黒猫と魔女の教室外伝 異物(※異端)見習い教師   作:海の波

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長くなっても駄文ですがよろしくお願いします。


新学期その6 教師(※見習い)はつらいよ

王都郊外 とある農家の畑にて。

おっ‥いるいるやっぱりこの夕暮れ時とこの時期になるとあいつら湧いてくるな。人様の大事な作物を食いやがって‥。

俺は奴らに見つからないように茂みに隠れなによりも気づかれないように奴らに気づかれないように風が風下になっている場所に背を低くししている。

数は‥親と子含め8頭だ。

農家にとっては頭痛の種の1つでもあり害獣と認識されている。

"こいつらだけでどれだけの農作物の被害が深刻なのか分かるか?あんちゃん。"

とここの畑の持ち主が忌々しくまるで親の仇によう忌々しく発言していたな‥。

その奴らは外見は本当に兎のようで可愛らしいが兎のと違うのは兎の耳の代わりにヤギのような角を生えた魔獣その名はロップホーン(※角兎)。

こいつらの最大の特徴はその角で魔力で探知し魔法の気配を感じただけですぐに逃げるという一般人で捕獲困難な魔獣だ。

しかもこいつらは一度の出産で子供たくさん産むからここ最近では森や林を出て作物や薬草を食い荒らすらしい。

‥ロップホーンって俺個人の感想だか兎の同様に美味しいし特にミート・パイにすると美味だな‥一度作ったがもう一度作りたい。

さておき‥ここで俺の牡牛座魔法を使いたいが兄弟子から

"お前がその魔法を使うとロクな事が起きない。"

 

"逆に被害が出て学校側が損害賠償を支払う事になるから。"

と散々言われたな‥だったら兄弟子が射手座魔法、もしくは射手座大魔法を使えば楽にロップホーンを捕まえる事が簡単じゃねぇ?

と言いたいが兄弟子がその魔法を使ったら呪いにより黒猫に戻っちまうしなによりも‥授業が進まなくなるのはまずい。

俺が授業をしてもいいが‥授業内容で兄弟子と揉めるのは避けたいしなぁ‥。

一応だか俺の牡牛座魔法でもロップホーンなどの小さな魔獣を捕らえられる事が出来る魔法、大魔法はある。

周辺の被害、この辺の生態系バランスを無視すれば出来るが‥昔の野蛮な俺じゃないしなによりも‥今回はノルマの数は成体のロップホーンを魔法実技の為に30〜40匹ほど捕らえてこいと言われている‥だいたいにしてロップホーンは群れでも通常は2~8頭程度でそんなに群れない魔獣だから一々牡牛座魔法を使って対応するとこちらが疲れる。

だから効率よく俺がとある罠を仕掛けた。

そろそろだな‥‥あの子供のロップホーンが罠を踏めば即座に発動する‥もうちょい‥ちょい‥かかった‥!

 

踏んだ途端に罠が発動した。

それに気づいたロップホーン達は脱兎のごとく逃げたが周囲に見えない壁があるような次々とぶつかるが‥なんとか逃げようとするしかしだんだんとまるで置物のように動けなくなっていく。

 

「よし‥GET!」

おれは独り言のように言うと檻を持って動けなくなったロップホーン達に近づいた‥大丈夫だな動いていないが息をしている。

おれは確認をすると次々と動けなくなったロップホーンを檻に入れていく。

全部入れた事を確認した俺は地中と言ってもさらっと素直をかけた程度だが黒い丸型で約30cm程度のまるで皿のような物体を取り出す。

これが今回使用した魔道具の1つでもあり即席の罠でもあり名付けて

"コウソクくん"

 

この魔道具は元々は俺の故郷の先輩の一人でもある人が作った。

蟹座魔法の防御魔法を応用した見えない壁を作り魔法攻撃を防ぐ目的で作られた即席シェルターと言ったほうが早いか‥。

俺が一度故郷に戻った時に数個貰った。

されど貰った当初は使うことがないなと思ったが‥魔道具はさらに改良が出来ると話を聞いたことがあるので先輩のご厚意に貰った物だけども勝手に改良。

蟹座魔法の防御魔法+蠍座魔法の痺れ毒

を合わせた即席罠 コウソクくんとして生まれ変わったのだ!

