普通じゃないモブ警備員   作:タヌキソード

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第10話 発見!倒れてた謎のウマ娘

 

午前10時 

 

 

?1「ちゃ~」

 

 

トレセン学園近くの道を歩く小さなふわふわのウルトラマンティガのぬいぐるみ…もといふわティガは今日、自分が暮らしているトレセン学園の警備員室をこっそり抜け出して外を散歩していた、ふわティガは外の世界をあまり知らない、だから初めて見るものが沢山あった

 

 

ふわティガ「ちゃー!」←走っている

 

 

警備員室からこっそり抜け出したので、その警備員室を使っていたトレセン学園唯一の警備員であり仲間でもある『館山宗次郎』が、警備員室から抜け出したふわティガを現在捜索中である

 

 

ふわティガ「ちゃっ!」

 

 

ここで道の近くにあった野原に寝転ぶふわティガ、だが彼の体は少々丸いので彼はそのまま河川敷へと転がっていった

 

 

ふわティガ「ちゃ~…」←目が回った

 

 

転がって河川敷へと到達したふわティガ、目を回したどころか体も少し汚れてしまった

 

 

ふわティガ「ちゃ?」

 

 

ここでふわティガは河川敷で何かを見つけた、それは…

 

 

?2「…」

 

 

患者服を着た一人の芦毛のウマ娘だった、彼女は気を失っているようだった

 

 

ふわティガ「ちゃー…?」

 

 

気絶している彼女の右手にはトンカチのような形をした謎の神器が握られていた、ふわティガはその神器をじーっと見つめた

 

 

?3「あっ!見つけた!」

 

 

そこへ、同じく警備員室で暮らすふわふわの小さなウルトラマンジードのぬいぐるみ…もといふわジードがやってきた、先程のセリフをみるに宗次郎と一緒にふわティガを探していたのだろうか

 

 

ふわジード「もう、一人で抜け出しちゃ駄目ですよ、宗次郎さんやみんなが心配しますから」

 

 

ふわジードから見てふわティガは先輩にあたる、たとえふわティガが『ちゃー』って言っていても敬語で話すのである

 

 

ふわティガ「ちゃー!ちゃー!」

 

 

ふわティガは倒れているウマ娘の事をふわジードに伝えた

 

 

ふわジード「…気絶してるみたいですね、どうしてこんなところで…」

 

 

倒れている彼女を覗き込むふわ達、すると…

 

 

?2「……ん?…誰…貴方達…」

 

ふわジード「えっと…僕達は…」

 

 

ふわ達は、目を覚ました彼女に自分達が何者なのかを伝えた

 

 

?2「ふわふわの…小さなウルトラマン……外の世界にはこんな子達がいるんだ…」

 

ふわジード「外の世界…?」

 

ふわティガ「ちゃー?」

 

?2「私ね、元々はある施設で育てられてそこで暮らしてたんだ…いつも施設の中からしか外の世界を見てなかったから、知らない事とかいっぱいあるんだ」

 

ふわティガ「ちゃー…」

 

ふわジード「でもここに居るってことは…その施設から抜け出したってこと?」

 

?2「うん…」

 

ふわジード「どうして…その施設から抜け出しちゃったの…?」

 

?2「それは…」

 

 

彼女がそう言った時だった

 

 

?4「見つけましたよ…」

 

 

見知らぬ男の声が背後から聞こえてきた、一同が振り返るとそこには白衣を着た中年の痩せ型の男と武装した兵隊がいた

 

 

?2「見つかった…!」

 

ふわジード「見つかったって…この人達はあなたのいた施設の人?」

 

?2「そう、この人達は私を捕まえにやってきたの」

 

ふわジード「捕まえに…?」

 

?4「人聞きが悪いですね、被験体1」

 

ふわジード「(被験体1…それが彼女の名前なのか…)」

 

?2「ふわジード君とふわティガちゃん…あなた達は逃げて」

 

ふわジード「え?」

 

ふわティガ「ちゃ?」

 

?2「あいつらの目的は私と私の体に流れる血液に含まれるベリアル因子…あいつらはそれを使って実験をしようとしているの」

 

ふわジード「ベリアル因子!?まさかあなたは…」

 

?2「私はある人物によってウルトラマンベリアルの遺伝子を元に人工的に作られたウマ娘…」

 

ふわジード「…!」

 

 

衝撃的な事実に驚きを隠せないふわジード

 

 

?2「ここで下手に暴れれば、この街の人達やあなた達に迷惑がかかる…それだけはしたくないから…私はあいつらの所に行く…」

 

ふわジード「そんな…」

 

ふわティガ「ちゃー…」

 

 

彼女は白衣を着た中年の痩せ型の男の方へと向かった

 

 

ふわジード「(あの人達は明らかに普通じゃない……この人とこの人の体にあるベリアル因子を使って実験だなんて……許せない…!!)」

 

 

ふわジードも彼女と同じくベリアル因子を持つものだった、そんな彼女を使って実験をしようとする彼らにふわジードは怒りを覚えた

 

 

施設へと連行される彼女、だが…

 

 

