タケルが、サクナヒメとココロワヒメ。
2人が見えるようになった事に対して、俺達は驚きを隠せなかった。
『なるほど、少しですが、分かったかもしれません』
「本当!」
その事を調べる為に、ココロワヒメが詳しい事を調べてくれた。
その方法は、かなり単純であり、タケルのゴーストドライバーの中に装填される事だ。
当初は、変身は出来ないかと思っていた。
しかし、特に問題なく、変身する事が出来、そのまま能力を使用する事が出来た。
そして、その結果は・・・
『タケル様は、おそらくは先日の願いを叶える際に接触した大いなる力。その影響もあり魂が人間から神に近い存在へと進化した可能性があります』
「俺が神様に」
「どっ、どういう事ですか!?いきなり神になるとは!?」
突然の話題に対して、御成は慌てた様子で聞いてきたが、アカリさんがすぐに沈めた。
『私自身も、分からない箇所は多くありますが、魂の接触によって起きた可能性もあります。そうなれば、その大いなる力で復活したカノン様にも何か起きた可能性もあります』
「カノンちゃんにもっ」
「それは、本当なのか」
『あくまでも可能性ですが、すぐに検査した方が良いかもしれません。どのような影響があるのか』
「だったら、早くしないと」
そうして、タケル達は急いで向かおうとした。
「ココロワヒメ、悪いけどタケルと一緒に向かってくれないか」
「えっ葉さんは?」
「・・・俺は少し、別の用事がある」
『・・・了解しました、皆様、急ぎましょう』
俺の言葉を察してくれたココロワヒメの気遣いで、そのまま向かってくれた。
『それで、仙人の奴から聞くつもりか?』
「あぁ、あの時、仙人は何か知っている可能性がある。問題は、どこにいるかだな」
俺とサクナヒメはすぐに仙人を探し始める。
こちらの知らない情報を知っているかもしれない。
「・・・さて、神出鬼没だから、手掛かりを探さないと」
そうして、俺達が探しだす為に外へと向かった際、こちらに向けている視線。
「・・・会いたい奴という訳じゃなさそうだな」
そうしながらも、俺はその視線の主と会う為に向かう。
そこに立っていたのは、1人の青年。
浮世離れした格好をしている彼に対して、俺は警戒しながらも見つめる。
「・・・初めましてというべきだな」
「そうだな、こうして正面から会うのは初めてだな」
そうしながら、ゆっくりと対峙する。
「さて、君には色々と聞きたい所だが、まずは神の眼魂を貰うとしようか」『Standby……』
その手に持っているのは緑色の眼魂。
だが、その形は俺がこれまで見たどの眼魂とも違う。
同時に腕にあるのは黒いブレスレット。
そこに眼魂を装填する。
『loading…』
俺は、その手に持つ眼魂を注目しながら、瞬時に眼魂をシャーマンドライバーに装填する。
「「変身」」『カイガン!シャーマン!宿すは神!守りしは魂!』『ネクロム』
互いのパーカーがぶつかり合いながら、俺達は変身を終える。
「・・・また、別の奴か」