黒猫と魔女の教室外伝 異物(※異端)見習い教師   作:海の波

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駄文ですがよろしくお願いします。


新学期その4 俺の部屋は。

新学期早々の授業(※自習)を終えて生徒達が先に寮に帰宅。

本日の日誌を書く‥駄目だ本日の自習と欠席したスピカと早退したカトラス‥じゃないカストルの生徒二人の事しか書けねぇ‥これ確か最終的には師匠に見るんだよな‥。 

あっ‥でも自習の事は分かっているからいいか‥あの二人体調不良という事にしとこ‥あの二人の補習は今回はいいか。と日誌に書き込んでいると。

 

「ダイスケ先生よろしいかな‥。」

男性の声年相応の老声の声‥この声は‥俺はすぐに日誌を書くのをやめて声のもとに振り向いた。そこにいたのは背丈が俺の腰よりも低く下手したら一般的な女子生徒よりも小さいのでは?と思うぐらい小さだが俺にとって‥師匠と兄弟子の次に大事な人の一人の恩師だ。

 

「ヘルクレス先生お疲れ様です。」

すぐに席を立ち背筋を伸ばして礼をした。

 

「お疲れ様。どうじゃな見習いとはいえ教師の1日は?」

 

「‥はっきり言えば疲れましたね(※嘘)。生徒に教える前にまず自分がしっかりしないと思いました‥(※さらに大嘘)。」

 

「そうか‥それは良いことじゃ。そうやってその経験が後々教師生活に必要な糧になってくれるぞい。日々精進じゃぞ。」

 

「分かっております。」

するとヘルクレス先生が俺の優しく右手を触れながら。

 

「君は今でもわしの長年の教師生活でもっとも素晴らしい生徒だと今でも思っておる。見習いとは言え教師になったことをわしは本当に嬉しく思ったほどじゃ。これからも期待しておるぞ‥!」

 

「はいヘルクレス先生。」

 

「よろしいではわしはこれにて‥家で筋トレをするが君もこれを終えたら一緒に行くか?」

 

「いえ。今日は少し私用があるのでまた後日よろしくお願いします。」

 

「分かった‥ではまた今度。」

 

「お疲れ様でした。」

 

ヘルクレス先生はその場から去る‥俺は席に座り頭を抱えた。

咄嗟に嘘をついてしまったなぁ‥あの人が俺の在学中にヘルクレスカヴンに入って3年間共に寝食共にした仲でもありあの襲撃事件前から俺の事を認めてくれた厳しかった人だけども数少ない大事な人に対してなんてことを‥と思うぐらい少しだけ自己嫌悪に陥っている‥今度誘いを断らないようにしようと俺は決意しつつ日誌を再開した。

 

ーーー

日誌を書き終わりやることはやり終わったので俺はディアナ校か出て寮に戻る。ここから徒歩で約10分ほど街の大通り抜けていく。

なお早朝生徒達がディアナ校に大勢で向かう時に誰が名を付けたのか知らんが

ムクドリの大群とも言われる。

 

「おぃおぃあれはディアナの守護人のダイスケでは‥。」

 

「外国人だがこの国で爵位を持つ男。」

 

「あのダイスケが教師となって戻ってきたのか‥あの悪たれが。」

 

「でも噂では教師は教師でも見習いという話よ。何でも素行不良や蛮行が響いてジャンヌ校長に泣きながら媚びて温情でなったらしいわ。」

 

一般人が何やらひそひそと囁いているが‥聞こえているぞ。

昔の悪たれと素行不良は認める。爵位に関しては2年前の襲撃事件で生徒のほかに多くの民間人を守ったという功績で王国から杖(※改造)と爵位賜った。

それに爵位って言っても勲爵士っていう世襲制を持たない半貴族みたいなもんだぞ?

 

舞踏会とかお茶会とかも稀に出るか出ない‥一度も参加したことがないな。

さらに言えばこの王国の歴史上で外国人の爵位を授かるなんて何人かいると思うぞ‥まぁ現体制の女王になってから初めてだと思うが。

そしてご婦人‥どこでその情報を得たのか少しばがりお話をしたいという気持ちを抑えつつ寮に向かった。

しばらくすると寮が見えた。

視界の先には玄関先でふくよかな年相応な女性が落ち葉掃除をしている。

 

「寮母さんお疲れ様です。」

おれはすぐに寮母さんに挨拶をした。

 

「あらダイスケさんお疲れ様です。どうでしたか教師1日目は。」

 

「いやーみんな私が思ったよりもいい子達達でクロード先生と私は教え甲斐があっていいなと思いましたよ。」

 

「そうですか。これからも頑張ってくださいね。今日もとびっきりの美味しい夕食を用意していますからね。」

 

「ありがとうございます。そう言えば私の荷物って届きましたか?」

俺はお昼休みにカヴンの寮が決まったこと先払いにして引っ越し業者に連絡して下宿先で預かった荷物をここに持ってくることを頼んだ。そんなに荷物は多くはないが俺にとっては貴重品ばかりだ。

 

「ええっ先程に業者さんが届けてくれました。荷物はダイスケさんの部屋の前に置いております。」

 

「ありがとうございます。ちなみに部屋は‥。」

 

「あ‥‥あの実はその。」

急に寮母さんの顔色が曇ったどうしたんだろうか?

