宗次郎「…追っては……来ないね」←外を見ている
トレセン学園にある警備員室、その中には、学園唯一の警備員でありウルトラマントリガーでもある『館山宗次郎』と、彼が救出した一人のウマ娘がいた、他にはふわふわの小さなウルトラマンオーブのぬいぐるみ…もといふわオーブとふわふわの小さなウルトラマンジードのぬいぐるみ…もといふわジードとふわふわの小さなウルトラマンティガのぬいぐるみ…もといふわティガがいた
?1「すみません、私のせいで…」
宗次郎「気にしないで、これくらい平気だから」
?1「はい…」←申し訳なさそうにしている
宗次郎「(そうだ、ここは…)スマイルスマイル!暗い顔してたって何もいいことないよ、ここには君を狙うものはいないからおもいっきり笑顔になっていいんだよ」
?1「スマイルスマイル……ウフフ…」←笑顔になる
宗次郎「(よし、明るくなったところで……)そういえば…君の名前は?」
?1「被験体1…それが私の名前です」
宗次郎「被験体…?何かの実験とか受けてたの?」
?1「特には受けてないんですけど、施設の人達から私はそう呼ばれてたので…」
宗次郎「そうなんだ……ふわジード(ふわふわのウルトラマンジードのぬいぐるみ)から聞いた話だと君は…ある人物によってウルトラマンベリアルの遺伝子を元に人工的に作られたウマ娘なんだね?」
?1「はい、そうです」
宗次郎「それで……君を捕まえようとしていたあの怪しい奴らは君と君の体に流れる血液に含まれるベリアル因子を使って何をしようとしていたんだ?」
?1「ウルトラマンベリアルの…スパークドールズを作ろうとしていました、私はそのスパークドールズ完成時の検証実験用の…モルモット…」
宗次郎「検証実験用の……モルモット…?」
ふわオーブ「きっと彼女を的か何かにする気なんだろうな…その施設の奴らは」
ふわジード「そうだとしたら…許せない……!」
宗次郎「(ウルトラマンベリアルのスパークドールズ……作ったとしても大方兵器にでも転用するんだろうな……目的は…世界征服か?)」
宗次郎「なぁ?君のいた施設の名前って…分かる?」
?1「ネビュラ…エンタープライズ……」
?2「ネビュラエンタープライズ……突如として出現した製薬会社か」
そう言って現れたのはふわふわの小さなウルトラマンアグルのぬいぐるみ…もといふわアグル
宗次郎「知ってるのか?」
ふわアグル「あぁ、前にネットでこの会社について調べていたからな」
ふわジード「ネビュラエンタープライズって……あの人気SF作家の伏井出ケイ先生が資金援助している会社じゃん」
ふわオーブ「確か、コズモクロニクルという小説の最新刊を出したのを最後に消息不明になったらしいな」
表向きは製薬会社…裏の顔は非人道的な実験を行おうとする組織…放っておいたら最悪犠牲者を出す可能性がある
宗次郎「そういえば…右手に持ってるその遺物…どこで手に入れたの?」
?1「施設から抜け出して、20分くらい経った頃に謎のピラミッドを見つけて…その中にあった祭壇みたいなやつの上にこれが置かれてました、近くには謎の巨人の像が三つあって…あとは石碑があって、それには古代文字でティガって書かれてました…」
宗次郎「ティガ……?」
ふわティガ「ちゃ?」←首をかしげる
?1「この神器を手にした時、神器が光輝いてそのあとに辺りが光に包まれて…さらに全身が光輝く誰かが私の方にやってきて私に手を差しのべてきたんです、その人の手を取ったらこの神器が再び輝いて…その所で気を失って…次に目覚めたのがあの河川敷でした」
宗次郎「(なるほど、この子の持ってる謎の神器…もといスパークレンスはそういう経緯で手に入れたものだったのか)」
では彼女が会った全身が光輝く誰かというのは一体何だったのだろうか…
ふわアグル「……ん?」
ふわオーブ「どうしたんですか?ふわアグルさん?」
ふわアグル「俺と同じ気配の奴がいる……この学園の正門前に」
ふわオーブ「え?同じ気配…?」
宗次郎「不審者がいないか一応見てくるよ」
そう言って宗次郎は警備員室を出ていった
ふわアグル「嫌な予感がする…俺達もヤツのあとを追うぞ」
そのあとにふわ達は宗次郎のあとを追っていった、そして被験体1という名のウマ娘もあとを追った
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トレセン学園 正門前
