普通じゃないモブ警備員   作:タヌキソード

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第4話 警備員らしく働いてみる、アドバイスあったらどうぞ

 

朝 6時

 

 

トレセン学園 警備員室

 

 

宗次郎「起きたー!」

 

ふわオーブ「……本音は?」

 

宗次郎「スゴク、ネムイデス」

 

 

やぁ!『館山宗次郎』だ、昨日は本当に眠れなかったよ、ウルトラマントリガーへ初変身に怪獣との連続戦闘にハンターナイトツルギと遭遇して攻撃される…大変!俺モブの警備員なのにすげぇ大変な目に遭ってんだけど…これもウルトラの力を持つ者の運命なのかもしれないな…ふわふわの小さなウルトラマンオーブのぬいぐるみは相変わらずピンピンしてるけど…

 

 

宗次郎「さぁて…朝警備に行きましょうか!」

 

ふわオーブ「俺も連れていけ!」

 

宗次郎「ダメ!生徒に注目されちゃうから!」

 

 

俺はモブとして目立たずに生活したいのでふわふわのコイツは朝警備に連れていけない、それに下手したら…面倒な事になるからね…

 

 

着替えや準備を済ませて朝警備へと向かう、ポケットにはGUTSスパークレンスといくつかのGUTSハイパーキーがある、ヤバい奴らを見つけたらこれらを使って実力行使する…それがたとえ生徒であっても、ヤバいファンでも容赦なくします…

 

 

この話を読んでる君らも変な事したら八つ裂きだからね?覚悟しなよ?

 

 

 

「おはようございます!」

 

「おはようございますー!」

 

「おはようございまーす!」

 

「おっはー!」

 

「HELLO!」

 

 

今日も明るい挨拶が聞こえてくるな、みんな元気でよろしい…このまま何も事件とか起こさないでよ?

 

 

「スズカ先輩…どこ行ったんだろう…」

 

「あの時会ったのは本当にボク達の知るスペちゃんだったのかな…?」

 

「そういえば、昨日戦ってたウルトラマンかっこよかったよね!」

 

「ふわふわな子も良かった!」

 

「でも鎧を纏ってた青い巨人に攻撃されてたよね」

 

「仲が悪いのかな?」

 

 

昨日の出来事で話が持ちきりだな…あとは行方不明の生徒の事とか…

 

 

サイレンススズカ…学園に通うウマ娘の一人で大逃げを得意とする異次元の逃亡者、天皇賞(秋)とマイルチャンピオンシップと有馬記念といった3つのG1レースを優勝後に謎の失踪を遂げている

 

 

スペシャルウィーク…学園に通うウマ娘の一人で、日本ダービーや春と秋の天皇賞とジャパンカップを勝った日本総大将、旅客機の爆発事故で亡くなったらしいが、彼女のいたチームの面々が、死んだはずの彼女の姿を見たそうだ…多分幽霊だと思いたい…

 

 

「ここに愛しのマックちゃんが…♡」

 

「デュフフフ…マヤノちゃん…♡」

 

 

バカが二匹、無断で学園に入って来てるみたいだね…立ち退きしてもらわないと

 

 

宗次郎「こんにちは~警備員です~」

 

 

さぁ…お仕事♡お仕事♡

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー---

 

昼 12時

 

 

再び、警備員室にて

 

 

宗次郎「お仕事やったらまたたずなさんからお礼で貰っちゃったよ、明日見屋のお煎餅セットと銀河マーケットの駄菓子セット」

 

 

明日見屋…銀河マーケット…前世で見ていたウルトラシリーズに出てたお店だな…今度行ってみるか…

 

 

宗次郎「ところでテーブルに置いたLLサイズのマルゲリータピザ知らないか?今日のお昼なんだけど」

 

ふわオーブ「すまん、俺が全部食った」←顔にトマトソースとチーズがついてる

 

宗次郎「食い意地張ってんなもう…いいや、冷凍ピザ温めて食お」

 

 

ふわトラマンオーブ…コイツふわふわで小さいぬいぐるみの割にめちゃめちゃ喋るし動くしめちゃめちゃ食うんだ…この前カフェテリアでオグリキャップって子が食べる量の焼きそばを頼んだんだがそれを数秒で食べ終えたんだ、それに巨大化して戦えるし…おかしいよ

 

 

ふわオーブ「銀河の光が我を呼ぶ!」(ドヤァ…)

 

宗次郎「はいはいこれ食べような~」(ミートソーススパゲッティ鬼盛を出す)

 

 

そういえば今日1日怪獣出てなくね?これっていいことだと思うんだよね

 

 

ふわオーブ「◯ber Eats頼むか…ラーメン2つとステーキと…」

 

宗次郎「太らないからってそれはやりすぎだからな」

 

ふわオーブ「この世界の食べ物が美味しいのが悪い」

 

 

まぁこんなのが続けばいいんだけどね…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー---

 

深夜 12時

 

 

学園内 廊下

 

 

宗次郎「夜の見回りですよ~」

 

ふわオーブ「俺に任せろ!」

 

 

そう言ってふわオーブの周りに二枚のウルトラフュージョンカードが現れた

 

 

ふわオーブ「光の力、お借りします!」

 

 

現れたウルトラフュージョンカードはふわオーブの中に入る、するとふわオーブは光に包まれ…

 

 

『フュージョンアップ! ふわトラマンオーブ!スペシウムゼペリオン!』

 

 

フュージョンアップして姿が変わった…お前普通にウルトラフュージョンカード使えるのかよ

 

 

ふわオーブ「俺の名はオーブ!闇を照らして悪を討つ!」(ドヤァ…)

 

 

とりあえず懐中電灯と光るふわオーブを持って夜の見回りします

 

 

宗次郎「コスモース!強くなれるイッツオールラーイト!」

 

 

あぁ…夜も平和だな…

 

 

ふわオーブ「前方から何か来るぞ!」

 

 

平和じゃありませんでした、誰だよ校内に勝手に入ってきた奴は…

 

 

ふわオーブ「ん?その姿は…」

 

 

足音と共に暗闇から姿を現したのはなんと…

 

 

宗次郎「スペシャルウィーク…ちゃん?」

 

 

死んだはずのスペシャルウィークちゃんでした、もしかして幽霊に会ったのかな俺?

