黒猫と魔女の教室外伝 異物(※異端)見習い教師   作:海の波

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駄文ですがよろしくお願いします。



教師(*見習い)生活その3カストルの妹

「先生〜なかなかマンドレイクが見つかりません。」

 

「湿気のある所を川沿いの所をよく探せば見つかるぞ‥あれ?レオは?」

 

「レオちゃんならさっきうさぎさんを見かけたからそれを取りに行くって♥」

 

「‥‥探しに行ってくる。」

 

午後の授業はなんとか行っている。

たまに目的を外れたり、木の陰でいつのものようにマンドレイクを掴んだまま寝たりする生徒(※ユゥ)がいるが概ね進んでいるなぁ‥うん。

ちなみにアホの子(※レオ)は俺が探す前にうさぎどころか成体の鹿を引きずってきたので俺は速攻で森に返した。

あいつは獲物を横取りされてさらに逃がした事に俺に対して不満顔だったが俺が。

 

「マンドレイクをカヴンで一番取ったら今日一番目立つんじゃね?」

と言ったら

「そうですわね‥!やりますわ!」

と何の迷いもなく生き生きと採取に取り掛かった‥単ーじゃなくてなんて扱い易い生徒だなと思うと同時になんか昔の俺を見ている気分だな‥待てよってことは俺もアホの子だった‥んなわけないか‥。

他の生徒達も

マンドレイクを真面目に採取しているハナ。

うわ地味っ!と愚痴を言いながら探すアクア。

お目当てな物についている毛虫に驚いているキロンに駆け寄るタルフ。

寝ているユゥを必死で起こすカペラ。

ものすごい勢いで探しているレオの隣で何故かここでも声をかけているアストレア‥お前も一つは採取しろよ‥しかもお前班違うだろうが!

さらに言えばメロウが川にいる魚を見て"フレンズ達がこんなにたくさんいる"!と言ってはしゃいでいる‥‥もぅいいか色々とツッコミをするとこちらが疲れるし‥。

そろそろあの班の所に行かねば‥。

 

「とりあえず俺は一班の所に行くから真面目にやれよ!あとわかっているけども何があっても遠くに行ったり立ち入り禁止区域に絶対に入らないこと!いいね!」

 

「「はーい。」」

俺はそう言うと下流側にいる一班の所に向かった。

「‥ちゃんとやっていればいいんだけども。」

 

俺は独り言を呟きながら向かった何故ならその班はスピカ、イオそして件のカストルがいる。

兄弟子が向かったがまだ帰ってきていない‥本当は交互に行く手筈になっていたがまさかなんかあったんじゃないだろうな‥という一抹の不安を抱えながら向かった‥。

 

 

場所的にはそんなに時間がかからないが‥俺はまず言いたいことは‥。

 

「あいつらが‥いねぇ。」

それしか言えなかった‥本来なここにいるはずの三名と兄弟子がいない‥あいつらまさかさらに場所を変えて奥に向かった?ってかその先って禁止区域に近いような‥ん?

俺はあるものを目をつけた。

 

「‥これ足跡だな。」

俺が目につけたのは川にほど近い岩に土が着いて‥正確には巨大な靴の足跡が残っていた。

対岸をよく見ると岩の所に何かの衝撃で出来た"手形"もある‥。

「どうなって‥おいおい。」

靴の足跡の近くには明らか誰かが川に飛び込んだと思われる水しぶきの跡が岩や石にくっきりと残っていた。

ここで考えてみた。

岩に残った巨大な手形と足跡は絶対にイオの牡牛座魔法 天の牡牛を使ったのは確実として

この跡は一体誰か‥‥‥ってそんな悠長に事を考えている場合じゃね!

明らかに水難事故が起きているじゃねえか‥!!

と俺は慌ててさらに下流に向かって走った‥確か小さいながらも滝があったような!この川!

本当に無事でいてくれ!!