痺れ毒は数時間で解けるから大丈夫だ。

 

しかしこれには欠点がある。

1つは一度使うとまた魔力を入れなくてならない‥魔道具だから違う属性の魔力を注入しても特に問題なく使える。

そしてこれは大事なことだがこれは俺が勝手に改良した魔道具でもあり公式でも売っていない。

さらに言えば違法魔道具なのでバレたら師匠に没収されるのは間違いなし‥最悪の場合は警察に捕まる可能性があるなぁ‥。

 

俺は魔力を注入しながら今度は別の所‥森に近い場所にコウソクくんを浅く埋めた。

これで罠の設置は完了‥。

さてと他の所の畑の罠を見たことないとなぁ‥あと何匹だけ‥今親と子含めて12匹‥。

「まだまだ時間がかかりそう‥。」

と俺はため息を吐きながら次の罠の所に捕らえたロップホーンを荷車を乗せて俺を引きながら向かった‥。

結局俺はその日のうちに数十匹を捕らえたがまだ足りなく農家さんのご厚意より泊めてもらい‥翌朝というよりは朝日が昇る前に眠い目こすって俺はなんとかノルマを達成して急いで学校に戻った‥朝食食い損ねたがな‥。

 

 

その日の午後 王立ディアナ魔術校 西教室棟 ミモザにて

「僕の授業は"魔法実技"だ。今日はまず君たちの魔法レベルの測るために魔法を使って角兎を捕獲してもらう。30分以内にどれだけ捕まるえられるかの競争だ。」

 

「かわいい〜!」

 

「レオが一番ね!」

兄弟子が説明している中で一部の生徒がロップホーンの愛らしさにかわいいと言ったり、この競争で一番になろうと意気込む生徒がいる。

俺は兄弟子の隣に立ち目を瞑っている‥はっきり言うと眠気が襲ってきてもしもバックレたら即寝たいという気持ちを抑えてながら授業の補佐をしている‥というか兄弟子帰ってそうそう。

""遅い‥!一体いつまでもかかっているんだ!"

と言った時はついうっかりと殺意が湧いてきたと思ったほどだ‥。

「見た目は可愛くても害獣だ一般人でも捕獲困難のレベルだが‥‥優秀なディアナの生徒なら楽勝だろうまさか一匹も捕獲出来ないノロマはいないよな?」

 

兄弟子そう言うと何故かこちらを見る‥しかも申し訳無そうな表情を浮かべて‥。

 

「な、なんですか?クロード先生‥?」

 

「いや別に‥。」

と言いながら何やら笑み‥含み笑いを浮かべていた‥おいまさか俺の黒歴史の一つを知っている‥!?

悪かったなぁ入学当初は一匹も捕まえられなくて!

ってかなんであんたが知っているんだ!知っているのは俺の担任だったヘルクレス先生と師匠だけだぞ!?‥まさか師匠喋ったな‥!

カヴンの生徒達が何のこと?ざわざわしてこっちを見ているが俺は気を取り直して。

「クロード先生‥そろそろ始めましょうか。」

 

「ん‥それでは始め!」

と兄弟子が言うと俺は即座に檻を開きロップホーンを放した。

次々と檻から出ていき生徒達に向かっていく‥。

 

「‥くだらない授業。」

と誰かが呟いた‥あの子がたぶんと俺と同じ国の血と名前がある。

ハナ・サソリジョウ

蠍座魔法の‥あれは痺れ毒か?それを使って数匹捕らえたなぁ‥あっ近くにいたイオとスピカがぶっ倒れた‥!

「あれは周りに巻き込むの問題だな‥‥。」

 

「確かに‥洒落にならないですな‥無自覚で周りに迷惑をかけると大変ですもんね‥。」

俺はそう言いながら頷くと兄弟子はまるで俺のことを冷たいようにこっちを見てくる‥何故だろうか‥?

 

生徒達が必死にロップホーンを捕らえようとしている‥痺れ毒から復帰したイオは巨大化してなんとかロップホーンを捕らえようとするが‥速すぎて捕らえることが出来ないなぁ。

ってか‥カストルはあいつまたいないのか‥!そろそろあいつと時間があったら話さないといけないなぁ‥そろそろ単位とか取らないとまずいぞ‥。

レオことレオ・レグルスを獅子座魔法を使って動物をロップホーンを捕まえようとする‥あれも結構早いから捕らえられるか‥おっチーターになって一匹捕らえた‥!

