普通じゃないモブ警備員   作:タヌキソード

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第21話 怪獣使い現る、そして消えた宗次郎

 

 

 

府中の町で戦いを繰り広げる2体の怪獣

 

 

そのうちの一体は小型寄生生物セレブロに寄生されて意識を乗っ取られたサイレンススズカが変身した、三体の怪獣を融合させた怪獣トライキング

 

 

もう一体は、ベリアル融合獣スカルゴモラ。だが前に見たものとは違い、頭部、背中、ひじ、膝に生える曲がったツノの色と胸にある血管の様な模様の色が紫色でカラータイマーの色が黄色で、最後に目の色がコバルトブルーだった、色違いのスカルゴモラの近くにある廃ビルの屋上にはクリーム色のジャケットを着た男がいた、彼は怪獣を操って戦う者…所謂レイオニクスと呼ばれる存在だった

 

 

色違いのスカルゴモラは、大きな体格とは裏腹に物凄い速さでトライキングに強烈なパンチを連続で食らわせてダメ押しにボディーブローを食らわせ、さらに自身の尻尾で捕まえて地上におもいっきり叩きつけたあとに空へと投げ、そのあとに落ちてくるトライキングにサマーソルトキックを食らわせた、さらにさらにドロップキックを食らわせて次にラリアットを食らわせて、最後にパイルドライバーを食らわせた

 

 

再び立ち上がろうとするトライキング、だが背後から色違いのスカルゴモラがフェイスクラッシャーを食らわせた

 

 

被験体1「凄い…」

 

ふわオーブ「俺達が入る隙がない…」

 

 

その様子をトレセン学園の警備員室から見る者達、一人はウルトラマンベリアルの遺伝子を元に人工的に作られたウマ娘『被験体1』、もう一人はふわふわの小さなウルトラマンオーブのぬいぐるみ…もといふわオーブとその仲間のふわトラ戦士達

 

そもそもここは警備員室、警備員ではない彼らが何故いるのか…理由は一つ、ここで働く警備員である館山宗次郎という男の仲間だからだ、肝心の館山宗次郎は警備員室にはいない、どうやら夕飯の買い出しに行ったきり帰ってきていないようだが…

 

 

?「カル!スカル振動波だ!」

 

 

色違いのスカルゴモラをカルと呼ぶレイオニクスの男、彼の声を聞いた色違いスカルゴモラ…もといカルは頭部の大きなツノから強力な振動波を放った、怒涛にプロレス技を食らって動けないトライキングは避ける事が出来ずスカル振動波を受けた

 

 

トライキング「ギャァァァァァァァァァ!!!」

 

 

スカル振動波を受けたトライキングは爆散した

 

 

カル「グギャァ!」

 

 

トライキングを倒したカルはパートナーであるクリーム色のジャケットを着た男の方へ向くと、彼に向けてガッツポーズをした

 

 

?「お疲れ、カル!もう休んでいいよ」

 

 

次の瞬間、カルは光となって、彼の持つネオバトルナイザーの中へと戻った

 

 

?「これで町は何とかなったな……よし」

 

 

彼はそう言って廃ビルから去った

 

 

 

 

?1「あの人の後ろ…凄い…」

 

 

彼が廃ビルから立ち去る様を金色の目を持つ黒鹿毛のウマ娘が遠くから見ていた、彼女は普通の人には見えないもの……つまり、この世ならざる者の姿を見ることが出来た

 

オトモダチ「彼…12人も霊を引き連れてんじゃん…」

 

?1「しかも12体ともウルトラマンの霊だなんて…」

 

オトモダチ「ウルトラマンの霊ねえ……彼に何があったんだろうね?」

 

 

~OP : Ultra Spiral

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー---

 

トレセン学園 警備員室にて

 

 

被験体1「さっきのスカルゴモラ…一体誰が…」

 

ふわオーブ「あの怪獣を倒したあと、光になってどこかに消えたが……」

 

ふわゼット「謎でございますな…」

 

 

警備員室ではあの色違いのスカルゴモラについて話が持ちきりだった

 

 

ふわゼロ「よっ!戻ったぜ!」

 

 

そんな中、いつの間にか警備員室を出ていたふわふわの小さなウルトラマンゼロのぬいぐるみ…もといふわゼロが誰かを引き連れて警備員室に戻ってきた

 

 

ふわゼット「お帰りなさいでございますゼロ師匠!ところで隣にいるのは誰でございましょうか?」

 

 

ふわゼロが連れてきたのは、クリーム色のジャケットを着た男だった

 