 

そしてさらにそこから必死で険しい道のりながら踏破して回り道を経て下流に向かい滝の麓に着いた。

それまでにあの三人組どころか兄弟子を見かけていない‥がようやく見つけた!人を心配かけやがって‥!

 

「おーい!!お前ら無事か!」

 

俺の声に皆が会話を止めてこちらを振り返る‥‥あれ?あの子は?なんだか久しぶりに会う女子生徒‥‥とっとと!!これ以上は近づけんな!‥いち教師として‥!

「あれーダイスケ"先生"どうしたんですか?急に止まって〜。」

 

「いやその久しぶりだな‥2年ぶりだな‥元気してたか?。」

 

「そうですね‥でもなんでこっちを見てくれないので・す・か?」

全力で明後日の方向を見ている‥。

「たりめぇだ‥だってお前ワイシャツ1枚だけってのはちょと‥うん‥。」

 

「いや〜ん先生ったら私の体に意識しているの?エッチ!」

彼女は現在全身濡れさらに上半身がワイシャツ1枚だけの状態‥しかも2年前に比べて近くによってわかったが色々とだいぶ成長しているのもなぁ‥いかんいかん!そんな事を考えたらいかんぞ‥!別の意味で教師生活が終わるわ!!

 

「それはいいから‥‥とにかくお前どこか怪我とかしていないか?気分悪いとかないか?」

川に落ちたんだ‥岩とかにぶつかって負傷したなら洒落にならないからなぁ‥。

 

「怪我?怪我はしていないけども‥‥でもちょっと胸の方が痛いから今からダイスケ先生に診てもらってほしいかな?」

 

「なっ!?」

 

「おい!!」

側にいたスピカは驚き俺も声を出してしまった。

「あはっは!冗談だよ!冗談!やっぱりダイスケ先生は面白いなぁ‥隣にいる先生よりもいじりやすくていいな。」

 

ケラケラと笑うポルックス‥昔からそう彼女には数度しか会っていないのにずいぶん変わったなぁ‥。

 

「ねぇあなた性格が全然違うんだけど本当にカストルくん!?」

 

「あの子はポルックスちゃんだよ。」

 

「え?」

 

「イオ久しぶり〜そぅ私はポルックス。カストルとは体を共有をする双子の兄妹で男に触られるとカストルの人格が出て女に触られると私の人格が出てくる。さっきイオちゃんに触れたら私が出てきたって訳。」

‥なんとなくだがこの状況を察するに川に落ちた人騒がせなマヌケはカストルで間違いはない‥んでイオが巨大化して助けようとした時に身体の一部のどこかに触れてポルックスになったわけか‥。

 

「へ〜不思議‥双子座の子はみんなそうなの?」

 

「いやこの魔法は私達特有のものなんだ。本来の双子座魔法を見せたげよっか?」 

 

「えっ?見たい!」

スピカは双子座魔法を見たいようだが‥俺はポルックスを見ることは出来ない‥。

 

「!!‥何をしているの!見ちゃダメ!!」

スピカが本当に驚いた声を出している‥俺は見ていないが気になる‥が何故か俺の背後に圧を感じる。‥この圧はイオか?

そう思っていると視界の外でも分かるほどの光り輝いて見える‥もしかしてあの魔法か。

「じゃーん!」

 

「すごい〜変身した!」

 

「でしょ〜?私の光魔法でスキャンしたものをコーピーできるの‥って先生いつまで目線を外しているんですか‥ウケるwww」

 

「‥もぅいいのか。」

俺は彼女にまた笑われながらも視線を戻すとすっかりと制服を着たポルックスがそこにいた。

 

「じゃそれ私の制服のコピー?」

 

「そ‥けど胸がきついな〜イオの制服にしたかったけども先生の背後にいたから出来なかったな。」

 

「んな!?いや私も結構あると思うんだけど!」

 

「張り合うな。」

 

「このカヴン胸が大きい人が多くないですか!?」

 

「知らん僕が選んだ訳じゃない!」

 

「ってか決めたのはしーじゃなかった校長だからなぁ。」

スピカは自分のコンプレックスをさらっと兄弟子にさらっと告げる。

考えてみればこのクラスって胸が大きい子が数ー‥って危ない危ない!また変な事を考える所だった!

