黒猫と魔女の教室外伝 異物(※異端)見習い教師   作:海の波

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駄文ですがよろしくお願いします。


教師(*見習い)生活その11中間試験当日② 

グリフォンがスピカとハナがいた橋に直撃して崩落していく二人の悲鳴が聞こえ思わず。

「オイぃぃぃー!!」

叫び声を出し崖の方まで走った。

まさかここであの二人が脱落‥!?

今の光景が信じられない自分がそこにいる本当に二人が底に落ちたのかと慌てて見る。

すると‥俺はその場で力なく座る。

「なんてこった‥あいつらも運がいいな‥!」

笑みがこみ上げてきた。

二人は崩落した橋から確かに落ちた‥しかしダンジョン手前の所だったので幸いにもグリフォン達の巣の穴‥正確には巣の穴から飛び出た人よりも大きく固まった藁の塊に必死になって捕まっていた。

あの大きさなら二人が這い上がっている最中でもそう簡単に切れることはない。

後は奴らに襲われければいい。

そう言えばヤケに静かだなと思いつつも上空を見たら、奴らの姿はもういないおそらくダンジョンに入った生徒達を襲いに行ったな。

今がチャンスだ‥早く這い上がってこい。

いつの間にか俺は二人の姿を見ていた。

兄弟子を含め他の先生方はダンジョン内の生徒達を見ていたが俺はそんなの関係なしに‥応援を‥ん待てよ?なんか二人が言ってねぇか‥?こっからだと聞こえねな‥聞いてみるか‥。

俺は杖を取り出し

「牡牛座魔法 聴力強化」

詠唱すると谷の風の音などの雑音が響くが遠くにいる二人の会話が徐々に聞こえてきた。

後ろ方から

『何やっているんだあいつらビリだぞ!?』

兄弟子の叫び声が聞こえているがそれは無視だな。

 

「まったく信じられない‥とんでもないロスだわ!あなたがチンタラしているから!」

 

「はぁあ!?橋が壊れたのは毒でフラついたグリフォンが突っ込んで来たからでしょ!」

こんな状況下でもギャーギャーと口喧嘩をする二人‥元気だなおい。

「いいからさっさと登って。」

 

「命令しないで!」

二人は徐々に登りながら這い上がって巣穴の中に入っていく。

ここからだと聞こえなくなるな‥さて俺もあの二人がダンジョンに入ったことを確認したので先生方の方に近づく。

ここから映像魔法でダンジョン内の様子が見られるからだ。

ゲッ‥ポラリス先生が近くにいるあの人ペガスス先生と同じくらい苦手なんだよな。

絡まれたくないからもうちょい前に行こう。

前に行きながら映像を見る‥今のところ数人の生徒がトップを競っているな。

そのうちのカヴンでは兄弟子の話がつまらなくて勝手に魁をしたアリアとレオがいるな‥特にレオが獅子座魔法を使って次々とグリフォンと魔獣をなぎ倒していく‥中々やるなまるで昔の

 

「君みたいじゃぞい。」

誰だ俺が心で思っていることを呟くのは‥と周りを見たら。

「ここじゃよここ。」

下から声が聞こえるな‥俺は下を見ると。

小柄な‥真面目な話下手したら女子生徒よりも小さいで白い口ひげをしている老人が俺を見ていた。

「ヘルクレス先生。」

俺がディアナ校で生徒だった時に三年間お世話になった恩師の先生でもあり長年師匠や教頭よりもディアナで教壇に立たれている古参中の古参だ。

 

そんなヘルクレス先生は映像魔法を正確にはレオの活躍を見ていた。

 

「彼女を見ていると昔の君を思い出すぞい。一人で突っ走ってがむしゃらに合格を目指す君と同じじゃぞい。」

 

「そうですね。」

俺もレオを見て呟く‥獅子座魔法を使いながら魔獣をちぎって投げグリフォンにも単独で挑んでいる‥この年齢でここまで来るとはやるな。

「そう言えばヘルクレス先生の生徒達は?」

 

「彼女よりとはいかないがそれでも頑張っているぞい。」

先生は映像魔法の一部の所に指を指して見る‥そこには数人の生徒達が出ている。

 

そう言えば先生のクラスの生徒達ってどんなー

 

「牡牛座魔法!これでどうだ‥!」

 

「射手座魔法!どりゃあ!」

 

「蠍座魔法!これでしまいッス!」

 

‥あっなるほど昔も変わらず変わらんな‥男子一年生にしてはガタイの良い奴らばっかりで女子は見た目が勝ち気な子達ばかりつまりは体育系という奴らだな‥悪く言えば脳筋の集まりと言われそうだが昔は俺もあんな感じだったな知能はあったけども‥あと個人的に気に入らないのは同学年の他のカヴンの連中から言われたことで邪智、奸知とか言われた時はスゲー腹立ったけどもな。

 

「おっコルネも頑張っているぞい。」

嫌なことを思い出していると先生は一人の男子生徒をまた指をさす。

俺は見るとあのヘルクレスガウンの男子生徒とは思えないほどの一回り小さな生徒が他のガウンの生徒を引き連れて魔獣やグリフォンと戦っている‥。

 

『スヴェン君!左から来るから気をつけて!』

 

『分かった!』

 

『マリーダ君!上空から来るから気をつけて!』

 

『分かったわ!』

 

『ロミオ君は君の双子座魔法で相手を撹乱させて!大丈夫!グリフォンは君の魔法についてこれない‥。』

 

