あの補習を終えて休みを挟んで教師生活は1週間を終えた。
クロード・カヴンの副担任として生徒達の評価的にはなんというか俺も生徒の時は問題児と自覚していたが‥これほどとは思うぐらいだ‥。
さて本日も頑張ろうかと兄弟子と学校に出向いたと同時に師匠でもある校長から呼び出しを受けていた。
「おはようクロード先生、ダイスケ先生1週間立つけどもカヴンの生徒達はどう?」
「いい子たちですよ。皆まじめで大人しいものです。」
「えぇっそうですね‥教え甲斐があって楽しいです。」
師匠の問に俺たちは答えたが俺は‥明後日の方向を向いて発言した。やべ‥そろそろ師匠にバレていそう。
「あらおかしいわね私が聞いた話じゃ‥‥ユゥ・アリーズは全授業爆睡、レオ・レグリスは目立ちたがって教壇を独占、アストレア・ライブラは女性教師をナンパ、イオ・トーラスは怪力で備品を次々と破壊‥などなどたくさんの苦情が私のところに寄せられているけど?」
兄弟子は"ちっ知っていたかの"
という小声で呟いていた。
そぅ俺がこの1週間で生徒達を見ていたが大概が問題児ばかりだ。
ユゥは一度寝たらマジで起こしても起きない呪いで睡眠魔法でも掛けられているのか?と思うぐらいだ。しかも一度だけだが少し起きた彼女に他の教師の解答の答えを求めたがすぐに解答してまた眠った時はその教員はまるで茹でたたこのように顔を真っ赤にしていたなぁ‥。
レオはいくら俺が口頭で注意しても教壇に上がって目立ちながら授業を受けたりするアホの子だ‥あの子んちって確か王国の伯爵家だよな?しかも領土がデカく王国の重鎮の家だとか‥今までどういう教育を受けてきたんだ?と彼女の関係者に正面きって言いたい‥が社会的の上の存在にさらに言えば爵位も俺よりも遥かな上な存在にそれを言ったら絶対に大変な事になるなぁ‥。
アストレアはマジで見境なく老若関係なく女性を口説いている‥なんなんだあいつはまるで故郷にいた俺の無節操な先輩達か?と言いたいぐらいだった‥しかもあの教頭先生の息子だから今でも俺は信じられないなでもまぁそれ以外は優秀の部類かな‥。
イオに関してはあれはあれで悪気があってやった訳ではないがそれでも備品にも限りがあるしなんなら購入するにもべらぼうに金がかかる‥牡牛座魔法の力の使い方はまだちゃんと出来ていないなぁ‥。まぁ彼女は下手したら俺と同じぐらいいや俺を超える存在になると信じたい一人の妹分としてなぁ‥。
とにかく俺は授業を終わるたびに他の先生達に頭を何度も下げてたまに嫌味を言われるけども下げまくったなぁ‥この1週間で謝るスキルが覚えちまったぞたぶん‥。
「他にもまだ鳴りを潜めているけど家柄や魔法自体が問題な生徒が多々いるわ。」
家柄‥家柄はキロンだな‥まさかあいつがこの王国の第二王子だったとは‥そう言えば2年前のアコレードの時に第一王子の隣にいた子か‥実は正直に言えば爵位の関係上で"キロン王子""キロン皇太子"とか言いそうになったけども学びやの中で教師と生徒の関係だからと思い言わなかった‥。
そのわりには王家の風格もないというか口が悪いというか‥先週俺に対して王家の俺を敬え!と言ってきたら笑いながらガンを飛ばしたら‥涙目になって従者でもあり俺と同じくこの国の出身じゃないタルフ・キャンサーの背後に隠れていたな‥どうやらヘタレぽいなぁ。
魔法自体‥‥たぶん蠍座魔法のハナだな‥でも正直言えば俺あまり彼女と喋っていないなぁ‥いつも物静かで授業を真面目に受けているが‥同じカヴンの生徒とあんまり喋ったことが見たことがない‥。いつもつまらなそうにしているが見られる‥イオ曰く中等部にいたとか言っていたなぁ確か‥。
