SCPで遊んでみた。 作:暇つぶし
アイテム番号: SCP-1029-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル:SCP-1029-JPの物理的収容は現行の技術では不可能である。収容努力は、対象の追跡、活動の妨害、およびその存在に関する情報の完全な隠蔽に集中される。
* 情報統制: SCP-1029-JPおよびそれによって生成された下位存在(SCP-1029-JP-Bと指定)に関する全ての情報は、レベル4/1029クリアランスを持つ職員のみに開示される。民間における目撃情報や伝承は、全て偽情報として処理され、必要に応じて関係者にはクラスA記憶処理が施される。
* 監視と追跡: 全世界の監視網を用い、SCP-1029-JP-Bに起因すると考えられる異常な失踪事件や捕食痕跡を追跡する。対象の出現パターンを分析し、その最終目的であるSCP-1029-JP-A(後述)の所在地への接近を警戒する。
* 能動的対抗措置: 機動部隊へ-1 "日輪部隊" (Hino-Wa Butai) が、SCP-1029-JPおよびSCP-1029-JP-Bの無力化を専門任務とする。部隊員は、対象の再生能力を阻害することが確認されている特殊合金(緋緋色金)で精錬された切断具を標準装備する。
* 関連オブジェクトの収容: SCP-1029-JPが捜索している植物、通称「青い彼岸花」はSCP-1029-JP-Aとして指定され、サイト-81██の生物学的異常物品収容ユニットにて厳重に保管する。SCP-1029-JPによるいかなる奪取の試みも、これを阻止することが最優先事項である。
説明:SCP-1029-JPは、日本の平安時代に起源を持つとされる人型の異常存在である。対象は特定の固定された形態を持たず、性別、年齢、外見を任意に変化させることが可能である。最も頻繁に観測される姿は、20代後半から30代前半に見える黒髪の男性である。
SCP-1029-JPの主要な異常性は以下の通りである。
* 生物学的変質能力: 対象自身の血液を他の人間に注入することにより、その人間を生物学的に全く異なる存在(SCP-1029-JP-B)へと変質させる。このプロセスは不可逆的である。生成されたSCP-1029-JP-B個体は、超常的な身体能力と再生能力を獲得するが、日光への極端な脆弱性を持つ。
* 精神支配: SCP-1029-JPは、自らが生成した全てのSCP-1029-JP-B個体の思考を読み取り、位置を感知し、遠隔から細胞を破壊する能力を有する。この精神的束縛は「呪い」と呼称されており、SCP-1029-JP-B個体が対象の名前を口外した場合、自動的に発動し自己破壊に至る。
* 自己形態変化: 対象は自身の身体構造を任意に変化させることができる。これには、身体の一部を武器化する、複数の心臓や脳などの冗長な器官を生成する、といった高度な生物学的操作が含まれる。これにより、通常の物理的手段による破壊は極めて困難である。
* 超常的再生能力: 身体のいかなる損傷も、たとえ頭部を完全に破壊された場合でも、数秒で再生する。この再生を恒久的に停止させる方法は、日光(特に紫外線)への曝露、または特別収容プロトコルに記載された特殊合金製の刃物による頚部の完全な切断のみであるとされている。
SCP-1029-JPは極めて知能が高く、狡猾であるが、その精神性は極度の自己中心性と共感性の欠如によって特徴づけられる。対象は自らを「限りなく完璧に近い生物」と認識しており、自身の唯一の弱点である太陽光を克服することを究極的な目的として行動している。
補遺1029-JP.1: 要注意団体 GoI-███ ("鬼殺隊") について
財団は、少なくとも数世紀にわたりSCP-1029-JPおよびSCP-1029-JP-Bの根絶を目的として活動してきた非政府組織、通称「鬼殺隊」の存在を確認している。彼らは財団とは独立して、緋緋色金合金製切断具(彼らは「日輪刀」と呼称)を用いて対象の無力化作戦を実行している。彼らの活動は財団の正常性維持の理念と部分的に一致するが、その非公然な性質と一般人への被害を考慮し、現在は監視対象としつつ、限定的な協力関係を模索している段階にある。
補遺1029-JP.2: O5評議会による注記
SCP-1029-JPがその目的、すなわち「太陽の克服」を達成した場合、地球上の生態系は回復不可能なダメージを受け、人類がSCP-1029-JP-Bに置換されることによるXK-クラス:世界終焉シナリオに直結する可能性が極めて高い。SCP-1029-JP-Aの厳重な保管と、対象の無力化は、財団の最優先事項の一つとして継続されなければならない。いかなる犠牲を払ってでも、この脅威は排除されなければならない。
次は何のキャラにしようかな