キロンことキロン・サジタリアス・アラディアは射手座魔法を使うが‥それでもなかなか捕らえられない‥顔には焦っているのが分かる本来ならロップホーンなどの小動物の捕らえるほど相性がいい魔法のはずだがまだまだ本人の能力がまだ低いのか‥それに引き換え従者のタルフことタルフ・キャンサーは蟹座魔法 鋼の檻を発動して3匹捕らえたな‥。

1年にして結構デカい壁を発動したな。

 

「ははっ!余裕余裕!」

 

と言いながら水瓶座魔法 ポセイドンの手‥いわゆる巨大な手が現れて次々とロップホーンを次々と捕らえていく生徒ことアリア・アクエリア確かスピカと一緒に入試試験を合格したと経歴がある‥それにしても結構先生方にも評判がいいほどの優秀な才女と言われているなぁ‥んーでも彼女どっかで見たことがあるよな‥昔直接会ったんじゃなくて‥新聞記事に載っていたなぁ‥何だけっかな‥と考えているうちに残り時間は半分以上切ったな‥さてと皆頑張ってほしいと思った時に

 

ガッ!!という鈍い音が聞こえた。

「‥あっ。」

 

「えっ?‥‥あっ!!」

兄弟子が声出し考え事をしていた俺も何事かと見たら声を出してしまった

なぜなら一人の生徒ことスピカがロップホーンの頭突きをみぞおちに喰らってそのまま転倒してしまった。

 

「いかん!」

と俺と眠気が飛んで慌ててスピカに近寄った兄弟子も来た。

「おい!大丈夫か?聞こえるか‥!」

俺は軽く数度ほど頬を優しくペシペシと叩く‥。

生徒達が数人が止まってこちらを見ていた。

「こっちの方はいいから君たちは競争に集中してくれ。」

兄弟子がそう言う。

生徒達がしぶしぶと再開した。特にイオからは心配そうにスピカを見ながらロップホーンを捕らえようとした。

 

「息はあるけども‥目は覚まさない。完全に気を失っていますね‥。」

 

「‥しょうがないここだと生徒の邪魔になる場所を移す。」

 

兄弟子はそう言うと射手座魔法使いスピカを宙に浮かせ皆から離れた所に着地させた。

 

「‥気道確保の為に回復体位と俺の牡牛座魔法を使って回復させー」

 

「‥必要ないだろう。」

 

兄弟子が冷たく言う。

 

「いやいや‥あんた正気か?ロップホーンの攻撃とはもろにみぞおちが入ったんだぞ?内臓とかやられて下手したら死ぬ場合もー」

 

「‥スピカの事の忘れたのか‥。」

何をのんきな事を‥スピカの事だと‥乙女座魔法だろうあと‥再生魔法‥。

 

「でも‥これほっとくわけには。」

 

「‥‥うっ‥痛ったた‥あれここはどこ?」

俺は何かを言おうとしたらスピカが目を覚ました。

 

「おっ!スピカ!大丈夫か‥!気分とか悪くないか?吐き気はないか?」

 

「えっと‥大丈夫です‥‥あっ!そうだ!!私まだ一匹も捕まえてない‥!」

スピカがすぐに立ち上がり戻ろうする‥!なんという丈夫さ‥これも再生魔法の一つなのか‥?

 

「僕の言った通りだろう‥。」

兄弟子が表情を変えずに言うが‥。

 

「でも本当は内心焦っていたのでは‥痛っ‥!!」

俺は茶化すと兄弟子は何を思ったのか俺の右の脛を思い切り蹴りやがった‥!

右脛をさすりながら恨みに満ちた目で兄弟子を見るがそんなのお構い無し一歩前に出て。

 

「そこまで‥!タイムアップだ!」

そう高らかに宣言をした。

 

 

 

「ハイ皆お疲れ様!‥さて結果発表だが。トップは12 匹のアリア・アクエリアス。」

 

「楽勝!」

生徒の大半がアリアに感嘆している。

やはり素質というよりも才女だな‥この子。

2位のタルフと差があるな‥あいつでさえ7匹だったのに差がありすぎるな‥。

 

「最下位は0匹のスピカ・ヴァルコ。」

‥あー彼女は乙女座魔法 アニマを使用を使うとしたけどもロップホーンを捕らえられずにさらに言えばロップホーンにみぞおちに頭突きを喰らって気絶したのは痛いなぁ‥しかも彼女涙目になっているし‥昔の俺を見ている気分だな‥俺の場合は牡牛座魔法を使ってあいつらを追い込んで捕まえようとしたら誤って建物に突っ込んでえらいことになった位だけども‥。