俺個人としては同じ国の名を持つ者同士仲良くしたいけどもな。
そう思っていると師匠は続ける。
「周りから触れていけないカヴンとして"バンドラの箱"と呼ばれているのもご存知?」
「上手いことを言いますね。」
「パンドラ箱‥あらゆる災いの元‥生徒達が起こすトラブルか‥もぅ俺謝り慣れたから逆に楽しめますね!」
俺的には僅か1週間で他の教授達に謝りまくりここまで来るともぅ彼らが次何をやらかすのか少しだけ今後の俺の人生の笑いのネタを待ち遠しいく楽しんでいる心の俺がいる‥。
「二人とも笑っている場合ですか‥。でもあなた達にとって今一番の問題‥カストル・ジェミニよ。」
「カストル‥。」
「あぁやっぱり‥。」
俺と兄弟子は口を揃えてそう言う。
「彼は元々ディアナの中等部生だけど喧嘩っ早く生徒間でのトラブルが尽きず街でゴロツキと殴りあった事もある問題児よ。」
「ほぉ~俺がいない2年間にあいつ街でゴロツキと殴り合ったんすか‥元気があっていいですなぁ‥。」
「「‥‥。」」
俺が言うと二人がこちら見てまるでゴミを見るような冷たい視線を送る。
カストルは俺も知っている。
そもそもあいつはイオと中等部ではカヴンも一緒で良く共に行動‥というよりはイオに引っ張られて来ていた。
当時から素行不良があったがそんなに悪いやつではない。
あいつの双子座魔法は当時はそんなに‥良くはなかったがそれで魔法を使わなくてもフィジカル面は筋が良くて悪くはなかった。
放課後に数度手合わせしたことがあるがその時あいつは気絶させてしまった事がそれでも何度も何度も諦めず立ち向かう姿に思わず心震えてしまった。
あまりの感動に感極まってぶちのめしてしまったなぁ‥。それ以降俺が卒業するまで必ずと言ってもいいようにイオとカストルともう1人の正確にはあいつの中にいるもう1人の"彼女"がなんやかんやで俺の事を慕ってくれていたな‥。
あと親父さんにも会ったことがある。
個人的にはいい人なんだけども個人的にはあんまり会いたくないな‥。確か仕事は王宮魔術師という王宮と王都を守りし魔術兵団という超エリート部隊だったなぁ。
一度2年前の襲撃事件後に爵位と褒美を貰ってさて王宮から去ろうとした際に親父さんとカフェで個人面談をし何をトチ狂ったのか俺を
"王宮魔術師にならない?ダイピッピが部下になったら私が嬉しい〜♪"
とスカウトされたけども丁重に断って代わりに当時俺の一学年の後輩に当たる俺よりも真面目な彼女を代わりに推薦させたなぁ‥そう言えば彼女は元気かな‥彼女の年を離れた弟‥いや俺にとっても弟分は元気だろうか‥。今度会いに行こうかな。
「話がそれましたが‥続けてください校長先生。」
「はい。カストルは他の授業に出ていますがクロード先生の授業だけサボっているらしいじゃない。」
兄弟子と校長がそう言う。そう言えば確かにあいつは他の授業には出ているけども兄弟子の授業には一度も出ていないなぁ‥2年前では妹が兄貴を慕っていたのに‥。
「僕は生徒の自主性を重んじるので‥。」
「このままじゃ彼単位が取れなくて退学になりますよ?」
兄弟子が自分のカヴンの教義を言う前に師匠が非常のことを言い出す‥単位か俺も学生の時代悩まされていたなぁ。
「忘れたんですか?あなたを復職させる条件‥。」
師匠はそう続けて言うと‥俺はさらに頭が痛くなった。
どういうことだ兄貴聞いていねぇぞ!!