UNDERTALEと東方が全面戦争するそうです   作:ヘビーなしっぽ

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時間を少し巻き戻し、ここはインクとガスターの居るUndertale。
「ふむ…」
「どう?」
「これは…中々…私の居た頃には無い機材のお陰で研究員時代の時よりも多くの情報が手に入った」
(※ここから先に出てくるバリアの解釈は主が勝手に考えたものになります)
「伝説の通り、コレはニンゲンの魔法によって作られた。いわば人工物……だが通るのにはニンゲンのタマシイとボスモンスターのタマシイがそれぞれ一個づつ必要…破壊にはニンゲンのタマシイ7個……そんな馬鹿げたエネルギー彼らは何処から持ってきたんだろうか…」
「う〜ん…生贄とか?7人のニンゲンを殺してそのタマシイでこのバリアを作った…とか?」
「…うむ、それも考えられるかもしれないが、彼等が我々を封じる為とはいえ7人も犠牲にするとはあまり思えないな…」
「……あれ?ねぇガスター」
「ん?なんだい?」
「…確か通るのにニンゲンのタマシイ一個とボスモンスター…つまりアズゴアのタマシイが一個いるんだよね?」
「?うむ。それがどうかしたのかい?」
「…や、なんでニンゲン側はアズゴアのタマシイが特別であることを知ってたんだろう…って思ってね」
「……成程。その着眼点は無かった…お手柄だぞインク」
「えへへ、そう?」
「だがとなるとニンゲン側のタマシイに関する研究はバリア作成よりも前にかなり進歩していたように聞こえるな…」
「う〜ん……」
「…………うぅむ…」
二人は、ん〜〜…と声を漏らしながら腕を組んだ。
「………このバリアの作成に…もし……もしだが………モンスターが協力していたとすればどうだろう」
「……それって昔バリア作成に携わったモンスターがいるかもってこと?」
「ああ、私が地上にいた頃にニンゲンでもモンスターでも、タマシイの研究はそれほど進んでいなかった。だが、戦争に勝利した時にモンスターの助力を得てバリア作成に挑んだとしたら?」
「……辻褄は……合わないところもあるにはあるけど一応説明はつく………って言いたいの?」
「ああ」
「でもそうなるとモンスター側に裏切り者が居たことになっちゃうね」
「まあそれは今はいい。さて、考察はこれくらいにしてバリアをデータファイルに保存して持ち帰ろうか」
「そうだね」
ガスターはバリアに触れ、虚空に浮かぶ一つのファイルにバリアを封じ込めた。
「ふぅ…さて、これから忙しくなりそうだ」
「とか言っときながらすぐ終わらせちゃうんでしょ…分かってるよ?」
「はは、バレてしまったか」
「はい!やることやったんだし帰るよ!」
インクはパン!と手を叩きながら言うと、筆を振り地面にインクをぶち撒けた。
「ああ、分かっている」
ガスターはピョンと飛ぶと、そのままインクにズルンッと勢いよく入った。


幕間 守護者とマッドサイエンティスト

本陣にて

「よし、頼むよ。ガスター」

「ああ、分っている」

ガスターはバリアを採取したファイルに手を触れた。

そしてそのファイルに配線コードを何本か繋げ、さらにそれを虚空に浮かぶタブレット端末に接続した。

「………少し待ってくれ。接続完了に時間がかかりそうだ……」

と、ガスターが言った時だった。

ボンッ!と音を立てて、タブレット端末が爆発を起こした。

「わわっ?!」

「ほう…」

インクが驚きの声を上げ、ガスターは感嘆の声を上げた。

「ふむ……バリアという情報はこの世界にあるものでは解析できないようだな…」

「?」

インクは頭に?マークを浮かべた。

「…つまりバリアは情報が多すぎてこのタブレット端末内に全ての情報が収まり切らずにオーバーヒートを起こした…ということだ」

「………え、じゃあどうするの?」

「ふふ、私がコレを想定していなかったとでも思うのかい?インク」

そう言うとガスターは端末から配線を抜き、自らの頭にグサッと突き刺した。

あたかも機材に配線コードを接続するかのように。

「……え“?」

「…?端末で解析できないのならば私自身の頭を使って解析をするのだよ」

「……君だからこそできるやり方だね…」

「……………ふむ……うぅむ…」

ガスターが難しそうに唸る。

「すまない、インク。君に頼みたい事があるんだが…」

「ん?何?」

「“死に誘う程度の能力”のサンプルデータが欲しい。取ってきてくれないかい?」

「……遠回しに僕に死ねと?」

「ソウルレスの君なら死なないだろう?」

「まあそうだけどさぁ…また急になんで?」

「…”死に誘う程度の能力“…これがどのような効果を発揮するのかが知りたい…正確には”死に誘う程度の能力“でバリアの破壊が可能か調べたい」

「はいはーい了解〜」

ん〜と…とインクは何処からかレポート用紙を取り出した。

「……嘘じゃん…」

インクは小さく呟いた。

「どうしたんだい?インク」

「……誰かまでは分からないけど白玉楼で死者多数…“死に誘う程度の能力”で殺されたっぽい…」

「ふむ…ならば適役は…不死身組に行かせたいが蓬莱人の対処中か…ラストブレスも休憩中……ならばナイトメアを行かせようか。君がここと思ったタイミングで西行寺幽々子を拉致でもしてくれ」

「ちょ、拉致って…まあ分かったよ。………今からナイトメアに連絡するよ」

そう言ってインクはナイトメアにチャンネルを繋げた。

「………ナイトメア。白玉楼の制圧お願い」

インクはインカムに向かってそう言う。

『あ“?白玉楼だ?』

すぐさまナイトメアから反感の声が返ってくる。インクは額をコツコツと小突いた。

「うん」

『何言ってんだ?あそこは確か…そうだエラー404のおっさんが制圧に行ったばっかだろ』

既に最強の骨が向かっている。そんな正論が届くが、恐らくエラー404も既に…。

インクはそう考えながら、返事をする。

「 Xガスターが想定した通り西行寺幽々子が出た。犠牲者多数。君に行ってもらいたい」

『…っはあ…わかったよ』

ナイトメアは、気だるげに言いながらも通話を切った。

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