普通じゃないモブ警備員   作:タヌキソード

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第26話 掴め光

 

どこまでも続く闇の世界

 

 

ここは、暗黒勇士『トリガーダーク』の中にある闇の世界

 

 

その中を二体のふわふわが飛んでいた

 

 

「どこもかしこも闇とマイナスエネルギーだらけだ…マイナスエネルギーに関しては、前にアオハル杯の会場にある秘密の部屋にいたダークルギエルが纏っていたものと同じやつ……あの時トレギアはルギエルを殺したあとに去り際に『目的は達成出来た』なんて言っていたが…もしかしてトレギアはルギエルから奪ったマイナスエネルギーを相棒に…」

 

 

そう喋るのはふわふわの小さなウルトラマンオーブのぬいぐるみ、彼は、この世界に囚われた相棒の館山宗次郎を救出すべく闇の世界を飛んで進んでいた

 

 

「とあ~…」

 

 

もう一体はふわふわの小さなウルトラマントリガーのぬいぐるみ、この世界に囚われた館山宗次郎とどういう関係なのかは分からないが、このふわふわも宗次郎を救出しようと闇の世界を飛んで進んでいた

 

 

終わりの見えない闇の世界、進んでいくうちに二体のふわふわは闇のロープに体を縛られて動けなくなった宗次郎を見つけた

 

 

ふわオーブ「見つけた!今、助けるぞ!」

 

 

ふわオーブは囚われた宗次郎に駆け寄る

 

 

?「助けるのか?」

 

 

すると、どこからともなく謎の声が聞こえてきた

 

 

ふわオーブ「誰だ?どこにいる?」

 

?「すぐ近くにいる」

 

 

謎の声の主は、囚われた宗次郎の横に闇と共に現れた、現れたそれは宗次郎に瓜二つの男だった

 

 

ふわオーブ「お前は…」

 

?「俺の名は『トコヤミ』…館山宗次郎の心の闇だ。悪いがコイツを手放す訳にはいかない…コイツと一体化して俺は復活するんだ…」

 

 

トコヤミと名乗ったその男は周りに、宗次郎達がこれまでに倒した怪獣を出現させた

 

 

トコヤミ「行け、ふわトラ戦士を倒せ」

 

 

彼の命令通りに怪獣達はふわオーブ達に襲いかかってきた

 

 

だがその時

 

 

ふわトリガー「とあ!」

 

 

ふわトリガーが突然前に出ると、さらに突然目映い光を放った

 

 

怪獣達はその光を浴びた途端に消滅してしまった

 

 

トコヤミ「ぐっ…!?この強い光…まさかお前は…エタニティコアの使い……!?…なぜ館山宗次郎に構う!!」

 

ふわトリガー「とあー!!とあー!!」

 

トコヤミ「そうか……エタニティコアは館山宗次郎をご所望って訳か……だからといってこっちも譲るわけにはいかないんだよ!!」

 

 

トコヤミは闇の光線を放つ、ふわトリガーも光線を放ち対抗する

 

 

トコヤミ「消えるわけには…いかないんだよ…!」

 

 

「お前って確か俺なんだよな?」

 

トコヤミ「!?」

 

 

声のする方に目を向けたトコヤミ、そこには囚われた宗次郎がいたが、目を覚ましており、トコヤミの方を見ていた

 

 

宗次郎「なら知ってるか?相棒達との記憶を…」

 

トコヤミ「知らない……俺はコイツらの事など…」

 

宗次郎「ならお前は偽物だ、たとえ俺の心の闇といえど相棒達の事も分かっていると思ったんだがな…残念だ」

 

トコヤミ「俺は闇だ…!心の…!」

 

 

トコヤミは、次に何かを言おうとしたところでふわトリガーの光線を受けて消滅、宗次郎を捕らえていた闇のロープは消え去った、直後闇の世界に崩壊が起こり始めた

 

 

ふわオーブ「ここは危険だ!すぐに脱出するぞ相棒!」

 

宗次郎「おう!」

 

ふわトリガー「とあー!」

 

宗次郎「お前も一緒にな!」

 

 

彼らは急いで闇の世界から脱出するのだった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー---

 

現実世界にて

 

 

ふわゼット「むっ?あれは!?」

 

 

ふわふわのウルトラマンゼットのぬいぐるみ…もといふわゼットがある異変に気づいた

 

 

トリガーダーク「グゥゥゥゥゥゥ…!!!」

 

 

なんと、暴れていたはずのトリガーダークが突然苦しみ始めたのだ

 

 

直後にトリガーダークのカラータイマーから光が飛び出して地上に降りた、光が晴れるとそこにはふわオーブとふわトリガーとそして……館山宗次郎がいた

 

 

 

宗次郎「皆、ただいま!」

 

 

ふわゼット「宗次郎!!」

 

ふわギンガ「宗次郎!!」

 

ティガ「…!」

 

 

仲間の宗次郎の帰還に、彼らは歓喜する

 

 

宗次郎「ん?あれは…黒くないウルトラマンティガ?」

 

ふわオーブ「あぁ、あれは被験体1が変身したやつなんだ」

 

宗次郎「彼女も光になれたのか…」

 

 

ふわトリガー「とあー!!」

 

 

ここでふわトリガーが再び光を放ち始める

 

 

宗次郎「どうしたお前?」

 

 

ふわトリガーは宗次郎の左掌に乗ると、目映い光の塊へと変化し、次の瞬間光の塊は金色に輝くGUTSハイパーキーへと変化した

 

 

宗次郎「これは…!お前…GUTSハイパーキーだったのか…!」

 

 

金色のハイパーキーを見つめた宗次郎は、トリガーダークの方を見ると、金色のハイパーキーを起動した

 

 

『グリッタートリガー!エタニティ!』

 

 

GUTSスパークレンスを取り出し、起動した金色のキーをGUTSスパークレンスのグリップ部にセット

 

 

『Boot up!Glitter Zeperion!』

 

 

そのあとにGUTSスパークレンスの銃身を展開、円を描くようにGUTSスパークレンスを持った右手を回し、GUTSスパークレンスを持った右手の内側に左手を添えると

 

 

宗次郎「宇宙を照らす…超古代の光!」

 

 

彼はGUTSスパークレンスを高く掲げ叫んだ

 

 

宗次郎「ウルトラマン!トリガァァーーッ!!」

 

 

GUTSスパークレンスの引き金を引き、宗次郎は光に包まれた

 

 

『グリッタートリガー!エタニティ!』

 

 

そして苦しむトリガーダークの前に、まばゆい光柱が現れ、その中から黄金色に輝くウルトラマントリガーが姿を現したのだった…

 

 

 

to be continued…

 

 

次回 作り物の闇にサヨナラを…

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