普通じゃないモブ警備員   作:タヌキソード

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第17話 血塗られたアオハル杯 後編

暗い空間の中に私はいた

 

 

自分がなんでこの世界にいるかなんて分からない、私は手探りで暗い空間の中を進んだ

 

 

被験体1「ん?」

 

 

しばらく進むと前方に何かの塊が見えた、恐る恐るその塊へと近づく

 

 

被験体1「えっ…」

 

 

近づいた事でその塊が何なのかが分かった、それは立方体の形をした大きな氷の塊、氷の塊の中には白衣を着た男の人がいた、その人は目を瞑っていて、拷問椅子のようなものに座らされていた、死後硬直のようなものや傷が体に見られないためこの人は生きたまま凍結されてしまったとみて間違いない、でもなんでこの人は凍結されてしまったのだろう……。凍結された彼のいる氷の塊の近くには『個体A5001 凍結済み』とかかれた看板が置かれていた、A5001って…もしかしてこの人なの…?

 

看板の隅には『ネビュラエンタープライズ』とかかれていた、ネビュラ…?待って…その会社は私がいた所……じゃあ今、私がいるのは…

 

 

「そこで何をしている」

 

 

声が聞こえた、声のする方に向くとそこには、ネビュラにやってきた私に良くしてくれたあの人がいた、近づこうとしたらその人はアグルという青いウルトラマンに変身し、右手から青い剣を出してこちらに向けてきた、それに驚く私、だけど次の瞬間、今度は謎のピラミッドで会った全身から光を放ってて顔の分からないあの謎の人物が現れ、私を守るようにして前へと立ち、光を放った、目映い光に辺りが包まれた所で私は意識を失った

 

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アオハル杯 本戦会場

 

 

被験体1「…ん?」

 

 

アオハル杯第4回戦中に眠ってしまった人工ウマ娘の被験体1ちゃんが目覚めた、彼女に目隠しなどをするのを忘れたせいで彼女は第4回戦の凄惨な戦いを見てショックを受けて気絶してしまった、どんな内容の戦いだったかって?そりゃあ…子供には見せられないくらい恐ろしくグロかったよ

 

 

とりあえずこれまでのアオハル杯の事を話すぜ

 

 

1、アオハル杯第4回戦 チーム・ビッグスリーVSチーム・ニューワールド

 

2、そもそもこのアオハル杯での勝負方法はレースではなく3対3のガチの戦闘

 

3、戦闘する為には怪獣の人形『スパークドールズ』を、ダークダミースパークという道具にリードして怪獣の姿になる必要がある

 

4、参加チームは自分達のチームを含めて6チーム、そのうち3チームが本戦落ち、今回第4回戦ではチーム・ニューワールドが勝利し残りは2チーム、つまり次の試合で俺達のチーム(チーム名はストレイジ)はチーム・ニューワールドと戦う事になる

 

5、チーム・ニューワールドのメンバーは、アグネスタキオンとマンハッタンカフェとジャングルポケット、彼女達が持つのは闇の三巨人のスパークドールズ(タキオンがカルミラのスパークドールズ、カフェがヒュドラムのスパークドールズ、ポッケがダーゴンのスパークドールズを持っている)、3人は何やら闇の三巨人のスパークドールズに憑依?されて口調が変化していた

 

 

というわけでこんにちは、トレセン学園のモブ警備員の館山宗次郎だ、ウルトラマントリガーやってます。襲撃者の手によって俺はふわふわの小さなウルトラマントリガーのぬいぐるみに姿が変化した、ふわふわになるなんて思いもしなかったよ…、右隣にはこの世界に迷い込んできて、今はトレセン学園の警備員として働くナツカワハルキさんがいて、その隣には、ふわふわになる前の俺がネビュラエンタープライズっていう怪しい会社の奴らから救出した人工ウマ娘の被験体1ちゃんがいる、他には複数のふわふわの小さなウルトラ戦士達のぬいぐるみ…もといふわトラ戦士達がいるが今ここにはいない、彼らはこのイカれたアオハル杯を開催した黒幕(に憑依された人物)を見つける為、別の場所で奮闘中だ

 

 

これまでのイカれたアオハル杯の戦いを見て一言

 

 

グロい!とにかくグロい!