宗次郎「(来てみたけど…ふわアグルと同じ気配を持つやつって……どこだ…?)」
辺りをキョロキョロしていると
?3「見つけたぞ」
後ろから声が聞こえてきた、後ろを振り向くとそこには黒い服を着たロン毛の男がいた
宗次郎「(あれ?この人どこかで見たことあるような…)」
ふわ達(ふわふわの小さなウルトラマンガイアのぬいぐるみ…もといふわガイアもいる)と被験体1は宗次郎の後方の物陰からその様子をじっと見ていた
?1「え…なんであの人が…?」
ふわジード「知ってるんですか?」
?1「うん…あの人の名前は…藤宮博也…。ネビュラエンタープライズで働いている人でね、初めてネビュラエンタープライズに来た私にいつも良くしてくれた人なの……私にとってはあの人はお兄ちゃんみたいな存在だったから……でもなんでここに…?」
ふわ達と被験体1はさらに様子を見ることにした
宗次郎「学園の見学なら歓迎するが……そうではなさそうだな?」
藤宮「単刀直入に言う、被験体1をこちらに渡して貰おうか」
どうやら彼は被験体1を施設に連れ戻しに現れたようだ
宗次郎「そんな名前のやつはこの学園にはいないし聞いたこともない、分かったなら…とっとと帰ってくれ」
藤宮「……そうか」
宗次郎「(納得してくれた…感じかな?)」
これで彼が学園から去るかと思いきや…
藤宮「なら、お前をここで抹殺する」
彼はそう言うと、懐からあるものを取り出した
宗次郎「(それは…アグレイター!?…まさかこの人は…)」←驚いている
宗次郎が驚いている間、藤宮は取り出したアグレイターを右腕につける、その瞬間アグレイターが光輝く、そのあと彼はこう叫んだ
藤宮「アグルゥゥゥゥゥ!!!!」
そう叫んだあと、彼は青い光に包まれる、しばらくしてその青い光が晴れたあと、彼はは等身大サイズの青き海の光の巨人…ウルトラマンアグル(V2の姿)へと変身していた
宗次郎「(わお…)」
?1「あの人が……ウルトラマン…?」
ふわアグル「俺と同じ気配の奴の正体はアイツだったのか…」
ふわジード「今、あの人は宗次郎さんの事を抹殺するような事を言ってたような…」
ふわオーブ「だとしたら相棒が危ない!」
ふわ達は助太刀に入ろうとするが、そこへ謎の機械兵が複数現れ、助太刀を阻むかのようにふわ達を攻撃し始める
ふわティガ「ちゃ!?」
ふわガイア「こんな時に僕達を襲撃か!」
ふわオーブ「俺達を相棒に近づけさせないつもりか…!」
ふわ達はあえなく機械兵との戦闘に入った
?1「え、えい!」
被験体1も自分の身を守ろうと機械兵と戦い始める
宗次郎「(やるしかないのか…)」
宗次郎はGUTSスパークレンスと紫色のGUTSハイパーキーを取り出すと、最初に紫色のハイパーキーを起動した
『ウルトラマントリガー!マルチタイプ!』
起動したキーをGUTSスパークレンスのグリップ部にセットした
『Boot up!ZEPERION!』
そのあとにGUTSスパークレンスの銃身を展開、それを持った手を十字に構えると
宗次郎「未来を築く、希望の光!」
GUTSスパークレンスを胸元に掲げて彼は叫んだ
宗次郎「ウルトラマン!トリガァァーーッ!!」
彼は光に包まれた、その光が晴れたあと、彼はウルトラマントリガーへと変身していた
トリガー「ここから先は通さないぞ!」
トリガーは戦闘の構えを取る、それに対しアグルは右手で挑発をする
アグル「ん?」
ふわアグル「?」
ふわガイア「?」
ここでアグルが、機械兵と戦うふわガイアとふわアグルの存在に気づく、同時にふわガイアとふわアグルも彼に気づいた
アグル「(ふわふわの…アグル…)」
ふわアグル「(アイツ…俺の事が気になるのか?)」
アグル「(トリガーを抹殺したら、被験体1と一緒にコイツも連れていくか……触り心地が気になりすぎる)」
ふわアグル「(今、悪寒が…)」
アグル「…我夢…」
ふわガイア「(僕の事を言ってるのかな……?)」
そのあと、トリガーとアグルは互いに見つめあったあと、戦い始めた
to be continued…
次回 謎の建物へ潜入セヨ!
※次回はふわふわの小さなウルトラマンゼットのぬいぐるみ…もといふわゼットとふわふわの小さなウルトラマンブレーザーのぬいぐるみ…もといふわブレーザー視点のお話、学園外をパトロール中の彼らが潜入先で見たものとは…