第31話 命名-ニューネーム-
「被験体1ちゃんの新しい名前…ライトオブホープってのはどうかな?」
「ライトオブホープ…」
トレセン学園にある警備員室、そこでは警備員の館山宗次郎と、彼が助けた人工ウマ娘『被験体1』がいた、この部屋には彼らの他に複数のふわふわの小さなウルトラ戦士達がいたのだが、現在彼らは街のパトロールをしている為にここにはいない
宗次郎「日本語で『希望の光』って意味なんだ、命名理由h」
被験体1「素敵です!宗次郎さんは意外とセンスがあるんですね!!」
宗次郎「まるで俺にセンスがないような言い方だな」
被験体1「希望の光…私もいつか希望の光になってみせます!!」
宗次郎「そ、そうだな…!」
被験体1「というわけで今日から私の名前はライトオブホープです!よろしくお願いします!」
そんなこんなで被験体1は宗次郎によって新しい名前『ライトオブホープ』を授けられた
(電話の音)
宗次郎「ん?電話?」
警備員室に備え付けの電話機に着信が来た、宗次郎はすぐに受話器を取り、電話に応答した
宗次郎「もしもし、こちら警備員室です」
?1「もしもし、宗次郎君か?」
宗次郎「あっ、理事長!どうしたんですか?」
電話をかけてきたのはトレセン学園の理事長だった
理事長「君に警備の依頼が来た、依頼主はスマートファルコンの担当トレーナーだ」
宗次郎「ファルコちゃんの担当トレーナーから警備の依頼…?」
理事長「今日の夜6時に、スマートファルコンの誕生日ライブをやるそうなのだが、その警備を君にやって貰いたいそうだ」
宗次郎「はぇぇ…そうなんですか…」
理事長「…やってくれるか?」
宗次郎「勿論!やりますよ!」
理事長「ライブ会場は大井レース場だ、忘れないように!」
宗次郎「了解!」
理事長との通話を終えた宗次郎は受話器を置いた
宗次郎「警備の依頼来ちゃった…俺ただのモブ警備員なのに…」
ライト「ウルトラマントリガーに変身して怪獣と戦って倒す時点ですでにモブキャラじゃないと思います」
宗次郎「マジか…」
ライト「夕飯、作っておきます!私、この日の為に料理の事沢山勉強しましたから!」
このあと、宗次郎は夕方に大井レース場へと向かったのだった
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大井レース場にて
?2「…」
レース場の観客席にいる一人の男、胸元にトレーナーバッジがあることから彼がトレセン学園のトレーナーであることが分かる、彼の左手には白い小型の鞘に納まった白い小型の短剣のようなものが握られており、彼はそれを見つめていた
?2「この俺に…何を望む?」
彼の問いに対し、彼が見つめる"それ"は特に何の反応も示さなかった
宗次郎「失礼します、依頼主の方はいらっしゃいますか?」
そこへ、ライブの警備をする事になった宗次郎がやってきた、宗次郎が来た事を察知した彼は、"それ"をすぐにポケットの中にしまい、宗次郎のいる方へと向いた
?2「依頼主は俺だ、お前がトレセン学園の警備員の館山宗次郎か?」
宗次郎「はい、トレセン学園で警備員を5年程やらせて貰っています」
?2「そうか、俺の名は溝呂木眞也。スマートファルコンのトレーナーだ、誕生日ライブの警備…頼んだぜ」
宗次郎「はい!」
依頼主であるスマートファルコンのトレーナーの『溝呂木眞也』と顔を合わせた宗次郎、このあと宗次郎はライブの警備へと取りかかる
そしてその様子を遠くから見る者がいた
「こちら、高山我夢。消息不明だった個体Σを大井レース場で発見」
?3{そうか、個体Σ…出来損ないの個体Σがこの街に隠れ住んでいたとはな…}
その者…高山我夢(瀬山という男によって右耳にパーセルを埋め込まれて洗脳されている)はスマートウォッチのようなものでネビュラエンタープライズの社長と連絡をしていた
我夢「例の館山宗次郎の姿もここで確認出来ました」
藤宮「奴もいるのか…」
洗脳されている我夢と共にいた藤宮博也は、宗次郎がいる事を知り、反応を示す
ネビュラ社長{本来ならばすぐに館山宗次郎…ウルトラマントリガーの抹殺を行って貰いたい所だが、作戦を少し変更する…}
藤宮「作戦…変更…?」
ネビュラ社長{ウルトラマントリガーの抹殺…及び
我夢「roger that、At the will of the sublime Nebula」
藤宮「…roger that 、At the will of the sublime Nebula」
ネビュラ社長{個体A5002…個体A5001…健闘を祈るよ}
ネビュラの社長は、我夢を個体A5002、藤宮をA5001と呼んだのだった…
そして宗次郎と溝呂木は知らない…自分達が命を狙われているという事を…
to be continued…
次回 抹殺-フェイリァ-
シーズン2…ついに始まりました、シーズン2では暗めな話を書く予定です
次回もお楽しみに!