黒猫と魔女の教室外伝 異物(※異端)見習い教師   作:海の波

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駄文ですが何卒よろしくお願いします。


教師(*見習い)生活その2カストルを午後の授業に

ディアナの大広間にて

「え!?生徒が一人でも脱落したら先生も学校を去る!?‥そんな条件があったなんですか!?」

開口一番に大きな声で騒ぐ生徒ことスピカ分かるそりゃ驚くだろうな‥。なんせ俺も兄弟子の教師復活にそんな条件があったとは驚いたぞ。

 

「まぁ色々とな。」

 

「先生がいなくなったら一人でどうやって一等級を目指せばいいの!?」

 

「僕だって困る。」

 

彼女は焦っているな‥そりゃそうだまさかここで彼女の頼りにしている兄弟子がいなくなったら現状彼女の魔術ではたぶん一年も経たずに脱落して退学確実だよな。

「なに心配するなスピカくん‥こんなときの為に副担の俺が‥。」

 

「ちなみにダイスケ先生も自動的に僕と一緒に学校を去る事になっているから‥。」

 

「ええっ!?」

 

「クロード先生‥頼むからそれを言わないでください。あえて忘れようとしていたのに‥。」

 

そう師匠が兄弟子の条件を言った時に思わず‥えっ!?じゃあ俺が副担から本格的な担任になってクロード・カヴンからダイスケ・カヴンになるのか‥!と一瞬心をときめいたが自分がいた。

‥しかし現実は甘くなかった師匠は俺に向かって生徒が一人でも脱落したら連帯責任としてダイスケ先生も去って貰います。

と言ってきた。

最初はいつもの冗談ですよね?俺まだ見習い教師とはいえまだ1週間ですよ!!

と言ったが師匠は生徒をちゃんと管理をできないようなら申し訳ないけども見習いとは言え教師として向いていないから‥と言われた。

まさかのここまで飛び火をするとは思ってもいなかった‥1週間前に兄弟子と師匠の前で宣誓をしたのにこれだど俺が仮に学校を去ったら世間の物笑いになるのは明らかだ‥。

故郷の国に帰るだって結構な旅路と金額をかかっているから今の貯金額と修行先で得たもの、故郷から持ってきた物を売っても旅費は確実に足りないなぁ‥。

今転職活動をしてもなかなか不景気で雇って貰うところもあんまりないもんな‥。

 

「だから何としてもカストルを午後の授業に引っ張って来ないといけないんだが‥。」

 

「それで今日の授業に出てもらえれば‥なんとか首の皮1枚で脱落を防げますからね。」

 

「カストル‥あの怖い人か。」

兄弟子と俺が呟くとスピカは反応をする‥怖い?あいつが?

俺的には可愛いほどだと思うけどなぁ‥口が悪いけど負けず嫌いの性分を持っているなぁ‥。

 

「けどどうして僕の授業だけ出てくれないんだ?初対面からやたら反抗的だと思ったけど‥嫌われる心当たりが全くないし‥。」

 

「ぇ゙っ‥?」

俺は兄弟子の言葉にすぐに反応した。

「いやいやあるでしょう!口が悪いし捻くれているし!むしろ好かれる要素ないでしょう!」

 

「俺もクロード先生と長い付き合いですが‥俺は慣れたけども‥結構周りから陰口叩かれていましたよ。特に兄弟子の同期の方々から‥。」

 

「ダイスケ先生あとでゆっくりその話を聞くとして‥えっ?マジで?」

俺とスピカは同時に兄弟子に告げた。実際問題兄弟子が在学中に1級魔術師さらに最年少で教師になった際に周囲から驚きと称賛そして僻みと妬み、さらには兄弟子の日頃の性格も相まって2:8位分かれていたな‥8は悪い意味で。もちろん俺は兄弟子を悪く言ったら輩と食って掛かった時もあったな。

 

「知らないうちに嫌味とか言ったんじゃないですか?10代は繊細なんです。もっと優しくしないと‥。」

 

「そうだな‥特に思春期だもんな俺も経験したなぁ‥。」

 

「ダイスケ先生は昔からそんなに変わっていないだろうが‥なるほど僕が本当に優しい先生だと気づいて貰えればいいのか‥。」

 

「「本当は‥?」」

俺とスピカが声が重ね合った‥兄弟子って優しかったけか?

