ゴブリンスレイヤー ~A lost Starker~   作:五式荒鷲 

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三作目になります。
他作品の更新が滞ってますが投稿します。

※8/20 一部変更


プロローグ

 とある洞窟の出入り口に男“スタルカー”は立っていた。

 

 全身を特殊な防護服で身を包み、四肢には腕や脚を補助する油圧装置が取り付けられていた。背中には特殊な電源装置が取り付けられ、四肢の油圧装置に電力を供給している。頭部にはガスマスクと一体化して暗視ゴーグルを装着した防弾ヘルメットを被っている。

 

 特殊部隊のような防具を身に付けているが、手にはPPSh-41(ペペーシャ)を持ち、腕にスリングを通してモシン・ナガンが肩に背負われており、レッグホルスターにはM1911A1が収められている。

 

 武器と防具で時代錯誤感が否めないが、スタルカーは回りを見渡してから洞窟の出入り口に手にしていたPPSh-41を立て掛け、一つのポーチからPDAを取り出すとボタンを押してマップを開く。

 

 しかし、マップには『Error』と表示されているだけだった。マップを閉じるとPDAをポーチに戻して今後の行動について考え込む。

 

 そんな時、洞窟の中から足音が聞こえてくる。すぐさまPPSh-41を手に取り、洞窟の方へ銃口を向ける。

 

 徐々に足音が大きくなり、松明の炎に照らされて洞窟の暗がりから血の付いた見たことのない兜と鎧を着た人物が現れる。その腕には布切れに包まれた薄汚れた少女を抱き抱えていた。その後ろには、血で汚れたこちらも見たことのない白い帽子とローブを身に付けた少女がいた。

 

「あんたは?」

 

「……冒険者だ」

 

 スタルカーは兜を被った男が敵対派閥の人間ではないと思い、銃を下ろす。

 

「忙しいとこ悪いが、ここがどこか教えてほしい。敵を追いかけてワープゲートをくぐったらここに着いたんだ」

 

「……付いてこい」

 

 そっけない態度を取る兜を被った男にスタルカーは少し不機嫌になるが我慢する。

 

「何処に行くんだ?」

 

「ゴブリン退治の依頼を出した村だ。ゴブリンを殺したことを報告しに行く」

 

「分かった、付いてくよ。後ろは任せてくれ」

 

 そうして、最後尾に付いた男は周囲を警戒しながら兜を被った男“ゴブリンスレイヤー”に先導されながら森の中を歩く。そんな中、前を歩く神官の少女が男“スタルカー”に声をかける。

 

「スタルカーさんはどちらの出身なんですか?」

 

「多分、西かな。ここが何処だかまだ分からないから、なんとも言えないが」

 

 スタルカーは警戒しながら女神官と他愛もない会話を続ける。会話を始めてしばらくすると村が見えてくる。村に着くと、ゴブリンスレイヤーは入ってきた出入口の反対側の出入口にある馬車の荷台に薄汚れた少女を横たえる。

 

 そして、村長らしき老人に報告を終えると馬車の荷台に乗ったので、スタルカーは女神官と共に乗り込むと村人が御者台に乗って馬を走らせ始める。

 

 

 

 この後、無法者(スタルカー)は女神官から話を聞いて別世界にやって来たことを知る。

 

 

 

 これは一匹狼(ロナー)に所属するスタルカーが異世界を冒険する物語である。

 

 




なお、本作のスタルカーは敵対組織の主要拠点を一人で真正面からすべて壊滅させた猛者であり、転生者である。
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