 

でもなんか目の色青いし、それに冷たい表情してる…怖い

 

 

スペ?「見つけたぞ…」

 

宗次郎「?」

 

 

あれ?声違くね?この子の声なんか男の人だ…ってこの声…ツルギの声と同じだ…

 

 

宗次郎「何を見つけたんですか?」

 

 

すると彼女は俺を指差してこう言った

 

 

スペ?「お前がウルトラマントリガーだな?」

 

 

宗次郎「俺はあんなのになれませんよ?」

 

スペ?「嘘を言うな、この学園でGUTSスパークレンスとやらとハイパーキーをいくつか持ってるのはお前だけだ…それに怪獣が出た時に限ってお前はどこかに消えている…それが何よりの証拠だ」

 

 

うわぁ…なんで分かるの…というかなんでGUTSスパークレンスの事とか知ってるん…

 

 

宗次郎「そういう貴方はハンターナイトツルギ…ってことでよろしい?」

 

スペ?「ふん、名乗るまでもない」

 

ふわオーブ「あんたが入ってるその体はスペシャルウィークというウマ娘のものだ、すぐにその体から出ろ」

 

スペ?「断る、トリガーを倒すまでこの入れ物を手放す訳にはいかない」

 

宗次郎「入れ物…?」

 

 

おいおいなんて事言うんだ…年若いウマ娘の体を入れ物呼ばわりだなんて…

 

 

彼女の右腕にナイトブレスが光と共に出現、彼女はそこに小型の短剣『ナイトブレード』を入れた、その瞬間彼女は光に包まれた、光が晴れるとそこには人間サイズのハンターナイトツルギがいた

 

 

宗次郎「…事をあまり大きくしたくないんだけどな…」

 

 

GUTSスパークレンスを取り出して俺は構えた

 

 

ツルギ「ハァァ!!」

 

 

ツルギは、右手からナイトビームブレードを出して俺に斬りかかってきた

 

 

俺はギリギリの所で奴の攻撃を避けた

 

 

宗次郎「おぉっと!そんな物騒な物しまって貰えませんかねぇ!」

 

ふわオーブ「物騒な物って…お前が言えた質じゃないだろ」

 

宗次郎「警備員だからいいの!」

 

 

よしここで…

 

 

宗次郎「新兵器使うか…」

 

 

GUTSスパークレンスのグリップ部に岩石怪獣サドラのハイパーキーをセット

 

 

『Boot up! FOG BALL!』

 

 

そしてGUTSスパークレンスのトリガーを引き、特殊な光弾をツルギ…ではなく床に撃った

 

 

ツルギ「どこを狙っている!」

 

 

別に狙うつもりはないけどね…

 

 

光弾を撃った場所を中心に濃い霧が発生した

 

 

ツルギ「これは…霧か!」

 

 

サドラは体節の隙間から揮発性の液体を分泌し、「電磁セクリションフォッグ」という特殊な霧を発生させる。この霧は特殊な電磁波を帯びているため、強力なジャミング効果を持ち、通信機等の電子機器を軒並み麻痺させる効果がある。このサドラの力が宿ったキーをGUTSスパークレンスに装填して引き金を引くと、着弾した場所を中心にその特殊な霧を発生させる特殊な光弾が放たれる、戦闘の時に使ったり撤退の時に使ったり、相手の通信機器を使えなくさせたい時に使ったりとまぁ強い…ちなみにこのキーは街にあったサドラの死骸の一部を元に俺が作った。

 

 

霧で奴の視界が見えなくなった所で…

 

 

ふわオーブ「スペリオン光線!」

 

 

ふわオーブが光線をツルギに向けて放つ

 

 

ツルギ「うぐぅ…!」

 

 

光線を食らって後退りするツルギ

 

 

宗次郎「今のうちに退散退散…」

 

 

俺はふわオーブと共にその場から撤退した

 

 

ツルギ「それで逃げたつもりか…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー---

 

保健室前にて

 

 

宗次郎「なんとか逃げられた…追うの諦めてくれたらいいけど…」

 

ふわオーブ「あの人は復讐に囚われてる…そう簡単に諦めるとは思えないが…」

 

宗次郎「そうか…でも早く寝たいよ!朝早いし!」

 

ふわオーブ「その為にも部屋に戻らないとだな」

 

宗次郎「よし!動くz」

 

 

ツルギ「ここにいたか」

 

 

後ろを振り向くとツルギがまたいた

 

 

宗次郎&ふわオーブ「ウギャァァァァァァ!!!!」

 

 

このあとめっちゃ逃げた

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー---

 

職員室にて

 

 

?「アハハ!あの科学者…またオリジナルのウルトラマントリガーを復讐相手と勘違いして追いかけ回してるよ、真に復讐すべき相手は彼じゃなくて俺なのにねぇ…本当バカだ」

 

 

コイツは一体何者なのだろうか…

 

 

to be continued…

 

 

 

次回 はちみーって美味しいよね(特に普通のやつが)

 

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