 

 

怪獣になった状態で仲間や敵食う奴はいるわ体の色んな部位を切断するやつもいるわ、グロい倒し方するやついるわでもう凄惨過ぎる、このアオハル杯ほんとイカれてる、開催した黒幕の気が知れないよ…

 

 

アオハルって何なのかもう分からなくなってきた…

 

 

「第5回戦はチーム・ストレイジVSチーム・ニューワールド!呼ばれたチームはフィールドに上がってください!」

 

 

ふわトリガー「おっ?早速俺らのチームが呼ばれたな、よし、フィールドに上がりますか」

 

 

被験体ちゃんとハルキさんと共にフィールドへと上がる、そこには対戦相手の方々がいた、しかも既にスパークドールズをダークダミースパークにリードして姿を(タキオンはカルミラ、カフェはヒュドラム、ポッケはダーゴンに)変化させていた

 

 

ふわトリガー「(イカれたアオハル杯を止める為にも、ここを突破しないと…)」

 

 

俺達は、仲間のあるふわトラ戦士達から貰ったギンガライトスパークという道具とスパークドールズを取り出してリードした

 

 

『ウルトライブ!セブンガー!』

 

『ウルトライブ!ウィンダム!』

 

『ウルトライブ!キングジョーストレイジカスタム!』

 

 

光に包まれたあとそのまま巨大化し、俺は特空機3号のキングジョーストレイジカスタム、ハルキさんは特空機2号のウィンダム、被験体1ちゃんは特空機1号のセブンガーへと変身した

 

 

「それでは、始め!」

 

 

チーム・ストレイジ「GO!ストレイジ!!」

 

 

こうして、最初にして恐らく最後になるであろう特空機の姿での戦いが始まったのだった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー---

 

観客席では、チーム・ストレイジの面々が戦っている所を、セレブロ(に寄生されたサイレンススズカ)が見ていた、セレブロは手に持ったウルトラゼットライザーのトリガーを引き、光のゲート…もといヒーローズゲートを出現させ、そこを通って緑色のインナースペースへと入った

 

 

スズカ?「始めるとしよう…第6ラウンドを」

 

 

緑色のインナースペースへと入ったスズカは、制服のポケットから、自分の姿が映った緑色のウルトラアクセスカードを取り出し、ゼットライザーにセット

 

 

『SILENCE SUZUKA! Access Granted!』

 

 

三つのメダルを取り出し、ゼットライザーのブレードの部分にセットしていく

 

 

スズカ?「ベリアル、宇宙ロボット、宇宙恐竜」

 

 

『ベリアル!キングジョー!ゼットン!』

 

 

セットしたメダルをスキャンする毎に、彼女の周りに先程ライザーにセットしたメダルの幻影が浮かび上がる

 

 

スズカ?「キエテカレカレータ…」

 

 

彼女はライザーを掲げてトリガーを再び押す

 

 

『ペダニウムゼットン!』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー---

 

フィールドにて

 

 

キングジョーストレイジカスタム「よし…ペダニウム誘導弾!はっs」

 

 

ズガガガァァァン!!

 

 

ピポポポポポポポポポ…

 

 

セブンガー「えっ!?何ですか!?」

 

ウィンダム「皆さん!上見てくださいっす!」←上の方を指を指す

 

 

恐る恐る上の方を見上げると、そこにはベリアル融合獣の一体である『ペダニウムゼットン』がいた

 

 

カルミラ「戦いの途中で乱入とは情熱的じゃないねぇ」

 

ヒュドラム「エクセレントじゃないですね…」

 

ダーゴン「我らの戦いの邪魔をするのであれば容赦はしない!」

 

 

闇の三巨人達はペダニウムゼットンに立ち向かおうとしたが

 

 

闇の三巨人達「ぐぅっ……!」←苦しみ出す

 

 

ここで変身が解け、姿が元のウマ娘の姿に戻ってしまった、それどころかチーム・ニューワールドの面々から黄色のオーラと青のオーラと赤のオーラ…そして闇の三巨人のスパークドールズが消え、そのあとにニューワールドの面々は気絶した

 

 

キングジョーストレイジカスタム「闇の三巨人のスパークドールズは彼女達が使うにはまだ早すぎたのかもしれないな、口調が変化したのは…三巨人のスパークドールズが持つ強い思念に意識を飲み込まれたのが原因か?」

 

 

ともかくこれは俺達の勝ちという事でいいのか?

