黒猫と魔女の教室外伝 異物(※異端)見習い教師   作:海の波

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駄文ですがよろしくお願いします。


新学期その5 三者面談(※うち一匹)

「しかし驚いたなぁ‥しーじゃなかった校長先生から聞いたがまさか君がその魔法を使えるとは思ってもいなかったなぁ。」

 

「私も最初はそんな魔法が自分で使えるとは思ってもいませんでした。」

女子生徒スピカに兄弟子部屋に導かれて会話をしている。

兄弟子はベットの上でちょこんと座り、スピカと俺は兄弟子の部屋にあった椅子に座っている。

スピカ・ヴァルゴ

先ほどの日誌の書き込みの時に資料を拝借と拝借したが家族構成、家業の農家等など特にあいつらとは関わりなくむしろ白だと感じた。

乙女座魔法を使いあの入試試験を友人と協力して合格したと書類で書かれているが‥下手したら最悪入試合格者0人よくて1人と担当した厳しい教頭の‥今年はゴーレムを撃破したということか‥。

さらにはこれは資料に乗っていないが師匠の話によると。

 

蛇遣い座の魔法 再生魔法を使いし者‥本来は基本12種の魔法特性に属さない特殊な魔法で世間からは遥か昔から闇の魔法と言われている‥俺もあいつらの血が流れているけどもまだ使用したことがないなぁ‥他のとある魔法は修行で習得したが‥。

「あの〜どうしましたか?」

 

「えっ?‥いやすまんすまんつい考え事をしていて‥なるほどなるほど‥えっ?ってことはその力に目覚めたのは‥。」

 

「えっと‥半年前ですね。」

 

「それはどこで分かって?」

 

「最初は黒猫になったクロード先生の言葉を分かってそこから‥王立図書館で先生の呪いを解除する為にプロビデンスの書を探して見つけてその時に言われたんです。"汝は持っている力は再生魔法だ。"って‥その後邪教徒の襲撃がありましたけども私が再生魔法を使ってクロード先生を一時的ですが人間に戻り撃退してくれました。‥でも小さい頃から私どんな怪我をしてもすぐに治ったからたぶん昔からあったのかも‥。」

 

彼女はそう言う。

プロビデンスの書‥確かあれって名前の通り全知全能の書だから嘘は言わないと思うな‥それにしてもどうやってその本を見つけたのか?あれなんかの原因で確か禁書庫に入れたという噂だが‥今度行ってみるかな王立図書館に‥。

ってか邪教徒‥黒蛇教団‥俺の血族関係的には関係があるがあれ壊滅したと思ったのにまだ残党がいたのか‥でもまぁどうせ組織自体は2年前に鎮圧されているからもぅ嫌がらせ程度にしか出来ないだろう‥。

 

小さい頃から怪我をしてもすぐに直る‥なんだろうなんか俺みたいだなと思ったけどもそれは俺の牡牛座魔法の魔法の1つで昔からある

"自己回復"

な魔法だと思うな‥あれはあれで短時間でも動けるほどの回復するからなぁ‥その分魔力は減るけども‥。

 

にゃーにゃーにゃーにゃー。

 

「ひどいー!!私だってあれから努力しています!」

兄弟子がスピカに言った途端に彼女は声を荒らげて兄弟子に抗議をしている。

「えっ?クロードの兄‥じゃなかったクロード先生は何を言っているの?」

 

「‥‥私の魔法がまだまだレベル不足で呪いはまだまだ続く一体いつまでかかることやらです‥!」

随分辛辣だなおい‥。でも分かった事は彼女は再生魔法は使えても現時点ではまだ呪いを解除するレベルではないことは分かった。

 

 

「まぁまぁ落ち着いて‥。これからこの学園で鍛え上げればいい時間もたっぷりあるしな‥。そして俺からは言いたいことは‥。」

俺は席を立ち背筋を伸ばしスピカの前に立ち

 

「猫になったクロード先生が君と出会えたのはなんというか‥運命は信じないがこれは本当運命なのかも知れんな。仮に君と会わなかったら一緒そのまま姿になっていたかも知れんな‥改めてクロード先生の弟弟子として礼を言わせてくれ。本当にありがとう。」

深く感謝を示すように頭を下げた。

俺はこれを言いたかった。

猫になり失踪した兄弟子を偶然と言え出会った彼女が見つけてくれたおかげで俺は再びクロードの兄貴と再会出来た。これほど嬉しいことはないただそれだけだ。

 

「そんな頭を上げてください!本当に私大した事はしていませんから‥!」

俺が突然頭を下げてあたふたして驚いているな‥しかも謙遜して本当にいい生徒だな。

 

「そう言えば聞き逃した事が‥君の夢はなに?」

 

「私の夢ですか?」

 

「そう君の夢だ‥個人的に何かお礼をしたいな‥そうだ俺もクロード先生同様鍛えて上げるのを手伝う‥ほんの少しだけ厳しくも辛いが入試を合格した君ならたぶん乗り越えー」

 

にゃーにゃーにゃーにゃー‥。

 

「‥‥えっ!?そんなにですが!?‥あのすいませんがお気持ちだけもらいますので‥。」

 

