジャベル。
どのような状況でこうなったのか分からないが。
『・・・あの黒い奴はどうする?』
『状況が分からない以上、今はタケル達と一緒に戦うのが大事ですね』
そう2人の言葉を聞きながら。
「無事か」
「っ葉さん!」
「来たのか!」
ジャベルと戦っていたゴーストとスペクターは、突如聞こえた声に対して振り向いた。
「・・・色々と聞きたいが、お前はもうこっちと戦うつもりはないんだな」
「あぁ、俺にとっての望みは、タケルが叶えてくれた。だからこそ」
それと共に憑き物が取れたように呟く。
その言葉に、嘘はなかった。
「・・・たった一日で、色々とあり過ぎだな、本当に」
そう、呟く。
けれど、眼前にいるジャベル。
前回の戦いにおいて、未だにその実力は見えない。
「今、眼魂は手元に少ない、どうすれば」
タケル君の呟き、それに共鳴するように俺の懐にある眼魂が飛び出る。
「えっ」「何が」
俺から飛び出た二つの眼魂。
それが、まるで導かれるように、2人の手元にも降りた。
「これは一体」
「英雄眼魂じゃないが」
それと共に、俺は納得した。
「そういう事か」
「えっ!? なんで俺のも?!」
マコトも驚きの声を上げる。
「これは……神の眼魂?」
僕は自分の手の中にある白虎の眼魂をしっかりと握りしめた。それは温かく、まるで意志を持っているかのように脈打っている。
「どうやら四聖獣の力を分け与えられたみたいだ」
「四聖獣って、東西南北を守護する神獣のことか……」
タケルが呟く。その目の前でジャベルが再び襲いかかってくる。
「話してる暇はない! 倒さなければ!」
マコトがスペクターの体で剣を構える。
「力を合わせよう! 俺たちは今こそ一つになるべきだ!」
俺は強く叫び、三人の眼魂が同時に輝きだす。
ドライバーに差し込まれた眼魂が眩い光を放ち始める。
「行くぜ!」
俺たちは同時にレバーを引いた。
『カイガン!四聖獣!白虎!鳳凰!青龍!玄武!4つの力を一つに!』
瞬時に全身が軽くなり、同時に背中から烈風が吹き抜けた。