月と樹と写輪眼 ─もう一人のうちは─   作:琴葉つきね

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彼女が残したもの──
その想いを繋ぐためにそれぞれの物語が始まる。

最終話からの後日談です。



エピローグ 白木蓮

──時は流れ、大戦終結から二週間後。木ノ葉隠れの里は、それぞれの日常を少しずつ取り戻していた。

 

 

差し込む朝日が、カーテンの隙間から病室を照らしている。

白いシーツの上でイタチは静かに座していた。

 

「目の状態も、身体の経過も良好です」

 

側に立ち、優しい声で報告するのはサクラだ。

 

「これ、新しく処方した薬です。忘れずに飲んでくださいね」

 

サクラが微笑みながら薬の包みをイタチへと手渡す。

 

「すまない……ありがとう」

 

うっすらと寂しげな笑みを返し、包みを受け取ったイタチはしばらく自分の手元を見つめている。

 

「イタチさん……」

 

言葉を区切り、サクラの語気が僅かに強まった。

 

「治療の効果は出ているけど、薬で無理に延命していた影響で、身体の機能が限界寸前だったんです。絶対に無理はしないでください。まだ完治にはもう少し時間が必要だから……」

 

「……わかった」

 

彼の身体に深く巣食っていた病は、サクラ達の献身的な治療によって確実に癒され始めている。

 

サスケへと託した光は、ミズノが遺した想いで埋められていた。彼女の瞳で見る世界は眩しく、どこまでも温かい。

しかし、瞳の奥底で脈打つその温もりは、時折堪えきれないほどの喪失感を連れてくるのだった。

 

(ミズノさん……絶対にあなたの想いは繋いでみせるから)

 

サクラは無言のまま俯くイタチを見つめ、何度目かの誓いを立てていた。

 

その時、病室の戸が控えめに打たれ、ドアが開かれる。

 

「サクラ、イタチの調子はどう?」

 

現れたのは、はたけカカシだった。

 

カカシはベッドへ座しているイタチに目をやる。

 

「だいぶ顔色がよくなったね……サクラ、少しイタチと二人で話をしてもいいか?無理はさせないからさ」

 

「わかりました。じゃあ……イタチさん、お大事に」

 

サクラが二人に軽く会釈すると、カカシは彼女にひらりと手を挙げて応えた。

 

ドアが閉まる。

 

イタチへと向き直ったカカシは、纏う空気を少しだけ引き締めた。

 

「こうして面と向かって話すのは……ずいぶんと久しぶりだな」

 

「……そうですね……」

 

イタチは、視線を自身の手元に落としたまま答えた。

 

「……お前の処遇については、まだ議論が続いている」

 

声を落として紡がれたカカシの言葉に、イタチの瞳が揺れる。

 

「ミズノが語ってくれた真実の裏付けを取りたいんだけどね……何せ、相談役の二人がなかなか口を割らないんだよ」

 

「……」

 

イタチは黙したまま、カカシの言葉を飲み込んでいた。

 

「もう少し待っていてくれ。ミズノの覚悟と想いは絶対に無駄にはしない」

 

「……サスケは……どうしていますか」

 

イタチが低く声を漏らす。

 

「……お前には辛いだろうが、まだ拘束の身だ。サスケについても議論が続けられている」

 

「………」  

 

イタチの指先に力がこもり、握りしめた薬の袋がカサリと音を立てた。

 

「俺は……自分の罪をあの二人にも背負わせてしまった」

 

「……イタチ……お前の罪、お前が抱えていた事実、全てが重すぎる」

 

イタチは目線を落としたまま、僅かに顔を背ける。

 

「だが今は、お前が自分の身体を労わる事が償いになる」

 

イタチが顔を上げると、カカシは声の調子を和らげ目を細めた。

 

「しっかり身体を治してくれ。必要とされた大事な命なんだからな」

 

そのままカカシは身を翻し、病室を後にした。

 

 