 

ふわゼロ「この男はな……あの色違いのスカルゴモラを操ってた奴だ」

 

被験体1「え?」

 

 

?「…俺の名は…ロド、レイオニクスだ」

 

ふわヒカリ「レイオニクスか…」

 

ふわゼット「レイオニクス?それは何なのでございますか?」

 

ふわヒカリ「かつて何万年にも渡って宇宙を支配していた全知全能の宇宙人『レイブラッド星人』の血を引き、バトルナイザーという機械で怪獣を操る者…それが『レイオニクス』なんだ」

 

ふわゼット「なるほど…レイオニクスはウルトラ凄いやつなのでございますな!」

 

ロド「俺はこのふわゼロに頼まれたんだ……大切な仲間を……館山宗次郎という男を助けて欲しいって…」

 

ふわオーブ「相棒!?」

 

被験体1「宗次郎さんがどうしたんですか!?」

 

ふわゼロ「お前らに言うの忘れてたな、実はな…夕飯の買い出しに出掛けていた宗次郎が霧崎に拐われた」

 

ふわオーブ「何!?」

 

ふわゼロ「町をパトロール中だったふわタイガが、宗次郎を連れ去る霧崎を見たそうだ」

 

ふわタイガ「すぐに追おうとしたんだけど、すぐに闇の空間に逃げられてしまったんだ…」

 

ふわゼット「トレギアめ…宗次郎を拐ってどうする気なのでございますか…!」

 

ふわヒカリ「恐らくだが、ヤツはトリガーの闇の力を狙っている」

 

被験体1「えっ?でもウルトラマントリガーは光の巨人のはず…闇の力なんて…」

 

ふわヒカリ「ウルトラマントリガーは、元々は闇の巨人だったんだ、だが彼は光を手にした事により我々の知るあの姿になった…トレギアは恐らく、光を手にした彼の中に残る闇の力を狙っている…」

 

被験体1「でもそれで一体何を…」

 

?2「闇の巨人としてのトリガーを復活させ、世界を滅茶苦茶にするそうだ」

 

 

警備員室の隅から謎の声が聞こえてきた、目を向けるとそこにはふわふわの小さなウルトラマントレギアのぬいぐるみ…もといふわギアがいた

 

 

ふわタイガ「なんでお前がこんな所に…!」

 

ふわギア「君達が困っていそうだったからね…答えを教えたまでさ」

 

被験体1「まさかこの子…霧崎って人の所の手先なんじゃ…」

 

ふわギア「それは違うね、大きな私とふわふわの私は仲間でもなんでもない…でも彼とは波長が合うんでね…試しに彼の頭の中を覗かせてもらったのさ」

 

ふわヒカリ「それでお前は、ヤツの目的が…闇の巨人としてのトリガーの復活だと知ったのか…」

 

ふわギア「えぇ」

 

被験体1「これだけの情報を教えるってことは…もしかしt」

 

ふわギア「ただ、勘違いしないでもらいたいのは、私は君達の味方ではないという事だ」

 

ふわゼロ「お前は所謂…情報屋って所か?」

 

ふわギア「まあそうだ、新たな情報が欲しければ私に高級はちみーを献上する事だね」

 

 

ふわゼット「高級はちみーを献上とか…随分偉ぶってますなコイツ…」

 

ふわヒカリ「そういう奴なんだ、ふわギアは」

 

 

ここでふわギアは赤い魔法陣を出現させた

 

 

ふわギア「では、私はここで…、仲間を助けられるよう私は闇の中から健闘を祈っておくよ」

 

 

そう言ってふわギアは赤い魔法陣の中へと消えた

 

 

ロド「とりあえず、トレギアという奴が闇のトリガーとやらを復活させる為にウルトラマントリガーに変身する館山宗次郎を拐ったのは分かった……だが問題は…」

 

ふわゼロ「トレギアがどこにいるかだな…」

 

ふわタイガ「居場所が分からないと宗次郎を助けに行けないし…」

 

ふわオーブ「途方もない時間にはなるが、皆で手分けして相棒を探すしかないな…」

 

被験体1「もうそれ以外で宗次郎さんを見つける方法がありませんしね…」

 

 

こうしてふわ達と被験体1とロドは拐われた宗次郎を見つけるべく行動を開始するのだった

 

 

果たして宗次郎は一体どこにいるのだろうか…

 

 

 

to be continued…

 

 

 

次回 くらいところ

 

 

銀河の光が我を呼ぶ!

 

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