 

 

ウィンダム「でもまずはアイツをどうにかしないとっすね…」

 

 

変身を解いて、すぐに巨大化しようと俺は動いた

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー---

 

別の場所では

 

 

ふわギンガ「見つけたぞ!樫本理子!」

 

 

ふわふわの小さなウルトラマンギンガのぬいぐるみ…もといふわギンガとその仲間のふわトラ戦士達は、イカれたアオハル杯の開催を宣言した樫本理子を見つけた

 

 

だが、そこには彼女と彼女が結成したチームファーストの面々が倒れており、その近くには樫本理子を乗っ取っていた黒幕のダークルギエル(ふわふわのルギエルのぬいぐるみも含む)がウルトラマントレギアに捕らえられ、腹を貫かれていた

 

 

ふわギンガ「お前は…トレギア!」

 

トレギア「やぁ、遅かったねえ…。今、目的を達成出来た所だったから、用済みになった彼を処理していた所さ」

 

ふわギンガ「まさか、ルギエルを騙して樫本理子に憑依させ、イカれたアオハル杯を開催させるように仕向けたのはお前か!」

 

トレギア「いかにも、彼は悩んでいたからね…どうしたら平和になるのかってね……私は彼に夢を提供しただけに過ぎない…」

 

ふわオーブ「なんてやつだ…」

 

トレギア「目的は達成出来たからね…私はここでおいとまさせていただくよ」

 

 

彼はそう言って、突然現れた赤い魔法陣の中へと消えていった、直後に外で大きな衝撃音が聞こえてきた

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー---

 

再び、フィールドにて

 

 

ふわトリガー「まずはこの姿に戻れたぜ…人間の姿に戻る方法まだわからないからな…」

 

被験体1「宗次郎さん!」

 

ハルキ「先輩!前!」

 

 

ふわトリガー「えっ?前?一体何g」 

 

 

ゴンッ!

 

 

ふわトリガー「ぐぇっ…」

 

 

前を見ていなかったふわトリガーは、前方から飛んできた瓦礫に激突し気絶してしまった

 

 

ハルキ「ここは、俺が戦うしかないっすね!」

 

 

ナツカワハルキはウルトラゼットライザーを取り出して、トリガーを引き、ヒーローズゲートを出現させ、そこを通ってインナースペースへと入った

 

 

ゼット{ようやくウルトラフュージョン出来るでございますよぉ!}

 

 

インナースペースに入ってすぐに、彼と完全に一体化したウルトラマンゼットの声が聞こえた

 

 

ハルキ「はい!やりますよ!ゼットさん!」

 

 

彼は青いウルトラアクセスカードを取り出し、ウルトラゼットライザーにセットした

 

 

『Haruki! Access Granted!』

 

 

腰についたメダルケースからメダルを三枚取り出し、蓋を閉めた

 

 

ハルキ「宇宙拳法、秘伝の神業!」

 

 

ゼットライザーのスリットにそれぞれメダルをセットしていく

 

 

ハルキ「ゼロ師匠!セブン師匠!レオ師匠!」

 

 

セットしたメダルをスキャンしていく

 

 

『ゼロ!セブン!レオ!』

 

 

ハルキの背後に光と共にウルトラマンゼットが出現

 

 

ハルキ「押忍!」

 

 

ゼット{ご唱和下さい我の名を!ウルトラマンゼーーット!}

 

 

ハルキ「ウルトラマン!ゼェェェェット!!」

 

 

最後にハルキはゼットライザーを上に掲げ、トリガーを押した、するとハルキは光に包まれた

 

 

ヘァッ!デュワッ!イヤァァ!

 

 

『ULTRAMAN Z! ALPHA EDGE!』

 

 

ゼット「ケアッ!」

 

 

アオハル杯の会場を暴れまわるペダニウムゼットン、その前方に光と共にウルトラマンゼットが出現、彼はペダニウムゼットンと戦い始めるのだった

 

 

 

to be continued…

 

 

次回 Whispers in the Dark

 

 

スマイルスマイル!

 

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