戸が閉まる音とともに、静寂が訪れる。

 

 

ふと窓の外から聞こえる楽しそうな子供達の声が、彼に平和な現実を感じさせた。

 

「……」

 

微かに息苦しさを感じたイタチは、ゆっくりとベッドへ背を預け、そのまま目を閉じる。

 

(サスケ……ミズノ……すまない……)

 

守りたかったものを闇へと導いた己の過ち。

優しさを拒み、受け取ることを恐れた己の弱さ。

 

深い後悔が押し寄せ、彼を懺悔の海へと沈めていく。

 

 

やがて──彼の意識は、眠りの中へと落ちていった。

 

 

 

 

──同じ頃。

 

朝の澄んだ空気が満ちる中、日向ネジは自室の鏡の前に立っていた。

 

再びこの世に生を受け、今日から正式に任務へと復帰する。

手にした額当てを見つめ、彼はゆっくりと顔を上げた。

 

鏡に映る自身の額。

そこにはかつて彼を縛り付け、絶対の服従を強いていた印はもう無い。

 

一度死を迎えた事で消え去った──忌まわしき鳥籠の印。

 

「……ミズノ」

 

小さく呟き、ネジは自身の額にそっと触れる。

何の縛りもない、真の自由を手に入れた証。

 

ネジは額当てをしっかりと手に握りしめると、迷いのない足取りで部屋を後にした。

 

屋敷の廊下を歩いていると、縁側で庭を眺めていた日向ヒアシと目が合った。

 

「ヒアシ様……いらしていたのですね」

 

「ネジか。今日から任務に復帰だったな」

 

「はい」

 

短く答えたネジの真っ直ぐな瞳を見て、ヒアシは深く目を細めた。その視線は、縛りの消えたネジの額へと向けられている。

     

「……日向は変わらねばならん。うちはミズノが我々にその機会を与えてくれたからな」

 

ヒアシの顔には、かつて理不尽な死を強いた弟・ヒザシへの深い悔恨と、確かな贖罪の念が滲んでいた。

 

ネジは彼のその揺らぎを、ただ静かに汲み取る。

 

「はい……」

 

 

──しばしの沈黙。

 

 

二人の間に吹き抜ける初夏の空気が、ミズノへの深い感謝を刻んでいるようだった。

 

ネジは深く一礼すると、新たな日常が待つ里の中心へと再び歩き出していった。

 

 

 

 

──木ノ葉隠れの里、地下深く。

 

冷ややかな石壁に囲まれた特別監房は、音ひとつない重たい空気に支配されていた。

 

小さな窓から、青白い月明かりが滑り込み、石造りの床に四角い模様を描き出している。

 

幾重もの札で厳重に施錠されている鉄格子の向こうには、瞳を封じられ、拘束衣に身を包んだサスケが壁に背を預けたまま静かに目を閉じていた。

 

かつて彼の魂を黒く塗り潰し、世界すらも焼き尽くそうとしていた憎悪の炎は、もうどこにもない。

 

今の彼の中にあるのは──静けさと、胸の奥をギリギリと締め付ける、狂おしいほどの喪失感だった。

 

(ミズノは……あの樹の中にいる)

 

その事実を頭の中で反芻するたび、心臓が軋むような痛みを覚える。

 

イタチが一族を滅ぼし、サスケを騙し続けた嘘。それらすべてが、里と弟を守るための深すぎる愛。

 

その優しい兄を、自らの手で殺めたという決して消えるはずのなかった罪の十字架。

 

それは、彼女の奇跡によって消し去られた。

 

暗闇の中でサスケはゆっくりと息を吐く。

 

瞳の奥に、大樹へと呑み込まれていったミズノの姿が焼きついて離れない。

 

彼女が最後に残した言葉と、全てを受け入れたような微笑み。

 

(俺は……)

 

 

──どれだけ、彼らから与えられれば気が済むのだろうか。

 

 

