普通じゃないモブ警備員   作:タヌキソード

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寄生スルモノ ~消えた異次元の逃亡者~

 

この話の時系列は『普通じゃないモブ警備員』の『モブ警備員だけど何か質問ある?』よりも前です

 

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『サイレンススズカ!天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップに続き有馬記念まで制しました!!』

 

 

サイレンススズカ…チームスピカに所属する異次元の逃亡者と呼ばれるウマ娘、レースで彼女は得意の大逃げで常に先頭を駆け、次々と連戦連勝していった

 

 

トレ「おめでとう!スズカ!」

 

ダスカ「おめでとうございます!スズカ先輩!」

 

スズカ「トレーナーさんとスピカの皆が居てくれたから私はこんなにも頑張れた、トレーナーさんとスピカの皆には本当に感謝しきれないわ」

 

 

 

現在彼女は春秋マイル、春秋グランプリ、秋シニア二冠(天皇賞(秋)と有馬記念)を制している、今の彼女に敵はいない

 

 

トレ「次は海外……いっそのこと凱旋門賞でも目指してみるか」

 

マック「今のスズカさんなら凱旋門賞勝利も夢じゃないですわね」

 

ゴルシ「スズカなら絶対に凱旋門賞勝てるぜ!」

 

テイオー「だってスズカは異次元の逃亡者だもんね!」

 

スズカ「凱旋門賞でも先頭の景色は譲りません…!」

 

 

 

今のスズカならば凱旋門賞を勝てる……チームの面々はそう思っていた…

 

[newpage]

 

シニア級1月 前半

 

 

トレーナー室にて

 

 

スズカ「どこかしら…」

 

 

スズカはチームの外の合同トレーニングの休憩中に、誕生日にトレーナーからプレゼントされたハンカチをトレーナー室に置いてきた事を思いだし、トレーナー室に戻ってきていた、彼女はこのハンカチをとても大切にしており、これがないと彼女はあまり落ち着けないのである

 

 

 

スズカ「この辺かしら……ん?」

 

 

彼女はここであるものを発見した

 

 

スズカ「ゴルシったら…またこんなのを拾ってきたのね…」

 

 

それはゴルシが拾ってきた蓋付きの緑色のドラム缶だった、所々汚れてはいるが傷やへこみは一切なかった、ゴルシはこれを改造してゴルシちゃん号という船の一部にするのだそう

 

 

スズカ「それにしても……中身…どうなってるのかしら…」

 

 

彼女は好奇心からハンカチ探しをそっちのけでそのドラム缶へと近寄り、蓋を開けて中を覗き込んだ

 

 

スズカ「!?」

 

 

その瞬間、ドラム缶の中からエイとアノマロカリスと呼ばれる生物を掛け合わせたようなかなりグロテスクな姿をした小型の生命体が飛び出し、スズカの中へと入り込む

 

 

 

スズカ「いや……いや……ぁ……やめ……て……何……す…る……の……助け…て……」

 

 

助けを求めるスズカ、だがここにはスズカだけがいるのみでチームメンバーやトレーナーはいない。やがて、彼女の目が段々と揺らぎ始め、最終的にエメラルド色の目が赤色に変化、彼女の表情も物静かなものから冷徹なものへと変化した

 

 

スズカ?は自分の手足や体を見つめたあと…

 

 

スズカ?「キエテカレカレータ…」

 

 

と言いながら不気味な笑みを浮かべた

 

 

そしてこの日を最後に彼女は姿を消した

 

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行方をくらましてから2年経った頃、とある廃坑にスズカ?はいた

 

 

スズカ?「…」

 

 

表情は相変わらず冷徹なままだった、彼女の左手にはウルトラゼットライザーと呼ばれる青色のブレードのついた道具があった、彼女はそれのトリガーを引く、すると彼女の前方にヒーローズゲートと呼ばれる光のゲートが出現、彼女はそこを通り、緑色のインナースペースへと入った

 

 

彼女のインナースペース内には謎の機械があった、彼女はその機械に謎の液体を入れて何かを生成し始める、そのうち、謎の機械の出口から謎のメダルが出てきた、そのメダルには怪獣の横顔が描かれていた、彼女はそのあとも謎の機械に謎の液体を入れて怪獣メダルの生成を続けた、その結果合計六つのメダルの生成に成功した、最後にまた謎の液体を謎の機械に入れて生成しはじめると、出口から目付きの悪い黒い宇宙人の横顔が描かれたメダルがでてきた

 

 

スズカ?「キエテカレカレータ…!(いい気分だ…!)」

 

 

彼女はそれを手に取り再び不気味な笑みを浮かべた

 

 

スズカ?「これで準備は整った…!さぁ…!楽しい文明自滅ゲームの始まりだぁ!!!」

 

 

インナースペース内に彼女の不気味な笑い声が響く、これから始まるのは『文明自滅ゲーム』という名からしても最悪なゲーム……チームスピカの面々は彼女?がそのような恐ろしいことを行おうとしていることは知るよしもない…

 

 

 

END…

 

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