『ウルトラセブン!ウルトラマンレオ!』

 

『ふわトラマンジード! ソリッドバーニング!』

 

 

ふわジード「行かせるかぁぁぁぁっ!!!」

 

 

ソリッドバーニングという形態にフュージョンライズしたふわジードが、例のウマ娘を連行しようとする一人の兵にパンチを食らわせた

 

 

ふわティガ「ちゃーー!!」

 

 

さらにそのあとにふわティガが兵達に向かって光弾を放ち、彼女から距離を取らせた

 

 

『Boot up! Fire Ball!』

 

 

さらにそこへやってきた宗次郎がGUTSスパークレンスにゼットンのGUTSハイパーキーをセットして引き金を引いて火球を兵達に向かって放つ

 

 

?2「え?あなたは…?」

 

宗次郎「ただの…警備員だよ」

 

?4「現れましたか…ウルトラマントリガー…」

 

?2「ウルトラマン…トリガー…?」

 

宗次郎「(俺の事を知っているのか…)誰だか知らないが、女の子を変な所に連れていくのは見過ごせないな」

 

?4「我々には必要なのですよ、彼女が」

 

宗次郎「どんな事であっても、彼女を連れていく理由にはならない」

 

 

『Boot up! FOG BALL!』

 

 

GUTSスパークレンスに岩石怪獣サドラのハイパーキーをセットし、GUTSスパークレンスのトリガーを引き、特殊な光弾を地面に放つ、すると光弾が着弾した所を中心に霧が発生、今度は青色のハイパーキーを取り出し、それを起動

 

 

『ウルトラマントリガー!スカイタイプ!』

 

 

起動したキーをGUTSスパークレンスのグリップ部にセットした

 

 

『Boot up!Runboldt!』

 

 

そのあとにGUTSスパークレンスの銃身を展開、それを持った手を十字に構えると

 

 

宗次郎「天空を駆ける、高速の光!」

 

 

GUTSスパークレンスを胸元に掲げて彼は叫んだ

 

 

宗次郎「ウルトラマン!トリガァァーーッ!!」

 

 

すると彼は光に包まれた、光が晴れたあと、そこには俊敏性に特化した紫色と水色の形態『スカイタイプ』となったウルトラマントリガーがいた

 

 

彼は被験体1と呼ばれたウマ娘と二体のふわ達を連れて、安全な所(警備員室)へと飛びたった

 

 

トリガー「(彼女の右手にあるトンカチのような形をした謎の神器………あれって…スパークレンスだよな?……どういう経緯で手に入れたんだろう…)」

 

 

彼女の持つ謎の神器の事を考えながらも、彼は警備員室を目指すのだった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー---

 

?4「申し訳ありません、ウルトラマントリガーと彼の仲間のふわトラ戦士達に邪魔をされて被験体1を取り逃がしてしまいました…」

 

 

白衣を着た中年の痩せ型の男が携帯で誰かと通話をしていた

 

 

?4「それは…………はい、了解致しました、それでは」

 

 

彼は携帯の通話を切った

 

 

?4「…彼を呼びますか…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー---

 

同日 ハワイの海岸にて

 

 

ザバァァッ!!

 

 

ハワイの穏やかな海から等身大サイズの一人の青いウルトラマンが現れる、その青いウルトラマンは体から海水を滴らせながら海から浜辺へと上がった

 

 

?5「水も滴るいい男…いや、ウルトラマンと言うべきかな?」

 

 

青いウルトラマンは声が聞こえた方へと向いた、そこには半分白半分黒の服を着た謎の男がいた

 

 

?6「霧崎…」

 

 

この半分白半分黒の服を着た謎の男の名は霧崎というようだ、青いウルトラマンは彼のことを知っているようだった

 

 

霧崎「君の仲間から連絡が来ているようだよ?」

 

 

霧崎は、着信の来ている携帯を青いウルトラマンに差し出した、青いウルトラマンはその携帯を取り、その携帯の通話に応答した

 

 

?6「もしもし」

 

?4[もしもし、バカンス中すまないが君に仕事を頼みたい]

 

?6「仕事…?何の仕事だ?」

 

?4[あるウルトラ戦士の抹殺と被験体1の捕獲です]

 

?6「…そのウルトラ戦士の名前はなんだ?」

 

?4[ウルトラマントリガー…超古代の光の巨人です]

 

?6「そうか」

 

?4[トリガーの抹殺と被験体1の捕獲の際はふわトラ戦士達に特に気をつけてください、彼らはあの成りでとてつもないパワーを秘めています、彼らとの戦闘はなるべく避けてください]

 

?6「…了解した」

 

?4[健闘を祈りますよ…フジミヤヒロヤ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、ウルトラマンアグル]

 

 

青いウルトラマン…もといウルトラマンアグルは携帯の通話を切ると、どこかへと飛び去った

 

 

霧崎「ウルトラマントリガー……面白いものが見れそうだ…」

 

 

そのあとに霧崎は、突如として出現した赤い魔法陣の中へと入り、姿を消した

 

 

 

to be continued…

 

 

 

次回 海からの使者

 

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