兄からは愛と、力と、命を。ミズノからは兄の命と──兄と共に生きる未来を。

 

ミズノはただ一人、冷たい樹の奥底へと沈んでいった。

 

「……」

 

拘束された腕の先で、微かに動く指先が何もない空(くう)を掴む。

 

あの日、届かなかった手。

 

今でも白木蓮の甘く優しい香りが、鼻の奥に染み付いている気がする。

 

(ミズノ……兄さん……)

 

独房の冷たい空気に、思考が溶けていく。

 

彼女が遺した奇跡に甘んじて、ただここで立ち止まっているつもりはない。

 

自らの罪を償い、そして必ず──あの大樹から彼女を解き放つ手段を見つけ出してみせる。

 

月光に照らされたサスケの横顔には、静かに燃える決意が映し出され、裁きの時を待っていた。

 

 

 

 

──更に時は流れ、大戦から三ヶ月後。

 

六代目火影に就任して一週間。机の上の書類を前に、はたけカカシは黙々と筆を走らせていた。

 

扉を叩く音が響き、その手が止まる。

 

「どうぞ」

 

カカシの声に続いて扉が開く。

 

「……失礼します」

 

ゆっくりと姿を現した彼の顔色と身体つきは、以前より健康的に見える。病を克服し、ようやく普通の日常を取り戻しつつある彼は、柔らかくもどこか近づき難い儚さを纏っていた。

 

「イタチ、体調はどうだ?」

 

「日常を過ごす程度には……綱手様やサクラ達のおかげです」

 

「そうか……それならよかったよ」

 

カカシは筆を置く。ゆっくりと立ち上がり、イタチの前へと歩み出た。

 

「……今から話すのは、お前のこれからについてだ」

 

イタチの瞳が、微かに揺れる。

 

「相談役の二人がやっと自白してね。それによって、お前の罪は大幅に軽減された。だが、完全に何も無かった事にはできない」

 

「もちろんです。罰は受けます」

 

「……処罰の話の前に、ミズノについてわかったことを話しておく。あの封印術の性質、構造、解術の方法…… 色々と調べてみた結果……」

 

カカシの声が深みを帯びる。

 

「あれは、うずまき一族に伝わっていた封印術だった。相当古いものでね……今では使い手はおろか、文献すらほとんど残っていない」

 

イタチは眉を寄せた。

 

「その術は、“封印された者の命と大樹を結び付ける”……つまり、封印された者は大樹にチャクラをゆっくりと吸われ続け、やがて朽ち果てる。あまり……時間は残されていない」

 

「……」

 

「色々と試してみたが、反応はなかった。それに情報はかなり少ない。だけど……俺は諦めないよ」

 

カカシは、確固たる強い眼差しで言葉を続けていく。

 

「ミズノがいたから、今の世界がある。

絶対に、彼女が帰ってこられる道を探してみせるよ」

 

イタチは口を引き結び、黙したままカカシを見つめていた。

 

「だけど……ちょっとした問題があってね」

 

カカシは腕を組み、声を潜める。

 

「……あの木の花を煎じて飲めば、不老不死になる──そんなおかしな噂が広がっている」

 

「不老不死……?」

 

「ああ……だからここ最近、木を切ろうとした痕跡があったり、枝や花が荒らされている」

 

「……」

 

「その度にすぐに修復される。多分、ミズノのチャクラがそうさせているんだろう」

 

カカシの声に、隠しきれない苦々しさが滲んだ。

 

「それは……彼女の残りの時間をより早めているという事になる」

 

イタチは深く眉を寄せ、鋭い目を伏せた。

胸の奥に、黒く冷たい感情が渦巻く。

 

ミズノは皆の未来の為に、全てを捧げた。

それなのに、こんな仕打ちを受けなければならないのか。

 

欲に塗れた人間の浅ましさが、彼女の時間を削ろうとしている。

 

 

ミズノが一体、何の為に──

 

 