おいコラ兄弟子。

人がせっかく御礼として3年間彼女を心身共に鍛え上げようとするのに水を差しやがって‥その皮を剥いで三味線の皮にしてやろうか?‥いやまてそんな事をしたら俺の故郷にいる猫好きになった先輩に地獄を見せられるな‥そう言えばあの先輩の奥さんも猫好きで猫を大量に率いていたな‥すげー美人だったという記憶が‥。

 

「そうか‥残念だがそれでも俺はこれでもこのカヴンの副担任的な存在だから‥なにか悩みがあったら俺に頼っていいからなぁ。」

 

俺は右手でスピカに向けグッとサインを出す。決まった‥これは決まった。

教師は生徒を悩みを聞いて解決に導く存在だと俺は思っている。兄弟子に言えない事を俺が聞いてやってもいー

 

にゃーにゃーにゃーにゃ〜‥‥。

 

「ぷっ‥!!いやそのすいません‥!は、はいお願いしま‥ぷぷっ‥!」

兄弟子がなんかまた余計なことを言ったせいでスピカは‥何故か笑いを堪えていた‥絶対になんか俺に対して言っているよな‥。

この野郎剥製かホルマリン漬けにしてやろうか‥?

 

「ふぅ‥思ったよりもダイスケ先生って噂とは本当に全然違う人で安心しました。てっきり本当に怖い人だと思って緊張していました。」

笑い堪えていたスピカは突然そのような事を言い出す‥怖い、噂?なにそれ?

「えっ‥スピカくん?その噂ってなに?」

 

「私が‥ディアナに入る前に聞いた話では。」

彼女は申し訳なそうな表情を浮かべてその噂を呟いた。

 

治安の悪い地域で学校帰りに毎日のように出向いて気に入らない奴がいたら血祭りにあげたり。

 

森に凶暴な魔獣を狩ってその場で調理したり生で食べたり。

 

隠れて違法な魔道具を作ったり。

 

上級生を決闘で半殺しにしたり家を燃やしたり。

 

極めつけは街の中で暴れて巨大化した時に全裸になった。

 

等などの噂が出てきた‥。

「‥き、君まさかそんな与太話的な噂を信じていたの‥?」

俺は呆れ口調で彼女に向かって言った。

 

「えっと‥ごめんなさい!信じていました‥!私の友人や知り合いの人達もこの事を信じています‥。でも2年前の襲撃事件で生徒や民間人を守った事も皆は先生の事を尊敬をしています‥!」

俺はいつの間にか天井を見ていた‥。

一部を除いて事実だが全くの誤解だ‥!そんな事をしてバレたらディアナを素行不良でとっくの昔に退学どころかすぐに強制送還さているわ!‥監獄に数日間お世話になったのはあるけども‥!

本当にどっから噂が流れているんだ?

まぁ最後の言葉は少しだけ気休め程度になったがな。

 

「そうか‥。今度からは変な噂とかデマとかに惑わされないように‥おれはこう見てもひょうきんな男として見られていー」

 

 

にゃ〜にゃーにゃ〜にゃーにゃー‥‥。

 

「‥えっ嘘!?やっぱりあれも本当の話ですか‥!」

 

俺は優しく彼女に対して諭すと同時に兄弟子がなにかまた余計なことを言ったな‥見ろ彼女の顔が驚きながらこっちを見ている。

本当にいい加減にしないとその黒猫の状態で獣医に去勢してやるぞ。なんから今から麻酔無しで去勢させてー。

と思ったら廊下の方で数人ほど歩く音が聞こえる。

なんだと思って耳を傾けるとどうやら夕食の用意が完了したようだ‥。

 

「さてと‥そろそろ食堂に行って食べに行こうか‥。」

 

「はい。」

 

にゃーにゃーにゃー。

 

「あっ‥そう言えばクロード先生は猫のまま‥。」

 

「確かになぁ‥しょうがない今日は俺とクロード先生はこの部屋で食事をするかぁ‥。クロード先生ちょっと待ってくださいねぇ‥夕食はキャットフードで良いですかね‥あるかな‥。」

 

にゃー!

 

「‥‥‥テメーよくもやりやがったなぁ‥!もぅ我慢にならねぇ!喰ってやる‥!!」

兄弟子がベットから飛んで俺の顔面に引っ掻きやがって‥!もぅ許さねぇ!今日の夕食は猫料理決定だ‥!

 

「二人ともやめてください!危ない!危ない!!」

 

結局ほんの僅かな時間だが彼女に止められるまでいい大人同士だか久方ぶりの兄弟子とじゃれ合った(※喧嘩)

今回兄弟子のことで分かったことは

人の飯を食べること。

あと猫の状態でも射手座魔法は使えた事‥思い切り天井に叩きつられた‥油断したな‥痛てぇ‥。

 

食堂に向かう途中で

「あっ‥ごめん1つ言え聞き逃し事があるんだか‥。」

 

「はい?」

彼女は止まりこちらを見る。

 

「君の将来の夢はなに?」

 

「私はこのディアナでクロード先生のような1級大魔術師になるのが夢です!」

 

「そうか‥その夢を絶対に忘れないようにな。頑張れよ。」

 

「はいっ!」

いい笑顔だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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