普通じゃないモブ警備員   作:タヌキソード

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第30話 新たなる戦いの予感

 

館山宗次郎side

 

 

「ひ~!なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだよ~!」

 

 

どうもどうも、復活したモブ警備員の館山宗次郎です、ウルトラマントリガーやってます、俺は今警備員室で書類作業やらされてます(書類…というか請求書)、今までそういった仕事こなかったのにどうして…

 

 

まぁ、理由としては書類の量がウルトラ多すぎてこの学園のトレーナーや教職員がやるだけでは手に終えなくなったので警備員の俺に書類仕事がまわってきたわけだ

 

 

宗次郎「もー!誰だよこんなに請求書増やすやつは!生徒だろうとトレーナーだろうと許さないぞ!」

 

 

設備の設置代…これは…いいか、柵の修理代…また誰かが柵を蹴り壊したのか…機械の修理代?…確かこの学園には機械を触っただけで壊す子がいたような…請求額は2億?…俺の貯金額の足元にすら及ばん金額だな、これは…破壊された校舎の壁の修理代?なんで壁壊すし…これは……GODIVAのチョコハチミー7つの代金?金額は…8万!?誰だこんなに高いの飲むやつは…金銭感覚とか狂ってるの?ハチミー中毒者なの?俺もそのハチミーは飲んだけどせいぜい一本だぞ?こんなの飲むのウマ娘しかいないだろ…

 

 

あとは…何これ?開運グッズの代金?これもまた金額ヤバイな…6万て…

 

 

宗次郎「うわぁ…やればやるほど請求書がゴキブリのように出てくる…」

 

 

というかやってて思ったんだけどこの大量の請求書の中に経費で落とせないやつの請求書とか混ざってたよ…何これ…自由だな…この学園は…まぁ自由なのがこの学園の取り柄だからね、仕方ない仕方ない…

 

 

宗次郎「誰か手伝ってくれよ、頼むから」

 

 

警備員室でグダ~とくつろぐふわふわの小さなウルトラ戦士のぬいぐるみ達に手伝ってくれと言って頼んだんだが答えは『地球の事がウルトラ分からないから出来ない』だった。しかもそれ言いながら俺の相棒のふわトラマンオーブはなんかLLサイズのピザ食ってるし…あっいつもの事か、というかデカイふわふわのぬいぐるみのウルトラマンエックスはどうして俺の膝の上に乗って寝てやがるんだ…目の前で寝ているせいで書類が見えなくて作業出来ない…あとふわトラマンゼットは俺の服の中で寝ないでくれ…なんか動けないんだが…

 

 

宗次郎「休みたいと思った時にどうしてこんなのが来るん?イカれてるよ本当」

 

 

そうして愚痴を吐きながら俺は作業を続ける

 

 

宗次郎「(被験体1ちゃんの寝顔かわよ…マジ天使…)」

 

 

レイオニクスのロドさんは買い出しに出かけててここにはいないし…つらぁ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー---

 

ネビュラエンタープライズside

 

 

?1「館山宗次郎…ウルトラマントリガーがエタニティコアの力を手にしたか…」

 

 

ネビュラエンタープライズ本社にある社長室、そのフロアにある椅子には細身の初老の男が座っていた、机には一人チェスをした跡があった、机の前には白衣を着た、先程の男よりも若い男がいた

 

 

?2「社長、館山宗次郎は危険な存在です、奴を放っておけば我々の計画の進行に支障が出ます」

 

?1「そうだな…N計画を進める為には彼は邪魔な存在だ…彼への対処を考えなければ…エタニティコアの力をまだ使いこなせていないとはいえ、その力がいつこちらに向くかも分からないからな…」

 

?2「この際、力を使いこなされる前に倒してしまう方が先決ですね」

 

?1「確証はあるのかね?」

 

?2「はい、我々ネビュラには一から人工的に作った強化人間『ネビュラの子』がいます、その中でもとびきり強い個体を、館山宗次郎へ刺客として送り込めば倒せるかと、館山宗次郎はふわトラ戦士達を複数引き連れていますが、彼であれば確実に倒せるでしょう」

 

?1「その個体はなんだ?」

 

?2「それはですね………あぁそうだ、せっかくですし、個体A5002『藤宮博也』を呼んで紹介しましょうか…」

 

 

白衣の男が携帯で彼を呼びつけたあと、5分で藤宮はやってきた

 

 

藤宮「何の用だ、瀬山チーフ」

 

?2「この度、君のお友達の凍結処分を解いた」

 

藤宮「!?、それは本当なのか…!?」

 

?2「勿論、今から彼を呼ぶとしよう……こっちへ来なさい、高山我夢」

 

 

瀬山チーフと呼ばれた白衣の男がそう言うと、社長室に、白いタキシードを着て白いシルクハットを被った男が入ってきた

 

 

その男こそ、藤宮の友である『高山我夢』であった

 

 

藤宮「我夢!!無事だったのk」

 

 

藤宮は彼に駆け寄ろうとした、だがその瞬間、友である藤宮に向かって我夢は紫色のGUTSスパークレンスの銃口を突きつけた

 

 

藤宮「我夢…?」

 

 

紫色のGUTSスパークレンスの銃口を藤宮に突きつけた我夢は無表情で目にハイライトがなかった

 

 

瀬山「裏切り行為をまたされては困るからね…だから彼の右耳に、君が開発し完成させた例の小型の制御装置『パーセル』を埋め込ませて洗脳させてもらった」

 

 

瀬山「今後、君は彼と共にウルトラマントリガーの抹殺を行ってもらう、もし仲間の君が不審な行動をすれば、彼はこのようにしてくる…くれぐれも不審な行動は慎むように、パーセルを取り除こうとしても返り討ちにされるだけだから、余計な事もあまりしないように」

 

 

それを聞いて藤宮は俯いた

 

 

藤宮「……ウルトラマントリガーを抹殺すれば…我夢はどうなる?」

 

瀬山「彼からパーセルを取り除いて自由にする」

 

藤宮「……了解、崇高なるネビュラの意志のままに…」

 

 

操られている友と共に社長室をあとにした藤宮、彼の表情は無表情だが、瀬山という男への怒りからか、右手の拳はぎゅっと握られていた

 

 

藤宮「…トリガーさえ…倒せれば…」

 

 

ネビュラエンタープライズ本社をあとにした彼はそう呟いたのだった

 

 

to be continued…

 





紫色のGUTSスパークレンス

正式名はネビュラスパークレンスγ、パーセルで操られた高山我夢が持っていた。見た目はGUTSスパークレンスに似ている、性能は後々の話で公開


というわけで、『普通じゃないモブ警備員』シーズン1『警備員はウルトラマン』はここで終わりです、次回の31話からはシーズン2『ネビュラズインベーション』の話となります


シーズン2最初の話である31話の『命名ーニューネームー』も見てね!
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