 

「まぁとにかくジェミニの無事が分かったしひとまず授業に戻ろうポルックス、君も薬草採取に参加してもらうよ?」

 

「ポルックス!せっかくだからスピカ君やイオと一緒にマンドレイクを一緒に探すか?この辺はあんまりないけども俺が今通った所に結構見かけたから教えてやるぞ。」

険しい所にあったけどもたくさんあった3人が取っても余るぐらいの量だと思うほどだ。

 

「薬草って‥。」

彼女の右側からうっすらと何かが見えてきた。

 

「これのこと?」

と彼女そう告げると"もう1人の彼女"つまり分身が現れてビンを‥正確にはマンドレイクが入っているビンを本物に手渡してきた。

‥あの兄妹の十八番の双子座魔法ミラーオーグメントか?

「ポルックスちゃんが二人!?それからどこから薬草を!?」

俺は感心しているとスピカは驚いている。

しかし兄弟子がローブの胸ポケット付近を触れて何かに気づいたようだ。

 

「僕の持っていた薬草か!?‥いつの間に‥!!」

どうやらあの小瓶は兄弟子の物か‥おいおいもはや魔法を使ったスリだなおい。

 

「おいこれはなんの真似だ?」

俺は驚いている兄弟子に変わりに彼女に問い詰めようとしたが。

「クス‥あははっやった〜焦ってる焦ってる!」

まるで子供が悪戯を成功したように無邪気に笑っている。

 

「おい質問に答えろ?なんでこんな事ー」

 

「私裸を見られたのにクロード先生すました顔してるからさーその表情を崩してやりたかったんだよね♥」

 

「!!‥そんな理由で‥。」

俺の問に彼女は答え兄弟子が驚いている。まさか生徒にここまでされるとは思っていなかっただろう‥昔の彼女は前述の通りに俺にイジる事があった‥がそこまでする後輩ではなかったはずた。

 

「面白いでしょ私の魔法!光を屈折させて透明になれるんだ。」

そう言うと彼女は得意気になりながらもう1人の自分‥正確には分身を消した。

 

「なるほどその分身がローブからビンを抜き取ったのか分身を作ったのは服を脱ぎ僕たちが目を逸らした時だな制服を作るふりをして屈折魔法をかけた‥違うか?」

 

「正解〜流石先生!」

兄弟子が冷静に彼女が行った行為を分析をすると彼女はまたニコニコ笑っていた。

もしもそうだったとするとこの僅かな時間で2つの魔法を使った事になるな‥うーん昔はそんなに魔法を使えなかった彼女も本当に成長したんだと思う俺がいるが‥。

 

「って訳で課題もクリアしたし私もう帰ってもいいよね?」

 

「いい訳あるか返しなさい。」

 

「それにクリアというのもおかしい‥ただの物取りだろが。おい。」

 

「やだ~怖い〜じゃあ取り返してみてよ力づくでさ。」

兄弟子と俺が言うが彼女はヘラヘラしながら俺たちに言う。

 

「生徒に手荒な真似が出来るわけないだろう。」

兄弟子が教師らしいことを言う‥まぁ基本はそうだけども。

 

「きゃ〜優しい〜♥生徒思いなんですねでも‥‥いざとなると生徒を見捨てるクセになんでそんな人がのうのうと先生をやっているの?」

話の途中かは途端に冷たくむしろ軽蔑したような表情を兄弟子に向かって告げる‥見捨てる‥まさか2年前の事か?

