黒猫と魔女の教室外伝 異物(※異端)見習い教師   作:海の波

4 / 30
駄文ですがよろしくお願いいたします。



新学期その1 再会

あれから半月が経ち今日からようやく中等部、高等部に新入生が入ってくる。

中等部から高等部に内部進学(※エスカレーター式ただし進級試験を落ちると退学確実。)するのもいれば一方で外部の中学校から高等部に入試をする志願者が大勢くるが倍率が高くほとんどが脱落、せっかく大金を払って家庭教師を呼んで魔法を習ったやつでも落とされるそんな厳しい試験。

俺も今思うと俺良く入学出来たなと感心している。 

ちなみに俺の時の試験内容は乗り合い馬車で20人ぐらいで試験会場にディアナに向かう途中に大量のそれも人と同じぐらいの大きさの蜘蛛が群れが現れて襲ってきた。

多くは逃げる奴もいたり、逃げ遅れて蜘蛛にとっ捕まって糸でぐるぐるにされたりと悲惨だった。

俺とあいつの即席でコンビを組んでなんとか蜘蛛を撃退していたらいつの間にか蜘蛛はどっかに逃げ去っていて試験官の先生たちが現れて俺たちは合格他は不合格となった‥。

その他の場所でも試験が行われていたらしく合格者は良くて二人悪くて0人という結果だったらしく結局俺も合わせて7人ほど

それでも試験が終わって試験官の先生達はこんな事を言っていた。

"今年は合格者が多いですな。"

と言っていたのが聞こえた本当にディアナの入試は毎年のようにランダムに変わるから最悪の場合外部からの入試試験が受けたやつ全員不合格という場合もある事も知った。

しかし今年は俺達の時代よりも多いと聞く‥甘くなったかいやでもズベン教頭が今回の入試試験を担当しているから甘くはないはずだ‥ガチで厳しいんだよなあの人は。

そういえばあの人に息子がいたんだけか‥確か入試で高等部に入学したらしい万が一同じカヴンだったら本当によろしくと言われたな‥。

その前に俺は誰の先生の下に付くのか‥ペガスス先生とポラリス先生の下には絶対に嫌だ‥! 

と思いつつも俺は今現在校長室に向かっている。師匠が前日にカヴン発表前に会わせたい人物がいると言われた。

俺に会わせたい人物‥発表前に顔合わせ?それとも修行先の国のお偉いさんか来て今日を狙って俺を逮捕‥!とバカな事を考えつつも俺は校長室の前にいた。

 

「ーーーーー。」

 

「ーーーーー。」

校長室室から声が聞こえる。一つは師匠の声なのは分かった。

そしてもう一人は‥その会わせたい男性の声だった若い声でそして俺にとって懐かしい声なのは分かった‥。

俺は逸る気持ち抑えつつ扉をノック数度をした。

「はい。」

師匠の声が聞こえる。

「失礼しますダイスケ・ムラカミただいま出頭しました。」

 

「入りなさい。」

 

「失礼します。」

師匠の入室許可を得て俺は校長室に扉が開いた。

扉の先には師匠が椅子に座っておりその対面にいてこちらを振り返っているのが‥黒髪のショートヘアで背丈が俺よりも小さいが性格溢れる顔立ちをしている俺の兄弟子こと

クロード・シリウスがいた。

 

「‥‥クロードのアニキ!」

 

「久しぶりだなダイスケ。」

 

俺はいつの間にか感極まって両手を広げて兄貴に近づこうとする‥が見事に躱された。

「やめろ俺は男に抱きしめられて喜ぶ趣味はない。」

 

弟弟子の思いを無駄にする兄弟子。

それにしても近くで見ると失踪する前から変わっていない姿だった。

 

「俺まだ夢を見ているのか‥アニキが頼む一発頭を叩いてくれ‥。」

俺はアニキの前に屈んで頭を出した。まだ夢を見ているようだと感じた。

 

「こうか?」

 

「‥!!」

何か嫌な感じを感じた途端と同時にゴッンと鈍い音が聞こえ衝撃が響いたそしてだんだんと頭がジンジンと痛みだした‥兄弟子が叩いたというよりは殴ったなこれ‥腫れるなこれ。

 

「うわ痛そう‥。」

 

「痛ってて‥でも夢じゃない。本当のアニキだな。‥今まで何処に消えていたんですか!世間では失踪したとか死亡したとか騒がれていますよ!」

 

「すまん。こっちも色々と大変だった。」

 

「俺はアニキがあいつらと戦っても絶対に死なねぇと分かっている。だから何かの理由で失踪したと思っていました。‥つれねぇじゃねか兄貴!せめて師匠やもしくは俺に安否の手紙ぐらい送っても欲しかった。」

 

「あら?私この前の実技試験の時に彼から手紙を送られたけども。」

師匠の手にはおそらく兄弟子から送られた手紙を持っていた。

実技試験って事は半月前の出来事だよな‥。

「‥アニキ俺には?」

 

「‥完全に忘れていた。すまん。」

 

「ほぉー‥‥。」

 

弟弟子を忘れる兄弟子ヒデェなおい‥もぅ縁切ろうかなと頭をよぎったが‥。

 

「ん‥?師匠って事はアニキがここにいる事は‥。」

 

「そう今日からクロード・シリウスはディアナで再び教壇に立ってもらうわ。クロードカヴンとして先生としてね。そしてダイスケは特例としてクロードに下で3年間付きなさい。」

 

「‥はい?」

兄弟子の声が急に低くなったぞ。

俺的には兄弟子の下に付くのか嬉しいのやら嬉しくないのやら‥。

 

「あの‥校長出来ればダイスケを外してもらっていいですかね?こいつだと不安で不安仕方がないです。」

言い切りやがったこの兄弟子‥兄弟子じゃなかったたら嫌味を一つ言うかもしか一発殴っているぞ‥おい。

 

「あら?でもあなたはこれから復帰間もないけど色々と大変な事が起こると思うから彼は必要だと思いますよ?それともあの姿のままで教壇に立ちますか?」

師匠の屈託のない笑顔でそう言うそしてあの姿‥あの姿ってなんだ?おい?

 

「くっ‥。」

そう言うと兄弟子は俺を向いてまるで見たことがない笑みを浮かべながら

「これから3年間よろしく‥"ダイスケ先生"。」

と右手を差し出して来たので

「こちらこそよろしくお願いいたします。アニ‥じゃなくて"クロード先生"」

と言いながら俺は兄弟子と握手をした‥兄弟子握る力強いな‥おい。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。