兄弟子が彼女に近寄ったので俺も何かしら一言を言わねば‥。

「いやぁ残念だったねスピカ君〜(小声 何やっているんだセンスもゼロか!?)。」

 

「つー!?」

 

「むぐっ!」

兄弟子が慰めるどころかむしろ責めている‥あんた鬼か?見ろ彼女が言葉を出さないほどなっているぞ‥。

 

「放課後補習をしよう!(小声 このままだと退学コースだぞ!分かってるか‥!!)」

さらに圧をかけている兄弟子あのそろそろやめたほうがいいぞ‥彼女も自分の不甲斐なさに爆発してー。

俺は彼女を見ると。

「ハイ‥。」

かなり落ち込んでいた‥。俺でも気の毒になるほどに‥。

 

 

 

放課後 天文台室

俺も一応クロードカヴンの副担任として今回の補習の補佐をすることになっている‥はっきり言えば油断すると眠気によりその場で寝てしまいそうだが‥我慢だ我慢‥兄弟子と喋れば眠気が覚めるなぁ。

 

「クロードの兄貴。」

 

「なんだ?」

 

「あのロップホーンですけどもまだ教材用として使います?」

 

「当たり前だ。」

 

「‥弱っているのと太っているやつがあったら俺にくれませんかね?」

 

「‥何をする気だ?」

顔色が変わってきた‥。

「何って食べるのに決まっていますよ。あれはあれで美味いですから‥。休日の時に捌いて料理にして作ろうかなと‥。」

俺の発言に兄弟子がため息をしつつ。

 

「僕はお前をある程度は認めている。だがしかし何でもかんでも魔獣を食べるのはやめたほうがいいぞ?」

 

「何ですか‥!魔獣って結構美味くてむしろ珍味に近いし栄養豊富ですしなんなら魔力も取り込める(※本人の妄想)と思いますよ‥兄貴も食べれば分かりますよ!!」

 

「絶対にお断りだ。あとお前その癖を改めないとまた変な渾名をつけられるぞ。」

兄弟子に窘められると天文台の扉が開いた。

「あっ‥。」

 

「おっ。来たなお疲れさん。」

 

「来るのが遅いぞ!下を向いてチンタラ歩いているから歩みが遅いんだ‥。」

 

「クロード先生はそれは言い過ぎだと思いますよ‥。」

兄弟子をスピカに対して容赦ない言葉に思わず俺は反応してしまった。言い過ぎだろうしょげている子にそこまで言うのはあんまりだと思うが‥。

 

「‥うるさいな分かっていますよ小言の為に呼んだんですか?」

ほらー兄弟子が言うから彼女が投げやりの言葉になっているこれはヤバいぞ。おい。

 

「まぁまぁ二人とも落ち着いて。補習の前に俺の小話を聞いて落ち着いー」

 

「「別に聞きたくない(ありません)」」

 

「あっそう‥うん‥ごめん。」

まさか同時に言われると結構傷つくなぁおい。

そんなスピカはキョロキョロと部屋の周りを観ながら

 

「だいたいここはどこですか?補習なら先生の部屋でも出来るのに。」

 

「天文台だ。ディアナにはいくつもある。」

 

「へー‥‥。」

確かにディアナ校の天文台って結構多いよな‥中等、高等部含めて600人ぐらいいるから当たり前か‥。

 

「こんな使い方があるぞ」

と兄弟子が杖を取り出して振ると。

一瞬で夜空にまたたぐ360度の夜空の星々‥いや宇宙空間が現れたなぁ。

 

「!!」

スピカは驚いている。俺も最初初めて見た時はそうだったな‥。

 

「映像魔法と浮遊魔法が部屋全体にかけられていて疑似宇宙空間を再現できる。」

 

「わぁ〜星キレ〜。」

先程までしょげている彼女が星々を見て興奮している。

「あれはデネブ、アルタイル、ベカだ。」

 

「分かっているけどもこの3つが揃うといわゆる夏の大三角形になる。あと俺の国ではベガとアルタイルは織姫と彦星という二人のカップルの悲劇的な伝説の話もあるんだぞ。」

 

「へぇ~。」

 

「ダイスケ"先生"余計な事は言うな‥。話を戻すが見えるかあの青くて青白い星がスピカ。」

いかんいかん自重せねば‥。

 

「知っている!私と同じ名前のやつだ。」

 

「じゃあこれを知っているか?スピカは一つの星に見えるが実際には2つの星が高速回転をして一つに見えるんだ。」

ちなみにスピカは光を放出する領域の形状が観測者から変化して見えることがよくあるためそういう星を楕円体状変光星(※もしくは回転楕円体変光星)とも呼ぶ。これ普通に試験に出るぞマジで。

 

「へぇ~‥。」

あれ?そう言えば補習って天文学になっているのか?