 

「何があったんですか?」

俺はそう聞くと寮母さんは重い口を開いた。

「寮って‥元々は12人の生徒と教師1人と私も含めて14人で3年間共に過ごすのはご存知ですよね。」

 

「それはそうですね。」

そもそも俺もディアナ校の卒業生だからそれぐらいは分かる。1つ屋根下で3年間共に過ごす。

たまに退学者が出て寮から去る生徒がいて穴埋めをせずにそのまま卒業まで過ごす場合もあるが。

 

「だからダイスケさんの部屋は‥はっきり言うとないんですよね‥。」

あっ‥そうか今日で決まったことだし第一今回の俺の処遇ってディアナでも前例もないことだから‥今更寮拡張って到底無理な話だよな‥と思いつつも。

 

「そうなんですか‥ってことは俺は相部屋ですか?‥クロード先生か‥それとも寮母さんとの?」

流石に生徒との相部屋はまずいしなならせめて大人の相部屋を希望を‥最後は冗談と分かるだろうと思ったが‥。

 

「な//!違います!私にだって貴方ぐらいの娘や息子がいますから//!そんなふしだらな女性ではありません//!」

と顔を真っ赤にしながら全力で否定して箒を上段の構えにして俺に打ち込む体勢を取っていたおれは後ろに下がり迎撃体勢を取ろうしたがはっとなってやめた‥寮母さん冗談なのに真に受けたのか‥。

 

「冗談ですよ!冗談!‥って本当の話私ってクロード先生の相部屋なんですか?」

 

「いえクロードさんは‥あの人なんとなく潔癖症だから同じ部屋に部外者がいるとストレスが溜まるしそれにお互いに大人だからプライバシーとかあると思いまして‥。」

確かに‥学生とかの同部屋は特に同学年とかはプライバシーとかそんなの関係ない(※経験談)と思うが大人になると同室の相手を意識してしまう場合もあるし気を使ってしまうしな。

 

「それに‥クロードさんとダイスケさんは噂では兄弟子と弟弟子の関係‥万が一に何かあったら風紀が乱れてしまう可能性も否定できませんし。」

 

「いやなんですかそれ!なにが万が一ってなんですか!?」

確かに俺とクロードの兄貴は兄弟子、弟弟子の関係だかそんな関係はする気もないし断じて考えたことがない‥決してない!

俺のツッコミをスルーしつつも寮母さんは続ける。

「だからね。本当に申し訳ないと思いつつも臨時で誰も使ってない地下室をダイスケさんの部屋にしました。でも大丈夫です!地下室は一通り掃除はしたので‥!」

寮母さんが先程とは違く申し訳ない顔をしながらこちらを見る。

 

「ち、地下室ですか?」

 

おれはまさかのことで呆気に取られていた。

寮の地下室‥普段は物品とか置いてあるイメージがある無くなったらそこに取りに行くイメージだな‥。

しかもあそこって勿論シャワーとかトイレとかもなく家財道具もない‥もしかして下手したらベットもないな‥。

でもまぁ外で天幕張って暮らす訳でもないしなによりも雨露をしのげれるし、仮にネズミや害虫がいたら猫になったクロードの兄貴に取ってもらうかな‥。しかもあそこって確か防音だったような色んなことが出来そうだ‥。とおれはそう思いながら寮母さんに向い向かって。

「寮母さん。突然の状況の中で部屋を用意してもらいなによりも掃除していただき誠にありがとうございます。」

言い終わると一礼をした。

 

「いぇこちらこそ!なにかと不便になると思いますけども明日にも学園に寮の増築の申請していただきますね。」

 

「なにもかも手を打っていただき本当にありがとうございます。」

 

本当に手際がいいなと感心しつつも自然に俺は寮母さんの手を優しく握っていた。シワシワの手だが働いている証の素晴らしい手だ‥。

 

「だからだ、駄目ですよ//!私には貴方と同じぐらいの娘と息子がいますから///!!それに亡くなった旦那を愛していますから‥///!」

 

と何故か顔を真っ赤にして騒ぐ寮母さん‥いやだからそうじゃなくて‥。

 

「あ、あのぅお取り込み中すいません。」

 

「‥?」

玄関を開けてこちらを見ている女子生徒がいる。

その生徒は薄いピンク色のセミロングツーサイドアップの髪型で紫色の瞳をしている‥この女子生徒は

「君は‥確か。」

 

「スピカ‥スピカ・ヴァルゴです。あのクロード先生がダイスケ先生を呼んでいます。」

 

「そうか‥分かった。今行く。」

荷物解きは後でだな‥。

 

「それでは寮母さん美味しい夕食を楽しみにしております。それでは失礼します。」

そう言うとおれは女子生徒のスピカと一緒に兄弟子の所に向かう。

寮母さんは‥何故か顔を赤らめ俺が手を握っていた所をずっと見ていたな‥。

後気の所為か彼女も何故かちょと赤いような‥。

「ス、スピカさん‥まさか先ほどの光景見ていた?」

 

「な、なんのことだが‥!」

これは後々誤解を解かねばならないと心の底から思いつつも兄弟子の部屋に向かった。

 

 

 

 

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