 

「‥‥やっぱり君もあの時のことを恨んでいるんだね。」

兄弟子は彼女に告げる。俺もなんか

と俺の背後にいたイオがポルックスの前に歩んで来て。

 

「ポルックスちゃん。薬草返そうよ。イオは一緒に探したいな。」

イオは優しく彼女に言う。

あの兄妹とイオは中等部から付き合いがある。

なんとか説得が出来ると思う。

 

「そ、そうだよ!今は授業中だから話はその後でも‥ねぇ!ダイスケ先生‥!」

 

「えっ!?俺!あぁ‥そうだなこの授業終わったら放課後にクロード先生と話す場所を作ってやるからそこで今までのことをー」

 

「もぅいい。」

 

「へ?」

 

「みんなそっち側か‥もぅ私たちのことは放っておいて。」

彼女は何故か一瞬だけ俺を見て少し寂しそうな表情を浮かべていた。

 

「授業の邪魔をしてごめんねさようなら。」

 

「「!!」」

 

「まぶしっ」

そう言うとポルックスは杖を取り出してかざすと眩い光を出した‥まさか光の速度でこの場を去る気か‥!

 

「待て!ポルックス‥!!」

 

「ーーー。」

俺は彼女が去る前になんとかとっ捕まえようと走り出したがあと少しの所で消えた‥。なんか小声で俺に言っていたような気がする‥。

 

「ポルックスちゃん‥。」

イオも寂しそうに彼女の名前を呟く。

 

「先生‥二人の間に何があったんですか?逃げたって‥そんな訳ないですよね?」

 

スピカは先程彼女が言った事を気にしている‥が今はそれどころではない‥。本人が言いたくない事を言わせるのは酷だと思うぞ。

 

「スピカ君今はそれどこー」

 

「いやいいんだダイスケ先生‥‥2年前僕はここで教鞭をとっていた時に彼女は中等部の生徒だった。僕のカヴンではなかったが慕ってくれていた。彼女は明るく優しい子だったよ。」

兄弟子がそう語る‥確かにポルックスは前述の通りに明るく誰にでも優しい子でもありあんなにイジるような子でもなかった。

‥ってか兄弟子は今までカストルの事を知らなかったのか‥。

 

「だけどテロがあった時に助けを求める彼女たちを残し僕は去った。それは事実だ。」

 

「どうしてそんな‥。」

スピカは兄弟子の言葉に驚愕している。

「‥悪いが今は言えない。」

 

「言えないってなんで!?」

 

「それが僕が背負う罪いつか全てが決着がついたら話すよ。」

兄弟子は自分の"一度の犯した過ち"に対する贖罪の念に駆られた表情を浮かべていた‥頼むからやめてくれそんな表情を俺は見たくない。

 

「とにかくポルックスを僕とダイスケ先生で探してくる。ここから先は立ち入り禁止区域が近いから絶対にその場で離れるないいね?」

 

「分かりました。」

 

「‥‥‥。」

イオが答えるがスピカは何も答えないまま下を向いている。

兄弟子はこの件に関して彼女に伝えていなかったのか‥?

無論俺も当人からその事を言われていないが‥と思っていると兄弟子は駆け出し俺も後を追った。

 

 

「‥‥‥。」

 

「‥‥‥。」

しばらく走り周囲を探しなんなら禁止区域に入って捜索をしているが彼女はいない‥が俺的にはこの気まずい空気をなんとかしたい。‥一言も喋っることもなくお互いに黙々としている‥。

でもなんか言わないなと‥。

 

「なぁ‥兄ー」

言いかける前に俺は咄嗟に兄弟子を無理やり後ろに下がらせ前に出た。

 

「!何をする‥!」

後ろから倒れた兄弟子が言うが無視を決め込む今はそんな時ではない。

「なんでこいつらがここにいるんだ‥。」

 

睨めつけながら腰に刺していた杖を出しそいつに向ける。

木々に隠れていたが俺にバレたのを分かったのが姿を現した。

そいつは人よりも大きくなんなら熊よりも大きな蟷螂‥魔蟲の二匹‥しかも口から涎を垂らしギチギチと喚いてた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回はダイスケの牡牛座魔法を皆様に披露させます。
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