兄弟子は続けて言う。

「その星たちの放つ光は太陽の二万個分の明るさを持つと言われている。」

 

「えっ凄っ!」

スピカが驚きの声をあげている。星のスピカは恒星でもあり明るさは春の夜に青白く輝く星だからなぁ‥。

 

「だからまぁあれだ一つの弱い光でも二つ合わせればとてつもない力になるってことだ‥。」

兄弟子が‥‥んん‥?これは‥?

 

「もしかして先生励まそうとしてくれてます?一人でダメでも俺がついているから大丈夫だ‥的な?」

スピカはおもむろに言うと兄弟子の耳が少し赤くなっているぞ‥おいおい。

 

「は?そんな訳ないが!」

 

「あれ図星ですか?」

 

「素直になったほうがいいのに‥ねぇスピカくん。」

俺は彼女の隣にいながらニヤニヤと笑っていた。

 

「なっ!」

 

「本当ですよ‥ふふっははは!あははは!はー‥笑ったら元気が出ました。」

 

「何がそんなにおかしい?言ってみ?」

 

「ちょ!痛い痛〜い!体罰反対!」

兄弟子が少しキレた模様で彼女の頭を掴んでアイアンクローを締め上げている‥。

 

「まぁまぁその辺で‥それ以上やると危ないから!」

俺はいつの間にか兄弟子の腕を掴んで止めようと動いた。

 

「‥ふん!!」

兄弟子が脳天締め上げをやめてくれた。

「大丈夫か?」

 

「はい‥平気です‥でもちょと痛かったです。」

 

「そうかそうか‥たぶん痛みはすぐに取れるから‥しかし俺は本当に珍しいものを見たな‥!兄弟子の回りくどい台詞を‥おっと!!」

 

「余計な事を言うとはっ倒しますよダイスケ"先生"。」

 

兄弟子のパンチを避けた。

俺に対して本気で殴ろうとしていないかこの人ってかいつの間にか素が出ているし‥。

 

「‥そうはいきませんな俺にだって彼女に言いたことがありますよ。」

 

「えっ?私に?」

俺は彼女に向けながら。

 

「俺の国ではスピカは昔は真珠星とも呼ばれていた。それほど光り輝いていたんだ‥真珠ってのは作る過程で繊細で難しく多くは作れないと言われている‥がそれでも完璧な真珠は多くの人々を魅了する‥これからも困難が待ち受けようとも打ちのめされても完璧で光り輝く真珠を目指す1級魔術師になってほしい‥!それが俺の願いだ。」

 

「‥はい!」

スピカは満面な笑みを浮かべて頷いている。よしこれでいいんだ‥。

 

「それに乙女座と牡牛座とは結構相性が最高で良いと言う話もあるから何かあったら俺に頼ってもいいぞ‥。」

 

「えっ‥!そうなんですか‥!」

俺の発言に驚くスピカ

「占星術の地の星座のやつか‥あれはあれで懐疑的なもんだと僕は思うが‥さて茶番は終わりだ補習補習!ロップホーンを12匹以上捕まえるまで帰さんぞ。」

兄弟子の鬼畜発言に耳を疑った12 匹以上ってアリアの記録を超えているじゃねえか‥!

 

「ええ〜!!できなかったら‥。」

 

「徹夜だ。」

 

「えーまじですか‥せめてできなかったら明日に持ち越しで‥。」

 

「明日の僕の仕事が増えるから今日で終わされる‥さぁダイスケ先生準備をよろしくお願いします。」

 

「‥はいはいわかりました‥。はぁ~。」

俺はため息をつきながらそう言うと補習の用意をするために天文台を出て先に西教室棟ミモザに先に向かった‥これは本当に徹夜になるなマジで。

 

結局徹夜までかかり三人(※うち一匹 夜になると黒猫に戻る模様)が帰ってきたのは周囲が寝静まった時だった‥俺は地下室に入ってそっから記憶がないが‥気づいて目を覚ましたら入り口の前でぶっ倒れて寝ていた‥。

それてまもまだ眠気と疲れが取れないが‥さて今日も1日頑張りますか。と気合をいれなくては‥。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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