結構しんどかった記憶が‥いやこれ以上粗探しをするのはやめようと考えていると。

「あっ!スピカちゃんと先生達!何しているんですか〜。」

 

「イオちゃん。」

カヴンの生徒でもあり昔から俺とカストルとも付き合いが長いイオ・トーラスが現れた。

 

「ちょうどいい。カストルはどこにいるか知らないか?」

 

「カストルくん‥。」

するとイオは耳をかざしている‥彼女は昔から耳が俺よりもいい方で周囲が喧騒またはざわついても特定の人物の声とかさらに足音でさえも分かるらしい‥しかも驚くべきなのはこれを牡牛座魔法なしでやってのけるそうだ‥昔よく俺と会うなぁと思っていたが訳を知った時は俺は真面目に驚いた事ががある。

 

「‥外で喧嘩の音をしているのでたぶんあっちにいると思いますよ」

とイオは駆け出す。

 

「そんな探し方で!?」

 

「たぶん本当だろうな‥急いで仲裁に入らねば。」

スピカが驚きながらも俺と兄弟子はイオが向かった方向に駆け出していた‥。

 

 

 

「お、遅かったか‥。」

 

「ひっ!?」

 

「あっ‥何見てんだよ?」

 

「あ〜これはやってもうたなぁ。」

 

渡り廊下の所で目的の生徒であるカストルがいたが‥喧嘩の仲裁はする意味がなくなった何故ならもぅ相手は完全にノックダウンしておりカストルに足で踏まれている状態だ‥。

これ俺の教師生活が詰んだかもと思うと同時に俺たちが駆けつく前に相手を‥しかも上級生を相手にここまでするとは‥成長したなと感慨深くなってしまう自分もいる‥。

カストルは俺たちを見るなりに上級生を足蹴にするのをやめてよけた。

 

「おい大丈夫か!君!カストルどうしてこんなことを‥!」

 

「大丈夫か?聞こえか?」

俺と兄弟子が倒れた上級生を駆け寄って状態を見る‥気を失って白目は向いているけどなぁ‥回復魔法を使うか。応急措置的な感じで‥理由はどうあれ喧嘩したのは事実だ。

理由を聞かないと場合によっては教師として示さねー

 

「そいつがオレの体を撫でまわしてきたからやり返しただけだ。」

 

「「えっ?」」

カストルの発言に俺と兄弟子が声を揃えた。

こいつはもしかして痴漢?‥いやでも粗暴とは言えあいつが嘘を言うはずもないしなぁ‥この上級生が仮に同性愛者としてスキンシップと称して体をベタベタ触ってきたら俺だって不快感を示すしなんならうっかりと手を出すかも知れない‥もしかして"妹の事"を知ってベタベタと触られていた可能性もあるな‥あれはとある事をしないと妹に替わらないからな‥しつこく触られてそれで不快を感じでやった可能性もある。

過剰防衛とか言われそうだけども緊迫性とか相当性等などを当てはまると‥‥本当のぎりぎり正当防衛の範囲だな‥うん。

俺がそう思っていると兄弟子が立ち上がりカストルに向かい。

「まぁ相手にも非があるみたいだし今回は不問にするがこんな風にケンカばかりしていたら本当に退学になるぞ。」

 

「退学にしたきゃしろよ。」

 

「んな事を言うなせっかくディアナに入っているんだ。つまらん事をして退学になったら親父さん悲しむぞ?」

 

「‥親父は関係ねぇ。」

 

兄弟子と俺の言葉にぶっきらぼうに答えるカストル‥本当にツッパっているな‥。昔はあんなんじゃなかったのに。

 

「‥いやしないよ君は僕の生徒だ何があっても君の味方だ。良かったら今日の授業も出てくれないか?きっと有意義な時間にしてみせる。」

カストルに向かって兄弟子は微笑んで言う。

先程の言った通り優しい先生を演じているなぁ‥でもなんというか俺からすれば少し"寒気"と"蕁麻疹"みたいのが出てきそうな位似合わないなぁ‥。

 