『あぁ!』

 

『みんな!頑張って戦って一緒にこの試験を合格しよう‥!』

 

『『『おおっ!!』』』

彼の言葉に他の生徒達を反応しているな。

コルネは後方から指示しかも魔獣が何処から責めてくるからまるで手の内が分かっているように見える‥つまりは天秤座魔法の持ち主か‥。

天秤座魔法は相手の思考や行動を可視化出来る魔法でありそれを心眼魔法ともいう。

なんでも話に聞くと天秤座魔法の使い手には必ず人に宿しているオーラのような物が見えるらしく良い人だと綺麗な色、悪い奴は濁って見えるそうだ。

一瞬うちのカヴンの"歩くナンパ師"こと天秤座魔法を使うアストレアを思い出す。

あいつの場合学年のほとんど女子生徒に声をかけているらしいが何故か学年のマドンナ的な女子生徒に声をかけていないという噂も聞いたことがある‥もしかして見ているのか?そのオーラ的な物を?

 

「どうかしたのぞい?ダイスケ先生‥?」

 

「あっいやその考え事をしていてしかしあのコルネという生徒も中々やりますね。」

天秤座魔法を駆使し生徒一人一人に指示を出し慌てることもなく統率している点は新入生の割には大したもんだと思っている。

 

「当然じゃコルネはヘルクレスカヴンの学級委員長ぞい。」

ヘルクレス先生は自信満々に告げる。

「なるほど‥。」

あのヘルクレスカヴンを纏めている者か‥俺の時に学級委員長を思い出すいつも俺たちを導いていた存在をでも胃腸が弱くて長期間欠席していたのがたまに傷だかそれでもあいつがいたおかげで三年間学級崩壊が起きなかったのは功績だ‥そう言えばあいつは何処行ったんだけー

 

『ぎゃぁあ!』

 

『あっ!ロミオ君!』

 

『‥ちっ。』

俺は思っていると映像魔法に映っている一人の男子生徒が魔蟲‥正確には人よりも小さいがそれでも喧しい羽音で宙を高速で舞いながら尻の毒針を相手に飛ばす。

蜂こと"キラーホーネット"の攻撃に腕に太い毒針が刺された。

刺された痛みでもがき苦しんでいる生徒はその場で泡を吹いて倒れた途端にヘルメスの腕輪が発動して強制退場になった。

ちなみにこの魔蟲名前に反してそんなに毒が弱いのが面白いことだ‥ってか誰だ今舌打ちしたやつ?

 

『そんなロミオ君が‥。』

 

一人悲しみ落ち込んでいる女子生徒がいるどうやら刺された男子生徒と同じカヴンの生徒か?

そんな悲しみに打たれている彼女にコルネが近づく。

『彼の事は残念だけどもここで落ち込んでも仕方がない。彼の為にも絶対にこのダンジョンをクリアをしよう。』

彼女に優しく問うようにしながらも仲間を失った悲しい表情を浮かべるコルネがいた。

 

『…うん!』

落ち込んでいる生徒がその言葉に奮起して立ち上がりコルネはそれを見て頷きながら次の関門に彼らと向かーん?

 

「どうじゃうちのカルネは。魔法の他にも他人を気遣う優しさがありわしの授業を手伝いをしてくれるいい生徒じゃぞい!」

 

「そうですね…。」

ヘルクレス先生は小さい体ながらも自信満々に胸を張って言うが…先生本当に見えなかったのか?

一瞬だか次の関門に向かう時にあいつの表情口元がニヤッと笑っていたぞ?女子生徒に見せた悲しみの表情は嘘のように見えたぞ。

‥どうやらコルネという生徒は"軍師気取り"で彼らを駒として扱っているようだな。

別に俺としてはその考え次第は悪くはないが今はいいが少し改めないと後で痛い目に遭いそうなだな‥まぁ俺と兄弟子のカヴンの生徒ではないが別にいいか‥。

 

さてうちのカヴンの生徒達も様子を見ようかなー

 

「すいません!ダイスケ先生いますか!」

俺達の後ろから大きく声が聞こえたしかも俺を指名で。

他の先生方が振り返るの同時に俺も振り返るそこにいたのは一人の女子生徒がいた‥あれ確か君試験前に棄権した生徒にいたな。

「俺はここだ。今行く。」

呼ばれたので先生方の脇を素通りして女子生徒の前に立つ。

 

「どうした?何があったか?」

 

「試験で怪我をした生徒が多くて保険医のデネブ先生が困っています。それで先生は資格のあるダイスケ先生を急いで来てもらいたいと言っていました。」

この試験は確かに危険が多く命を落とすこと、重傷者は‥そんなにいないがそれでも映像魔法で写った先程の生徒のように負傷する生徒が多い。しかも保険医の先生はたった一人で対応するから凄いよな本当に。

「分かった今行く。案内を頼むぞ。」

 

「はいこちらです。」

 

「という訳で先生方ちょと抜けますね。」

兄弟子とその他の先生方に会釈しながら俺は現場に向かう。

後ろから

「彼医療資格を持っていたんだ‥。」

 

「いつの間に‥全然知らなかった。」

 

「知らんのか?彼は在学中にたった一人だけ牡牛座魔法の医療資格を取った逸材ぞい。」

という先輩のあたる先生方が俺の事を話していたが今はそんな事を考えずに生徒達の怪我の具合を心配しつつ現場に向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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