「イタチ……」

 

イタチはハッと顔を上げた。カカシの手が彼の肩に置かれている。

 

「お前にミズノを守って欲しい。ミズノはお前の為にずっと戦っていたんだ。お前が側にいればきっといい」

 

「しかし……俺は……」

 

「これは、お前の罪に対する俺からの決定事項だ」

 

「……!」

 

カカシは優しく、しかし有無を言わせぬ響きで告げた。

 

「しっかり果たすように。頼んだよ、イタチ」

 

困惑の表情を浮かべるイタチへ、カカシが微笑む。

 

「今度は“守る為”に“護(まも)ってくれ”」

 

 

 

 

──木ノ葉隠れの里から少し離れた静かな場所。

 

そこには一本、空へとまっすぐに伸びる巨大な大樹、“白木蓮”がそびえ立っていた。

 

人の数倍はあろうかという太い幹には、複雑な封印の陣が刻まれていた。根は深く地を貫き、枝は空を割くように広がっている。

 

その姿は凛としていて、神々しく──どこまでも哀しい。

 

イタチはその前に佇んでいた。

 

風がそよぎ、枝が揺れる。

葉擦れの音しか聞こえないこの場所で、彼女は孤独に息づいている。

 

「……ミズノ」

 

小さく名前を呼んだ。

返事はない。けれど、確かにそこにいる。

 

イタチは、その大樹の中心を見つめた。

 

過去の記憶が、鮮烈な色を伴って蘇る。

 

幼い頃、皆で笑い合った日々──ミズノの姉・イズミの笑顔もそこにあった。

 

しかし、イタチは彼女の命を散らせた。

 

あの日、ミズノから姉を奪い、母を奪い、友を奪い──全てを奪い去った。

 

──そしてミズノの命さえも。

 

「……」

 

 

けれど、彼女は彼に未来を与えてくれたのだ。

 

 

イタチはゆっくりと一歩、大樹へと近づく。

 

自分が“ここ”へ戻った時のミズノがわからない。

 

世界の為に──そして、全てを奪った自分の為にすら己を差し出した彼女。

 

世界から消える瞬間、彼女はどんな表情で、どんな想いでここに立っていたのか。

 

イタチの握りしめた拳が、微かに震えている。

 

(もし、真実を話していたら……もし、お前が止めてくれたあの時、その言葉を受け入れていたら──)

 

「お前は……こんなところにいなかったはずだ」

 

その言葉は空に溶け、葉の揺れる音だけが虚しく答える。

 

イタチはそっと大樹に触れ、カカシの言葉を思い出す。

 

「守る為に護る……」

 

冷たい樹皮の感触。しかし、その奥には微かに脈打つ温もりがある気がした。

 

 

「ここにいる。お前が……戻ってくるまで……」

 

 

イタチの頬を暖かく穏やかな風が撫で、甘い香りが黒い髪を揺らす。

 

 

ミズノが願い、繋いだ未来を決して切らせはしない。

 

 

彼の“償い”と“祈り”はその場に深く根を下ろしていった。

 

 

 

 

──忍界大戦から半年後。

 

サスケが裁かれる時がきた。

拘束され、長きにわたり議論が繰り返されていたが、無限月読の解術の功績、ナルトの必死の訴え、そしてミズノの遺した想い、イタチの真実が明らかになったことで、処罰は大きく軽減された。

 

六代目火影・はたけカカシの裁定のもと、本人の希望でサスケには条件付きの“贖罪の旅”が許される。

 

 

その条件とは、ミズノの封印を解く方法を探す事──。

 

 

やわらかな光が差し込む阿吽の門。

 

サスケとサクラ、カカシが向かい合っている。

 

「……まっ、はっきり言って本来ならお前は強制的にそのまま投獄される身だったから、お前の望みが聞き入れられ、今までの行為が免責されたのは無限月読解術による功績が大きいってことだったけどさ……」

 

サスケはカカシを見つめている。

 