「‥‥いいぜ」

 

「分かってくれたか!」

兄弟子の発言にカストルは答える。兄弟子の表情に笑みを浮かべ喜んでいるが‥ん?でも何でカストルが兄弟子に近くに詰め寄りながら。

「あんたが辞めたら出てやるよ。」

 

おーとこれは‥言っちゃったなぁやってもうたなぁ‥。こいつ俺の兄弟子に向かって面で言いやがったな‥。

 

「‥‥あ"っ?」

自分でも久しぶりに口から出したドスの聞いた声が響いた‥。

スピカはこっちを見ながら驚いている。

いつの間にか俺は倒れた上級生ではなく無意識にあいつを睨んでいた。

カストルは少しビクッとしていたがそれでもなんとか平静を保っている。

 

「フフフオモシロイジョウダンダ。」

兄弟子が何故かカタコトになっていたが今はそんなのどうでもいい。

 

「私も〜カストル君と授業‥一緒に受けたいな〜。」

スピカは兄弟子と俺を見てなんとか穏便に済ませさようとあいつに言っているが無視を決めてどっかに行こうとする‥。

‥‥もぅ分かったこいつ今まで兄弟子に舐めた口をして知り合いだから後輩だから甘く見逃して我慢をしていた‥がこれ以上は許容はできないぞ。

今からこいつを学園の裏に連れ込んで昔のように手を合わせと称して分からせてから午後の授業に参加させないと‥。

回復魔法を使えるから傷も残らないからな安心だな‥。

 

と思い俺は立ち上がりカストルに向かって歩み。

 

「おい!カー」

 

「ダメだよカストル君!授業出よ!」

俺が言うとする前にイオが現れカストルを呼び止めた。‥ずいぶんカストルと近いな‥。

 

「近いんだよ離れろ!」

 

「ダメっ!退学になっちゃダメ!引っ張ってでも連れて行くよ!」

 

「触んなうぜぇな!」

 

「カストルくんは前は素直な子だったじゃない。」

 

「いつの話してんだよ!」

としつこくイオがカストルに迫る‥昔見た懐かしい光景にいつの間にか俺の怒気が和らいでいた。

「‥‥はぁー。」

俺は息を吐くとすぐに倒れている上級生を担いで反対方向に行く。

「ダイスケ先生どこに行くんですか?」

 

「こいつを生徒指導部に引き渡して来る。クロード先生。」

 

「?」

 

「カストルは絶対に午後の授業に出ますよ。必ずね。」

と俺はそう言うと上級生の生徒を担ぎながら生徒指導部に向かう。こいつの罪状は‥そうだな同性に対しての痴漢でいいな。

しかも興奮して無理矢理臀部とか触ったとかも付け加えておこう。

 

「ぜってぇ出ねぇ!!」

背後からカストルの声が渡り廊下に響くが無駄だ‥お前はもぅああなったイオから逃れられないぞ。

諦めろ。と心中に呟く。

 

 

 

「えー今日の授業ではマンドレイクという薬草を収穫する。皆には班に分かれて裏山に取りに行って貰う。先生達が順に見回りするがくれぐれも無茶したり立ち入り禁止区域に入らないように。」

午後の授業

イオが文字通りに本当に引っ張るようにさらにしつこく言いながらカストルを連れてきて思わず吹きそうになったがそれでも授業から脱走すると限らないから警戒せねば‥。

 

俺は二人を見たがイオがカストルが授業に出席したことに対して微笑みながら喜んでいるがカストルは‥昔俺と手合わせで負けた時にイライラと不機嫌がMAXな状態の表情を浮かべている。

駄目だここで少しでも笑ったらまたあいつが拗ねてまたどっかに行きそう‥。

 

「マンドレイクの根は人型をしていてー」

兄弟子がマンドレイクの解説している最中に俺は何かを感じた‥。

なんだこの感じ‥森の奥に禁止区域に感じるぞ‥‥いやまて消えた?

何だった今のは?

と俺は思いつつも午後の授業は始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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