「六代目火影が俺になった事、イタチの真実が明るみになった事、この戦争終結の立役者になったナルトの嘆願、そして……ミズノのおかげだってことわすれないように」

 

「ああ……すまない」

 

「……どうしても、今日行っちゃうの?綱手様が柱間様の細胞で作った義手がもう少しで出来上がるのに……」

 

サクラの気遣う声に、サスケが顔を向ける。

 

「今の俺ならこの忍界が……この世界がどう見えるか知りたい。そして……」

 

その言葉の先には、誰にも譲れない強い意志があった。

 

サクラはすべてを察したように、小さく頷く。

そしてチラリとサスケの様子を伺う。

 

「あ、あの……私もミズノさんの封印を解く為に一緒に……」

 

サクラが言い終える前に、サスケが制すように口を開いた。

 

「罪を償う旅でもある。お前は俺の罪とは関係ない」

 

「関係ない……かぁ……」

 

ガックリと肩を落とすサクラに、サスケが少し間を置いて口を開く。

 

「……ありがとう」

 

「……!」

 

「イタチを……兄さんを、頼む」

 

その言葉に込められた彼女への大きな信頼。

 

サクラは片手で胸元を握りしめ、深く頷いた。

 

「うん……わかった」

 

サスケは黒いマントを翻し、歩を進めていくのだった。

 

 

門を離れ、木漏れ日の落ちる森の道を少し歩いたところでサスケが足を止める。

 

ナルトが一人、立っていた。

 

「……お前は見送りには来ないと思ったが」

 

サスケが短く声をかけると、ナルトはスッと手を差し出す。

 

「!……お前、まだこんなもの……」

 

サスケの視線の先には、自分が捨て去った木ノ葉の額当てがあった。

 

「これを……返す」

 

ナルトの声にサスケはゆっくりと手を伸ばし、それを受け取る。

 

「お前との“本当”の勝負まで……取っておいてやるよ」

 

サスケは額当てを強く握りしめ、ナルトを真っ直ぐに見据える。

 

二人の間に、もう言葉はいらない。

 

サスケはナルトに背を向けると、再び足を進めていくのだった。

 

 

木々の隙間を抜け、里を遠く背にした静寂の奥。

サスケの視界に、空を突くほどに巨大な白木蓮の大樹が飛び込んでくる。

 

そこには大樹を見上げ、立ち続ける背中があった。

 

「……兄さん」

 

サスケの声に、イタチがゆっくりと振り返る。

 

「行くのか、サスケ」

 

「ああ……」

 

サスケが大樹へと視線を移すと、イタチもサスケの視線を辿る。

 

彼は幹の奥底で眠る彼女に、そして兄へ向けて力強く告げた。

 

「俺が必ず、封印を解く方法を見つけ出す」

 

それは、己を犠牲にし続けてきた二人への強固な誓い。

 

イタチはサスケへと身体を向けた。

 

「俺はここでミズノと……お前を待っている」

 

サスケがイタチを見ると、イタチは慈しむような笑みを返す。

 

かつて自分を冷たく突き放した兄が、今はただひたすらに温かく弟を送り出そうとしている。

 

「気をつけて行け……サスケ」

 

「……兄さんも身体に気をつけてくれ」

 

サスケは短く答え、再び歩み出す。

 

イタチは弟の背中が見えなくなるまで見送っていた。

 

そして、大樹へと向き直る。

 

ミズノが遺した奇跡は、彼らの心の中で確かに咲き続けていた。

いくつもの決意を胸に、それぞれの新しい時間が動き始めていく。

 

 

 

──大樹の枝先で白い花がふわりと揺れ、彼らを見守るように静かに空を仰いでいた。

 




ここまで読んでくださった全ての方へ。
本当に、本当にありがとうございました。
こちらで第一部完結となります!!

活動報告にあとがきを書いてみましたので、よかったらご覧下さい!
琴葉つきね
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